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『 はやぶさ2、カプセル地球帰還 大気圏突入、豪に着地 JAXA回収へ 』
カプセルは秒速約12キロで大気圏に突入。高度80キロ以下では周辺の空気が押しつぶされて約1万度にもなり、明るい流れ星のように見える。カプセルは高度10キロ付近でパラシュートを開いて降下。地上のチームは火球の位置や角度から落下地点を推定し、パラシュートを開いた後にカプセルから発信される電波を受信して発見・回収する。
はやぶさ2は2019年2月と7月の2回にわたってリュウグウへの着地に成功。カプセルの中には採取した岩石のかけらが0・1グラム以上入っているとみられている。
度重なる故障を乗り越えて10年に小惑星イトカワから帰還した初代「はやぶさ」は探査機ごと大気圏に突入して燃え尽きた。はやぶさ2の機体は健全で、探査機本体は今後11年かけて直径30メートル程度の小惑星「1998KY26」へと新たな探査へ向かう。
順調ならばカプセルは6日中に発見、回収され、8日ごろにチャーター機で日本に空輸される見通し。試料の確認は今月下旬ごろから始まる。
はやぶさ2は14年12月に打ち上げられ、18年6月にリュウグウの上空へ到着。1年5カ月にわたるリュウグウでの探査では着陸の他にも、金属弾による人工クレーターの作製や、小惑星上で移動する小型ロボットの投下など、多くのミッションを成し遂げた。【池田知広、永山悦子】





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