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◆平行線
中道の小川淳也、立民の水岡俊一両代表ら両党幹部は7月31日、ひそかに国会近くの国立国会図書館で向き合っていた。「今の党内の雰囲気では合流を決めるのは難しい。別の案を考えられないか」。立民幹部が本音をぶつけた。
小川氏はこれに対し、立民は労働と福祉を重視してきたと指摘。「大衆とともに」を立党精神に掲げる公明と合流する意義は大きいと説いたが、結論は出ず平行線に終わった。
◆けん制
「中道を分党して立民、公明に戻すべきだ」「立民を存続させて頑張るのが一番良い」。これに先立つ7月25日、立民が開いた全議員懇談会で、出席者が次々と訴えた。中道への合流を主張する議員はいなかった。
執行部は8月上旬から全国11ブロックとの会合を始めたが、地方議員の多くは来年の統一地方選を立民で戰いたいと強調。東京都連は8月7日、所属議員対象のアンケートで立民存続を求める回答が8割に上ったとして合流反対を表明した。執行部の一人は「厳しい意見ばかりで頭を抱えてしまう」とこぼす。
一方、中道、公明は冷ややかな視線を送る。3党はこれまでの協議で
(1)立民、公明が分党し中道に合流
(2)立民、公明の参院議員が離党し中道に入党
が効率的だと確認しているためだ。中道関係者は「今更立民に戻る中道議員がいるのか。立民出身者21人全員が戻っても衆院では野党第3党になる」とけん制する。
◆不信感
公明が安全保障関連法、原発、米軍普天閧飛行場の辺野古移設の3政策で、3党の一致を求めたことも立民に負担としてのしかかる。
立民は基本政策で安保関連法の「違憲部分廃止」を掲げ、綱領には「原発ゼロ社会を一日も早く実現する」と明記する。辺野古移設にも反対で、中道、公明の考えとは食い違う。 立民幹部は「あの発言には『どっちらけ』だ。考えが違う立民を排除したいだけではないか」と不信感を隠さなかった。
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