こんにちは、ごるふびとです。
「3メートルのチャンスパットは、しっかり決めたい!」
……そう思っていませんか?
実は、PGAツアーのプロですら、1メートル前後のパットを 1割前後外している のが現実。
3メートルになると、成功率は 40%を下回る というデータもあります。
つまり、私たちアマチュアにとっては――
ショートパットも 意外と難しい
ロングパットは 入らなくて当然
そう考える方が、むしろ スコアメイクにつながる戦略 になります。
今回は、実際の統計データをもとに、「距離ごとのパット成功率」と「それをどう活かすか?」をお伝えしていきます!
| 距離 |
成功率(PGAツアー) |
|---|---|
| 約60cm(2フィート) |
99% |
| 約90cm(3フィート) |
96% |
| 約1.2m(4フィート) |
88% |
| 約1.5m(5フィート) |
77% |
注目すべきは、 1.5メートルのパットですら、4回に1回は外している という事実。
しかもこれは、プロが整備されたグリーンで、最高の技術でプレーしていての話。
私たちアマチュアが「この距離は絶対に入れたい!」と思うのは、ちょっと ハードルが高すぎる かもしれません。
| 距離 |
成功率 |
|---|---|
| 3m(10フィート) |
40% |
| 4.5m(15フィート) |
23% |
| 6m(20フィート) |
15% |
| 9m(30フィート) |
7% |
| 12m(40フィート) |
4% |
| 15m(50フィート) |
3% |
| 18m(60フィート) |
2% |
この数字から読み取れるのはシンプルです。
ロングパットは“入れる”のではなく、“2パットで終わらせる”のが正解。
しかもアマチュアの場合、
練習量は少なめ
グリーンは凸凹だったりスピードが不安定だったり
多くのコースは“初見プレー”
そんな状況で「ロングパットを入れに行こう!」とするのは、正直かなり無理があります。
統計学者マーク・ブローディによれば、 「10フィート(約3m)」がパットの分岐点 だと言います。
10フィート未満の平均成功率 :88%
ちょうど10フィート :40%
この差、驚きですよね。
つまり、プロでもこの距離からはグッと難易度が上がるということ。
だからこそ:
10フィート未満は“決めたい距離”
10フィート以上は“寄せてOK”の距離
と意識を切り替えることが、ゴルフの質を一段アップさせてくれるんです。
ちなみに、ツアープロでも10フィート未満のパットを すべて沈められるのは10ラウンドに1回 だそうですよ。
「さすがにこれは入れたい!」と思ってしまう距離。
でもプロでも成功率は77%。つまり、 4本に1本は外す んです。
外したからといって落ち込むのではなく、「これもゴルフの一部」と割り切るメンタルが大切です。
ラウンド前の短い時間でもいいので、 ショートパットの練習 をしておくと、カップイン率がグンと変わってきますよ!
アマチュアにとって、 3mパットは入れば超ラッキー 。
5mや10mなんて、プロでもなかなか決まりません。
ロングパットでは、「まずは1m以内に寄せる」ことを意識して、
“2パットで終える”マネジメント を徹底しましょう。
グリーンに乗ったら、「いかに2打で終わるか」が最大のテーマ。
“カップを狙う”のは、入る確率が高い距離だけ
それ以外は“寄せる”意識
この思考の切り替えができるだけで、 スコアの安定感が大きく変わります。
✅ 1.5mのパットでも外すのが普通。だからこそ練習が効く
✅ 3m以上のパットは「寄せて2パット」が王道
✅ “入れる”から“どう2パットで終えるか”の発想転換がスコアを変える
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