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2018年07月27日
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テーマ: ニュース(96951)
カテゴリ: ニュース
日米原子力協定が締結から30年の満期を迎え、今月17日から自動延長になったことに関連して、広島市立大学講師の武田悠氏は22日の東京新聞で、次のように述べている;




「合理的に考えて米国が破棄する動機はない。1988年の改定時と違い、中国やロシアという核不拡散規制が比較的緩い原子力供給国が現れ、不拡散上の問題がある国にも原子力技術を売っている。 米国は日本に再処理を認める見返りに、さまざまな核不拡散規制の協力を取り付けており、米国にとって極めて得の多い協定だ。 『無期限延長』と捉えた方がよい」

――それではなぜ米国からプルトニウム削減の要求が強まっているのか。

「米国には核不拡散を重視し、日本のプルトニウム利用に批判的な勢力もいる。日本では(プルトニウムを燃料に使う)高速増殖原型炉もんじゅの廃炉が決まった。日本政府は(通常の原発でプルトニウムを燃やす) プルサーマルを進める方針だが、すぐに大量のプルトニウムを消費するのは難しく、米国の核不拡散派を説得できていない。 少なくとも今ある原発は、建設中のものも含めてプルトニウム消費のために活用するべきだ。だが3・11後の原子力政策の混乱もあり、長期的な計画を示せずにいる」

――プルトニウム保有が北朝鮮の非核化交渉に悪影響があるとの指摘もある。

「あまり説得力のある主張ではない。日本は日米協定による規制のほか、国際原子力機関(IAEA)の厳格な査察を受け入れ、プルトニウムに関する詳細な報告書を毎年公表している。核不拡散のために努力していると、もっと国際社会にアピールする必要はある」


 たけだ ゆう 岡山県生まれ。2011年筑波大大学院博士課程修了。日本原子力研究開発機構、外務省外交史料館などを経て、18年から広島市立大講師。専門は日米外交史。著書に『日本の原子力外交 資源小国70年の苦闘』(中央公論新社)など。


2018年7月22日 東京新聞朝刊 12版 3ページ「原発を活用して消費」から引用

 この記事で武田先生はプルトニウムをMOX燃料にして「消費する」と言っていて、消費すれば消えて無くなるかのような言い方をしているが、実際には別の放射性物質に変化するだけで、高濃度放射性廃棄物になることには変わりがないのであるから、経費をかけてMOX燃料に加工するよりは、同じ経費でそのまま廃棄処分するほうが、手間も経費も節約できて、しかも稼働中の事故リスクも避けることができて一石二鳥というものである。ただ、問題は廃棄処分をどの場所に行なうかという所に行き着いてしまう点である。





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最終更新日  2018年07月27日 01時00分07秒


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