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母 と 別 れ た 男
とてつもない大都会へ旅立つ朝の駅で
母のやさしい眼差しを見たのはいつだ
想えばもやしのような私を見ていられず
不安になった母の涙をこっそり見たのはいつだ
列車がきて見送りの母にありがとうを言いながら
窓から思い切り手を振ったのはいつだ
あどけない私の旅立ちに母の大きな手が
別れをつげ列車が駅を離れたのはいつだ
母と息子の慟哭のような別れがあった故郷の駅
そんな駅は新しく建てかえられて今は
活気にあふれている
しかし私にはあの薄汚れた淋しい駅が・・・
人生の旅立ちの駅がなつかしいのだ
母と子の温もりのある駅が脳裏をよぎり
私を故郷へ誘う
駅の風景がかわっても心の駅はただひとつ
過去の一こまにある母と息子の残影
夢と希望を抱き旅立った朝の運命の別れ
あれからもう何年たったというのだ
大きかった私への眼差しも小さくなって
今は白髪になってしまった母よ
遠い昔の二人に何があったのだ
あの駅のホームで何があったのだ
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