ジャズの神様の思し召しのままに
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余りにも更新をサボり過ぎて、自分のブログへのログイン方法を忘れてしまった程だ。この数ヶ月間、あまり音楽を聴いていなかったのかもしれない。CDよりもyoutubeの動画の方が面白かった、ということもある。音楽も聴かずにサルのように楽器を触っていた、というのも事実。だけど、たまにはキチンと音楽を聴かないと芸が荒れるというか、音楽が蛸壺化するような気がする今日この頃。楽器を触っている人は要注意ですよ。さて、久々の1枚は最近再発されたハンニバル・マービン・ピーターソンのライブ盤紙ジャケである。はっきり言ってジャケ買いだった。整然としたビル街の昼下がりに突如登場したラッパ男のオレンジ色のシャツがまぶしい。「社長、四半期決算の見通しが・・・」なんて四角い話をしているオフィスビルの真下では、青空フリージャズでビッヒャ~ッ!だなんて。ヨーロッパとは文化に対する懐が随分と広いんだな・・・と勝手な想像をしながら聴くのが面白いのだ。ハンニバルというと、どうしても「トランペット版コルトレーン」という目で見てしまう。この作品でも最初の曲が"My Favorite Things"だし、リズムセクションはどことなくマッコイ・タイナーやエルビン・ジョーンズっぽく聴こえたりして、コルトレーン教団っぽい雰囲気はある。だけど、この作品はジャケット写真の通り「青空フリージャズ」であり、健康的なのだ。青い空に白い雲、そしてどこまでの突き抜けていくハンニバルのトランペットなのだ。2曲目でコルトレーンの呪縛から逃れ、ノコギリ系チェロに聞き惚れる。やがて夕暮れとなり(これは想像ですが)、アジアン・テイストなチェロの長いソロに続いてトランペットの音色に悲哀の陰が見え隠れする3曲目がこの作品の最大の聴きどころ。色んな風景が現われては消える大感動絵巻だ。フリージャズってこれだから止められない。4曲目はグランドフィナーレでガツンと決めて、今日もお腹いっぱい。幸せな気分に浸りながら良い夢が見られそうな作品だ。猫麻呂的には、この作品にロマンチックなジャズを感じてしまうのであった。あ~、幸せ!猫麻呂ポイント:★★★★★(5.0)Hannibal and the Sunrise Orchestra / Live in Lausanne (Baystate)1. My Favorite Things2. Grandma Suzie3. Episode Zero4. The LightHannibal Marvin Peterson (trumpet)Michael Cochrane (piano)Diedre Murray (cello)Stafford James (base)Thabo Michael Carvin (drums)February 1976 in Lausanne
2009年11月08日
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