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書籍の感想です。今回は「異世界でカフェを開店しました。(7)」です。異世界でカフェを開店しました。(7) (レジーナ文庫 レジーナブックス) [ 甘沢林檎 ]今回は2号店です。アランとヘレナを軸として2号店を運営する作戦です。アランは言われたメニューを作る能力は問題ないけど、店長になるということはそれだけじゃない。言われたことをやるだけじゃなくて、自分で考え、自ら動き、さらに他のメンバを動かしていかないといけない。そもそもリサがすんなり店長をできちゃっているのも良くできているなあと思うとこもありますが、アランは自信がない中で何とか食らいついていきます。アランは自信作を見事に粉砕されて、そこから発起して頑張るのは良いところ。アランとヘレナ、お父さんにも認められて良かったね。合わせて王太子の婚約者も今回明らかに。2巻あたりでリサが巻き込まれて、その中で王太子に想い人がいるって話がチラッと出てくるのですが、ここで落ち着きましたね。良かった。
2022.06.30
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書籍の感想です。今回は「ハケンアニメ!」です。ハケンアニメ! [ 辻村 深月 ]ハケンは派遣ではなく、覇権とのことです。ビジネス的に言えば1番儲かった作品。ファン的には1番印象に残った作品。そんな作品を目指すアニメ制作のお仕事小説です。中堅アニメ制作会社のプロデューサーでわがままな監督に振り回される香屋子の話。大手アニメ制作会社の監督で敏腕プロデューサーに翻弄されたり、会社に翻弄されたりする瞳の話。そして、その2つの制作会社から原画の依頼などを請け負い、一部のファンからは神原画などと高く評価されつつも、町おこしへの協力を余儀なくされ、右往左往する和奈。この三人が同じクールに放送される2つのアニメにそれぞれの立場で、それぞれの視点で物語は描かれます。どの話も面白いのですが、私は和奈の話が1番好きです。和奈はリアルの幸せに無頓着で、絵を書いていれば幸せというアニメーターです。そんな彼女が上司命令で町おこしのイベントにイヤイヤ協力することになります。発起人の宗森は、小さな町なので、行く先々友達という感じで、和奈に「リア充」という言葉を想起させます。そしたら宗森から「リア充ってリアルだけ充実している人って意味ですか?」「和奈さんのような方はリアル以外の部分がとても豊かで素晴らしい」というようなことを言われます。お互いが思っていることって視点が違うとこうも違うのだなととても面白かったです。あと、この小説に出てくるアニメ。実際に見てみたいなあ(笑)とても面白そう。
2022.06.29
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書籍の感想です。今回は「ところで死神は何処から来たのでしょう?」です。ところで死神は何処から来たのでしょう? (新潮文庫) [ 榎田 ユウリ ]死神シリーズの3巻目です。またもやひょうひょうとした死神、余見透が死んだけどまだ死んでいることを認識できていない人を導く話かと思ったのですが、ちょっと雰囲気が違います。いや、基本的にはそうなのですが、「死神は何処から来たのか?」「魂ってあるの?魂って何?」みたいな質問で余見を閉口させるとことかは面白いですね。それらは余談程度の話かと思っていたのですが、今回のクライアント、小木輝の周囲に起きたことが明らかになるにつれ、死神自身も無関係ではないことが明らかになっていくのです。面白かったです。これでシリーズ終わりなのかな?もっと余見の活躍見てみたい気もします。
2022.06.27
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書籍の感想です。今回は「君は月夜に光り輝く+fragments」です。君は月夜に光り輝く +Fragments (メディアワークス文庫) [ 佐野 徹夜 ]君は月夜に光り輝くの続編という感じの作品です。続編というか、まみずが生きていた頃の話も含めた短編集ですね。「ユーリと声」という作品が最も長いのですが、私はあんまり好きじゃなかったです。香山がメインのお話なのですが、大学生になっても香山は適当でヤケ気味で女の子が好きだけど、真剣に向き合う気はゼロで・・・私の好きじゃないタイプのキャラです。でも・・・自分より優れていてなんでもできたお兄さん。そんなお兄さんが突然交通事故で亡くなり、さらには一目惚れしたまみずも亡くなった。そこから立ち直って前向きに生きるべきなんだろうけどまみずが亡くなった時にキチンと悲しまなかった香山は今も人生の意味も分からず、ぐるぐるしている。旦那を亡くし、同じように前に進めないユーリを見て流石にユーリがおかしいと栢山も思う。ユーリには子どももいるのだから、自分だけ悲しんでいれば良いわけじゃないのに。そう思っても、香山は前に進めない。俺はいつか、この人生の不毛な無意味さを愛せるようになるのだろうか、という香山の言葉は切ないです。
2022.06.26
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書籍の感想です。今回は「異世界でカフェを開店しました(6)」です。異世界でカフェを開店しました。(6) (レジーナ文庫 レジーナブックス) [ 天沢林檎 ]今回はプロポーズです。紆余曲折あったもののめでたくゴールインです。ちなみにヴィルマというジークの騎士時代の友人が訪ねてきます。いつもジーク目当てで訪れる女性客を冷たくあしらうのに慣れていたリサは楽しそうに話すヴィルマに焦りまくりです。異性の友達って難しいですよね。ジークにしてみればジークを変な目で見ない貴重な女性であるヴィルマは気安い友達であり、雨降って地固まるという感じでリサとヴィルマは仲良くなるんですけどね。中盤でカレーの話が出てきます。リサはカレーが食べたくてスパイスを探し始めたもののなかなか欲しいものを見つけることができません。実は私も毎週カレーを作ってます。ルーは使わずにスパイスから作っているのですがクミン、コリアンダー、ターメリックといったスパイスは粉の状態でしか見たことないので、探すといっても確かに苦戦しそうです。しかも異世界なので、それらのスパイスに似た何かを探すわけで、難易度さらにアップです。そしてようやく見つけたスパイスで野外調理です。屋外で作るカレーは美味しそう〜あー、明日はスパイスカレーの日なので、自分もおいしいカレーを作ろうっと。
2022.06.25
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書籍の感想です。今回は「死神もたまには間違えるものです」です。死神もたまには間違えるものです。 (新潮文庫) [ 榎田 ユウリ ]だいぶ前にこのシリーズの1巻を読んだのですが、かなり間が空いてしまいました。このシリーズの死神は魂と引き換えに・・・みたいな死神ではありません。この本の冒頭に書かれているのですが「死とは瞬間ではなく、生が失われていく過程に過ぎず、その過程に要する時間には個体差がある」とい定義が死神の存在意義と言えます。つまり死んでしまってもその瞬間に活動を停止するのではなく、緩やかに死んでいく人が一定数いる。当選本人は普通に動けているので、自分が死んでいるとはわからない。死神はそれを分からせて、本当の死に導くのが仕事なのです。だから死神である余見透は相手に対して「あなた、亡くなってます。御愁傷様」とかふざけたことを言います。当然簡単には受け入れられるわけもないのですが、お腹も減らないし、眠くもならない、体温も異常に冷たいなどでだんだん実感していくのです。さて今回はバスに乗っていた4人が同時にこの現象が発生してしまいました。4人にはそれぞれ事情があり、死んでる場合じゃないと立ち上がるのでした。それは嫌われるかも、とひた隠しにしていた自分の趣味だったり、愛する家族のために長生きしたいと思ったり。しかしどんなに願っても、祈っても、死んでしまったという事実は覆りません。そして三人が亡くなり、残った高梨は・・・なぜ高梨が最後なのかが死神から語られるのですがそんな設定あったのかな?1巻では触れていなかっただけ?まあ、そういう設定なら死神が微妙に意地が悪いのも頷けます。そういう仕事だもんね〜ちなみに高梨は会社では存在感薄くて名前も高橋とか間違えられたりします。自分が死んでも誰も悲しまないし、覚えてもいないと言います。しかし、医師の天堂は「自分のことは自分では見えない。相手が見ている自分を通してしか自分を見ることはできない。人間は関係性の生き物なのだ」というようなことを言います。ちょっと人生考えさせられました。自分の名前を呼ばれて自分という存在をやっと理解した高梨。それだけで幸せ感じるとか幸せ度低い。でも幸せを感じながら亡くなったのは良かったと思いたい。
2022.06.23
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書籍の感想です。今回は「神のロジック 人間のマジック」です。残念ながら楽天では売り切れているみたいなのでアフィはなし。舞台は不思議な施設。共通点もあまりない国籍もバラバラな6人の子どもが授業を受けています。マモルは違和感を感じつつも、ここでの勉強を終えて家族のもとへ帰れる日のことを夢見る。午前中は数学や英語のテスト、お昼には薄味でクタクタに煮込んだまずいスープ、午後は水平思考を問われているような犯人推理をやらされる。そんな感じで不満を感じつつも穏やかに日々は過ぎていたのですが、ある日、ふと自分がどうやってこの施設にきたのかわからないことに気付く。そこからこの施設の目的に思いを巡らせることになる。ある者はスパイ養成学校だと言い、ある者は特殊な病気を治すための施設だと言い、ある者はこの世界はバーチャルな世界だと言います。そんな彼ら、彼女らの疑問が綻びを生み、事件が起き、遂に真相が露見してしまいます・・・非常に読みやすく、一気読みでした。登場人物はカタカタ名なのですが、マモルがみんなにあだ名を付けていてそれが非常にイメージしやすかったです。さて、途中でマモルがまだ母親と暮らしていたころの話があり、そこでクリスチャンである母親から母親の宗教観を教えられます。その宗教観は興味深いのですが、彼の幸せだったころの思い出に過ぎないのかと思っていたら、見事に本筋に絡んでくるのはなかなか良かったです。
2022.06.21
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書籍の感想です。今回は「本好きの下剋上 第三部 領主の養女5」です。本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女 V」 [ 香月 美夜 ]マインちゃんに妹ができました。というか、領主の養女になった時点で妹はいたのですが洗礼式前ということで会ったことがありませんでした。妹のシャルロッテは典型的な妹キャラで「マインお姉様」なんて言われてマインはメロメロです。そのシャルロッテの洗礼式のためにマインは頑張るのですが一方で兄であるヴィルフリートは迂闊な行動でおおきな騒動を起こしてしまいます。前巻で反領主派の人々が話していた悪巧みがこれだったのかな?と思ったのも束の間、今度はマインが攫われそうになり、毒を飲まされてしまいます。脳筋(良い意味でw)のボニファティウスお祖父様の活躍により、誘拐は阻止できたものの、毒の解毒は容易ではないようです。作中では明確には説明されていないのですが、どうやら体内の魔力を固めてしまうようです。何も手を打たないと死んでしまうようなのでなぜそんな毒を飲ませたのか謎ですが、マインが死んでも固まった魔力さえ手に入れられれば良いくらいに思ったのかもしれません。ただ、運良く虚弱体質の原因であるマインの中の魔力の塊を溶かすための薬を準備していました。なので、その薬を使うことで何とか毒に対処できたのです。2年間も眠ることになってしまったのですが・・・マイン主観では寝ていた2年は一瞬ですが、周囲は大変な2年を過ごしたようです。それらは本編の後に短編集という形でまとめられていてそれぞれ面白かったです。さてさて、ひとつ意外だったのブリギッテとダームエルの恋の行方です。ブリギッテと魔力量が釣り合うよう努力したダームエルは驚くほど魔力を伸ばし、中級貴族であるブリギッテに見合う男になっていました。なのでそのまま幸せになるのかなと思っていたのですが、意外な結末となりました。でも、意外じゃないのかもしれません。貴族である以上本人たちが好きだからというだけでうまく行かないということですね。この先、二人が幸せになってくれると良いのですが。さて、第三部はこの巻で終わりで、次からは第四部となります。楽しみです。
2022.06.19
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書籍の感想です。今回は「異世界でカフェを開店しました(5)」です。異世界でカフェを開店しました。(5) (レジーナブックス) [ 甘沢林檎 ]今回の話は前巻の社員旅行の話に絡んだ話です。前回訪れたスーザノウルで公爵に会ったのですが、その公爵がおむすびに会いに来ちゃいます。公務でフェリフォミアに来たようですが、そのついでにリサに会いに来たと言いますが、どっちが主目的なんだか・・・その上、無茶振り連発でリサは振り回されます。流石に断れば良いのにと思うのですが、なんだかんだで結局引き受けちゃいます。ちなみにおむすびを訪れた王太子と公爵があまりにうるさいので出禁にしたのはちょっとスカッとしたのですが、その翌日にお店の前に来ていた公爵を許してお店に入れちゃうのはどうかな〜と思いました。出禁て言われた翌日に店に来る公爵もどうかと思うけどね。リサは要請に応じて公爵お抱えのシェフに指導するのですが、その途中で料理に対する心構えみたいな話になるのですが、とても良いお話でした。レシピを守ることも大切だけど、それに満足せず向上心を持ち、改善を続けていく。すべては食べる人のためであり、完璧な料理なんて存在しないと考えることで常により先を目指す。リサが元の世界では一般人なので若干違和感ありますが、とても良い言葉だと思いました。美味しい料理を作る人が増えて、食文化が豊かになると良いですね♪
2022.06.18
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書籍の感想です。今回は「君は月夜に光り輝く」です。君は月夜に光り輝く【電子書籍】[ 佐野 徹夜 ]原因不明の難病「発行病」に罹って入院しているクラスメイト渡良瀬まみずをクラスを代表してお見舞いに行くことになった岡田卓也。発行病は不治の病で罹ったら100%死んでしまいます。そんな彼女と心を通わせ、彼女が「死ぬまでにやりたいこと」を手伝うこととなったのです。最初はイヤイヤだったけど、徐々に彼女のために何かをやってあげたいと思うようになります。しかし、卓也には常に暗い影がつきまとっています。それは彼自身が昔イジメにあい、もう少しで飛び降りさせられそうになったこと、彼の代わりに友達が飛び降り足を複雑骨折したこと、その友達のお兄さんが亡くなっていること、そしてそのお兄さんと付き合っていた卓也の姉がその半年後に車に轢かれて亡くなったこと。卓也の周りには死が身近でした。そうした環境で彼の心は悲鳴をあげていました。こんな悲しいことがあるのになぜ生きていなければならないのか。彼の心にはそういう気持ちがドロドロと渦巻いていたのです。なので卓也がまみずに惹かれたのは彼女が美人だったから、というのもあるのですが、もっと別の面もあったのです。もうすぐ死ぬという絶望を抱えた彼女と生きることに絶望した卓也。ついに卓也はとんでもない行動に出て・・・ラストで、不治の病のまみずはなくなってしまいます。彼の願いも虚しく、そして彼女の生きたいという願いも届かずに。でも私はこの小説はハッピーエンドだと思います。卓也の再生の物語であり、まみずが自分の生きていることの価値を再確認した物語だったのだと思います。とても素敵な小説でした。
2022.06.15
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書籍の感想です。今回は「麻雀放浪記 番外編」です。麻雀放浪記(四) 番外編 (角川文庫) [ 阿佐田 哲也 ]麻雀放浪記もこの巻で完結です。さて、何が「番外編」なのかなあと思ったのですが、坊や哲がメインじゃないから番外編なのかな。一応、哲も出てくるのですが、一応会社に努めていてさらに親の家に戻ってきていて、野獣のような生活ではありません。李億春という男を中心に相変わらずギャンブルに命を賭ける男たちが集まってくる。その中にはドサ健もいた。ドサ健は相変わらず腕はピカイチだったが、群れない性格が災いして、組織が幅をきかせてくると上野も生きづらい場所になっていったのです。途中青天井のルールで3000万点超えのとんでもない手をドサ健があがったのが面白かったです。もちろん仕込みも入っていてカンするたびにドラが増えるようになっていたわけですが・・・ちょっとロマンですよね〜麻雀放浪記、面白かったです。積み込みやイカサマもたくさんあるのですが、捨て牌からの読みとかもところどころ出てきてとても面白いです。しかもツキが落ちてくると読みの精度も落ちるのが面白いところ。なのでみんな運をとても大切にする。毎回積み込みできるわけじゃないから、地の力もとても大切で天運、地運も大切になるんですね。昔、阿佐田さんの麻雀理論の本を読んだことあるのですが、半分くらいは運とか、考え方とかそういう話だった気がします。また読み直そうかな。
2022.06.14
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書籍の感想です。今回は「麻雀放浪記 激闘編」です。麻雀放浪記 (三) 激闘編 (角川文庫) [ 阿佐田 哲也 ]東京に戻ってきた坊や哲。タイトルの通り激闘が繰り返されるのかと思ったのですが激闘というより博徒の悲哀という感じがしました。頑張っても世の中が博徒という存在を容認しないように変わってきつつある中、それでも博徒という生き方にこだわる坊や哲。坊や哲の哲学は動物のような生き方という感じです。弱肉強食なので困っている奴を情で助けたりしない。そのかわり自分も助けを求めたりしない。死ぬときは何もかも失って野垂れ死ぬ。負ける時に何か保険をかけておくこともしない。しかし、勝っても、負けても損をしないような博打をする人は余裕があります。その余裕が坊や哲を追い詰めていきます。ついに何もかも失って、チン六との再会。はてさて、次巻はどうなるのかな〜
2022.06.12
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書籍の感想です。今回は「麻雀放浪記 風雲編」です。麻雀放浪記 (二) 風雲編 (角川文庫) [ 阿佐田 哲也 ]2巻になったら登場人物が知らない人ばっかりになりました。ふむふむ。で、坊や哲いきなりヒロポン中毒です・・・そのせいで麻雀にも負け、もう出目徳みたいになるしかないのかなと思っていたんですが、ブタ箱に20日ほど放り込まれたことでだいぶヒロポンも抜け、しかもバクチ旅に誘われたことで悪い仲間からも離れ、博徒として復活します。そして大阪の麻雀が面白いと聞いて大阪までやってきます。ブウ麻雀って名前は聞いたことあったんですが、同じ麻雀なのに戦略とかがだいぶ変わっちゃうのが面白いですね。坊や哲もなかなか慣れず、最初は相当搾り取られたのですが、何とか対抗します。そして色々な繋がりからお寺でやっているツモ麻雀に辿りきます。お寺でバクチなんて罰当たりですが、時代劇でも寺社を隠れ蓑にして賭場を開くなんてありますよね。ただ、このお寺は住職自身がかなりの麻雀好きなのでかなり危険な感じです。さて、このツモ麻雀。すごく早く決着する麻雀です。何しろ誰かがツモったらその時点で精算。しかもブウ麻雀と同じで原点割り込んでいたらお金払わないといけません。つまり東イチでツモったら3人まとめてマイナスにできるのでがっぽり儲かるというわけです。そんな麻雀でついに払えなくなった住職は仏像などを担保にします。高価ではあるものの簡単にはお金には変えられないブツを手にした坊や哲は勝負を終わらせるためにある行動を取るのでした。哲のめちゃくちゃなところが面白いですね。金がないのに高レートの店に行って打ったり、かといって素人からむしり取るのは良しとしない。博徒なのに簡単に取れるところから取らないというのは甘いのですか、強い奴と戦いたいという気持ちも良くわかります。素人を嵌めるだけじゃ楽しくないもんね〜次巻は東京に戻ります。楽しみ。
2022.06.10
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書籍の感想です。今回は「後宮に星は宿る 金椛国春秋」です。後宮に星は宿る 金椛国春秋 (角川文庫) [ 篠原 悠希 ]中国の王朝に似た金椛国のお話です。金椛国にはすごいルールがあります。「天子に外戚なし」というものです。実際の中国の歴史でも外戚が政治に介入し、私服を肥やすことは枚挙に暇もありません。実際には皇族の血も入っていない輩が大きな顔をするのは面白くありません。というわけで、皇帝が皇后を選んだ時点で、その一族は前皇帝の墓守をするという名目で一緒に墓に埋められてしまうのです。星遊圭は名家の坊っちゃんなのですが、先のルールで暗転します。叔母さんが皇后に選ばれてしまったのです。追手から辛くも逃げるものの、体の弱い遊圭にできることはほとんどありません。そんなとき、遊圭を助けてくれた明々が後宮へ出仕することに決まってしまいます。困った遊圭でしたが、病弱で背の低い貧弱なことを利用して、明々の付き人として後宮に付いていくことにしたのです。星一族というだけで死罪。後宮に男が入り込むのも死罪。もう危険がいっぱいですが、はたして遊圭の運命は・・・?結構面白かったです。体調を改善するために自分でも薬の調合をできるようにと薬師から叩き込まれていた遊圭はその知識を活かして頑張ります。病弱なので、無理しない範囲で(笑)途中、ある宦官に出自がバレてしまいますが、なぜか彼は告発しません。彼には彼の野望があるようです。色々な思惑が交錯して面白いですね。あと趙婆というとても面倒見の良いおばさんがいるのですが、そのエピソードも良かったです。趙婆の話は微妙にキーになる気もします。趙婆また出てくるのかな?続き楽しみ♪
2022.06.08
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書籍の感想です。今回は「麻雀放浪記 青春編」です。麻雀放浪記 (一) 青春編 (角川文庫) [ 阿佐田 哲也 ]麻雀結構好きです。ギャンブル全般が好きかと言うとそれほどでもなく、競馬がそこそこ好きなくらいで、パチンコは全然楽しくありませんでした。麻雀というゲームが好き、という感じですかね。なので、麻雀のマンガとかも昔は結構読んでいて、アカギとか、桜井章一さんのマンガとか。で、麻雀放浪記も昔マンガで読んだことがあったのですがこの度、原作を読んでみました。マンガも面白かったけど、小説も面白かったです。坊や哲、ドサ健、上州虎、出目徳、女衒の達・・・懐かしいですね〜哲はイカサマの技がそこまで優れているわけではないです。でも流れというか、運を掴む方法が分かっているという感じでしょうか。いつもいつもイカサマなんてできるわけもなく、ここぞという時にやる。出目徳の2の2の天和は強烈ですね。積み込みはポンチーに左右されるけど、天和は配牌で上がっているのだから、邪魔が入らない。自分の出したい賽の目を出さないといけないけど。哲は一番になったわけではありません。しかし、博打打ちなので、全財産を失わなかったというだけで、価値があるのでしょう。翌日の太陽を見られない人もいるわけですから。こんな濃い青春時代を過ごした哲の今後が楽しみです。
2022.06.04
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書籍の感想です。今回は「青矢先輩と私の探偵部活動」です。青矢先輩と私の探偵部活動 (集英社文庫(日本)) [ 喜多 喜久 ]お母さんがかつて所属していた探偵部。その頃の話をお母さんはとても楽しそうに話してくれたものでした。3年前、事故で両親を亡くした美玖は母の所属していた探偵部に入るべく、上京して、同じ中学に入学するのです。しかし、探偵部は部員不足で既に廃部となっていました。探偵部に入ることだけ考えていた美玖は放心状態。そりゃそうだよね。なのですが、ひょんなことから名門中学の、さらにエリートの青矢先輩に出会い、二人で探偵活動を始めることになったのです。青矢先輩は天才過ぎて、なんでもできちゃう。なもんで、暇で、暇で、毎日暇を持て余していました。そんな彼にとって美玖は暇を解消する謎をもたらしてくれそうな存在だったのです。(言い訳かもしれないけど)行動力だけはある美玖と安楽椅子探偵ともいうほどの洞察力を発揮し、場合によっては解析用のソフトまで作っちゃう天才、青矢先輩とのコンビはなかなか面白かったです。謎はそこまでの難しいものではありません。最初の方であの人が犯人かな〜ってわかっちゃった話もあったし。でもそれを差し引いても面白かった。
2022.06.02
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映画の感想をかんたんにメモっておきます。シン・ウルトラマン見てきました。面白かったですが、シン・ゴジラの方が私は好き。シン・ゴジラならもう一回見たいな。でもこの作品なりの、解釈は面白かった。変身の理屈も面白かったし、メフィラス星人も面白かったです。中でもゼットンの新解釈はものすごく面白い。ご存知の方も多いと思いますが、原作(?)で、ウルトラマンはゼットンに負けてしまいます。要はそのくらい強い敵なわけですが、作品の中での描かれ方は最高!そりゃ強いよね〜と納得でした。
2022.06.01
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