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キラキラネームとかドキュンネームと言われるような、読めない名前の人が増えている。子供達の学校のクラス名簿などを見ても、半分以上の名前を一発で読めなくなっている。我が家の子供達は、読めない名前にしないというのがモットーだったので、名前を読んでもらえないということはほとんどない。息子だけ、たまに間違えられることがあるようだが、逆にそんな読み方をするのかというような間違えられ方なので、最近の名づけの影響のせいだと思っている。
さて、今回書きたいのは人間の名前ではなくお店の名前である。お父さんがよく言っている安い床屋にプラージュというお店がある。お父さんはこのお店の名前を覚えることができず、フロマージュと言い間違えてよくお母さんに馬鹿にされている。
先日も帰国して床屋に行こうとして言い間違えたら、いい加減に覚えろと怒られてしまった。しかしながら、プラージュもフロマージュもお父さんは意味を知らない。英語ならば意味を含めて覚えられるのだが、意味の分からない言葉を覚えるのはなかなかに難しい。
とりあえず調べてみたら、プラージュとはフランス語で海辺とか海岸の事らしい。床屋と何の関係があるのかわからないので、また忘れてしまいそうである。間違えていたフロマージュという言葉は、お母さんからチーズケーキの名前だと言われたが、調べてみるとこちらもフランス語でチーズの事らしい。モッツアレラとかパルメザンと違いチーズ全体を表すフランス語らしい。
若い頃は、意味のない言葉でもスッと頭に入ってきて簡単に覚えることができたが、歳をとるにしたがって、それができなくなってきている。
よく祖父母が孫の名前を間違えるという現象を見るが、これも歳をとると普段会わない孫の名前を覚えられないのだろうと思う。再度教えられれば「ああそうだった」とはなるが、名前も意味のない言葉の一つである。
とりあえず、お父さんとしてはお店の名前に知らない言語を使わないでほしいと思うのだが、これは老いた人間のわがままなのだろう。考えてみれば、英語ならわかるというのはお父さんが英語を知っているからであり、英語が苦手な人は英語の店名でも覚えるのが大変なのかもしれない。
海外で日本語を取り入れた店名を見ることが最近増えているが、アルファベットで書かれると、その語源が日本語だとすぐに理解できない。日本人が、フランス語も知らないのにフランス語で店名をつけるように、日本語を知らない外国人が日本語を使ってつけているので、日本人のお父さんにとっては結構な違和感がある。
フランス人が見たら床屋に「海岸」という名前がついているのをみて、やはり違和感を覚えるのではないだろうか。海外でお父さんが床屋の名前に「海岸」と書いてあったら、何故?と思うだろう。
店の名前は、意味と雰囲気があっているものにしてもらいたいものである。それがたとえ外国語であったとしても。
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