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全国から1000人の参加応募
4時間に及ぶ公論イベント「愛子さまを皇太子に」が7月の日曜日、東京都内の会場で定員いっぱいの約500人が参加して開かれた。全国から1000人近い参加応募があったという。
主宰者は漫画家で、『天皇論』などの作品があり皇室問題でも積極的な発言を続ける小林よしのり氏(69)。パネリストとして同氏のほか、この運動のオピニオンリーダーで皇室研究家・神道学者の高森明勅(あきのり)氏(66)、元野党国会議員、ジャーナリストらが登壇。第2部では、小林氏がこの6月に発刊した『愛子天皇論』の漫画に登場する男系論者のキャラクター役と、パネリストらが女性天皇をめぐり激論を交わし、両陣営の主張が理解できる内容になっていた。
女性天皇をめぐる動きは、有識者会議が2021年にまとめた報告書で、秋篠宮家の長男・悠仁さままでの流れを前提にした男系男子継承の維持が記され、愛子天皇の可能性は否定された。しかし、次世代の男性皇族は悠仁さま一人で、「安定的な皇位継承」は危うい。
このため有識者会議は皇族数の確保策として、女性皇族が結婚後も皇室にとどまる案と、戦後に皇籍を離れた「旧宮家」系の男系男子の皇籍取得案を提示した。論戦の場は22年1月から国会に移ったが、1年半が経過しても審議はいまだに始まらない。
憲法第1条と2条には、天皇の地位は主権の存する日本国民の総意に基づき、皇位は世襲であり、国会の議決した皇室典範の定めにより継承する、とある(要約)。大多数の国民が女性天皇に賛成しているのに、国会はなぜ皇室典範の改正論議に動かないのか。


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さそい水さん