ラウンド中、たまにありますよね。
ティーショットやセカンドが、 見事にカート道の上に… 。
これ、どうするのが正解か知っていますか?
まず大前提として、 カート道から打ってはいけない わけではありません。
ゴルフの原則は “Play it as it lies” ― つまり あるがまま にプレーするという考え方です。
なので、ルール上はそのまま打ってOK。
ただし、コンクリートの上で打つと…
手や手首を痛める
クラブのソールが削れる
音も衝撃も結構キツい
…と、あまり良いことがありません。
しかもゴルフ場によってはローカルルールで「カート道からは救済必須」としている所もあるので要注意です。
もし救済を受ける場合は、 ニアレストポイント を見つけるところから始まります。
スタンスをとったとき、足がカート道にかからない位置を探す
そこに印を置き、そこから ワンクラブレングス以内 にドロップ
もし範囲外に出たらやり直し
2回目でも範囲外に出たら、その落ちた位置にプレース
ドロップする場所次第で次のショットの難易度が変わるので、プロはかなり慎重にやります。
中には「この位置よりはカート道から直接打った方がいい」と判断して、あえて救済を受けないケースもあります。
▶︎ カート道での救済方法|Youtube
正直なところ…
エンジョイゴルフでは 大まかにこの辺かな とドロップしている人も多いです。
中には、ちゃっかりフェアウェイ側に置いてる人も(笑)。
ただし!
競技ゴルフ
初対面の人や接待ラウンド
こういう場面ではルール通りにやった方が絶対いいです。
ルールを知らない、守らない人と思われるのは損ですからね。
カート道から直接打つのはOK(ただしリスクあり)
正しく救済を受ける場合はニアレストポイント+ワンクラブレングス
普段はざっくりでも、競技や接待では厳守
次にカート道にボールが止まったときは、このポイントを思い出してみてください。
ルールを知ってるだけで、プレー中の自信もグッと上がりますよ。
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