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それを快く思わない朴念仁が、どうやらこの国にはいるらしい。いわく「政治的発言」、いわく「不勉強で無責任」。
芸能人が社会的な発言をすると、必ずこの種の非難がましい声が出る。 2003年のイラク戦争の際にも、多くのミュージシャンや俳優が戦争反対を訴えて、「不勉強」と非難された。
相手を不勉強呼ばわりする人は、では普天間飛行場はどうするのだ、といいたいのだろう。
この件は「普天間か辺野古か」の二択のように喧伝、報道されてきた。だが実際には、辺野古の基地建設によって普天間飛行場が返還されるという約束も保証もない。である以上「普天間飛行場の辺野古移設問題」などの表現はやめて「辺野古の新基地建設」に統一すべきではないか。
辺野古の案件は第一義的には環境問題だ。よってローラさんの認識は正しい。 「この星と、ひとの、美しさのために。私たちにできることはなんだろう」 とは、彼女が出演するエステティツクーサロンのCMのコピーである。「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれぱ止めることができるかもしれないの」という投稿とも響きあっている。論難するほうがおかしい。
(文芸評論家)
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