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第5週は、悟風のエッセイではなく、舞台となっている街や時代背景などを説明しています。今回は、悟風が学年通信を書く際、手書きからワープロ入力に変えた時のことについて、ムスコが書きました。各号のバックナンバーは、http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/ に掲載しています。
2003年05月30日
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◆編集後記「千鳥足」◆ 実を言いますと、このメールマガジンを書き始める直前まで、ダンボールの山と谷 の間に入り込み、格闘していました。既にお知らせしましたように、4月末に引っ越 しました。現在連載中の「おかあさんへの手紙」作品のうち、エッセイ類の原本はす ぐに見つかったのです。が、俳句の原本だけが出て来ていませんでした。発見したの は、発行当日の午前2時過ぎ。場所は、我が家の図書室(予定地)としている洋間 の、奥の方の、しかも下の方のダンボールの中からでした。期日どおり発行できない かと思って、ちょっと焦りました。 今回掲載の俳句のうち、個人的に思い出深いのは、96年五月の大和路の各句です。 父と母が、私の当時の勤務地・奈良に来た時のことです。急に来ると言い出して、 しかも、ゴールデンウイーク。当時、私が住んでいた部屋は非常に狭かったので、宿 を探しました。しかし、なかなか見つからず、取材先の公務員の方のつてで、ようや く小さくて、暗くて、汚い(ように見えた)部屋を探し当てました。普段は両親に反 発していた私ですが、この時ばかりは、「こんなところに親を泊めなきゃならないの か」「なんでもっと早く言わないんだ。奈良の老舗旅館だって、知っていたのに」な どと思うと、涙が出てきました。 98年五月の餅3句のうち、「草餅や 父 健やかな日々しのぶ」は、父が、菓子職 人だった祖父を思って作った句だと感じました。 五月。ここ広島では時折、夏が姿を現します。でも、父が過ごした北海道は、よう やく春の盛り。句からも、その様子が見て取れると思います。 (発行者・山口一朗) ===================================★【発行者より】本文は、メールマガジン「おかあさんへの手紙」通常号の講読申し込み窓口http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/index.html で、講読をお申し込みになり、お読み下さい。登録、講読とも無料です。バックナンバーは、http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/ で読めます。
2003年05月23日
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◆編集後記「千鳥足」◆ 今回掲載した「★家庭訪問のこと」は、これまで発行した「おかあさんへの手紙」 作品の中で、最も長いものかもしれません。1本だけでかなりの分量があったので、 4月の作品ですが、今月の「6年生トラック」はこれだけ掲載することにしました。 これにともなって、来月は、5月の作品だけが載ることになります。しばらく、1カ 月ずつずれますが、分量があまり多いと、読みにくいだろうと考えました。ご了解く ださい。 さて、発行者として、直すべきかどうか悩んで、結局、原文のまま掲載した部分が あります。それは、「“てんかん”で急に倒れる癖のある子を」というところです。 「癖」に問題があると考えたからです。 表現だけを取り上げるならば、ここは、「“てんかん”で急に倒れる【こと】のあ る子を」にすれば、良かったのではないか、と考えます。父が17年前に書いた学年通 信を読み、今、メールマガジンを発行することを機会に、そうやって、直すのは、た やすいことです。しかし、父“悟風”智の作品集ですから、父がきちんと理解してい なかった部分も、そのまま載せた方が、当時の学校や教育界に迫ることが出来るので はないかと考えます。作品の後に、「☆このメールマガジン版では、明らかな間違い 以外は、筆者・山口“悟風”智が書いたまま載せています」と書いているのは、言い 訳ではなく、原文を尊重しようという趣旨です。手直しすることで、歴史の事実を曲 げたり、事実から目をそらすのは、やってはいけないことだと思います。 ただ、明らかな誤字は、正しました。中ほどの「どうぞ、形式張らずに迎えて下さ いね」は、「迎えて」が「向かえて」になっていました。ここは、ワープロでの変換 ミスと判断しました。 (発行者・山口一朗) ===================================★【発行者より】本文は、メールマガジン「おかあさんへの手紙」通常号の講読申し込み窓口http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/index.html で、講読をお申し込みになり、お読み下さい。登録、講読とも無料です。バックナンバーは、http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/ で読めます。
2003年05月16日
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◆編集後記「千鳥足」◆ 転勤直後の父“悟風”智が、道に迷いながら家庭訪問した様子が、目に浮かびまし た。私自身も転勤して間もないからでしょう。知らない土地に行くと、地名を言われ ても、ピンと来ません。地図を見ても分からないこともあります。父の場合は、同じ 町の中の地区名で苦労したようですが、私の場合は、「広島県」というもっと広い地 域です。というのも、市町村合併が進んでおり、持っている地図では別の市や町なの に、最近一緒になったところが多いからです。 赴任地で、初めて聞く言葉にも戸惑うこともあります。でも、だんだんと慣れて来 て、懐かしくなっていくものです。父の場合は、北海道上川地方で40年間教員を続け ました。生まれ育った土地の周辺で勤務したので、方言で苦労することはなかったと 思います。私は、今の会社に入って13年余りの間に、福井、伊賀(三重県)、奈良、 大阪、広島と転勤してきました。広島滞在10日ほどでは、まだこちらの方々の言葉を 聞き取るまでには至っていません。でも、もう、既に、温かみのある音の流れを、楽 しく聞けるようになってきました。 こういうことは、机に向かって勉強することではありませんよね。小学生を対象に 「机に向う時間を」確保するように説いた父と、今の私の立場は違うでしょう。私 は、出来るだけ「机」から離れて、人と話して、いろんなものを見て、おいしいもの を食べて、飲んで、人脈や興味を広げたいと、「中古の新人」として思っています。 (発行者・山口一朗) ===================================★【発行者より】本文は、メールマガジン「おかあさんへの手紙」通常号の講読申し込み窓口http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/index.html で、講読をお申し込みになり、お読み下さい。登録、講読とも無料です。バックナンバーは、http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/ で読めます。
2003年05月09日
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◆編集後記「千鳥足」◆ 広島に引っ越して、初めてのメールマガジン発行です。まだ、ダンボールに埋もれ たままですが、パソコンだけは何とかセットして、書き始めています。 「★カタカナ」は、「読みにくいな」と思われたかもしれません。実は「おかあさ んへの手紙」の初期の作品は、大部分がこのように「漢字・カタカナ」のスタイルで 書いてありました。ひらがなは、ほとんど使っていませんでした。これらの作品はガ リ版印刷時代のものです。ガリ版で使う鉄筆では、丸い線が書きにくかったからで しょう。父“悟風”智も「ひらがなヨリ能率的で 書キヤスイモノデスカラ」と、文 中に示しています。 このメルマガを発行し始める際、www.honya.co.jp 代表編成人、廣瀬克哉さんと 話し合いました。原文どおり「漢字・カタカナ」スタイルにするか、それとも「漢字 ・ひらがな」スタイルにするかと。結果、ひらがなを使った方が、読者には読みやす いだろうし、現在のワープロソフトでは、入力もしやすいと一致しました。そのうえ で、今回登場した「★カタカナ」だけは、原文に忠実に「漢字・カタカナ」スタイル で載せて、「実は、こうだったんです」と伝えようと決めました。 ですから、本来は、今回掲載分の「★山口農園」も「★一流の人の心情」も「漢字 ・カタカナ」スタイルです。ガリ版全盛の時代が過ぎ、ワープロの時代へと進む過程 で、小学校の学年通信の発行方法も変わってきました。父が遺した学年通信だけで も、かなりの変遷があります。このあたりの分析は、いずれ、第4週か第5週にやり たいと思っています。 (発行者・山口一朗) ===================================★【発行者より】本文は、メールマガジン「おかあさんへの手紙」通常号の講読申し込み窓口http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/index.html で、講読をお申し込みになり、お読み下さい。登録、講読とも無料です。バックナンバーは、http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/ で読めます。
2003年05月02日
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