森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2016.10.23
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今日は映画の話をしてみよう。

こういう貴重な情報は集談会の仲間からよく寄せられる。
それによって影響を受けて、自分の生活の幅が広がってくる。
こういうことは今まで数限りなくあった。
自分の生活を豊かにするには集談会の仲間との交流は欠かせないのだ。

広島県の呉市美術館でこの映画の紹介を行っていた。
無料招待券をもらったので早速行ってみた。
それは今年の11月12日(土)に全国で公開になる「この世界の片隅に」というアニメ映画である。


主人公のすずさんという女性が18歳で、広島市から軍港の町、呉に嫁いでくる。
嫁いできた1944年(昭和19年)2月は、敗戦の1年半前である。

その当時の呉市は海軍工廠がおかれ、全国から優秀な技術者が集まって活気のある町であった。
その人たちが技術の粋を集めて戦艦大和を作ったのだ。
その模様は大和ミュージアムで展示されている。
また今でも海上自衛隊の巡視船、潜水艦が何隻も係留されている街である。

さて、すずさんの新しい家族は、夫周作、そして周作の両親や義理の姉の径子、姪の晴美であった。すずさんがお嫁に来た時は想像するに余りあるものがある。
戦況はますます悪化して、本土空襲が始まっていたのである。
配給物資はだんだん減っていった。そんな中でも、すずさんは懸命に生き抜いていた。
工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、懸命に毎日の暮らしを積み重ねていく。
日常生活に丁寧に取り組んでいる姿はとても共感が持てる。森田に通じるところがあるからだ。


それは軍港で戦艦を作っていたからだ。街はこれでもかというぐらいに焼夷弾を落された。
街は焼けつくされ、多くの人が命を失った。
その時姪の晴美さんは死亡。すずさんも右手を失った。
それでも希望を捨てずに懸命に生きていく主人公のすずさん。
続いて、8月6日広島に原爆が落とされ、今度はすずさんの広島の家族が大変な目にあった。

そして8月15日玉音放送があった。終戦を迎えたのである。

この映画の紹介にこのようなことが書いてあった。
この映画は、見る人がまるで本当にそこで暮らしていると感じられるように、人々や街の様子を描きだしています。
大変な毎日でも工夫を凝らして生きていく、すずさんの姿は、すべての世代に、静かで確かな勇気を与えることになるでしょう。
その内容はインターネットで検索すればいくらでも出てきた。関心のある方はぜひ見てください。
私も是非とも見に行こうと思っている。





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Last updated  2024.04.07 10:26:51
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分からない歴20年子@ Re[2]:成功するためには感謝力が必要となる(04/09) 森田生涯さんへ  お返事ありがとうござ…
森田生涯 @ Re[1]:成功するためには感謝力が必要となる(04/09) 分からない歴20年です子さんへ コメント…
分からない歴20年です子@ Re:成功するためには感謝力が必要となる(04/09) 森田を知って随分経つのに今だに難しく感…
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