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四半世紀経った今も、日本人は比較的英語が苦手なままだ。彼女の嘆きに現実的根拠はなかったわけだが、激しく変わる社会で居場所を失うという漠然とした不安は尊重しなければならない。
議員発言は差別的である点でおばあさんとは異なるが、根拠のない不安は同じだ。議員ではなく身近なおじちゃんの言葉と仮定してみた。
「でもさ、 同性愛者の権利が認められたからって、今まで女に欲情していた男が、急に男に欲情するわけないじゃん。 台湾やタイの方が生きやすいと言って、才能豊かな性的少数派がこぞって移住しちゃったら、それこそ国が潰れるよ。それに、子どもを欲しかっているLGBTも大勢いるんだ」「へえ、そうかあ」なんて会話もありうる。
失言をたたくのは時に逆効果。 議員だからといって責任や重みのある発言を期待せず、親戚だと思って話してみては? 当然、普通の人だからもう「先生」と呼ばない。ついでに報酬は法定最低賃金と比例させれば、最低賃金も上かって貧困対策になるかも。
(文筆家)
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