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2019年11月23日
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テーマ: ニュース(96597)
カテゴリ: ニュース
今月は新しい天皇が即位したというので「大嘗祭」なるものが執り行われたが、これは戦前に決めた祭礼様式をそのまま踏襲するもので、国民主権となった戦後の社会には相応しくないとの声も強く、そのため共産党議員は儀式に参列することを拒否したのであったが、この問題について、15日の東京新聞は4人の有識者の見解を掲載している。その中で日本古代文学が専門の大東文化大名誉教授、工藤隆氏(77)は、次のように述べている;




 大嘗祭は冬至の太陽復活呪術の上に、穀物の再生呪術と新天皇の誕生儀礼を重ね合わせたものなので、その基盤は縄文・弥生以来のアニミズム系の土俗文化にある。この”宗教以前”の古層の部分には、政教分離規定の「宗教」をそのまま適用できない。

 経費を節減するのならば、核心の悠紀(ゆき)・主基(すき)両殿だけを、伊勢神宮の内宮(ないくう)・外宮(げくう)の正殿(しょうでん)よりさらに素朴な、皮付き掘っ立て柱、茅葺(かやぶ)き屋根、高床式などで5日間で組み立てて、終了後に直ちに破却できるような建築に戻し、他の建物は縮減・省略すればよい。


2019年11月15日 東京新聞朝刊 12版 2ページ 「核心-大嘗祭 政教分離は」から一部を引用

 工藤氏の他には、憲法学の日本大学名誉教授、百地章氏が「皇位継承には不可欠の儀式であり、憲法違反ではない」と言っているが、他の憲法学者で国際基督教大学名誉教授の笹川紀勝氏と、天皇制研究で有名な米国ポートランド州立大学教授のケネス・ルオフ氏は、「今回のような大嘗祭は憲法20条に明白に違反しており、政教分離が厳密に守られるように改善する必要がある」と指摘している。私が思うに、日本も法治国家であるからには違憲が疑われるような事態を放置するべきではないので、最低限、工藤氏が提案するような「儀式の簡素化」を実施し、天皇が高い位置から国民を見下ろすような「違憲性」を解消するように、次の大嘗祭までは法律の整備を行なうべきと思います。





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最終更新日  2019年11月23日 01時00分07秒


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