森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2016.12.26
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カテゴリ: 行動のポイント
12月になるとみんな年賀状を書きます。
でも億劫だと思っている人はとても多いようです。
そのうちどんどん日が経って、最後にお尻に火がついて、やっと重い腰をあげるという人が多いのではないでしょうか。

森田で言うと気が重いなと思いながらも、写真はどれを張りつけるのがよいのか考える。
そして文面を考える。そこまでくれば、弾みがついてくる。
それをパソコンで作ってみる。何種類か作って比較してみる。
一つに決まればプリントしてみる。問題無ければ全部プリントする。
そこまで済ましてしまえば大分気が楽になる。

次は宛名書きだ。私は手書きだ。私はいっぺんにはやらない。

去年もらった年賀状を見て書いている。喪中のはがきも忘れないようにしている。
書いたらリスト表にマーカーで消し込みを入れる。こうすると書いたどうか迷うことがない。
たまに同じ人から2枚ももらうことがあるがこういう管理をしておられないのではないかと思う。機械的に処理されているのがすぐに分かる。

宛名書きが終わったら、必ず一言付け加えるようにしている。
これが無いと本当に味気ないものになってしまうように思う。
この手の年賀状が多いいのはとても寂しいことだ。
このような手順でやるといつの間にか書き終わっているということになる。

以前は年賀状一枚の人間関係を大切にしようと500人に出すことに挑戦したことがあった。
発見会の仲間、親戚関係、会社関係、資格試験の仲間、同級生、趣味や習い事の仲間などである。350人まではいったが大変なので今はやめてしまった。
今は反対に疎遠な人から少しずつ減らす方向に進んでいる。
それよりも中身のある年賀状がよいと思う。


同級生の娘さんをがんで亡くされたお父さんからもらったものだ。
それは草木染めの染料使い山羊の絵が描いてあった。
小さい時に虚弱体質だった娘のために山羊の乳を飲ませていたと書いてあった。
これは1枚ものであり、その姿勢に感動した。

それから書道の先生からそれはみごとな毛筆で書かれたものであった。


以前アサヒビールの九州支店長という人の講演をきいた。
その方は年が開けると来年の年賀状に使う絵を書いているということだった。
何年にもわたって続けてきたと言われていた。
その作品の数々を見せてもらったが見事な出来栄えだった。
それが評判になりもらってない人からもぜひ私にもとリクエストをもらうようになったということだった。

たかが年賀状であるが、ひと手間かければ多くの人に元旦から幸せのおすそ分けをすることができるのである。
森田先生もよく言われているが、年賀状もお使い根性でやっていては、自分も苦痛であるが、相手によい印象を持ってもらうことは永遠にやってこない。
年賀状作りに精魂を傾けて、生きがいにしている人もいるということは知っていてほしいものである。





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Last updated  2016.12.26 09:16:48
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分からない歴20年子@ Re[2]:成功するためには感謝力が必要となる(04/09) 森田生涯さんへ  お返事ありがとうござ…
森田生涯 @ Re[1]:成功するためには感謝力が必要となる(04/09) 分からない歴20年です子さんへ コメント…
分からない歴20年です子@ Re:成功するためには感謝力が必要となる(04/09) 森田を知って随分経つのに今だに難しく感…
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