全9件 (9件中 1-9件目)
1
村意識今朝は五時半過ぎにウォーキングに出発。間もなく日が昇り、急速に日が長くなっていくのを実感。寒さも弱まり歩く人の姿も多くなった来た。最近歩くコースは歩行者専用のパークロード。毎回のように会う中年の男性。一見無愛想な感じの人。でも彼はビニール袋を持って、ゴミを拾いながら歩いている。最初に会ったときは、たまたまそうしているのだろうと思っていた。でもそうじゃなかった。いつもすれ違う時は必ずそうしていることに気が付いた。私は毎日歩いているわけではないので、歩くたびに会う彼は毎日そうしていることになる。彼のお陰で遊歩道はゴミ一つなく、いつも清々しい気分で歩け幸せな気分になれる。日本人は欧米の人と違って、「公共」という意識がない民族だと「和辻哲郎」が「風土」の中で書いているのを思い出した。欧米ではレストランとリビング、図書館と書斎が、公共の場と同じと捉えられている。プライベートな空間は寝室だけなのだそうだ。それにたいして日本では、玄関を入れば100%プライベートな空間。パンツ一枚でいても何の問題も起こらない。逆に玄関を一歩出ると、もう自分とはまったく無関係の世界。公共のものという観念が育ちにくく、村意識も同じところから来ているんだとか。妙に納得してしまう。
2005.03.31
コメント(0)
それでいっちゃが 今朝の新聞の投書に、いい話が載っていました。寝てしまった1歳の子供を抱え、大量の荷物に困っていた主婦。通りかかった小学生の男児二人が、「おばちゃん、家どこ?荷物重そうやし、おれたちが持ってっちっやか」と荷物を持ってくれたそうです。なんでも、いつもお母さんに「困っている人がいたら、声を掛けなさい」と、言われているんだととか。小さな手で一生懸命荷物を持ってくれたそうです。お礼を言い「ジュースでも」と言うと「おばちゃんが助かったなら、それでいっちゃが」と、帰っていったそうです。昔の親はどこでもこんな事を言っていたなあ、と懐かしい感じで読んだ。この子達がえらいのは勿論、そういう躾をしているお母さんが素晴らしい。今でもそういう「心が生きている」日本も、まだまだ捨てたもんじゃない。「お互い様」 という感覚。「もったいない」 のことばと共に大事にしたいもんだ。
2005.03.30
コメント(0)
地球の事って意外と知らない 地球の事、分かっていそうで知らないことが多いね。地球が(赤道付近)時速1,674kmで回転してるなんて、信じられますか?遠心力で吹っ飛ばされないのが不思議。重力の0.3%しか遠心力は働いていないんだって。それぐらい地球の引力が強いってことらしい。地球を外から見てみたい。地球の表面にへばりついて生きている人間は、蟻んこみたいなもんだね。この小さな存在の人間を、宇宙的な視野で眺められたら、価値観が変わると思う。アメリカの宇宙飛行士・シュワイカート博士のように、神の存在を信じるかもしれない。地球が一個の生命体だと実感できるかもしれない。開催中の「愛・地球博」のアイデア募集に、応募したことが有る。「国際宇宙ステーションからの映像を、24時間万博会場で放映する」というもの。大型スクリーンに何の解説もBGMもなしで、ただただ静かに眺められるように。それを見ていれば、環境や人種、宗教や国境、気候や食料など多くの問題を無言で提起できる。地球は循環器系でできていて、風も水も空気も地球上を循環していてる。まさに世界共通の財産。一個の生命体ガイア。人間はその生命体の、一つ一つの細胞に他ならないんだね。
2005.03.29
コメント(0)
春に三日の晴れなし春の雨は心の奥の方がゆるっとして、何だか胸が「ほわっ」とします。乾ききった大地に潤いを与えて、ほこほことなってくる。眠っていた生気を甦らせ、一生分の一年のスタート。四季が一年を3ヶ月づつに分け、変化していくので、あっという間に過ぎていく。寒い冬は春を思い、暑い夏は秋に焦がれる。この寒暖の差が脳を刺激し、優れた民族を生んだ。自然災害の多さも又然り。メガロポリスに属する国の中でも日本は「最恵国」だそうだ。山、野、川、海 すべてが揃う。言葉も文化も食物も豊かで、何不自由ない国。なのにそれを忘れている。身近に有るものはその価値に気が付かない。ほしいと思って自分で手に入れたものではないから・・。失って初めて気が付く。
2005.03.28
コメント(0)
独座大雄峰 冬の間サボっていた座禅を再開。毎日は無理としてもできるだけやりたいと思う。20分ほどの間、呼吸を整えて瞑想。この時数を数えるのがミソ。 慣れてくるとゆっくりとした深~い呼吸を、1分間に2回ほどの最小限の呼吸ができるようになる。このぐらいまで出来るようになるとかなり本格的な座禅といえる。 全部の息を完全に吐ききって、そのままゆっくり吸う。この吸う時がものすごく気持ちいい。酸欠から開放されて生き返った時ような、頭がスーとなって恍惚の瞬間が味わえる。ここまで出来るようになるまで3ケ月ほど掛かったと思う。初めはなかなか息が安定せず、苦しくなって乱れてしまう。徐々に長くしていくと出来るようになって来る。 自律神経の中で唯一呼吸だけが自分でコントロールできる。この呼吸を深くゆっくりすることの意味と効果はすべての分野で重要とされている。 イライラする時、腹が立ったとき、悩みで精神が不安定な時、人前で何かしなくてはいけない時、試験や試合の前、集中力や粘りを必要とする時などなど、あらゆる場面で呼吸をコントロールできれば、いい結果を生む事は間違いない。 もっともっと身近にこの本格的な呼吸法を取り入れるべきだと思う。小学校で毎朝10分でもやるようにすれば、随分違ってくると思う。 私が取り入れている座禅の方法は[「禅 瞑想」朴禧善 著 たま出版 ]です。韓国の工学博士が実体験と科学的データーを基にまとめた優れた著書です。
2005.03.27
コメント(2)
夢発心でハッピーカムカム知人の鈴木さんは根っからのプラス思考の人。会う人会う人を幸せにしてくれる。初夢で「夢発心」のお告げを聞いてから、多くの人に幸せを与え続けています。プラス志向の人は「陽」のエネルギーを出して、「陰」を「陽」に変えてしまう力がある。彼は面白い事を実践しています。これはと思う人がいると、その人に毎日「絵てがみ」を書く。貰う方は知らない人からでも毎日来るので無視できなくなる。その内に「絵てがみ」が届くのが楽しみになり、いつの間にか友達になってしまうという。初めから確信的に友達になれると思い込んでいて、「絵てがみ」を出すことでそれを儀式化しているのかと思う。また「予定」は実現しないが「計画」は必ず実行できる、という信念を持っていてそれを実践している。自分の思考が自分の運命を左右し、すべては自分の心が決める。そんな風に思える。
2005.03.26
コメント(0)
「梵字に親しもう」 古代インドのサンスクリット文字で諸尊を表したものを種字といいます。植物の種と同じ意味を持っています。 植物の種は太陽や雨などの間接的条件(縁)によって次第に種から芽や根が出て花を咲かせるように、梵字の種字もこれから伸びてくる根や茎、果実を実らせる「因」を含んでいる。一字の中に無量の功徳を含蔵していて、仏画や仏像と同等の価値観をもつものとされる。 弘法大師が日本に伝え、主に密教の世界で重要な意味をもち、現在でも大切に扱われている。大日如来の種字である「阿(ア)」は、「阿字観」という観法で使われる重要な梵字です。 五輪塔には宇宙を構成している五つの要素、地(ア)・水(バ)・火(ラ)・風(カ)・空(キャ)が書かれており、そのまま大日如来の実在を語る真実の姿を表している。ここでも「阿」が中心となって大日如来を形作っています。ちなみに宮本武蔵の五輪書はこの五つの要素を表題に書かれたもの。 阿弥陀如来の種字である「キリク」は梵字の中でも一番美しい姿をしていると思う。カ・ラ・イ・アクという4つの文字が四字合成によって構成された文字です。この梵字一文字を見る事は吉祥とされています。 今では梵字が生きて存在するのは日本だけです。過去に密教ブームが何度かあり、熊野古道が世界遺産になった事もあって今後ますます関心が深まることでしょう。 私は染色家ですが「縁」あって梵字のタペストリーを製作するようになった。もっともっと梵字を身近なものとして取り入れ、心豊かな生活にして行こうと 「梵字に親しもう」キャンペーンを実施中です。プレゼントがありますので、一度覗いてみて下さい。 風水と組み合わせるのも面白い効果があると思います。 手を合わせるとか、お祈りするというのは、その対象に対してお願いするのではなく、自分の心に向って行っていることなのだと思う。その念ずる行為が心の中に働きかけて、自分の内面を浄化していくのだと思う。 しかし対象となる象徴的なものが有った方がやり易いし、イメージを持って素直に行なえるというもの。
2005.03.25
コメント(0)
今朝は5時半に起き、いつものウォーク&ランへ。5キロほど早足で歩きいつものように「因業おやじ」の大工の棟梁の作業場に立ち寄る。この棟梁は若い頃から人並みはずれの行動派で、昔の話を始めると次から次から面白い話が出て止まらない。この親父の話は又いずれ書く事になるだろう。 日の出前に家を出て途中でご来光を拝むというのが、なんとも清々しい。途中行き交う人に誰彼となく挨拶をする。今日は8人ほど。始めの頃はあまり良い反応ではなかったが、最近では向こうから挨拶してくれるようになってきた。 幸せホルモンといわれるβエンドルフィンは、早朝に分泌がピ-クになのだそうだ。実際に早朝ウォークと挨拶は精神的にすごくいい。長年の悩みだった鬱状態も解消されてプラス思考に変わってきた。週1~2回 でも十分効果があり、欝で悩んでいる人は是非、朝方人間になって早朝に家を飛び出してみてください。 そして出来るだけ大きな声で挨拶してください。相手の反応は無視です。 ほんとにいいよ。
2005.03.24
コメント(0)
何だか機能が多くて訳わかんないままスタートしました。これから先どんな内容になっていくのか自分でも分からないが、「幸せになる」をキーワードに感じたことを書いていこうと思う。 今朝の新聞に「土門拳賞」受賞特集、坂田栄一郎氏(1941年生れ)の受賞の言葉が載っていました。被写体に対する一方的ともいえる思い込みの正体 『人間も、動物も、植物も、その他諸々の物象も、私の目に強く訴えかけてくるのは「否定的なもの」ではなくて「肯定的なもの」であり、「陰の部分」ではなくて「陽の部分」であるということがわかってきた。この世を照らす最も強く、最も暖かな光りであるところの「愛」に強く引かれ続けてきた。』 と語っています。 氏のこの感覚は何処から来るのでしょうか。氏は又 『他の人々と同様、私もまた愛を見たくて、愛と触れ合いたくてこの世に生まれてきました。(中略)逞しい愛を人間を含めた自然の中に見出し、レンズを通して自分の中に取り込み、世に発信しつづけることが私の役目』 と写真家としての信念を語っています。 自然の中に「愛」を感じることが出来るというのは、きっと自分が「自分自身を本当に愛している」ということなのではないかと思う。それは多分自分に正直に、自分を裏切らず、最大限の努力と行動をしてきた中で培われたものだろうと思う。 「自分を愛せない人は、他人を愛する事は出来ない」ということから考えても、なかなか簡単な事ではないと思うが、そう有りたいと切に思う今日の記事でした。
2005.03.23
コメント(0)
全9件 (9件中 1-9件目)
1

![]()
