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いつも発泡スチロール球を使って結晶構造模型を作っていますが、BB弾(直径6mm)を積み上げて六方最密構造(写真左)と立方細密構造(面心立方格子・写真右)を作りました。この作りは茨城県つくば市の産業総合技術研究所併設の「地質標本館」にあった「雛段飾り」を参考にさせていただきました。地質標本館を訪ねました;結晶構造雛段飾りおもしろい →2052/3/9ブログ段飾りの一番下右端の2つを作りました。<作り方>(ビジュアルワイド図説化学・東京書籍第8版)①材料:厚紙か板、BB弾、プラモデル専用接着剤(液状)、両面テープ②どちらも最密構造なので、弾をキチキチに貼り合わせるので、作りやすく、丈夫な模型です。ただ、上図左のようにA層・B層を繰り返す六方最密上図右のようにA層・B層、位相を変えてC層、3層を繰り返す立方最密を意識して作ります。六方最密構造③厚紙の上に両面テープを1cmほどはり、BB弾3つをくっつけてのせ、接触面に接着剤をふた付属のブラシで塗り付けます。これを繰り返して一辺4粒の六角形を4枚つくります。④この上に2段目のBB弾を接着しながらおいていきます。これを3つ作ったら重ねて貼り合わせます。⑤最後に残った6角形の1枚を乗せて接着して完成です。BB弾はいろいろな色のものがありますので選んで作るとよいでしょう。立方細密構造(面心立方格子)⑥厚紙の上に両面テープを1cmほどはり、BB弾3つをくっつけてのせ、接触面に接着剤をふた付属のブラシで塗り付けます。これを繰り返して一辺6粒の正三角形を作ります。⑦この上に一辺5粒となる正三角形を作るようにBB弾をなせて貼り付けます。さらにその上にBB弾を乗せて接着。三角錐を作ります。⑧別に底辺5粒の三角錐をつくり、⑦の三角錐にはりあわせて完成です。六方細密構造では、BB弾は一つ置きに同じ位置に重なります。立方細密構造(面心立方格子)ではBB弾は二つ置きに同じ位置に重なります。上の写真で見つけやすいので、重なる球を探してみてください。
2025.03.29
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埼玉に居住する我が家はオール電化です。給湯はエコキュート、暖房と冷房はエアコンを使用しています。各月の電気量は東京電力の「くらしTEPCO」というサイトからダウンロードできるので、ここ数年、月間使用電気量を記録しています。それをグラフにしたものが以下です。2022年から2025年3月までの「月別電気使用量のグラフ」を見ると2022年と2023・24年のグラフの様子が違うことに気づきました。2022年は12月から3月の冬季に使用量が多く、8月から10月に使用量が少ない。気温と使用電気量の相関があると思われるので気象庁データベースから埼玉県の月別平均気温を調べてみました。◎2022年に比べて23・24年は各月の平均気温が高い◎2022年と比較して1・2月の平均1.5~3℃、7・8・9月は1~2.5℃上昇している(家庭での使用量の年ごとのブレがあるので、相関がみられない月もあるけど)エコキュートもエアコンもヒートポンプを使った機器なので外気温に大きく影響を受けます。夏は主にエアコンで消費電気量が増加します。冬は主にエコキュートの消費電気量が増加します。その結果がグラフの違いになってきているのでしょう。今年は3月までの使用量を青のグラフで示しましたが、暑い夏になりそうな推移が見られます。参考までに、電気料金・昼間の月別電気量も載せておきます。
2025.03.21
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茨城県つくば市の産業総合技術研究所併設の「地質標本館」を訪ねました。入り口には大きな岩石や珪化木の展示があります。入っていすぐ1階には岩石・鉱物・化石の展示室がありました。その中に、製作販売している閃亜鉛鉱の鉱石が展示されています。その他、化石や鉱石が展示されていて、金属単体で産出された岩石もあって、とても意外な金属単体もあります。(銀と銅)(最大級の自然金)その展示室入り口に結晶構造雛段飾りがあります。BB弾を積み上げて作られていて、時節柄とても楽しく参考になる展示でした。これを作った方、ほんとうに大変だったことでしょう。「結晶構造びな」の右最上段「日本式双晶」の実物も展示してあります。明治時代に山梨県産の特徴的な形態の双晶が世界に紹介され、日本に特徴的な双晶ということで日本式の名前がつきました。なんかかわいい。この展示含め4つの大きな展示室があり、鉱物・岩石ライブラリーとしての役割を果たしています。パンフレットからこんな展示もあり、「私の住む地域は谷の底なんだ」と防災上心配になったりしました。たっぷりの展示です。紹介しきれません。訪ねてみてください。守衛所で止められ、通行証と案内を受付で受け取って産総研の敷地内に入ります。手続きはスムースに進みます。「サイエンススクエア」は臨時休館です。新年度からは見られるのではないかとおもいます。ウエブページで確認の上訪ねてください。↓地質標本館ウエブページ
2025.03.09
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埼玉県の比較的安く売っているスーパーの3月1日の野菜棚です。白菜1/4 298円長ネギ3本入り 298円だいこん 258円キャベツ 398円 などなどです昨年に比べてひどく高くなりました。怒られちゃうかもしれませんが、「これでいいんだ」と思っています。私は少し大きめの家庭菜園をやっています。趣味とは言え、意外に費用がかかります。耕運機のガソリン代化成肥料や、発酵肥料、土地を覆うプラシート(マルチ)種や苗、竹棒などの支え、つるをからませる網野菜保護のトンネル資材、などなどさらにインフレが進んで昨年よりすべてが高くなりました。特に、ガソリン代と化成肥料が高くなりました。昨年まで、野菜は安かった。百円台でいろいろな野菜が買えました。この額では、農家がやっていけません。上に示した、野菜を作るための費用のほかに、出荷するための段ボール代、袋代、運搬費せっかく作ったキャベツなど葉物野菜をトラクターでつぶしてしまう農家さんもいました。農家さんは家庭を営み、子供たちを学校に送っています。とても、農業だけでは食べていけない。儲からなければ、若い世代の参入がない。やめてしまう農家さんもいます。日本の野菜はおいしくて安心して食べることができます。このままの市場価格で農家さんを支えて、日本の農業を維持し続けてほしいと思っています。もちろん、流通の整備、農協や卸など中間業者の整理を通して、農家の収入が苦労に見合う額になることを祈っています。
2025.03.06
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