フリーページ

2024年05月09日
XML
テーマ: ニュース(99773)
カテゴリ: ニュース
イスラエルがシリアのイラン大使館を空爆し、それに対する報復としてイランがイスラエルをドローン攻撃したことについて、文筆家の師岡カリーマ氏は4月20日の東京新聞コラムに、次のように書いている;




 案の定、ガザでの殺戮(さつりく)により国際的圧力にさらされていたイスラエルは「敵に囲まれた永遠の被害者」役に返り咲き、それを容認する偽善が露呈して形勢が悪くなっていた「主要先進国」たちも再び道徳的優越感に浸れる新展開に喜々として、ガザでのジェノサイド関連ではついぞ聞かれなかった「制裁」という言葉を早くもイランに対しては振りかざす。今もガザでは1日に100単位の市民が死傷しているのに、加害者はこれで悠々と被害者ヅラできる。この罠(わな)にはまるも地獄、はまらぬも地獄の状況を自ら作ったのはイランだ。そして今度はイスラエルがイランを攻撃との報道。愚の応酬が、罪なき民の命を弄ぶ。
(文筆家)


2024年4月20日 東京新聞朝刊 11版 21ページ 「本音のコラム-愚の応酬」から引用

 今、イスラエルがガザの住民に対してジェノサイドを行っているのは、ハマスがイスラエル市民のコンサート会場にミサイルを撃ち込んがことが原因で、それに対する報復という「建前」でイスラエルはガザに軍隊を派遣しているのだが、イスラエルの軍隊によるパレスチナ市民の殺害はハマスのミサイルによるユダヤ人犠牲者数をはるかに超えており、イスラエルは明らかに「やり過ぎ」なのだから、ここは当然、イスラエルに対して武力行使を止めろと言わなければならない状況です。しかし、バイデン大統領他、多くのアメリカの政治家は莫大なユダヤ人の政治献金で選挙に勝って今日がある政治家だから、イスラエルに対してはこれっぽっちも「NO」とは言えない、情けない奴らなのだ。アメリカの政治家は、このように「金づる」という弱みがあるからと「理解」できるわけだが、ドイツの場合は理解が難しい。ドイツでは、正義感あふれる若者は「イスラエルはやり過ぎだ。止めさせなければならない」と叫んでデモをすると、政府も大新聞も「イスラエル批判はイコールユダヤ人差別だ。許されないことだ」と言って、警察はデモ参加者を逮捕する。人命尊重の考えはかけらもない、倒錯した考えが何故、堂々とまかり通るのか、まったく理解できません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年05月09日 01時00分08秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

佐原

佐原

コメント新着

捨てハン @ 潰れそうな新聞なら東京、朝日、毎日が挙がるかなぁ >全国紙は世論のありかを明らかにし、国…

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: