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今日は宝生秋の別会第1日。高橋章さんの「清経<音取>」、三川泉さんの「遊行柳」、そして金森秀祥さんの「絃上<クツロギ>」の3番。どれもこれも味わい深い。生きてて良かった~。 「妙音院殿」とは藤原師長のことで、「絃上」の詞章では“雨の大臣(オトド)”。この名称については『源平盛衰記』巻十八曾の巻でも触れられている。海に沈んだ琵琶の話は『平家物語』の青山の琵琶のところでも登場する。 この妙音院殿の弟子の1人が二条天皇で、『文机談ブンキダン』には二条天皇が音楽にも優れていたことを詳述する。今日は、二条天皇について抱えている問題も終え、スッキリした気持ちで「絃上」を観るぞーっと意気込んでいたのだが、なぜかその原稿用紙(文字通り原稿用紙<満寿屋製だけど)は書きかけのままカバンに入っていた。 舞台鑑賞を終えて、「これではいかん」と反省し、ラストスパートで書き上げた。 シテ金森さんは予想以上に素敵な村上天皇の霊であったが、音楽説話を元にした舞台にしては囃子が……んー、やはり囃子は舞台の進行に重要だなぁと思った次第。 ちなみに、須磨にはこの「絃上」ゆかりの村上帝社という神社がある。
2007.09.23
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名古屋の図書館に写本を観に行く。品川駅に新幹線が止まるようになり、名古屋・知立とスムーズに乗り継ぎ。気が付けば2時間半で知立駅に立っていた。もしかして、房総の先の方の高校に営業周りに行くより早いかもしれない。 今日行ったのは、愛知教育大学附属図書館。なんと今でも退官なさった大先生が研究で使っているらしい。「うわ~久しぶりにお目にかかりたい」と思いつつ、連絡もしなかったオノレを呪う。 目当ての作品はだいぶ虫損が進み、公刊されている本文でも判読できない部分が発生していた。 今すぐにどうするという作品ではなかったが、直接観ることができてよかった。 意外とスムーズに事が運んだので、途中で熱田にお参り。ここは名古屋能楽堂よりも多く寄っている能舞台で、前に記したように昨年10月で閉館となった能舞台だ。幸運にもまだ移転されておらず、クローズドのまま残っていた。外観の写真を撮って、お定まりのきしめんをいただき、お参りをすませて帰京。
2007.09.04
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