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♪ 神 戸 を 歩 く ♪ (その2
)
その速さには驚かされる。
それは半ば人間が文明という扉の中に
閉じこめられ情け容赦なく対峙して
いかなければならぬ宿命のように思えた。
特に都会のコンクリートジャングルの
繁華街のビルはみな一様にそうである。
歩けば迷路があり上がったり、降りたり、
曲がったりとそれは直線的迷路である。
それはビルが四角形であるからだ。
高層ビルのため、空を見ることもできずに
大きなビルの中であがく蟻のごとく四角い
迷路の中で人々は右往左往し、うごめいて
いるように感じた。
その都会には、人生の葛藤・憩い・淋しさを
まぎらし何かを満たすべき物質や飲食や
映像や音楽など娯楽にあふれている。
都会はまさにエンタメの街である。
愛がある。語らいがある。愛が飛び交い、
金銭が飛び交い、欲望と欲望がはじけかつ
明日を拾い、慰安を拾い、疲労を拾い、感激、
興奮、安堵、衝撃、憎悪、惰性、欺瞞 etc
この世のすべての煩悩がこのコンクリート文明
という空間の中でとらえようもなく大きなうねり
となっている。
霧消してもまた現れてくる。
それは人間という意思や感情をもちたるものが
創造した都会という地獄なのかも知れない。
その反面ある人たちにとっては、
都会はこの世の一大楽園かも知れない。
(その3へつづく)
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