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書籍の感想です。今回は「ソードアート・オンライン プログレッシブ5」です。ソードアート・オンライン プログレッシブ5 (電撃文庫) [ 川原 礫 ]遺跡を抜けた次はパズルエリアです。街に700個以上もナンプレがあるとかクリア心を刺激されますよね。ベータ時代にこの謎を解こうと頑張っている人々はナンプラーと呼ばれていたという(笑)しかも、宿で部屋に入るのにもパズル、次のフィールドに移動するのにもパズル。パズル、パズルだらけです。そんな中、PK集団の暗躍はより直接的になってきます。今までは扇動系PKで自分の手は汚さず、というスタイルでしたが、今回は直接キリト、アスナの命を狙います。しかも、あるクエストで麻痺状態になることを見越して攻めてくる辺り、ベータの知識を悪用しまくりです。あとキリトとアスナの仲が深まりすぎでは・・・冷えのバッドステータスを抱き締めて解消するとか、左右離れてだけど一緒のベッドで寝るとか、キリトがギルマスになったとしたらという仮定の話で「私もサブリーダーは嫌だなあ」って同じギルドに所属する前提だしw一応本編のパラレルワールドではないということなので、どこかで別れて、50層あたりの昼寝シーンで再開しないと話が合わなくなっちゃいますが、大丈夫なのかなー
2025.04.29
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書籍の感想です。今回は「ソードアート・オンライン プログレッシブ4」です。ソードアート・オンライン プログレッシブ4 (電撃文庫) [ 川原 礫 ]今回の話はなんか既視感あるなーっと思っていたら、昔テレビで放送されていた映画を観たことあったからでした。遺物拾い祭りの話とか、アスナが実はアストラル系が苦手な話とか、後はフロアボスの傍若無人ぶりとか。フロアボスはただ強いだけじゃなくて、なかなか思いつかないギミックで面白かったです。それにしてもラフィン・コフィンはだいぶ昔から暗躍していたんですね。様々、作戦が潰されているわけだから、刺したくなるくらいキリトのことを憎んでも仕方がないのかな。ちなみにあのキーキー言ってる男、ジョーもラフィン・コフィンの仲間なんですかね。過激なことばっかり言って、騒ぎを大きくしようとしているように見えます。ALSにもDKBにも真実を伝えた方が良いと思うのですが、ただキバオウもリンドもキリトの話を聞いてどうなるか・・・証拠がないから仲間を疑うわけにもいかず、余計苦悩するだけなのかなぁ。
2025.04.28
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書籍の感想です。今回は「ソードアート・オンライン プログレッシブ3」です。ソードアート・オンライン プログレッシブ3 (電撃文庫) [ 川原 礫 ]今回は船ですよ、船。しかもベータとの対比が面白いですね。ベータの時は枯れ谷のマップで下は砂礫が多く歩きにくいことこの上ないマップというそれでアリなマップだけど、家の入り口がなぜか2階にあってなんでかなという疑問もあった。それがマップになみなみと水が満たされることによって、水上都市の出来上がりというわけです。アスナが浮き輪で頑張る姿も微笑ましいし、船を作るクエストもなかなか。ただ、終わりの方の森エルフのリーダーにキリトがなんで勝てたのかな。ダークエルフも森エルフも悪くなさそうという話の流れに思えたので、その辺の説得がうまくいくという展開を期待しちゃったからかな。あと、ボス戦はあっさり目。アスナとキリトはこれ以上仲良くなるのかな。なっちゃったら正史との不整合が大きくなっちゃうんだけどねー
2025.04.26
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書籍の感想です。今回は「あやかし寝具店 あなたの夢解き、致します」です。あやかし寝具店 あなたの夢解き、致します (SKYHIGH文庫) [ 空高志 ]見た目最強なのに、何をやらせても失敗ばかりする茜はなかなかバイトが続きません。そんな茜が見つけたのが、寝具店のバイト。寝るだけでお金がもらえるという寝ること大好きな茜にはぴったりです。しかし寝るだけでお金がもらえるその理由とは?実は店長の夜市は人が寝た時に生まれる夢虫という生き物しか食べることができないという不思議な特性を持っており、茜がその生産(?)に貢献しているとのことでした。それだけでも不思議なのに、夜市は人の夢の中に入って、問題を解決できると言うのです。果たして、そんなことは可能なのか?そして、夜市の正体はなんなのか?みたいな話です。夢にでてくるものが過去のトラウマだったり、困っていることの象徴だったりしていて、それをうまくお話の中に取り込んでいて面白いなあと思いました。
2025.04.25
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書籍の感想です。今回は「谷中レトロカメラ店の謎日和」です。谷中レトロカメラ店の謎日和 (宝島社文庫) [ 柊サナカ ]レトロカメラ店にクラシックカメラを売る事にした来夏のお話です。今どきのデジタルカメラと違い、クラシックカメラは扱いも難しいし、値付けも難しい。なので、善治郎は今宮写真機店にお願いするよう来夏に頼んでいました。店長の今宮はとても丁寧にカメラを扱い、そんな今宮を見て来夏はアルバイトをさせて欲しいとお願いするのでした。来夏には人には言いたくない秘密があるのですが・・・「言えない秘密」ではなく、「言いたくない」という点がポイントですかね。別に悪いことは一切していないのですが、自分の大切なものを何も知らない人々に踏みにじられるのが嫌で今宮にも秘密にしていました。そんな今宮写真機店には様々な方が来店して、様々な謎を残していきます。「修理の基本は観察です」と今宮は言うようにカメラの事しか興味がないような今宮ですが、抜群の観察眼で、さりげなく、時には大胆に謎を解き明かしていきます。私が好きな話は地域猫の話です。地域猫を保護する活動をしている女性が首輪にカメラをつけられたことで今宮のところに相談に来ました。カメラを取り付けた人が誰かを解き明かす事が主題だと思っていたら、それを隠れ蓑にしてあることをやっている人がいて・・・他にもほっこりする話が詰まっています。今宮と来夏の今後はどうなっちゃうのだろうなあ。
2025.04.21
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書籍の感想です。今回は「神の悪手」です。神の悪手 [ 芦沢 央 ]将棋にまつわる短編集です。なかなか面白かったです。必ずしもプロの公式戦だけに焦点があたっているわけではないところも良いところ。1話は被災した地域にイベントとして来た棋士の話。優勝した子と二枚落ちで対戦するのですが、びっくりするくらい良い将棋をします。しかし、あと数手で勝ちそうというところで急に緩手を指します。一度なら、怯んだのかと思いますが、さらにもう一度おかしな手が指されます。その理由とは・・・?2話はアリバイを証明するために事前に用意されていた棋譜をなぞるように進めていた男が視えた手とどちらを指すか苦悩する話。3話は独自のルールが付加された詰将棋の話。4話は事故で物とその意味を関連付けることができなくなった男が、棋士になり、その彼に視えている世界を描いた作品。5話は駒師の話。私は1話が好きでした。隠された事実が明らかになった時、いろいろなものの意味が変わってしまうところが面白かったです。
2025.04.19
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書籍の感想です。今回は「ソードアート・オンライン プログレッシブ2」です。ソードアート・オンライン プログレッシブ 2 (電撃文庫) [ 川原 礫 ]前巻まで2層までクリアしたわけですが、今回は何層のエピソードかなと思っていたら、何と3層でした。凄いですね。このまま一つずつ詳細なエピソードを紡ぎながら、行くのでしょうか。楽しみです。ダークエルフのキズメルはどこかで出てきた気がします。なのでその話が詳しく読めるのは嬉しいですね。ベータの時は相討ちで死んてしまうはずのキズメルですが、アスナの奮闘のためか、それともベータからの変更なのか、死なずにその後のクエストに協力してくれるようになります。キズメルの戦闘力もありますが、知識も多いにクエスト攻略の助けになります。そう考えると、相討ちもあるけど、生き残る方もありな流れなんでしょうね。その後、あのPK集団を思わせる嫌らしい行動を取る連中が暗躍を始めます。キリトとデュエルで真っ当に殺されそうになっちゃうところが恐ろしいですね。ただ悪なだけでなく、実力もあるわけですから。
2025.04.14
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書籍の感想です。今回は「漂流伝説 クリスタニア4」です。漂流伝説 クリスタニア(4)【電子書籍】[ 水野 良 ]レイルズたちが活躍するシリーズの第4巻です。前巻で神王の奇跡の力で砦を崩壊させられてしまいましたが、それもあってレイルズたちは会合の地を目指します。会合の地は神々が次の周期について語り合う場です。人間ごときが出ていっても何かできるわけではないですが、自分の時代だと宣言すると思われる神王バルバスに一矢報いるつもりです。たとえ、命を落としても、バルバスに対抗する意識が他の神々に芽生えれば成功と言えるでしょう。そんなレイルズの前にノルヴァは訪れ、バッソーらは過去の因縁にけりを付けます。またサイアはクリスタニアを訪れた目的はある人物を探すためだったのですが・・・さらには因縁の相手グレイルもいます。彼と戦い、勝たなければレイルズは先に進めないと思っています。戦いたくないないですが、避けることはできないのです。過去の様々な因縁を清算したレイルズ一行は会合の地で、未来を見出す事が出来るのでしょうか?レイルズとマリスの関係はどうなってしまうのでしょうか?まあまあ面白かったです。
2025.04.13
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書籍の感想です。今回は「ソードアート・オンライン プログレッシブ1」です。ソードアート・オンライン プログレッシブ 1 (電撃文庫) [ 川原 礫 ]ソードアートオンラインの本編では書かれなかった「各フロアをキリトたちがどうやって攻略したのか」に重点をおいた作品となっています。なので、ゲームシステムなども詳しく書かれており、楽しく読めました。一層のボスの攻略の話は映像で見たりしているので知ってはいましたが、キリトがその時点でアスナを「こんな綺麗な人を見たことがない」まで思っていたとは新鮮でした。ちなみに本編ではアスナとキリトはかなり上の階層で初めて出会ったかのような描写になっています。一層や二層のボス攻略でチラリと交錯したくらいであれば理解できるのですが、こちらの本で描かれているキリト、そしてアスナまでツンデレ感満載でキリトを憎からず思っている様子。と、思っていたら、あとがきを読んだら、著者もそれは承知の上で、それでもソードアートオンラインのヒロインと言えばアスナだよねーということでアスナとの掛け合いなども含めて描いたそうです。それにしても、キリトは一層のボス、二層の中ボス、二層のボスのラストアタックを全部頂いちゃうあたり「悪のビーター」そのものです(笑)あとは本編にも出てくるエギルなどが出てくる一方、初登場のネズハというキャラが出てきます。色々あってユニーク武器を使いこなすことにまでなるキャラなので、今後も出てくるのかな~
2025.04.12
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書籍の感想です。今回は「大転生時代」です。大転生時代 [ 島田 雅彦 ]タイトルから転生ものかなと思っていたのですが、普通の転生ものとはかなり趣きが違います。転生ものは神様に強制的に転生させられたり、魔法で呼ばれたりとかそういうパターンが多いですが、この本では転生するのは意識だけ。意識というか魂というか。で、その意識は転生先のだれかの体を間借りする形で居座ることになります。なので、新しい体をもとの意識と新しい意識で折り合いをつけて使っていくことになります。一方、元の体は転生先の情報が同期されるため、元の体も転生を繰り返すと複数の意識が複雑に絡み合ってとんでもないことになっていきます。さて、このような転生をするための装置が完成すれば、転生ビジネスとして使おうと考える人が出てきます。装置の完成のために出資していた人ならなおさらですね。この本ではそういう意味での「大転生時代」を描いた作品です。感想ですが、まあまあかな。前半はそもそも本人そのものが転生しないわけで、つまり本人がある日急にいなくなるわけでもなく、別の世界から転生したと言われても、目の前にいる人は普通の地球人に見えるわけで、転生そのものが妄想の産物なのか、今一つ分からなかったのですが、後半、それは「事実」という前提で話が進んでいき・・・この本にも書かれていますが、確かにこのような転生が可能になったら、死の概念を変えてしまうことになります。死ぬ前に別の世界に転生したり、生きている間に複数の世界に自分の意識を送り込んで同時に状況を把握したり・・・でも、目の前のことだけでもうまく扱えない人間がそんなたくさんのことを扱えるのか。そんな時代が来ないほうが良いな、と思っちゃいました。
2025.04.09
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書籍の感想です。今回は「アヒルと鴨のコインロッカー」です。アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) [ 伊坂幸太郎 ]伊坂幸太郎さんの作品です。少々物悲しいラストのお話です。でも私は嫌いではないです。登場人物たちが精一杯生きた結果なのだという事が感じられます。物語「今」と「2年前」の2つが交互に進行していきます。現在のパートは4月から大学に進学する椎名と、その隣に住んでいる河崎という2人が出てきます。2年前はペットショップで働く琴美と彼女と一緒に暮らすブータン人のドルチ、そして琴美の元カレとして河崎が出てきます。河崎は容姿端麗だがプレイボーイだったために別れたので琴美としては会いたくない相手です。なので、メインは琴美とドルチの話なので、これが現在の椎名と河崎がやろうとしていることにどう関係してくるかがポイントとなりそうです。というのも、河崎は会ったばかりの椎名に対して書店襲撃に協力するよう言ってきたのです。しかも目的は広辞苑1冊というのです。なぜ?どうして?話が進むにつれて、2年前に起きた事が明らかになり、ある人物にとってはそれはまだ終わっていないのだと思い知らされます。椎名は他人の物語に無理やり途中参加させられた感じですかね。椎名はごく短い間に様々波乱万丈の出来事二遭遇し、さらに彼自身、そして家族にも変化が起き、断片的ではあるものの過去と今両方を知るペットショップの店長の麗子も絡めて、一つの真実へと突き進んで行きます。真実は残酷です。でも途中参加の椎名は眺めることしかできません。
2025.04.02
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