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100 年 も つ「 健 康 な 心 臓 」の つ く り 方
「 心臓の健康 」がますます大事になってきた
しかしいま、「 いよいよ心臓そのものについて語るときが来た 」
と思っています。
なぜなら新型コロナウイルス感染症により、私たちを取り巻く
環境や生活習慣、心理状態などが、これまでとは大きく変化
したからです。
コロナにより拍車のかかった「 過食 」や「 運動不足 」などの悪しき
生活習慣は、「 内臓脂肪 」の蓄積 」とともに、「 高血圧 」や「 糖尿病 」
「 脂質異常症 」などの「 動脈硬化の危険因子の悪化 」につながります。
さらには、一変した生活は「 心の乱れ 」を引き起こし、ストレス
となって自律神経に「 よからぬ影響 」をもたらします。
これらは「 心臓の健康 」にとって大きなマイナスです。
このような「 下地 」があるところに、2023年に入り、
コロナも収束の気配がを見せてきました。
これまで在宅時間が長かった人も、外に出る機会が
増えることでしょう。
自粛していたスポーツ、山や海へのレジャーを楽しむ
人もいると思います。
もちろんそれはいいのですが、心臓にとっては要注意の
側面があります。
というのも、上記のように「 心臓の健康 」が危うくなっている
状況において、急に運動をしたり、心拍数上げるような行動を
とってしまうのは心臓に大きな負担となってしまうからです。
いままで静かな生活をしていたのが急に活動的になることで、
心臓が適応できず、最悪は「 心筋梗塞 」などの血管事故を起こす
こともありえます。
アフターコロナの日本において超高齢社会も相まって
「 心不全の発症率の増加 」を危惧する声が高まっています。
「 心不全パンデミック 」ともいわれる事態が起こってしまう
かもしれないといわれています。
血管力を低下させ、心臓に負荷をかけるような悪しき生活習慣が、
心不全のリスクを増大させ、その発症時期を早めることになる
のです。
そんないまだからこそ「 心臓の健康 」を思いやり、生活習慣の
改善を心がける 」ことがなによりも重要です。
それこそが若々しく生きて「 100歳を達成 」するために
不可欠な要素だと思います。
「 100 年 心 臓 」は 決 し て 夢 で は な い
心臓は、「 正しく 」取り扱えば「 元気で長持ち 」してくれます。
コンディションがいい心臓は、日々若々しい生活をささえ、
健康寿命を延ばすことに貢献してくれるのです。
「 100年心臓 」は決して夢ではありません!!
参考文献: 「100年心臓のつくり方 」
「 はじめ 」の項を転載しました。
著者: 池 谷 敏 郎( 医師・医学博士 )
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