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今年もタマネギの種子を蒔く季節がやってきた。例年は欲張って(笑)7,8種類の品種を育てるのだが、今年は4品種にとどめることにした。その理由は、今年は神奈川県海老名市へ転勤して、当地の市民農園を借りたのだが、ちょっと1区画当たりの面積が過去に借りてきた市民農園に比べて狭いからだ。おまけに土質は著しく悪く、私が借りた区画は長い間使われていなかったようで、土が見事にカチカチなのだ。そんなわけで、今年栽培するタマネギは4品種に抑えることにした。・ロゼたま(松永種苗)・今井早生(国華園)・ホワイトベアー(日本農林社)・奥州玉葱(野口種苗) ロゼたまは3年前に栽培して大成功したので、もう一度作ってみたくて選択した。ホワイトベアーは6年前に栽培してとりあえず成功、しかし3年前に栽培した時には惨敗。というわけで、今回はリベンジすることにした。今井早生は、2008年に購入した種子を未開封のまま冷蔵庫で保管していたもので、発芽率がどうなっているかが気になる。過去には6年間未開封で冷蔵庫に保存していたタマネギの種子が問題なく発芽した例があるが、11年経つとどうなるのかが興味深い。もしも発芽率が悪かったら、別の品種を蒔くことも検討している。奥州玉葱は2年前に購入して冷蔵庫に保存していたもの。こちらはおそらく問題なく発芽すると思われる。 ともかく、現在借りている市民農園は、土質が悪く、面積も狭く、さらに3年経ったら一旦契約を終了して新たに応募しなければならないという、今まで借りた市民農園では最も条件が悪い(笑)。唯一の救いが自宅から比較的近いこと。とりあえず今の畑でなんとか頑張ってみたい。
2019.08.31
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洋蘭原種、Stanhopea reichenbachiana(スタンホペア・ライヘンバッヒアナ)が開花した。昨年の春に入手したもので、実際には昨年の夏に1度開花しているが、このブログに登場するのは今回が初めてである。 ご覧のとおり、大きくて真っ白な実に美しい花を咲かせる。しかも、花には甘い香りがある。以前、洋蘭雑誌でこの花を見て以来すっかり魅了されてしまい、ぜひとも育ててみたいと思っていたランの一つだ。で、正確には以前小さな苗を1度入手したことがあり、それは2007年2月26日の日記で紹介している。しかし、あれ以来なかなか大きく育たず、2014年頃にあえなく枯れてしまった。そして、去年の春に再び入手することができ、その年の夏には早くも開花し、今回、2度目の開花を迎えた。性質は弱くはないが、どうも暑がるようなので、今度こそ枯らさずに大事に育てたい。
2019.08.19
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8月10日に、富士山の最長、最難関コースの御殿場ルートで日帰りで富士山に登った話を書いたが、またまた御殿場ルートで富士山に登ってきた。富士山に登頂したのは7回目で、このブログで紹介するのは6回目で、この夏だけでも3回目となる。前回は御殿場ルートでの日帰り登頂を成功させ、案外自分も体力があるなあと感じて、バカの一つ覚えみたいに(笑)また日帰り登頂してきた。そう言えば、「馬鹿と煙は高いところが好き」という諺があったような気が(笑)。しかも今回は、噴火口の周りを一周するいわゆる「お鉢巡り」を、富士山登頂7回目にしてようやく実現することができた。 自宅を出発したのは午前1時過ぎ頃で、登山を開始したのは午前3時15分。この時は月が明るく輝いていた。頂上までの途中の経過については前回とほとんど同じなので端折らせていただく(笑)。 途中、7合4勺の山小屋の「わらじ館」でスイカを食す。お値段350円也。こんなところでスイカを食べるのいうものなかなか乙なものだ。疲れた体には実に大きなエネルギーとなる。 御殿場ルートの頂上に着いたのが午前11時30分。頂上の石碑が折れているのはご愛嬌(笑)。今回の登山開始からの所要時間は、休憩を含めて8時間15分。前回は8時間20分だったので、全体的には前回とあまりペースが変わっていないことになる。 そして、日本最高地点である「剣ヶ峰」で、お約束の記念撮影を行う。今回はちょっとポースを決めてみた(笑)。 こちらは噴火口のそばで撮った崖っぷちショット。ホントに落ちたら命がないので、あまり調子に乗らないように。 で、富士山登頂7回目にして初の「お鉢巡り」だ。ただ単純に噴火口の周りを平行移動するだけではなく、案外アップダウンに富んでいて、今までとは違う方向から見た噴火口の姿に心が躍った。 3時間以上にわたってたっぷりと富士山頂の景色を楽しんだ後は、午後2時37分に下山を開始。帰り道は霧が発生する区間が多く、それはそれで面白かった。 7合目から6合目の間の「大砂走り」の光景。周りを霧に囲まれていて、自分がどこにいるのかが全く分からない状態だったが、下山道沿いに張られたロープを頼りにひたすら出発点を目指す。 で、やっぱり園芸ブログなのでここで植物ネタを。御殿場ルートの5合目と6合目の間には、フジアザミの大群生地がある。日本のアザミの中では最大で、富士山とその周辺の亜高山帯に自生する日本固有種だ。神奈川県の丹沢山地の標高が高いところでも見たが、本家の富士山に自生するものははるかにデカい。アーティチョークを髣髴とさせるような大株が広範囲にゴロゴロと自生している。残念ながら開花期としてはちょっと早く、満開の姿が撮影できなかったのだが、いつか花の最盛期に訪れてみたい。 ほとんど休憩もなしに歩き(走り)続けて午後4時54分に5合目に無事帰還。頂上からの所要時間は、何と2時間17分。御殿場ルートは4つの登山道の中では最長にして最難関ではあるが、下山に関しては足場が良い区間が多いのが有難い。 と言うわけで、御殿場ルート+お鉢巡りの日帰り登山は無事終了。このブログで実年齢を明かしたことはないが(笑)、まだまだ自分もいけるなあと思ったりする(笑)。とはっても、一般には御殿場ルートは日帰りが困難とされているので、挑戦される方は事前の情報収集と準備は万全に。9月上旬には会社の同僚と3人で吉田ルートで富士登山をする予定なので、こちらも非常に楽しみだ。
2019.08.18
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7月21日の日記で、須走ルートで富士山に登った話を紹介し、その時に9月にも会社の2人の同僚と吉田ルート登る予定で、その前にもう一度一人で登るかもしれないことを書いたが、8月10日(土)にほんとにまた登ってきた(笑)。それも、4つある登山ルートの中では最長、最難関の御殿場ルートを日帰りで制覇してきた。過去3回登頂した富士宮ルートの5合目が標高2380m、最もポピュラーな吉田ルートが2305m、前回登った須走ルートはさらに低くて1970m、そして今回登った御殿場ルートの5合目はもっともっと低くて1440m。つまり、御殿場ルートは頂上との標高差が実に約2300mもあるという、最長にして最難関なルートである。 なぜこのルートをあえて日帰りで挑戦したかと言うと、それは年齢のせいか(笑)、年々冒険心をくすぐられることが多くなってきたからでもある。私はブログでは実年齢を明かしたことはないはずだが(笑)、「健康寿命」で考えると人生の半分は過ぎたことになる。そんなわけで、今のうちにやれることはやっておきたいという気持ちが強くなってきたわけだ。元々、ブログを開始した当初から、たまのたまに山登りの話は紹介してきたが、ここ数年、その頻度が増えているのもそれが理由である。そして、7月15日から16日にかけて雨天の中を富士宮ルートで9合目まで登り、同21日には須走ルートで登頂に成功、さらに8月4日には神奈川県の塔ノ岳(1491m)に楽々と登頂。それで脚力に自信が付いたので、今回の御殿場ルート日帰りに挑むことにした。 自宅を出発したのが午前1時で、御殿場口から登山を開始したのが午前3時35分。当然ながら辺りは真っ暗闇なので、懐中電灯を頼りに登ることになる。登山開始後、間もなく5合目の山小屋に到着するが、さすがにこの時間帯は営業していない。 午前4時11分の富士山の様子。この時の富士山は満天の星空の中にくっきりとシルエットが浮かび上がり、さらに山小屋や登山者の明かりがはっきりと見えて、実に神秘的な光景。だた、自分のデジカメでは上手く撮れていないが(笑)。 午前4時58分に日の出。実に神々しい光景。そう言えば、日の出の瞬間を見たのは、中学3年生の時に初日の出を見た時以来だったような気がする。 午前5時52分。辺りはすっかり明るくなり、御殿場ルート独特の景観を楽しみながら登ることに。地球じゃなくて他の惑星にでもいるような気分だ。 午前6時49分に6合目の山小屋に到着。しかし、この山小屋はかなり長い間休業中で、どうやら再開の目途もない様子。当然、トイレもない。 午前7時48分。出発から3時間以上経っているのに、なかなか頂上が近付いてこない。しかし、下を見れば随分高いところまで来たことを実感。 8時間32分に7合目の山小屋に到着。しかし、ここも長期間休業中。登山開始から4時間近くも登っているのに、営業している山小屋がないのだ。 登山開始後から実に5時間22分後の午前8時57分に、ようやく営業している山小屋に到着。7合4勺の「わらじ館」だ。御殿場ルートの難点は、長距離である上に山小屋が非常に少ないこと。画像では頂上が近くに見えるが、実際には私はここからさらに3時間もかかっている。 と、行く先を見てみれば、すぐそばに別の山小屋が。7号5勺の「砂走館」だ。何なんだ、この近さは(笑)。もっと山小屋が均等に配置されていればありがたいのだが(笑)。 午前10時16分に7合9勺の「赤岩八合館」に到着。ここを最後に、頂上までは営業している山小屋がない。 午前10時40分、8合目の山小屋に到着。しかし、ここも休業中。というか、ここまで見事な廃墟になってしまって、もはや再開不可能な状態。 そして、登山開始から実に8時間20分後の午前11時55分に、ようやく御殿場ルートの頂上に到着。このルートの所要時間は、ネット上の情報ではばらつきがあるが、おおむね7~8時間ぐらいかかるらしい。私は体力の温存も兼ねて意図的にゆっくりと登ってきたのだが、高山病の症状も全くなく、良いペースだったと思う。 御殿場ルートの頂上に到着後、左にほんの少し移動すると富士宮口の頂上に辿り着く。この日は天候も良く、多くの登山者でにぎわっていた。ちょうどお昼時でもあったので、日本で一番高いところにある食堂でカップラーメンを買って食べた。お値段800円也。場所だけでなく値段も日本一高い(笑)。しかし、劇的に疲れた後の食事だっただけに、そのお味は格別だ。 そして、目指すは本当の頂上である標高3776mの剣ヶ峰である。前回、須走ルートで登った時は、実は高山病の症状が表れていたのと極度に疲労していたのとで、剣ヶ峰登頂はしていない。今回は意図的に深い呼吸を繰り返していたせいかまったくその症状はなく、この日は天候にも恵まれ、昼食後にはすっかり疲れも取れて実にすがすがしい気分で剣が峰に向かった。 で、これがその剣ヶ峰の最高地点だ。昨年の9月3日に登った時は、台風が近付いているというほどの悪天候だったので感動もクソもなかったのだが(笑)、今回は実に大きな感動を味わった。 そして、お約束の記念撮影。1枚目は他の登山者に撮って頂いたもの。2枚目は「金剛杖」の先端に自転車用のカメラマウントを使ってデジカメを取り付けて撮影したもので、ちょっと面白い構図の画像になった。はるか後ろに見えるのは富士宮ルートの頂上の山小屋である。 と、2時間余りのんびりと頂上での景観を楽しんだ後は、午後2時17分に下山開始。8合目辺りまでは足場が非常に悪いので下山は慎重に。 その後、7合目あたりから、御殿場ルート名物の「大砂走り」の区間に突入。ここは砂地を豪快に走って下ることのできる場所で、ほぼ5合目までその状態が続く。その気になればとんでもなくスピードが出るのだが、足にものすごく負担がかかるし、砂の中に岩がゴロゴロ混ざっていて着地した時に捻挫をする可能性もあるので、あまり調子に乗って走らないように。 午後5時14分に無事に出発地点に到着。時間を計算したら、頂上から2時間57分で下れたことになる。以前、最短コースの富士宮ルート下山した時は、足場が非常に悪い上に足を痛めていたので、下山に3時間以上かかったことがあるが、御殿場ルートは距離が長い割には足場が比較的良い区間が多く、それだけに意外と早く下山できるのもまた特徴。 というわけで、日帰りでの御殿場ルート制覇に成功。これまでの富士登山に比べて、「冒険したなあ」という気持ちが格段に強い。また、今回の登山の前、1か月の間に富士登山2回と塔ノ岳登山1回で足を慣らしていたせいか、過去に富士宮ルートや須走ルートで登った時よりも、疲労度が軽減されたと感じる。特に、足の痛みが軽減されたのはかなり大きい。足を痛めると下山が非常につらくなる。やはり準備は大事だとつくづく思った。とはいっても、やはり富士登山は非常に苛酷なので、初めて挑戦される方は事前の情報収集と準備は入念に。 さて、9月には会社の同僚と3人で吉田ルートから1泊2日で登ることになっている。今回、御殿場ルートを制覇したことで脚力にさらに自信が付いた。これで同僚の前ではいいところを見せられそうだ(笑)。そうそう、噴火口の周りを一周する「お鉢巡り」はまだ実現できていないので、次回はぜひ実現させたい。
2019.08.10
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2年前の7月23日の日記で、サトイモ科の観葉植物、キサントソーマ・アトロビレンス・アルボマルギナータム 'アルボマルギナータ' (Xanthosoma atrovirens 'Albomarginata')を紹介したことがあった。あれからそれなりに成長はしてくれたのだが、どうも鉢植えでは調子が悪く、あまり大きくなってくれない。というわけで、今年の5月に思い切って庭に植えることにした。 結果は、庭植えして大正解。まるで水を得た魚のように生育が活発になり、サトイモのヤツガシラと同じぐらいに大きくなっている。とはいっても、これは熱帯植物。越冬するには最低でも10℃は必要だが、それでも地上部が枯れてしまうほどの耐寒性の弱さ。とりあえず、庭植えで大きく肥培して塊茎を太らせ、冬越しのための体力を付けさせたい。
2019.08.03
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