ちいっの初心に戻って日記

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2004.08.31

８／３１の日記です。(^_^;)

夏休みの宿題というと、思い出すのは小学校二年生のときのこと。
明日は始業式という日、夏の算数ドリルの宿題が終わらずに困っていた。(>_<)
ほとんどやっておらず困った私は、算数ドリルの答えを写すことを決めた。
私の親は放任だったので、ドリルの答えも子ども任せで、私の手元にあったのだ。

我ながら名案とばかりに、答えを見ながらノートにバンバン書き写していった。
ところがあるところから、「りゃく」「りゃく」・・・となっている。
どれも同じ「りゃく」という答えだなんておかしいなとは思ったのだけど、
それが「答えの欄」に書いているのだから間違いなかろうと、

そして赤鉛筆で丸までつけてだしたのだ。

「りゃく」つまり「略」
　きっと図かなんかに書き入れる問題で、答えを省略したってことだった。

後で返却されたノートには、「りゃく」とはどういうものかと先生からの説明がかいてあって、
多分「きちんと夏休みの宿題をやること」という注意書きがあったのだと思うけど、
読解力のない私には読んでもその意味がよくわからなかった。
どうしてきちんとやって出したのに、注意を受けるのか・・・と不思議に思っていた。(-_-)

そのノートをうちの親は返却されてきて初めて見て、
自分の娘が夏休みの宿題をやらずにいい加減なことをやって提出してしまったことを知った。
まあ親も親よね。
娘が夏休みの宿題をやらず、そんな状態で宿題を出していたことにも気がつかなかったのだから。

それほど厳しい怒り方ではなかった。
答えを写して出すっていうのは、安直なやり方の定番だけど、
これを小学校二年生の7歳でやっちゃうんだから、我ながら末恐ろしいって感じよ～ね。(-_-)

こんな私が今や、誰よりも「真面目」をウリにして、
二度目の大学へ通っているんだからね。

子どもなんて小さいうちはどんなに悲惨な怠け者でも、
あんまりうるさいことを言わないほうがいいのかもしれないね。

今、うちの息子が同じことをやったら、
私はカンカンで
お前なんて勉強する資格ない！！
学校なんてやめちゃいなさい！！
もうお前なんかのためにお弁当は作らない！！
今からそんなことやっていて人間のクズだ！！
こんないい加減な子は見たことない！
もう家から出て行きなさ～い！！

・・・とこんな風に立ち上がれないくらい
ガンガンに悲惨な言葉を息子に浴びせたと思うな～。

ほったらかしで、もうちょっと面倒みてくれていたら、
もっと私は苦労しなかったのに・・・
とこれまで何度も自分の親をうらんだけど、
どんなにいい加減なわが子でも否定しなかったところが
うちの親のよいところだったのかもしれないね～。(^_^;)

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