地球は銀河の中でも絶好の位置にあり、太陽の光に恵まれ、驚くほど
多種多様の生命をはぐくんでいます。

そのおかげで人間も意識を大幅に進化させることが可能になりました。

人間が霊的な成熟度を深めていく様子に、今、多くの視線が注がれています。

私たちはいまだかつてないほど大きな一歩を踏み出そうとしています。

その進化を成し遂げられれば、私たちは宇宙の兄弟姉妹の仲間に加わり、
より高い波動の光となって生きられるようになるでしょう。

そして自分たちがこの広い宇宙の一員であることを改めて思い知るでしょう。

それは、私たちの孤独感と記憶喪失～神聖なる天空の故郷を忘れ、神から
切り離された存在であるかのような感覚～が一掃されることをも意味しています。

人間は自分が神であり女神であるという本質を知り、みずからの大きな
潜在能力を再発見するのです。

脳のわずかな部分ではなく100パーセントが使われるようになり、今の
私たちには想像もつかない生きかたが可能になるわけです。

こうした飛躍的な進化が私たちを待ち受けています。

もうまもなく、インターネットも電話も使わずに世界じゅうの人々が
意志を伝え合う日が来るでしょう。

これは大げさな話などではありません。

地球も人類も全宇宙では駆け出しの存在です。

宇宙の他の存在から見れば、私たちは能力と霊的な理解力という点で
子どものようなものです。

いえ、だからこそ愛されていると言っても過言ではありません。

多くのスタービーイングから、母なる地球そのものが比類のない美しさ
をたたえた貴重で精妙な存在と見なされているのです。

数ある星の中でも私たちが選んで生まれてきた地球は最も過酷な部類に
入るそうですが、同時にそれは最大の贈り物でもあるといいます。

誰もが望みどおり地球に生まれてこられるわけではないからです。

魂にとって地球ほど高度な学びの場はありません。

この肉体で生きて経験することには、私たちの想像を超える大きな
意味があるのです。

人間として体を持って生まれてきたのは、完ぺきをめざすためでも、
洞窟の中で一日じゅう瞑想するためでもなく、人間を人間たらしめ
ている矛盾や複雑な感情の機微を経験するためです。

私たちが宇宙の他の存在に注目されている訳はそこにあります。

彼らの多くは人間ほどの複雑な感情も特徴的な肉体も持ちません。

私たちと違って、膨大な霊的能力をほとんど手つかずのまま残している、
ということもないのです。

人類の誕生以来、地球を訪れている高度なスタービーイングたちは、
親が我が子を見つめるように私たちを見守り、私たちの進歩に期待
を寄せています。

こんなふうに言うと、突拍子のない話に聞こえるかもしれませんし、
宗教的な世界観をお持ちの方は気を悪くされるかもしれませんが、
私はスタービーイングが人類を創造したと聞いています。

彼らが地球に人類を誕生させたのです。

SFかおとぎ話としか思えないとすれば、宗教が何と言ってきたかを
思い出してください。

人間は砂粒やあばら骨からつくられたと唱えているではありませんか！」

踊る精神科医、越智啓子先生の実践する、

模様を漫画化した『不思議クリニック』を

読んでみると、トラウマや家族の人間関係の

トラブルが、いかに過去世からの影響を

受けているかということが、如実に

わかりますが、まさに、「魂にとって

地球ほど高度な学びの場はありません。」

ということなのでしょう。