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ホリデー前の出勤最終日。ミーティングをして、次号の方向性とかレイアウトとか色々決めました。エッセー、記事のページも含め次号はがらっと変わりますますのでお楽しみに♪読む気にさせるデザイン、私はかなり気に入っています。「フリーペーパーは、読者がアクションを起こしてはじめて価値がある」と。私が尊敬している、「創刊男」の異名を取る倉田まなぶさんからお聞きした言葉です。リクルートで、じゃらんやエイビーロード、ゼクシーなどを創刊させてきた、メディアを知り尽くしたお方。数年前。まさか会っていただけるとは思わなかったのですが、なんとも懐の深い方で、実も知らない外国から来た私に、2時間以上、フリーペーパーの真髄をお話くださいました。(大物は違う…。しかし年を取っていいこと?の1つはちょっと図々しくなったことかも)その頃、広告主を立てるべきか、読者を中心に制作すべきか、でかなり悩んでいました。フリーペーパーの収入源は広告。しかも、うちの広告主さんの7割方はオージー。イメージ重視で、詳細はどうでも言い?タイプ。その頃は、社内のスタッフも3人がオージーで、「字が小さすぎる」だの「文字がいっぱいで読む気がしない」だの色々言うし、自分も長くこっちに住んでいてちょっと普通の日本人の嗜好がわからなくなってきているし…でなんか暗闇。お客さんに喜んでもらえなければ倒産しちゃうし????日本のやり方を踏襲してもダメなんです。昔の雑誌もキープしている人が多く、活字が大切。自分の感覚だけで10年もやってきたけど、一体どうなのよ?それは色んな本を読んだし、有名コンサルタントさんに会いにもいったし、勉強会にも出た。でも、倉田さんにお会いして、霧が晴れました。「一番大切なのは読者」とスパッと一言。読者が動けば、広告主さんもハッピーになる。私たちの使命は、広告主さんの情報を整理して読者に「このお店に行きたい!」と思わせる誌面を作ること。(リクルートでは、何千人の人の声を集めて仮定をたて、問題を解決する媒体を作ってきたとのこと。ここら辺のお話はあまりに深いので書けませんが、倉田さんの著書「創刊男の仕事術」に詳しく載っています。もう、天下のリクルートは「だからだ」って納得します。)今日のミーティングも結構揺れたのですが、これは、「読者が何を求めているのか」という認識が不足しているからだと思う。きれいに見せたい。目立たせたい。情報をもっと入れたい…。でも一般紙の商業エディトリアルデザインは、あんまりエゴを入れちゃ成り立ちません。尖がった業界紙ならいいかも?(倉田さんも、デザイナーさんがあるレイアウトでスタックしているのを見て、「これはan anじゃないんだから1mmのことで悩んでんなよ」と言ったそうです(笑)特に広告では、情報の検索性が大切。読者がどこにピッと来るかの見極めが難しいんですけどね…すっきりキレイか、ごちゃごちゃお得感か。だってうちの媒体って、年代も性別も絞り込めませんから。他にもいろーんな思惑がありますが、最終的に常に「読者に求められていること」に立ち返ろうと思います。スタッフのみんなも同じ気持ちになってほしい。と、色々えらそうなことを言い残して、ホリデー行って来まーす♪留守中どうぞよろしく。信頼してます。
2007.09.14
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精魂込めていたウェブサイトがアップし、同時に、創刊して初の44ページのリビングインケアンズが発行され、税金の申告も終わり、昨日は数ヶ月ぶりに暗くならないうちに家に帰ることができ、ウキウキしていたのですがまたもや時間がない!!実は、今週の日曜からホリデーで日本へ行くのです。3週間!仕事始めてからこんなに休むのは初めてかも。昔から温めていた企画(笑)、子どもを日本の学校に体験入学させます。やっと実現する「ザ見切り発車」の私には珍しい温めに温めた企画。そして子どもたちは5年ぶりくらいの日本。(確か)日本語はわからないけれど、張り切っています!ということで、嬉しいはずなのに、私の心は例にもれず焦っとります。「終わらない!」私たちがいない間に、家を売りに出そうという企画が出ていて(企画もりだくさん?)そのために、このゴチャゴチャな家の片付けをしなければならないのです。ハッキリ行って結構広い、この家。今日、久々に1階に行って、「なんじゃこりゃ」と汚さに驚きました。(残業続きで、食卓とベッドとシャワーくらいしか使ってなかった)裏庭なんて、私半年以上、足を踏み入れていません。1000平方メートルの敷地とはいえ、未開ゾーンが多い…どんな雑草が木になっただろう。あー怖い。オープンハウスにしたら、戸棚の中も見るかもしれないとか、ゴチャゴチャのせいで価値が数百万円下がったらどうしようとか、はっきり言って心配してこのブログ書いている間に片付けろって感じなのですが…明日の夜は空手の稽古だし、日本へのおみやげショッピングも完璧じゃないし、両替もしてないし、もちろん荷造りしてないし、子どもの学校のこともしてないし、いっつもギリギリです。またいつものごとく、出発日の午前中に家族を巻き込んで荷造りしようかな。私、自分みたいな人がお母さん or 妻だったらけっこう厭です。
2007.09.12
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やったー!リビングインケアンズの新サイトがアップされました!!暗くならないうちに、家に帰ったのはいったいどのくらいぶり?実はまだ完璧ではないのですが、雑誌の発行に合わせようと、リンク切れと文字化けがない状態ならいいか、と多少の不具合は置いといて業者さんにアップしてもらいました。わたしお得意の見切り発進ですだって、完璧を狙ってたらいつまで経っても日の目を見ないじゃないですか。走りながら考える。とりあえず、人様に迷惑がかからないならいいのだ。(でも、間に合わせるためにスタッフのみんなと業者さんには多大な迷惑?をかけました。特に最後は、あれやれ、これやれと、すごい勢いで…)この数ヶ月で、いったいどのくらいのメールのやりとりとラフスケッチと論争とストレスとハッピーが交錯したことか。コンセプトを固め、内容を決め、デザインをしてもらい、何度も直し、動的なシステムを入れてもらい、検証をし、あーもう思い出したくもない(笑)でも、まだまだ終わっていないのです。あとはちょっとづつ手を入れていきますのでよろしくお願いします。中には「あわてて作りましたね」という鋭い感想もいただきました今日だけで4000近いヒット。やっぱアップして良かった。見切り発進万歳。なんとなく、絵文字を初めて、そして多用してみました。たぶん浮かれてる…
2007.09.11
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友人のハウスウオーミングパーティーに行ってきました。こちらでは、新しい家に引っ越すとハッピーなスピリットを呼ぼうと人を招いて祝うのが一般的なのです。今回のは、フィジーの方のパーティーだったのでハッピーモード、さらに全開!見て見て、とすべてのお部屋に案内してくれ、(家は小さい)何と言うか、「本当に良かったね」と言う気持ちになりました。すごかったのが、ごはん。庭に穴を掘って、火をおこした上に、お肉や野菜を置き、バナナの葉っぱや新聞紙でくるみ、その上から土をかける…いわゆる蒸し焼き。そのほかに、カレーとかチャツニーとか…どれも超美味!そして豪快!気づくと、陽気な音楽は流れてるわ、フィジーにいそうな丸々した?子がたくさん はしゃいでるわ(ごはん時になったらいきなり増えてました・笑)月夜にやしの木のシルエットが揺れてるわ…ここはオーストラリアだってことを忘れてしまいました。大家族のようで、みんなが手を合わせて料理を作ったり、子どもも従姉弟(たぶん)が兄弟みたいだったり、人の子をおじさんが叱ってたり、あったかいファミリーを感じておいしいごはんをいただきつつ、私の心も温かくなりました★先月は、お庭の釜で本場イタリアンピッツアを焼くチャリティパーティーにも行けたし、色んな国の人が集まってるケアンズっていい所だな、と改めて思いました。私も日本人として、周りの方に何かふるまいたいと気持ちだけはあるのですが料理できないのがツライところです。(言い訳しないで何かしろって??)
2007.09.08
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これだけ毎日スクリーンを見つめて目を酷使していても、視力1.2以上をキープしていた私。検眼へ行くと「よく遠くが見えてるわね。でもそのうち近くが見えづらくなると思うわ」と言われていたものです。…で、とうとうきました。その日が。最近見えづらいかも、と1年半ぶりにチェックに行くと、結果は要メガネ。しかも。老眼鏡。英語だとreading glassesなのでショックが和らぐのですが、日本語は直接的!老眼って……通常、初めてのメガネはフレーム選びなど時間がかかるようですが、私はあっという間に選びお店の人も驚いてました。(だって老眼鏡じゃん)出来上がったというので取りに行くと試しにかけてみてと言われ「????すべてがボヤボヤです」「それ老眼鏡だから遠くを見ちゃだめよ。近くを見て。これこれ(小さな文字がたくさん並んだ紙)」「…非常によく見えます」ということで、今はスクリーンもよく見え快適です。でも、呼ばれて振り向いたりするとまた視界がボヤボヤになって、めがねをはずしてかけ忘れたままキーボードを叩いてたり。結構不便なんですよね。まあそのうち慣れるでしょう。スタッフのDai君に老眼鏡デビューを伝えたところ「うちのおかんと一緒だ」と言われ、少なからずショックだったりしました(笑)
2007.09.06
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あとほんの少し…こんなに大変だと思わなかった?ウェブサイトのリニューアル。(あまい、という声が聞こえてきそう?)実際の作業はプロの方にお任せしてるけれど、コンセプトとかかなり色々な要素が絡んでいて、いつも基本に戻る必要がありました。信じられないくらい様々な機能が使えるウェブのテクノロジーですが、コンセプトに合っているかを見て必要なければどんどん削ぎ落とす必要があり、小さなことから大きなことまで決めていきながら何人かの人をまとめるのは難しい…と改めて実感しました。自分でやってしまった方が手っ取り早い、と考えるのが経営者としての悪いクセなのでいい勉強になってます。思えば、基礎の基礎がわかっていないと業者さんと話も通じないじゃん、と日本で講習を受けたのが3月。色んな見積もり内容を検討し、話をし、業者さんが決まったのが4月の終わり。長いような短いような道のりだ。ケアンズにこれから行きたいな~っていう方やケアンズ在住の方の情報交換の場として。ワクワクしながら、多くの方が笑顔で利用して下さる姿を想像しながら毎日残業しております。もうちょっとです。9月10日になったら、www.livingincairns.com.auぜひぜひアクセスしてみて下さいませ♪
2007.09.05
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今回の号は、109回作って来て初!の44ページ。4ページ増となりました。ゆみこさんの素晴らしい営業力と編集内容に皆で智恵を絞った賜物です。こんなにたくさん世の中に人がいる中で、今、この時を共有していいものを作ろうと同じ場所で働いているこれ、ものすごーい縁だと思います。ましてや2人は日本から来たわけで…。それぞれの長い人生のほんの一時でも志を一緒にしていられる、という奇跡を思うと、感動さえします。日々ぶつかり合いながらもこういう仕事に関われて良かったと思ってもらえる場を作り続けていきたい。作っている人の心持ちは怖いくらいできあがった物に反映されるので。今回の特集は、「憧れの南国ライフスタイルを手に入れる!」と題した不動産特集です。来週の月曜日発行。どうぞお楽しみに!
2007.09.03
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久々にフリーの休日!お天気も最高!加えて、オーストラリアでは今日は父の日でした。前日に子ども達とプレゼントを買いに。子どもの意見を取り入れたところ、私では思いつかないような物を買うことになりました。1つはハンドミキサー。普通、母の日のプレゼントじゃないか?とツッコミを入れたくなりますが、うちはよくダンナと子どもが一緒にケーキを作ったりしていて、今まで何度となく「ハンドミキサーがあったら!」と言う会話があったのだそうです。プレゼントっていうか、ヒントですね(笑)ケーキと言っても、市販の混ぜて焼くだけのもので、子どもとの遊びの一環としてやっているようです。食べられる私はラッキーです。もう1つは、CDでした。これも息子のアイディアで、ダンナは仕事でよく車を使うので、「スポーツのテーマソング集」というわかりやすい、眠くなりそうもないコンピレーションアルバムを。今のお父さんに何が必要かをちゃんとわかっている子どもたち…偉いなーと思いました。「あの人、物欲ないし、趣味もないし何買ったらいいんだ?」と思っていた私と大違い。もちろん手作りのカードも添えて…包みを開けた後は、レシピを見ながらハンドミキサーを使ったふわふわオムレツを作ってくれました。いやーいいプレゼントでした。その後は公園に行ってボールを投げたり娘の自転車の補助輪を取る練習をしたり…のどかな1日となりました。色々なことを自由にやらせてくれて、たまには叱ってもくれる、6才上の父親のような存在のダンナに改めて感謝する次第です。
2007.09.02
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