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残 暑 墓 参 り の 女
先に歩いている女性の日傘がほしい
体につける扇風機がほしい
そんなことを思いながら墓参りに行く
父と母が亡くなってから3年がたつ
電車で1時間半歩いて30分ほどで
二人が眠る墓苑に着いた
お墓の中も暑いでしょう
お墓は少し坂道を上った所にあり
遠くの街並みが銀色に光っている
手を合わせて今の生活の現状を
二人に知らせた
あと何年かすると私も死を迎えるから
お父さんお母さんとこに行くわよ
人生というのは厳しい宿命がある
死んでこの世から消えてなくなる
その宿命の中で日々の生活がある
お父さんもお母さんも宿命の
中で生きてきたんだね
私も宿命の中で日々奮闘してるけど
明日の命はわからないわ
人間は死んで何処にいくんでしょう
二人のお骨が壺に入っている
無常な終焉に涙がでてきた
手を合わせたたら二人は微笑んで
喜んでいるありしの姿が浮かんだ
3年前には両親は私の誕生会をしてくれた
フランス料理を食べワインを飲んだ日を
昨日のように思い出した
お父さんお母さん誕生会ありがとう
残暑厳しい中一人で会いにきました
自分の心の思いをすべて伝えたし
元気でいることも伝えたからよかった
でも淋しい気持ちは今でもある
なぜ人間は誰もが死んでいくのでしょう
なぜ死に向かって生きねばならないのか
そんなことも思いながら残暑の中の
墓参りは終わった
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