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奈良県で元内閣総理大臣が撃たれ、死亡した。その場で取り押さえられたのは41歳の男性。男は手製の銃で背後から被害者を強襲。犯行の動機として、元総理とある宗教団体との繋がりを主張したー。日本史上最長政権を築いた元総理の殺害という前代未聞の凶行。しかし、この事件では多くの疑問点が見逃されていた。致命傷を与えた銃弾が、未だに見つかっていない。被害者の体からは、容疑者が放ったのとは逆方向から撃たれた銃創が見つかった。そして、警察の現場検証は事件発生から5日後まで行われなかった。警察は何を隠しているのか?真犯人は誰だ?35年前に起きたある未解決事件との繋がりが見えた時、全ての陰謀は白日の下に晒されるー。日本を震撼させた実際の事件をモチーフに膨大な取材で描く、傑作サスペンス。
ダメだね。本当のことをいうと“陰謀論”とかいう便利なひと言を
振りかざして潰しにかかる。だからどんな“事件”だって、一向に
真相が解明されない」
「確かに……」
「例の9.11同時多発テロや、もしかしたらいまのコロナのワクチンの
問題だってそうだよ。“陰謀”を仕掛ける支配者側にしてみれば、
便利な世の中になったもんさ」
大津のいうことは極論だが、あながち間違ってはいない。
2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロだけではない。あの
“事件”がアルカイーダによるテロではなく、アメリカ政府による
破壊工作であったことはトランプ前大統領をはじめ多くの政府関係者
も発言している。
古くは1941年12月8日の真珠湾攻撃も、当時のアメリカのルーズベルト
大統領がヨーロッパで勃発した第二次世界大戦に参戦するために、
「知っていてやらせた……」ことを世界中の複数の歴史学者が主張
している。
1963年11月22日のケネディ大統領暗殺事件は実行犯として逮捕された
リー・ハーベイ・オズワルドの単独犯行ではなかった。CIAの犯行
という可能性はいまも消えていない。
日本だって同じだ。
1949年7月5日に初代国鉄総裁の下山定則が行方不明になり、翌未明に
常磐線の線路上で轢断死体となって発見された下山事件は、“自殺”
ではなく“他殺”であったことをのちに国会で何人かの政治家が
発言し、認めている。
それ以外にも何人の“政府にとって不都合な者”が、“自殺”や
“事故死”を装って口を封じられたことか。近年に“不審死”を
遂げた者も、おそらく何人かは“消された”のであろうことを誰も
否定できないだろう。
そもそも歴史は、“陰謀”の積み重ねだ。
“陰謀論”を否定することは、歴史そのものを否定することに等しい。
歴史の真相をすべて闇に葬ってしまうことになる。

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さそい水さん