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♪ コンビニの帰りに春を連れてくるふふふと笑う夜の玄関‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ いよいよ明日から新年度。何もかもの予定が狂いに狂って、一体どうなる事やら。4月1日はわが結婚記念日でもあり、絶体に忘れることは無いこの日をスタートに、いったいどんな年になるのか。 災害だけはご免こうむりたい。避難所に人が集まればコロナの蔓延に繋がりかねず、それまでに収束していることを祈るばかり。桜折るバカ、梅折らぬバカ春とは人を狂わせて、花盗人がバカをする真夜に笑いてしゅるしゅると、何かが何かを脱ぎ捨てる終わりが始まる午前2時、月が涙をこぼしますバカ殿あいーん逝く夜は、猫もウソ寝のかたつむり最近、細菌 最接近引きこもりさえ諾わる、自粛自制の檻の中自縛持続に時限なく、どこまで続くぬかるみぞ卍固めの解けぬまま、卯月の背中疼かせて時間ばかりが目減りしてゆく 東京オリ・パラは、一年後(1日ズレるだけ)の「開会 2021年7月23日金曜日、閉会 8月8日日曜日」に、パラリンピックは、「2021年8月24日開会、9月5日閉会」決まった。。 東京五輪は「史上最多の33競技339種目で、出場選手は1万人以上。大会関係者や観戦者を含めると、約1千万人が東京を訪れると見込まれる。100を超える競技・練習会場、大会関係者のホテル4万室以上、バス2千台の借り上げ」という規模。 チケット関係や暑さ対策、競技日程など準備されていたのを無駄にしなくて済む。しかし、延期に伴う追加経費は数千億円規模で、“IOCは払わないだろう” と組織委幹部は腹をくくっているとか。新型コロナウイルスが、一年後にどうなっているのか誰にも分からない。もし、開催出来なければ中止になると思われる。
2020.03.31
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♪ コロナ禍を自然淘汰と思いみる生きて選べぬ死のTPO‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 未知との遭遇は足元からやって来た。未曾有の世界的経済の危機。 今までの経済危機とは根本的に質が違う。相手は目に見えない細菌だ。誰が悪いわけでもない。スペイン風邪の時とは人類の地球環境における状況が全く違う。すべてが神経細胞のようにどこかで繋がっていて、どこかで何かが有れば何らかの形で影響を及ぼして来る。 COVID-19は、まさにパンデミック。全地球規模で広がっていて、バルカン半島からアフリカなどの貧困な国々への感染が危惧される。 特にアフリカが心配だ。インフラが整備されていないのは言うまでもなく、あらゆる面であまりにも無力。今すでに感染爆発(オーバーシュート)を起こしていて、相当な被害者が日々に発表されていくものと思われる。WHOが先進国に拠出させて、生活支援するような事も出来ていない。患者数が急増しているアフリカ各国29日現在 アフリカ疾病対策センターによる(朝日新聞) データとグラフで見る新型コロナウイルス カッコ内は死者数(筆者による) グローバルにもたらされる予想だにしなかったダメージは、もはや対処療法的な対応では追いつかない。パラダイムシフトが待ちかまえていると考えるべきだろう。「科学の歴史は常に累積的なものではなく、継続的に革命的変化するもの」という概念を越えて、これまでの社会的変化を大きく越えた新たな理念に基づく価値観が生まれる、その切っ掛けになるだろう。 人類は今、過渡期に差し掛かっている。資本主義経済の行き詰まり、極端な富と貧困の格差社会。超消費的社会によって加速する環境破壊。地球温暖化による自然災害のパンデミックな広がり。 保護主義とエゴイズムの蔓延。経済の低迷による不景気、失業者の増加、生活困窮者の暴動。1929年時の世界恐慌時にヒトラーが勃興していった時のような状況が待っていかも知れない。トランプがどこかに戦争を仕掛けるかもしれない。 所詮、人間は “アリん子” と同じ、太陽を命の糧として地球に生息する一生物種に過ぎない。大脳を発達させて欲望につき進むばかりで “足るを知る” こと忘れ、単なる「欲を喰う」化け物になってしまった。 1918年から1920年に流行したスペインかぜは、今と状況が違うので数字的に比べるの無理があるが、全世界で患者数約6億人で、2.000万から4.000万人が死亡したとされている。これら細菌による禍は、地球を穢すものへの怒りとして起こる自然現象なのかも知れない。「自然淘汰」という言葉が “人間にも当てはまる” ということを教えてくれている。
2020.03.30
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♪ 公園に住んでかれこれ三十年染井のヨシちゃんようやく笑う‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 真夜中の階下に妙な音がするスーパーボールで遊ぶ仔猫の♪ 浴槽の湯は万能のおもちゃなり桶で叩けば花火が上がる♪ ひっそりと大島桜咲く丘にひとり金麦ロング缶飲む♪ 東海の新聞歌壇は常連のやけに多いと知る雨の午後
2020.03.29
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♪ 左手を使う快感スプーンを使い始めしおさな児のごと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2019年5月の中旬に右ひじが痛いのでPCのマウスを左手で操作し始めた。それがきっかけで、それ以来ずっと左手で操作している。 左手を使うと、右脳が刺激される。 記憶力がアップする、絵が上手にかけるようになる、理解力がアップするなど、右脳を活性化させるといいことがあるらしい。ブログを書くために頻繁に動かしているマウス操作は毎日必ずやるので、当たり前に操作できるようになれば、右脳にとっていいに違いない。使いやすいように工夫してきたら、こんな風になって・・ あれからおよそ9カ月。ほとんど問題なく操作できるようになった。また、週一回の孫との夕食時には箸を左手で使うことも加わっている。1年前に比べたらかなり右脳が活性されているはずだが、果たしてどうなんだろう。 左脳のデジタル脳に対して、右脳はアナログ脳と呼ばれることもあり、左脳は言葉で思考するのに対して、右脳はイメージで思考するという。こんな分け方もある (Pinterestより) 音楽や絵の才能が秀でている人を右脳派と呼び、読み書きや分析が得意な人は、左脳派と呼ばれたりする。 また、成長するにしたがって左脳に依存する生活となり、頭の硬い融通の利かない人になっていく。それはたいがいの大人が感じることで、高齢になればなるほど顕著になっていく。脳の老化にも偏りがあって、生活習慣とか置かれた環境に影響されていくことが容易に想像できる。昔からこんな図が広まっているが・・ しかし最近は、これら右脳左脳の違いを否定する学者もいて、能力の差などほとんど無いという調査結果がでているらしい。つまり幾ら左右の脳が優秀でも、脳梁で繋がっている左右の脳の相互関連がうまくいかなければ、その能力を発揮できないという事だろう。 女性脳と男性脳の違いを取りだして、その特徴から夫婦の在り方を説いた黒川伊保子の本が、根拠がないと批判を浴びたりもしている。神は細部に宿る。脳も決して頭だけではなく、身体全体に関連していることを考えれば、右脳だ左脳だと分離して考える事にはあまり意味がないという事だろう。私は示唆に富んでいて、面白いと思って読んだ。 体験から言うと、染色作品を作り続けていた生活が長かった私が、郵便配達の仕事をしてみて、如何にモノを覚える機能が低下していて、如何に左脳を使っていなかったかをつくづく思い知らされた。 配達エリアの家族の名前、端末操作、事後処理などはもちろんのこと、最初は順路を覚えるのがとても苦痛だった。限られた時間内で正しく処理する能力を要求され、出来てようやく一人前。あまりに配達が遅く誤配が多かったので、悪いレッテルを張られて班をたらい回しにされたりもした。 しかし、その仕事のお蔭で左脳が活性化し、弱かった麻雀も強くなったのも確かだし、その期間の短時間のブログの質も格段に上がった。毎朝、1時間で文章をまとめて短歌を1首アップしていたものを、今読んでも感心するほど。 だからと言って創造的な能力が落ちたかというと、そんな事もない。不備だった左脳とのバランスが取れるようになって、まともな脳の持ち主になれたというだけのこと。 体も脳も、左右のバランスが大事という事だろう。 やじろべえをいつも頭に描いて、何にしてもバランスよく生活すること。それで、特定の考え方に偏ってしまうことも防げるような気がする。
2020.03.28
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♪ 池の水のめぐりに底の陰りありロックアウトの街の淋しさ 気温20度を超える4月中旬の予報が出ていた昨日は、放っては置けないような良い天気だった。その心身をくすぐるような陽気に誘われて、一度はと思っていた「桜の下での野酒」を思い付いた。 そうだ、大池公園へ行こう。家の前のちびっこ広場の桜はまだだが、あそこには色んな種類の桜がある。きっといい具合に咲いているんじゃなかろうか・・何かの工事中でかなり水が減っていて、いつもと違う。 弁当を買い、ロング缶1本も携えていざ公園へ。なな、何と! 平日の11時というのに、市役所前の駐車場は、待つ車が並んでいるじゃないの。まったくの想定外。外出が自粛中の春休みだということをすっかり忘れていた。 暇を持て余し、家にジッとしていられない家族も多いだろう。暇な高齢者もこの陽気に誘われて、啓蟄に這い出してくる虫のようにふらふらと出てきているだろう。自分の立場もかえりみない勝手な夢想の中で、認識というものが空気中の水分と同じように蒸発してしまっていた。 北側へ回ってみても同じ。最後の望みを掛けて図書館がある東へ回ると、辛うじて図書館の駐車場に余裕があった。休館中ながら入り口は空けてあった。 池の周りは起伏に富んだ地形になっていて、いくつかの脇道が設けてある。階段を登っていく小道に「二人の広場」なんて洒落た名前が付いてたりする。 別の階段から上ったところに誂え向きの場所を見つけた。散策の脇道はオオシマザクラが背を伸ばし、若葉と一緒に白い花を咲かせている。さすがに他人の姿はあまり無く、時どき見かけることはあっても木々の一部となっているかのように目立たない。 コンクリートのテーブルと長イスで味気ないが、まあ贅沢は言ってられない。さっそく弁当を取り出し、読もうと思って持って来た本を開く。「野酒」が「野読書」になってしまう感はあるが、車で来ている以上酒をメインにするわけにはいかない。 アー、アー、とカラスが頻りに鳴いて、うるさい。雰囲気ぶち壊しだ。ここはやっぱり鶯の出る場面だ。澄んだ美しい声が、新緑の瑞々しい木々の間を抜けて、この雰囲気を盛り上げて欲しいところ。 短歌ノートも持って来ていて、歌の一つや二つ詠んでみようと思っていたのに、思い通りにはいかないねえ。♪ 佐保姫の息ゆららかにわたりゆき野酒に春のひもときを見ん あまりにも暖かすぎて、春の服装では耐えられずエステルのセーターを脱いだ。それでも暑いので1時間程でそそくさと帰って来てしまった。♪ 盛りには少し間がある公園に暖かすぎる春が溶けゆく散歩中の犬もあまりの暑さでへったってしまい、しゃがみ込んでしまった。 ソメイヨシノは3分咲きというところ。週末はまあまあの天気のようで、ウォーキングする人や老夫婦、子連れの若夫婦や家族連れなど、たくさんの人が押し寄せることでしょう。
2020.03.27
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♪ 出発は若もの気取り帰りには腰を痛めた老いぼれとなり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3日前、名古屋へ行った時に乗車と降車両方の駅の階段をトントントンと駆け上がって、体調が良いことを喜んでいた。なのに、絵画鑑賞などで1時間ほど立ったり歩いている内に腰が痛くなってきた。辛いのでそそくさと帰って来てしまった。 外出自粛などどこへやらけっこう電車は混んでいて、乗って直ぐには座ることなど出来なかった。“俺は、本当は年寄りなんだぞー” なんて心の中でつぶやいたりして、後半ようやく座ることが出来た。 翌日には痛みも軽くなっていたが、あれは一体何だったのかと・・♪ 誰も席を譲ってくれず老人のヘルプマークがあればと思う 昨日、いつものウォーク&ランで6キロ走ったが、やはり少し腰が痛くなった。 腰痛とは、背骨を支える起立筋にストレスがかかることで生じる症状で、症状からすると私のは「腰椎変性すべり症」らしい。腰椎のずれを抑えるために「起立筋」が過剰に働くため、立っているときや歩いている最中に腰痛が起こるらしい。加齢によるものだ。 「腸腰筋」が弱っている可能性があり、それには「もも上げ運動」が効果的らしい。また、体幹筋(腹筋と背筋)や大腿四頭筋も弱っているようだ。年のせいだが、情けない。 やはり自分もやっていた筋トレ、ダンベルを使った『デッドリフト』が効果的らしい。続けてやっていないので、効果が出ていないだけだ。 初心者は、自分の体重×0.5kg(例:体重60kgの人は片方15kgのダンベル)とあるが、本格的な筋トレをするわけでもないので、片方5.4キロで充分だろう。デッドリフトの正しい姿勢・肩幅に足を開き、つま先は少し外に広げ、両手でダンベルを持つ。・胸を張って骨盤はひいた状態、肩は下ろし膝を少し曲げる。そこがスタートポジション。・ハムストリングが使われているのを意識しながら膝の少し下の所までゆっくり下ろしていく。・ハムストリングス、おしり、背中の筋肉を使いながら体を起こす。・最後に背中を引き寄せる。・その動作を繰り返す。 本格的にやると、脊柱起立筋、広背筋、僧帽筋、大腿四頭筋、ハムストリングス、前腕筋なども鍛えられるらしい。 トレーニングのコツ *背中を丸めると腰痛などの怪我に繋がってしまうため、背筋は必ず伸ばしておく *フィニッシュの時に、腰を反らせ過ぎると、腰痛になってしまうので、背筋は真っ直ぐキープする *脊柱起立筋を鍛えるのに、高負荷は必要ないので、少し重いと思うくらいの負荷で取り組む *正しいフォームを確認しながら行う *息を吐きながら持ち上げていき、吸いながら戻す これで、ウォーキングやランニングでの腰痛から解放される。 6キロランを暫らく続けて、少しづつ距離を伸ばしていく事にする。合間にインターバルでスピードを上げた走りも入れて・・
2020.03.26
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♪ マジョルカの光あふるるカンバスの余白なづさふ時を味わふ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ "ベラスケスの再来"、"20世紀最後の印象派"、"光の収集家"と評されたという、スペインを代表する印象派の画家ホアキン・トレンツ・リャド。大回顧展が名古屋であり、最終日の23日(月)に観に行って来た。 1946年生まれというから存命なら今年74歳になるはずだが、1993年に47歳で夭折してしまったらしい。 絵の具を叩きつけるようにして飛沫を飛び散らせる、スプラッシングという手法を使い、印象派の伝統を受け継ぎながらモダンでスピード感のある絵を描いた。かなりのデッサン力と修練の上に成り立つもので、その明るくコントラストの強い配色と大胆な筆致は見事。近くで見るとまるで殴り書きのように荒々しいが、距離を取ってみると生き生きと風景が浮き上がって躍動を始める。 中心に四角いフレームを設けてその中にモチーフを描く。皿の空間を活かしたフランス料理の盛り付けのように、空間を取ることで一層モチーフに意識が誘導される。 デンマーク王室の著名な人物やスペイン国王夫妻の肖像画を描き世界を虜にした彼が、既成概念を打ち破りだれも挑戦し得ない技法で鮮やかに、地中海の時間と光を描いて見せていく。単に記録するのではなく画布の上に躍動させること。原画が、真似が出来そうで絶体に出来ないことを思い知らされ、圧倒される。やはり原画に勝るものはない。 原画は3-4点あるのみで、あとはみんなシルクスクリーン。アクリル絵の具で加筆してあり、絵具のタッチが強調されている。こちらのは最新作ですという言うのを聞いて、亡くなったはずなので訝っていると、奥さんと娘が彼の技法を受け継いで作品を作っているという。これにはぶっ飛んだ。「ロルカの詩II」 同じはずのものが2種類のシルクスクリーンになって売られている。下の方が本物でリャドの直筆サインが入っている。 上のは奥さんか娘の手で再生されたもので、会場に新作として展示されていたものの一つ。世界中の画商がこれらはみんな「リャド作品」として販売しているわけだ。 本物の方は、1993年にリリースされたというから亡くなった年だ。自分が関与している最後の作品なのかも知れない。レギュラーエディション295枚、ローマ数字によるエディション95枚、AP版(作家保存版)60枚、PP版(刷り師保存版)10枚のトータル460枚のシルクスクリーンの版画が制作されている。5本の指に入るほどの人気作品で、一番価格が高い時代には300万円を超えていたらしい。 新作はバラの絵が殆どだが、どうりで絵が小さくまとまっていて躍動感がないと感じたわけだ。真似たものが本物に肉薄するなんてことは無いし、どう転んでも偽物でしかあり得ない。しかし、偽物ではない証しとして、サインの頭文字が変えてあるという。聞かなければ顧客にそんな説明はしないかも知れない。奥さんや娘を加担させて、こういう形で商売にするのは画商の得意とするところだろう。 そういえば受付に座っていた男の態度がいやに横柄で、客を値踏みしている様な感じを受けたのは、あながち見当違いなことではなかったようだ。 当然ながら写真撮影は出来ないので、展示されていた絵の画像が手元にない。ネットから拝借したが、肝心の展示されていた原画の画像が見つからなかった。 15歳でバルセロナの名門アカデミア・バルスに入学。’61年よりバルセロナのサン・ホルヘ高等学校絵画科で学びつつ、在学中から数多くの賞を受賞する。その卓越したデッサン力で教師陣を驚かせ、弱冠19歳にして助教授に任命される。その後、自分の絵の研鑽のためか地中海のマヨルカ島に移住し、独自の絵の世界を築きあげて描き続けた。1977年には絵画学校「地中海自由学校」なるものを創立しているんだね。 ’90年に日本で初来日し、個展を開催して初のシルクスクリーンを発表している。’91年、スペインで開催された”セビリア・フィエスタ”の公式ポスター『ヒラルダの塔』を制作。’92年、オランダ、花のオリンピック”フロリアード1992″日本公式ポスターおよび記念版画『ゲーテの詩と共に』を製作。3度目の来日個展のあと、同年10月、マジョルカ島で大動脈瘤破裂のため急逝してしまった。 東京江戸川区新小岩の「杉山美術館」は、リャドの原画が見られる我が国唯一の美術館だそうです。原画14点 油彩13点 水彩1点と版画を展示。 「カンピン嬢」「倒れ木(静寂の湖水)」「ヴィラベルディーの池」 「バガテルの薔薇」 「カネット」 「サンタアガタの湖」「バガテルの湖」 「エルベストンの早 「エルベストンの早瀬」 「睡蓮」(水彩)、他
2020.03.25
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♪ 正常に動く合間に瑕疵生る生きものの吾の部品の劣化‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 首の付け根の中心の少し横にしこりが出来ている。ここ一週間で大きくなってきて、押えると痛みもある。 最初にそれに気付いたのは、シェーバーの替え刃を買って使い始めたところ全く切れ味が悪く、てもたもたしている時に “おやっ?” と思ったのがきっかけ。何か当たる感じがして、触ってみると2㎝ぐらいのグリグリがあるのに気が付いたのだ。 それが、日に日に大きくなる感じで、3㎝以上になって押すと痛みも出るようになった。ちょっと心配になり医者へ行く事に。外科か皮膚科かどこへ行けばいいか分からず、ネットで調べると、どうやら首の疾患は耳鼻咽喉科が専門らしいと分かり、近くの耳鼻咽喉科へ。 押さえてみてもカチカチに硬いというわけでもなく、つまめば左右に動かせて柔らかい感じ。 耳からは遠いし、唾液腺や甲状腺も考えにくい。念のために鼻からファイバースコープを入れて観察してみても内部には問題なさそうという。呉れるというので貰ってきた、喉の写真。美しくいものじゃないねぇ。 この腫れものは、レントゲンでは写らないのでCT検査しないと確実なことは言えない。それで、希望があれば大病院を紹介しますとのこと。「悪性のものではなさそうなので、取りあえず抗菌薬を服用して一週間様子を見ましょう。」と。 一週間後に再訪して、その段階で大病院を紹介するかどうか判断するということになり、処方箋を貰うだけで治療らしきものは無し。 医者の誤診が時々問題になる。堀ちえみの舌癌も、掛かりつけの医者が「口内炎なので問題ない」と言い切ったのが原因で癌の発見が遅れ、ステージ4になるまで放置するような最悪の結果を招いている。 セカンドオピニオンが大切で、不審な点がある場合や不信感を持った場合には迷わず、別の医者に診てもらうのがベスト。しかし、堀ちえみのように「信頼している」医者から言われた事は素直に信じてしまうのは当然で、如何ともしがたい。 私の場合、先生の診断の説明や質問に対する対応、第一印象とそれら短い間に感じるものを総合的に判断する。この耳鼻咽喉科は最近できたクリニックで、この日が初めて。科の性質上子供が多いこともあって、スタッフも先生も穏やかで優しい感じが院内に満ちていた。大山俊廣院長 いい先生かそうでない先生かと言えば、良い先生の部類に入る感じ。素直に一週間薬を飲んで、無事に腫れが引くことを待つことに。腫れが引かなかったからといって、必ずしも誤診とは言えないということも分かっている。 やり取りの中で納得できる説明かどうか。また、自分の下した判断にも納得できなければだめだ。 二つほど気になったことがある。 一つは、受付の女の子たちが口にする「〇〇してもらっていいですか」というやつ。「・・・して下さい」と何故言わないのか。頼んでるのに妙に相手に媚びた言い方をして、真意を曖昧にする。こういう言い方に遭遇してはいつも違和感を覚える。 インタビューなどを聞いていると、自分の気持ちを言うのに、語尾に余分なものをつけて曖昧にする。北島康介の「ちょー 気持ちいい!」が、みんなに好感を持たれたが、もし彼が「ちょー 気持ちいかも(かな)?」なんて言ったら、印象は随分違ったものになってしまう。 最近の若者の特徴か何か知らないが、一体この国の若者は、「主体が誰で、自分はどこに位置しているか」をどう認識しているのだろか。一度聞いてみたいものだ。 二つ目は、会計待ちの時間がやたら長いこと。 2018年6月開院で、不慣れなスタッフが多いのか人手が足りないのか。色んな事に対応しているので、仕事量が多く対応しきれていないのかも知れない。当日の電話予約、リアルな待人数を液晶画面に表示したりもしているし、インスタやフェイスブックもやっている。まあとにかく至れり尽くせりなのだ。看護師の常勤・パートの募集もしている。まあ徐々に解消されていくのだろう。 各部屋は、広い空間を取ってあるのでゆったりした雰囲気なのがいい。 その後 ①〇 耳鼻咽喉科のつづき 4月7日
2020.03.24
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♪ 実生なるイロハモミジの芽吹く春目高の水を透き通らせる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 元気に冬越しをしたメダカ、楊貴妃と幹之(ミユキ)メダカの水槽(手捏ね鉢)の水替えをしてやった。 それぞれの水槽に入れている数が多いので直ぐに水が濁ってしまう。 薄い氷が張ったのがたったの一度だけという暖冬だっただけに、メダカもストレスなく冬越し出来て丸々と太っている。楊貴妃の中に一尾だけヒレの部分に病気が出ているのがいたが、それ以外はすべて健在だ。昨年11月16日 最後に水替えをした時は水道水を直接ホースを突っ込んで、水を流して半分ほど入れかえたが、底の汚れまでは取れていない。底に小砂利を入れてあるので、糞がその間に入り込んでいるので、今回はメダカをバケツに取りだし、水を全部抜いて底から全体をしっかり洗ってやった。 楊貴妃の方の底に黒っぽい砂が入れてあったのだが、暗くてメダカの姿がよく見えなかった。それで、銀メダカの水槽にいれてある小砂利と同じものに変えてやった。ざっと数えると21匹。くろめだかも2匹いる。 風呂の残り湯をメインに、元の水槽の青水(グリーンウォーター)を少し混ぜたものを入れて放してやった。青水で濁っていたのがきれいになって、水も気分もすっきりした。 楊貴妃の方には溶岩のような穴だらけの石が入れてあるし、みゆきメダカのほうは藻が付いた朽木が沈めてある。水を掛けただけで汚れを洗い落とすことはしていないので、バクテリアは付いているはずだし充分生息できると思う。楊貴妃は用心深いのか、ホテイアオイの下に隠れていてよく見えない。30匹ほどはいるようで、この容器には多すぎだ。大きな水槽に替えるか、小分けしたほうがいいのだが・・。 ブリーダーになるつもりはないが、これだけいるのをただ飼っているだけというのも芸がない。ミユキメダカの美しいのを選んでペアリングさせ、格好いいのを産ませてみたいと思っている。あまり水槽ばかり増えても困るし、管理も大変なのでそこそこに・・。かなり太っていて、中には特に腹が膨れているのがいる。餌のやり過ぎ?それとも、もう卵を持ってる? 簡単に飼育、品種改良ができるというので、最近は観賞用メダカの飼育がブームになっている。「楊貴妃メダカ」は1匹約200円、背中がキラキラ光っている「幹之メダカ」だと1匹400~500円が相場とか。 ’18年5月には、愛媛県松山市内のメダカ販売店から、1匹1万5000円の高級メダカ「ブラックダイヤ」を48匹・計72万円相当を盗んだとして、40代の男が逮捕されるという事件まで起こっている。 女優の名取裕子さんは200匹ほど飼っているらしい。最初、友人に貰った「蛍光メダカ」4匹が増えに増えて、ブリーダーのごとき状況になっているらしい。産卵して稚魚が生まれると無視することも出来ないので、どんどん増えてこんな状態になるんだね。実生のイロハモミジ。何故か一鉢だけこんなに新芽を伸ばしている。
2020.03.23
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♪ 艸の間にのびし土筆のみずみずしくこれ山菜と呼ぶにふさわし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ すっかり忘れていた土筆。この暖冬だともう手遅れだろうと思いながら、いつもの場所へ行ってみた。案の定、あまり出ておらず八重の葎(むぐら)に被われた中に、ぽつりぽつりとあるばかり。 草丈がかなりあるので当然ながら土筆の茎も長い。徒長して茎と茎の間がとても長いので袴取りは楽でいい。 日向にある土筆は茎が短く、いかにもかわいらしい春の風物の雰囲気が郷愁を誘うが、ここのはひょーんと伸びてそんな風情は微塵もない。体積があるだけに水気が多いが、それが良いのか悪いのか・・。 ↑昨年3月15日、日向で採ったもの 放置されたままの野畑で、南側には木々が茂っているし、西側も森になっているので朝日が当たるだけ。数年前はすごい量の普通の土筆がたくさん生えていたが、スギナが増えてゆくごとにその数を減らしていき、最近は以前ほどは生えなくなっている。 それでも20分ほどでかなり採れた。嵩があるのでなおさら多く感じる。 ちょっと確認してみたら、’17年、’18年は3月16日前後に採りに行っている。いくら何でも20日は遅すぎた。その分、草の伸びも大きいわけで、いつもよりも茎が長いわけだ。♪ 筆花(ふでのはな)その半分を手ずからにペペロンチーノにするのが定め 下茹でした半分は普通に料理してきのう食べ、半分は冷凍してある。それを今日のパスタ・ランチにするつもりだが、このやたらに茎が長いのが果たしてどうなのか。嵩の割に穂の部分が少ないわけで、ちょっと心配ではある。
2020.03.22
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♪ 七分の一のマラソン十分の一のランナーズハイはいポーズ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 折角の春を迎えての3連休なのに、お出かけ自粛の通達に静まり返っている日本列島。観光地は閑古鳥がサビシ―サビシーと鳴いているばかり。 昨日は、前夜からの強風が朝から吹きまくっているあいにくの天気だったので、恨めしさも少しは和らいだか。 陽光に誘われて久し振りに日中のウォーク&ランに出た。午後4時半過ぎでも風の収まる気配はなかったが、“ま、いいか” と。右回りのコースを、先ずは身体慣らしのウォーキング。 1キロ先の寺本駅への階段を一段とばしで駆け上がり、そこから1キロ歩いてランニングに切り替える。 予定の距離は6キロだが途中で歩くインターバルが入るかも知れず、走ってみないと分からない。最初の1キロが何時も体が重く、歩いてしまうことが多かったがこの日は大丈夫で、2キロまでノンストップで行けそう。で、2キロを過ぎても思いのほか足も軽快でそのまま3キロ目へ。おおいい感じだぞーと、3キロに入るところの坂をそのままランで上がっていく。290mで約37m上がる勾配 (国土地理院地図により計測) 上りきって少し疲れたもののせっかく調子がいいので歩きたくない。我慢して走り続ける。信号もうまい具合に青のタイミングで通過し、4キロを過ぎてもまだまだ行けそうで気分がいい。 この分だと7.2キロを走った時のように家までノンストップで行けるかもしれない。そう思いながら、この気分を10倍するとランナーズハイなんだろうなぁと思いながら4キロを通過。 さあ、中部中前まできたぞ、あと2キロだ。ガンバレー。 間もなく6キロとなり、もう少し行けそうだったが足を痛めた時のことを思い出し 、“無理は禁物” という二語が連結のフレーズが頭に浮かぶ。そうだよ、無理する必要なんかないのだよ。 無事、ノンストップで6キロを走り切った。これで止めておく。タイムは多分1キロ7分というところだろう。 目標の5キロ30分にはまだ遠いが、見通しは付いてきた。これを良しとしないでどうする。 あちこちに木蓮の花が咲いている。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものだ。さすがにもう春を疑う余地はない。一昨日の晩は10℃もあったらしく暑いくらいだった。 春のニンフに誘われて、縮こまっていたものたちが大きく息を吸って、自然を謳歌する最高の季節の到来だ。コビッドなんてぶっ飛ばしてしまえ!
2020.03.21
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♪ コウモリに責任はなく花見さえ奪われてゆく末世のごとくに‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ コウモリから人に移ったと考えられている新型コロナウイルス。 2002年から03年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)やエボラ出血熱(致死率50%)、それに似たマールブルグ病、ヘンドラウイルス(肺炎やけいれんを起こす)、ニパウイルス感染症(脳炎を起こす)などもそうらしい。狂犬病もその一つとか。 森林の開拓やコウモリの棲む場所近くに家畜や人が住むようになり、自然破壊で棲み処を追われたコウモリが人里近くに移動して、コウモリニに家畜や人が接する機会が増えたことが原因と考えられている。 コウモリは世界に1100種類以上いて、種類によって異なったウイルスを持っている。そのウイルスが、豚や馬などの家畜やほかの野生動物に感染し、それが人に感染してしまう。タウンゼントオオミミオオコウモリ Wikipedia コウモリとウイルスは共生していて、コウモリは感染していても症状は出ない。それが環境が変わり、ウイルスがコウモリ以外に感染するようになると症状が起きるようになる。コウモリはもともと人に危害を与えるような動物(哺乳類)ではないが、コウモリの種類が多いことでのウイルスの多様性が、感染率を高くしている原因というわけだ。 そうすると、これからも訳の分からないウイルス感染症に苦しめられることがあるわけで、その頻度が多くなっていく可能性だってある。だったら「コウモリを撲滅させろ!」なんて事を言う人が出て来るかも知れない。 鳥インフルエンザや豚コレラも同様、自然からの警告だと捉えないといつか耐性菌や変異した菌に、人類が滅ぼされる時が来るかも知れない。 生き残り戦略がやつらの方が強かだったら、自然災害と違って目には見えず、予知することもあらかじめ準備しておく事も出来ない以上、同時発生的に起こったりしたら一たまりもない。 所詮、人間も自然界の生物の一つにすぎず、その摂理の中で節度を持って謙虚に生きていくべきものだという事。それを肝に銘じるべきです。小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) 「コウモリ」は大型と小型の二種あり、あらゆる気候の森林や洞窟にいる。人家の屋根裏にいることもあり、イエコウモリ(アブラコウモリ)の名がある。日本には多種のコウモリが生息し、34種ほどになるらしい。 夜行性なので見る機会は少ないが、この辺りでも夏になると夕方のマジックアワーの、暮れかかる空を背にトリッキーな飛翔で虫を追っているのが見られるようになる。 身近にいるのは昆虫などを食べるコガタコウモリで、イルカと同じように自身が放射した超音波の反響音を聴取・分析するエコーロケーション(反響定位)によって餌を捕る。野外で微小な飛翔昆虫を次々と捕食するという高度な技術の研究が、いま進められている。
2020.03.20
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♪ 野の鳥の渡り来たりて餌を食む帰るところの無きわが一世(ひとよ)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ いつもいつも相手をしてやれるわけでもないのでほとんど毎日退屈しているアラン。たまに追いかけっこなどすると、必ずキャットピラー(キャットタワー)に駆け上がる。たまにそうやって遊ばせたりはしているものの、ただ上るだけでは物足りない。 それで、多少は足しになるかと、紙管の長いのがあったのでそれにロープを巻いて、横棒を取り付けてやった。 「ほれ、上ってみ!」とけしかけたり、本棚の上に乗せてやってもどうしていいか分からない。というかピンときていない様子で、横棒に乗ろうもとしない。好きな紐で誘いを掛けてやったらどうかと、紐をからげてやったら食いついてきた。 取ろうとして手をのばし、そのままぶら下がったはいいがどうしようもなく、スピ-カーの上に飛び下りた。二度目にやった時に位置がが悪かったようで、下りる時にスピーカの角にお尻をぶっつけた。かなり痛かった様で、それに懲りてこの日はそれまで。 最近は体重も4.6kgと重くなりつつあって、追いかけっこしてキャットピラーに2-3回駆け上がると、もう横になって休んでいる始末。体重はどんどん増えていくだろう。 紙管の強度でどこまで耐えられるか知らないが、折れたら折れた時のこと。落ちたって猫の事だ、どうってこと無いだろう。 で、今日になってその気になったのか、いきなり本箱の上に飛乗って真剣な顔で紙管の上の紐を見つめているところに出くわした。慌ててカメラを取りに行った。 意を決して、紙管の上へ乗って恐る恐る 紐のある所へ行こうと歩きだした・・ あッ足が、すべった! し、しまった~~~せっかくの初乗りに失敗。なんですべったの~? ロープが荒く巻いてあるだけなので、隙間から紙管に直に足を降ろすと滑るんだよー。 まあ、簡単に行かない方が長持ちするだろうから、却って良かったわ。気が向けばまたチャレンジするだろう。どうせ暇なんだし、それが仔猫のいいところってもんだ。★ 白椿がせっかく咲いたので目の高さで鑑賞できるよう、玄関前にある目隠しの小壁の上に設置。素焼きの植木鉢で見栄えが悪い。鉢カバーの代わりに手持ちの竹ひごの敷物に、ちょっと手を加えて巻き付けてやった。 地面を這って繁茂してゆくのを上へ上へと伸ばすようにしているツルニチソウが、花を付け始めた。 去年の3月に塩ビ管を立ててその中に植えつけたもの。一年でここまで伸びたということは、どんどん繁茂していくわけだ。それならいっそ、もっと伸ばして丸い金具を設置して、そこから大きく垂れ下がるようにしてやろうか・・。 庭で作業をしていてもメジロは平気でミカンを啄んでいる。臆病なはずのスズメも一羽だけで餌を食べていたりして、けっこう個体差(個性)があって面白い。 最近は暖かくなったせいか野鳥たちも食欲旺盛で、魚好きがきれいに骨だけ残して食べるように、ミカンの皮だけが残してあったりする。ここまできれいに食べててくれれば提供する側も本望だ。
2020.03.19
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♪ カプノサイトファーガ・カニモルサスの棲むネコ目イヌ科イヌ属の口‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 日本では、ペットが原因でこれまで重症化した患者の報告例が14例(2002〜2009年)あり、6例が死亡しているという。 はて、これは一体 何? 感染の原因は、犬による咬傷6例、猫による咬傷・掻傷(ひっかき傷)6例、不明2例。死亡した6例のうち、4例が猫によるもの。犬の咬傷が1例、不明が1例。 「カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症」というものをご存知でしょうか? 私は、最近知った。 猫を飼っているものとして、その正体の恐ろしさに驚愕した。 「動物由来感染症」の一つで、この細菌は犬や猫などの口の中に存在しており、猫-57%、犬-74%の口腔内で見つかるらしい。犬や猫などによる咬傷・掻傷から感染すると、発熱、倦怠感、腹痛、吐き気、頭痛などの症状を伴う。 重症例では劇症の敗血症や髄膜炎を引き起こし、播種性血管内凝固症候群(DIC)や、敗血性ショック、多臓器不全に進行して死に至る事がある。 脾臓摘出者がかかり易く、免疫機能の低下(アルコール中毒、糖尿病などの慢性疾患、免疫異常疾患、悪性腫瘍にかかっている方、高齢者など)が重症化に繋がりやすい。 2018年にアメリカ合衆国で飼い犬に足をなめられたと思われる男性が発症し、血行障害や血圧の低下により両手両脚の切断手術を余儀なくされた。 家族は、当初インフルエンザと疑っていたが、次第に全身に炎症が出てバットで殴られたようだったと証言している。 BuzzFeed Newsより 敗血症で、両足を切断し、損傷をさらに除去するために追加手術を受け、膝頭のすぐ下まで切断範囲は広がっている。手の一部も除去する手術も追加で予定されており、鼻を再建する整形手術も必要になるとか。 犬や猫に咬まれてから発病までの期間(潜伏期)は1−8日と幅がある。噛まれた傷の周りに数時間で形成される水膨れ、発熱、下痢、胃痛、頭痛、精神錯乱、筋肉痛、関節痛、赤み、腫れ、痛み、傷口の膿などが含まれる。症状は、発熱、倦怠感、腹痛、吐き気、頭痛など。 医療機関を受診した時にはすでに敗血症の状態であることが多く、急激に悪化する可能性が大きいという。 2019年にもアメリカで飼い犬に舐められた女性が発症、両手両脚の切断に。旅行から帰宅し、飼っていた犬2匹に大喜びで迎えられたその翌日、夜になって体が痛みだし、特に背中が痛いなどの謎の症状の他、吐き気もあった。翌朝にはさらに症状が悪化し、意識が朦朧とするようになり直ちに病院に搬送された。敗血症と診断され、呼吸不全にも陥り重篤な状態に。入院から10日後、意識が戻った時にはこの状態だったという。 このアメリカの二つの例は、どちらも犬に咬まれてはいない。他に原因が見つからない以上、そう判断するしかなかったのだ。それなのにこの様な重篤なものになり得るという事。 「感染しないために」 *一般的な動物由来感染症予防の対応と変わりなく、日頃から動物との過度のふれあい は避け、動物と触れあった後は手洗いなどを確実に行う。 *本感染症では基礎疾患のない健常人であっても発症し、重症例では死亡例も報告されているが、受傷時に早急に医療機関を受診して消毒や抗生物質の投与等を受けていれば重症化しなかった可能もあり。 *犬・猫による咬傷・掻傷を甘く見ずに、早期に医療機関を受診するのが望ましい。また、原因不明の発熱などがあった場合、医者に犬猫との接触の事実を伝えること。 *脾臓摘出者、アルコール中毒、糖尿病などの慢性疾患、免疫異常疾患、悪性腫瘍にかかっている方、高齢者など、免疫機能が低下している方は、重症化しやすいので特に注意。 *犬や猫に咬まれて感染することがある微生物は、パスツレラ菌や黄色ブドウ球菌が多く、他にも、連鎖球菌、コリネバクテリ ウム、Eikenella corrodensなど多数ある。破傷風や狂犬病の心配も。 *なお、犬による咬傷事故が発生した場合、早急に最寄りの保健所に届け出る必要がある。
2020.03.18
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♪ ひっそりと貝母が花を咲かせおるやり残したるものの幾つか‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 真冬の寒気が南下して列島を震え上がらせた。3日前の東京では桜が開花するところへ雪が降るという、ちぐはぐな安倍総理のような天気になったりもした。昨日の夕方の空 17日朝は特によく冷えるというので、前の晩にホテイアオイを家の中に取り込みもした。案の定、北西の強風も収まった後の放射冷却で、知多の最低気温は1℃を記録。朝から快晴の上天気となっていたが、今はうっすらと霞がかかったような空が広がっている。 小庭の隅の日の当たらない場所に、今年も貝母(ばいも)が花を咲かせている。ほんに律義な花である。梅雨の頃になると、いつの間にか枯れてその姿を消してしまう。エネルギーの消耗が少なくて済むという戦略なのか、中国原産の植物にしては珍しい。 花言葉は「謙虚な心」。まさしくそんな感じの花である。♪ おおどかに日陰に茎をのばしゆき貝母さみしき花を開きぬ 寒の戻りが絶対ないとは言えないが、もうこれからはもう桜の開花を待つばかりだ。 私は、4月に入れば新コロナウイルスも徐々に収まっていくのではないかと、根拠はないものの楽観視している。 こうして新しい感染者の情報ばかりが強調されて報道されている。マスクはまったく無駄ではないが無くても問題ないという医学者も多いし、持病がある高齢者以外は重症化することもほとんどないことが分かっている。インフルエンザよりも軽い症状で済んでいることを思えば、そんなに大騒ぎする必要はないと思われる。 イタリアではウイルスが変異して、感染を広げているんじゃないかという心配もあるにはある。感染を押さえればそういうことも防げるという意味で、不安を煽って抑制しようとしているのかも知れない。♪ 夏を思うような朝陽の真ん中でアンリは朝寝の場所を覗う
2020.03.17
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♪ 人生はオセロゲームと思うかな単純にして奥深きもの‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5歳の孫を3時間一人で面倒を見るのは大変だろうと、嫁さんがこの日にプール行を移せばいいんじゃないかと気を利かしてくれた。送迎バスが家の近くを通るのでそれに乗せれば、わざわざ孫を連れてこなくて済むと。 それで、ばーばと母子の三人でプールに手続きに行った。書類を書き終わった最後の所で、「来るのはお兄ちゃんですか?」と聞かれ、「いえ、この子です。」「えっ、何歳ですか?」 小学生からしかバスには乗れないことになっているとのこと。昔は保育園児でも大丈夫だったはずなのに、地域や運営会社によって違いがあるのか? どうも、社会情勢の変化で様々な問題が起こるのを避けるために、今はこういう風になっているんじゃないかと思うに至った。 ガッカリだ。サイコロが罠にはまって、振出しに戻ってしまった。サイはもう投げられている以上、このまま進むしかない。 そんな事もあって、カミさんがオセロゲームを引っ張り出してきた。今後、こいう遊びも本格的に出来るように持っていきたいのです。それで、駒が不足しているので補充する必要があるわけ。 何故か2セットあって、両方とも駒が足りない。楽天にバラ売り6枚500円(送料無料)で出ているようだ。メガハウスに問い合わせると。4個150円というが、着払いでしか扱っておらず、750円の手数料がかかるとのこと。 「オセロ」で検索すると「リバーシ」という名が出て来る。日本人が発明したことで有名なゲームだが、元々は1883年にイギリスで考案されたものらしい。 それは、駒の色や盤面の色、マス目の数も自由、中央の4マスに並べる最初の駒の配置も自由、最初に駒を打つ色も自由で、相手の駒を挟んで反転させること以外、ルールらしいルールがなかったとか。 1970年代、茨城県水戸市の長谷川五郎が中学時代に、仲間たちと「休み時間10分以内に決着がつくゲームを」という発想から考え付いたゲームなんだとか。原型は牛乳瓶のふたを使っていたらしい。 今のようなルールの基本はその時に出来たのか。正式なゲームとして「オセロ」の名で商標登録され、1973年に「ツクダ」から発売された。初年度は30万個を売り上げ、累積出荷個数は 現在2,509万個(1973年4月~2018年3月)を更新中。 意匠権は登録から20年で失効するが、商標権は維持される。そのため「オセロ」という商標名は使えないが、1993年以降は類似ゲームを販売することが可能になった。 それで、細かなルールもなくオセロのルールにも当てはめられる「リバーシ」という最初の名が使われるようになったらしい。オセロの名を使用できるのは、商標権を所有する「株式会社メガハウス」だけ。リバーシは誰でも使用できる名前であると共に、必ずしもオセロのルールに従う必要はないのでで、新しいゲームとなって販売されるようになっているわけだ。「覚えるのは1分、極めるのは一生」と呼ばれるほど、ルールは簡単でありながら奥の深いオセロゲーム。2018年10月「第42回世界オセロ選手権」で、無差別部門及びユース部門で、福地 啓介(11歳 小学5年生・神奈川県)が歴代の最年少記録更新で優勝という快挙を成し遂げている。 女子部門では、菅原 美紗が女子部門初の連覇で優勝。国別対抗部門では、日本が第29回大会以降続いている14連覇記録を更新。全部門での日本選手優勝は、昨年から2年連続。 この大会には24の国と地域から82名が参加していた。もはや日本のお家芸みたいなもんだね。 コンピュータと戦った、日本オセロ連盟の最高段位である“九段”を持つ村上健(たけし)氏。1967年生まれで現役バリバリの世界的強豪。普段は麻布学園で英語教諭として勤務。日本最強の高校オセロ部の顧問でもある。その彼のインタビュー記事。 人間VSコンピュータオセロ 衝撃の6戦全敗から20年、元世界チャンピオン村上健さんに聞いた「負けた後に見えてきたもの」 (1/3)♪ 人生はオセロゲームか平凡の裏に仕組まるどんでん返し
2020.03.16
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♪ 本を読む機会をくれしCOVID-19(コビッド)をそんなこんなで手なずけてやる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 私はストーリーよりも文章そのものを楽しむ方なので、本を読むのが非常に遅い。本を読む醍醐味はその文体や表現の面白さを味わい、作者が言わんとしていることを斟酌するところに意味があると思っている。またそれが、作者と読者がつながることができる唯一の方法でもあると信じている。 この「車で移動する時のように主題と筋ばかり追い、歩きながら足許の言葉の『織模様』を愛ではしない。」というくだりを読んで、「まったくだ!」と手を叩いて共感した。 この三島由紀夫の「文章読本」は、1959年(昭和34年)中央公論社より刊行されたというから、この風潮は今に始まった事ではないらしい。その事にまた驚いた。 1959年というと、この年にフジテレビやテレビ朝日や各地方局が開局し、週刊少年マガジンや週刊少年サンデー、週刊文春などが週刊誌も相次いで創刊。それまで月間ペースで更新されていた連載作品や連続番組が徐々に週刊ペースへと移行し始めた頃という。 キューバ革命、メートル法実施、令和天皇ご成婚、アラスカ・ハワイがアメリカ合衆国の州になる、伊勢湾台風、第1回レコード大賞。 前58年には、読売テレビ・関西テレビが開局、東京タワーがオープン。翌60年には、抱っこちゃんブーム、安保闘争、カラーテレビ放送開始、浅沼社会党委員長の暗殺などがあった。 ちょうど日本が高度経済成長(1954年-昭和29年12月から1970年-昭和45年7月までの約16年間)につき進み始めたころで、じっくり本など読んでいる気分じゃなくなったという事なのだろう。 「文章読本」は最初、谷崎潤一郎が読者向けに文章の書き方、読み方を分かりやすく記した文章講座の随筆集として出したものがあって、川端康成や三島由紀夫をはじめ、他の作家も同じタイトルを踏襲した文章講座をそれぞれ出版しているのだという。 三島の『文章読本』の特徴は、「素人文学隆盛」の風潮で誰でも作家になれる形式の安易な文章入門書が跋扈していることに反対し、本物の作家にしか書けない「観賞的文章」を解説することで、レクトゥール(普通読者。小説を娯楽で読む者)であった人を、作家としての必要条件であるリズール(精読者。小説の世界を実在のものとして生きて深く味わう者)へと導くことを主眼においている。と、Wikipediaにある。 約60名の日本人作家と、約50名の外国人作家の文章について解説し、日本語の特質や、散文と韻文の違い、短編小説と長編小説の文体、評論や戯曲の文章、翻訳の文章の特色などが紹介されているらしい。 決して読書家なんかではない私は、こういう本を読んだことがない。今更ながら読んでみたくなった。図書館には、中央公論社の1979年版が閉架に眠っているらしい。借りたくても現在はCOVIT-19のために閉館中で、借りることができない。 思考を停止させて他力本願の隷従社会。自分では考えようとせず、(例外を除けば)指示待ちや忖度することで仕事しているつもりの国や地方の公務員たち。この機会にじっくり本を読むことを勧める知識人も多いわけですが、肝心の図書館が休館しているというバカげた状況を作り上げて知らんぷりだ。 モノが有り余っているのに心が貧しい現代社会。何故そうなのかを考えるいいチャンスじゃないか? 今回の新型コロナは、われわれにその絶好の機会を与えてくれていると、プラスに考えればいい。経済の落ち込みばかりを言うのではなく、思考の転換を求められていると思うべきじゃないかな。
2020.03.15
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♪ 坂道を息を切らして上りきて知らぬあいだに峠を過ぎき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12日のニューヨーク株式市場は、入国停止措置などを受け、ダウ平均は前日にブラックマンデー(1987年)以来の暴落を記録。直前の2日間で計3800ドル超も急落。朝日新聞より しかし、トランプ大統領がウイルス感染の拡大に対する国家非常事態を宣言した13日は急反発。前日比で1985・00ドル(9・36%)高い2万3185・62ドルで終えた。1日の値上がり幅では、これまで最も大きかった今月3日(1293ドル)を抜いて史上最大を記録。 為替も急反発し、1ドル=107円98銭~108円08銭と、前日同時刻比で3円39銭の大幅な円安ドル高水準で取引されていた。 WHOがパンデミックを認め、アメリカもそうならないとも限らない。検査体制が不十分なうえに、皆保険ではないために治療を受けられない人も多く、そこら辺で感染が広まると手が付けられなくなる。 収束の傾向が見えてきた共産主義の中国のようなわけにはいかず、この先も長島温泉の「白鯨」のように、事あるごとに乱高下するのだろう。そのたびに悲鳴を上げる投資家たち。 株や為替に連動するかの様に、気温もまた乱高下している。先日、20℃にもなった気温が来週にはまた冬の寒さに急降下。そしてまた直ぐに上昇して再び20℃越えする予想も。tenki.jpのものに加筆 1億分の1秒なんて単位で株がコンピューターによって売買されている中で、個人投資家が翻弄される異常な社会。株主が会社の持ち主だという理論もまかり通っていて、異常に膨らんでゆがめられていく金融の世界。マネーゲームの果てに何が待っているのだろうか。 仮想通貨がリアルになってきそうな中で、中国のような国がますます有利なになっていくような気がしてしょうがない。アメリカを喰ってしまうような時が来るかもしれない。 傘がないのは、一体どこの誰だ?
2020.03.14
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♪ うぐいすと子どもの声が聞こえきてパークロードがセピアに染まる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ あちこちに子供の声がひびいてて昭和の夢を見ているようです♪ 真昼間にあっけらかんと時を食う臨時休校の少年少女♪ いつもより明るい午後の真ん中をそよ風のようにゆっくり走る♪ 二つ目のだらだら坂にかかる時うぐいす鳴きてギヤアップせり
2020.03.13
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♪ 安の字のニュースに溢る原油安 株安ドル安 また安倍なども‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥新コロナウイルス米国感染拡大懸念原油安で急激な円高・株安が進行原油価格の急落需要減の中、産油国の減産協議が決裂し、サウジ、ロシア、イラクが増産へ米国のシェールオイル生産量が、10年足らずで10倍を超えていることも影響。 原油安を受けて米国株が「パニック売り」に陥る一方、米国債、金、円などの安全資産は「パニック買い」が発生している。 余っている資金が行き場所を求めて、世界経済を引っ掻き回す。後手後手政策と、ジコチューの付け焼刃的大風呂敷を見切って・・NHKが3月6日から3日間、全国の18歳以上の男女を対象に、「RDD」で調査。 支持する理由では、 ◇「他の内閣より良さそうだから」が54%、 ◇「実行力があるから」が18%など。 支持しない理由では、 ◇「人柄が信頼できないから」が39%、 ◇「政策に期待が持てないから」が30%など。責任なんか誰も取らない安倍内閣主に40代以上の年齢層を中心に2,009件の有効回答選挙ドットコム・JX通信社の共同調査 自粛要請が延長され、ことごとく人が集まる行事・イベントが中止に追い込まれている。サプライチェーンが断たれ、経済活動が滞り、リーマンショックを上回る不況が懸念されている。 物価下落で年金も減らされる恐れあり。センバツ高校野球は中止が決定。東京オリ・パラは2年延期の案が・・ 新年度の4月以降、いったいどんな状況が待ち構えているのか。考えるだけでも空恐ろしい。
2020.03.12
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♪ あの蛸とオクターブとがつながるを名古屋、夢殿、カステル・デル・モンテ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ もしやと思って英和辞典を調べてみたわけで、英語の専門教育を受けたことのない私にとっては大きな発見。英語に詳しい諸君には “当ったり前じゃん!” と思えるでしょうが、一般の人は案外気付いていないんじゃないかな。 音楽のの8オクターブの音階が、蛸のオクトパスと背景で繋がっているなんてねえ。面白いもんだ。 oct(a)は8・・の意の連結形で、オクターブ(octave)-八音階、オクタゴン(octagon)-八角形、オクタヘドロン(octahedron)-八面体、オクテット(octet)-八重唱、オクタプル (octuple) -八倍、オクトパス(octopus)-蛸、オクトジェネラリアン(octogenarian)-八十歳(歳代)と繋がっていく。それを知って、へーそうなんだ!と、目の鱗がポローリと一枚落ちた。 ラテン語の8が octo(オクトー)で、そこから来ているのか・・ そんな「8の歌」でも作ってみるか。 カステル・デル・モンテ(南イタリア) イスラエルの石畳 日本武道館 興福寺八角堂 法隆寺夢殿 紋所「隅切り角に左三つ巴」 名古屋市のマーク 令和二年 方位吉凶図星形八角形各種紋所 名古屋市の丸八マークは、さしずめ「octacrest」とでも呼べばいいか。その由来は-こちら-をご覧ください)。 八(8)繋がりで色々調べていくと面白い展開があるかもしれない。 太陽系惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星) 将棋の駒8種(王将、飛車、角行、金将、銀将、桂馬、香車、歩兵) 八卦 ☰(乾)、☱(兌)、☲(離)、☳(震)、☴(巽)、☵(坎)、☶(艮)、☷(坤)
2020.03.11
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♪ くるわしき弥生の空のかすみいて眼を過ぎりゆく黄色いちょうちょ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20℃にもなった昨日、その暖かさに騙されて冬眠から目覚めてしまったのか、黄色いちょうちょが二階から見下ろす庇の上を飛んでゆくのが目に入った。高山でも20℃になったらしいので、自然界の生物たちはそりゃあもうビックリしたことでしょう。 先月は、暖かい中にびっくり水のような寒気が入ってカツを入れられ、今度はその真逆のびっくり水に心のタガを緩められて、いやはや・・・。 気温は14日頃までは高く、その後は平年並か低い日があるものの、17日頃から暖かい空気に覆われやすくなるため、かなり高くなる可能性があるとか。開花予想も更に早まっている。 「黄蝶」は、唯一成虫で越冬する蝶らしい。本州以南の各地に分布。前翅長は20-27 mmで、近縁のモンキチョウよりもやや小さい。翅は黄色で、雄の方が濃い色をしているとか。 幼虫の食草はネムノキ、ハギ類(メドハギなど)のマメ科の植物。 その年の最初に見るちょうちょが黄蝶だと素晴らしい年になるという。縁起のいい蝶とされている。黄金にも通じる色ということもあるのだろう。 風水のもとになった「五行説」では、万物は「木火土金水」で構成されているとし、黄色は土の属性であり、「土」は他の属性「木・火・金・水」を調整する役割を持つとする。バランスをとるのが土の役目とか。 だから土を意味する黄色は健康運になるという。「土」の字には「ためている大地のエネルギーを放出する」という意味があり、土の属性を持つ黄色は金運向上の意味があるという。かなりのこじつけ、後付けの論理ではある。 また、蝶が縁起のいい生き物なのは、発音が「長」や「丁」と同じことから来ているという。「長」は「優れている」「長じている」、「丁」は「整っている」意からくるようだ。 また蝶は「卵」「幼虫」「蛹」「成虫」と「完全変態」するため、古代から「蝶は凄い能力を持った生き物」と考えられてきたらしい。 ギリシャやヨーロッパ圏の古い言い伝えでは蝶は死者の魂と考えられていて、蝶がやってくると「祖先が見守ってくれている」と考えられていたとか。夏の黄蝶 冬にはこの黒い縁は消えてしまう。 まあ、部分的な記述から抜粋してきて、こじつけようと思えば蝶に限らず、何だって当てはめることができる。しかし、それが良いことに繋がるものなら、信じた方が得なのかも知れない。 普段あまり意識したことがない風水。試みに「ラッキーカラー」を調べてみる。と、ズバリ的中。ラッキーカラーは「白・金・銀」。エレメントは「金」を象徴し、方位は「西」、金運や事業運など経済的に豊かになる傾向の強い分類になるそうな。 まさに黄色、黄金の色が当てはまっている。北西に「白・金・銀」のラッキーカラーを生かす色を使用することで金運や成功といった効果を呼び寄せられると。 ★ こいつぁ春からー 縁 起 が 良いわい!! 因みにラッキーナンバーは「3」で、この数字は人間を取り巻く三位一体を象徴し、多くの人間とのふれあいから幸せを得る可能性を秘めているらしい。
2020.03.10
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♪ カメリアの響きはまさに白椿カメオに彫られいるオフェーリア‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 薄暗い山の中で白く清楚な花を咲かせているのをを見つけ、その美しさに魅せられて採って来た椿。挿し木にし鉢に植え替えて数年が経って、ようやくその純白の可憐な花をつけてくれるようになった。剪定して背が高くならないようにしてある。 花が風にゆられて擦れると、その部分が傷んですぐに茶色く変色してしまう。真っ白な花が茶色に痛んでしまうのはいかにも哀れで悲しい。 それを避けるため、鉢植にして風の当たらないところに何時でも移動できるようにしてある。 品種は単なる薮椿なのだろう。やっぱり一重のものは侘助のようにすぼまったものより、平開咲きの方がおしとやかな中にも華やかさがあっていい。 「細葉枝垂れ白薮」という品種(関東、京都では「霊鑑寺白薮椿」)があるらしい。 これに似ている気がする。それは花の茎が細く、花がうなだれた様に下を向いて咲いていたからだ。葉は細葉とあってもマチマチらしいので区別の役には立たない。 もしこれが「細葉枝垂れ白薮」なら、これから咲く花が全部下を向いているという事になるのか? 鉢植としては見ごたえがなくなるので何だかちょっと残念だが、この先どうなっていくのか、期待半分、心配半分というところ。やはり下向きに咲いてしまうので、台の上に乗せて横から眺められるようにした。(3月14日撮影) 薮椿は、本州の青森県から沖縄にかけて分布し、花色は変異が大きく濃紅、淡桃、白などがある。純白のものが白藪椿で、花弁は5枚、平開はせずに半開きのまま落花することが多い。 こっちは赤薮椿。少し小振りの花だ。こう開いてくると小さくても八重咲はけっこう饒舌な感じがする。椿はやはり半開きぐらいの時が一番かわいく美しい。ここまで開き切ると、内奥の秘密の恥部を晒している様で美しさは半減する。 野の中にあって、高い位置に咲いているのを眺めるのは悪くないが花が傷んでいることも多く、たいがいはここまで開かないうちに落ちてしまう。
2020.03.09
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♪ 雨の日や階下にアラン二階にはピピが眠れる白いろ椿‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 百均(ダイソー)で買った衝撃を与えると光るイガイガおもちゃ。猫用にしようか孫用になるのか迷いつつとりあえず買ってみたもの。転がしてみたら、ちょっとした衝撃で色を変えてピカピカ光る。よく出来ていて、なかなかきれいだが、直ぐに消えてしまう。 しょせん百均だと半ば諦めながら放置しておいて、孫にいじらせると光った。でもまた直ぐにノーリアクション。しばらく放っておいてからいじると、気まぐれに光ることもある。プールも休みになり、母子ともにノンビリだ。この日はピアノのおさらいに来た。 それならばと猫用にしていじらせてみる。ちょいちょいと転がしてみたりするが、あんまり面白そうでもなさそう。もうそれっきりで知らん顔だ。スーパーボールやビー玉なんか嬉々として遊ぶのに、直径7.2cmもあるこいつはちょっと大きすぎるのかも。 ならばと、好きなゴムの靴ひもを取りつけてみた。紐の部分だけでも遊ばせたりして違和感もなくなってきたところで、寝転がっている腹に無理やり押し付けてやると、嫌々しながらまんざらでもなさそうだ。握って離すと、パひゅと鳴った。パひゅパひゅパひゅと連続で鳴らしたら驚いて逃げて行った。 最近になって、大きさとイガイガに慣れたらしく、抱え込んでガシガシと噛みついて遊んでいる。肉食獣ゆえ歯や顎がムズムズするのだろうか。犬のための噛みつくおもちゃには見向きもしなかったが、このイガイガの微妙な触感が気に入っているようだ。 夜中に「パひゅ」っと、間をおいて二回ほど鳴ったのを聞いた。紐の部分を咥えて、えっちらこっちら二階まで持ってきて遊んでいるらしい。強く噛みついたら鳴ったのだろう。 夜行性の仔猫が、夜をどう過ごしているのかを想像してみると、いじらしいやらかわいいやら。 でもこれもいつまでもつか。その内飽きてしまうからなぁ~ ショックセンサーが入っていて転がすと、かなりシャープに光るわけだが、少しの間光ってすぐに自動的に消えてしまう。お試し電池が入っているだけなので、直に光らなくなる。電池交換が出来ないのが残念だ。
2020.03.08
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♪ 脳細胞の萎縮の果てか思考するものら弥弥卑近なりけり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日、ウォーク&ランで走ったら3キロ手前で脹脛が痛くなり、あえなく中断して歩いて帰って来た。7.2キロが走れるようになった矢先だったのでガッカリだ。 その痛みも癒えたのでリベンジと思って出掛ければ、今度は太腿の後にピリッとした痛みが走り、中断。その痛みも治ったので今度こそはと、焦る気持ちを抑えつつ無理をしない様にゆっくり走るのを心掛けて、走ったら今度はアキレス腱が痛くなった。これすべて右足ばかり。 水分が足りなかったとか、準備運動が不十分とか、寒かった日だったとかいろいろ思い当たることも無いではないが、こうも立て続けだとさすがに気が滅入る。右足荷重も治っていないのだろう。当分は目標を下げて、のんびり行くことにした。何せ71歳の爺さんなんだから身の程をわきまえろという事だ。 歩くだけとうのも少し飽きが来ているが、あまり動かないのもいけない。それで当面は運動公園の大外一周をコースとし、遠出することなく身近なところで無理をせずに細目にやることに。 速歩とランを500歩ずつ交互にやり、その間に普通歩き100歩を挟むというのをやってみる。2周すると4キロになる。 それで、5日の北西の風の強い夜9時に、いそいそと出掛けてテストしてみた。手袋とマフラーが欲しいくらいにかなり寒かったが、走るとさすがに汗ばんでくる。 これだと歩数からして4キロでは尺が少し足りないが、いい塩梅の食後の運動になる。時間にして30分程度。これなら大丈夫だ。どこにも負担はかからない。市役所前から外周一周が約2キロ 昨夜、9時50分ごろと少し遅くなったがもう誰もいない、静まり返った運動公園の外周コースへ。 ウォーミングアップを兼ねて最初は速歩500歩→普通歩100歩そしてラン500歩。普通歩100歩→速歩500歩→普通歩100歩→ラン500歩を繰り返しながら2周する。尺が足りないのでこの日はコンビニまで速歩を延長した。 歩数を数えながら歩くなんて “なんと几帳面なこと!” と驚かれるかも知れない。しかしこれには訳がある。夜なので景色も何も見えず、時計も歩数計も見られない。その時の気分でどうにでも変化してしまう時間と距離。歩数を数えることで正確に測れる。 暗い中で気を紛らせられて退屈せず、距離を意識することもなく足元を注意しながらひたすら前へ進むだけで、インターバルトレーニングが完成するというわけだ。 暖かくなってくれば調子も上がって来るだろうし、慣れてくれば必然的にこの歩数の割合が変わっていくだろう。血糖値も血圧も高めなので、夜の日課になればと思っている。 速歩をランに変えたくなる時が遅からず来るはずで、2周4キロを無理なく走れるところまで持って行くのが当面の目標だ。最初の意気ごみからは大きく後退。ま、いいか。
2020.03.07
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♪ 啓蟄の日を狙い撃つ寒風に揺れるくろがね皂莢(さいかち)の空‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 寒の戻りとなった昨日、かなりの強風で日本列島は横殴りの北西の風に揺さぶられた格好だ。一時はこのまま春が来るかと思わせるような陽気だったが、まだまだ季節は行きつ戻りつしながらの足踏み状態。2月に入って、エサ台に乗るようになった鳥たちも戸惑っていることだろう。 メジロは相変わらず図太い神経を見せていて、他人の姿が目に入ろうと全く動こうとはせず、好物のミカンを嬉しそうに啄んでいる。でも、あのシールを貼ったような眼を右に左に忙し気に動かして、警戒は怠らない。 そんな合間に一瞬だけ姿を見せるのがジョウビタキとシジュウカラ。櫨の実をパクッと咥えて飛んで行く。 脂身のラードもどの鳥が食べているのか分からないがいつの間にか無くなっていて、今年はもう3度も追加したぐらいだ。虫などを食べる鳥にとっては貴重な栄養補給になっているのだろう。 それで気を付けていたら、午後2時半過ぎにラードを食べてる鳥がいるのを目撃。 ななーんと、メジロだった。もう、旨くてたまらんとばかりにしきりに啄んでいる。一部のメジロがラードの味を覚えたらしい。いつ、この味を覚えたのか。それ以来、首ったけで毎日食べに来るやつがいるらしい。追記 雀が数匹、集(たか)っているのを目撃。 昨年は、スズメがミカンを突っついるのを目撃した。「据え膳喰わぬは鳥の恥」とばかりに、出されたものには手を出すか・・ 2019年2月5日のブログより 今年はシジュウカラも乗った 撒き餌用のアワやヒエなどの混ざった餌を目当てに雀が集団でやって来る。警戒心が強く単独では行動できないスズメのそのやって来る様子が、一番面白い。塀の天板にはトタン板が被せてあり、その上を音を立てながら横走りして近づいてくる。 目白押しならぬ雀押しの様子が可愛らしい。先頭から順に餌台に乗って、食餌が始まるとそりゃあもう賑やかだ。保育園児の給食時間を好き勝手にやらせるとこんな感じになるんじゃないか。 少ししかやらないのですぐに無くなってしまう。後になってやって来るのは別の仲間なのか、“エサがナイナイ! 餌がない!! ” と騒いでいる。2015年1月17日のブログより あのシロハラの姿はあまり見なくなった。ヒヨドリは周りにたくさんあるナンテンの実を食べるのに忙しく、最近はエサ台のミカンの方は遠慮している風だ。しかし、それもほとんど食べてしまったようなのでまたミカンを食べに来るかも。 以前飼っていた猫は、餌台に来る鳥を狙っていて、たまに首尾よく捕まえて喰っちまったりした。ピピは下で吠えていることもあったが、今では見向きもしないので、鳥たちもその頃に比べると安心だ。 やって来る鳥たちの「個体差が分かるようになると本物だ」なってことを言う。 違いがある? どこに? じっくり観察できるメジロを、いくら見ていてもそんな違いは見つからない。双眼鏡で拡大してつぶさに観察すると、ほんのわずかな特徴が見つかるのかも知れないが・・・。 いつも同じ鳥ばかりなので、もっと色んな鳥が来てほしい。隣の庭にはカワラヒワやヤマガラ、ツグミなんかも来てるのだから・・。 「ここにエサあります」なんて看板でも立てようか。「皂莢(さいかち)」カラカラと結構大きな音が頭上から聞こえてきた。見上げてすぐに分かったが、サイカチの実が風に吹かれてぶつかりあっていたのだ。葉はすっかり落ちて、実だけが残っている。 サイカチは、10メートル以上の高木になるマメ科植物。枝のつけね付近には、分岐したトゲが恐ろしいほどたくさんついている。 海野和男のデジタル昆虫記 より
2020.03.06
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♪ 古蚊帳の染め色かさねや針の技 里にひかりの満ちし風景‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 布と針で素晴らしい作品を作る女性が久し振りに電話を掛けてきた。以前出品して大賞を取った「原田泰治の世界をキルトで遊ぶ絵画キルト展」に、今年も出品することになったので、また蚊帳を染めてほしいとの事。蚊帳を使うのは彼女独特のもので、そのユニークな作品には定評がある。 “友人に勧めているのに自分が出さないのも何だし、かと言って大賞を取っているのに落選するのもみっともないし” なんていろいろ考えてしまって逡巡していたが、もうそんな事も考えなくても良い年になったとも思えてきて、出品する決心をしたらしい。 “けっこう難しそうな作品を選んだような気もするが、貴女の染め次第でなんとかなるんじゃないか” と思っていると・・。 かなり部妙な色の諧調があって、単純に蚊帳を色に分けて染めるだけでは済まない。コピーには細かい注文が書き込んであるものの、実際にはどういう表現になるかはまだ分からないという。年も年だしあまり大きなものは作れないとのことなので、逆に彼女のテクニックが活かせるようにも思う。 2m四方の白い蚊帳を四等分して、取りあえず3枚染めて様子を見ることに。青みと赤みがある色が必要のようでもあるし、あと1枚は吟味して染める必要がある。 色合わせはバッチリできる自信があるし、色には絶対の自負を持っていて「わたし、失敗しないので!」と言って憚らない。何とか期待に応えられると思う。 手前のススキの部分は、白ではない黄土色の蚊帳があるのでそれも4等分し、微妙なむら染めにしてやろう。実物よりも良いものになっても構わないんでしょう?と、期待が膨らんで口が滑る。作品の出来上がりが楽しみだ。他人事ながらワクワクする。昨年の14回展で最優秀賞を取られた方の次回作とか絵本から題材とする絵をスキャンして拡大印刷。「花と野鳥と蝶との出逢い」より 印刷にA4用紙36枚、貼り合わせて型紙(制作用見本)にするらしい。大作をモノにするのは大変だ。[作品の受付期間] 2020年9月1日(火)~9月10日(木) 郵送または持参にて受付。[審査結果] 2020年10月末(予定)に通知。
2020.03.05
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♪ いっせいに眼を光らせて品定め本に選ばれし客となりたり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 出版不況というか本離れが進んで、出版界もいろいろと手を売っているようだ。コストをいかに下げるかもその一つ。 先日買った本が今までにない作りになっていて、おお、こういう手を使ってきたかと、ちょっとばかり驚くと同時に感心した。カバーを外してみる。 丸背の上製本で、一見しただけでは分からない。従来通りの作りかと思いきや、本を開いてみて何か違和感が・・・。本来なら、右の紙を左の表紙に貼り付ける。 そう、見返しが表紙に貼り付けられていない。今までの製本なら未完成と言われそうな、手抜きがしてあるのだ。一手間抜くことで体裁はそのままにコストを削減する妙手だ。伝統ある本作りのプロの立場からすれば、断腸の思いだっただろう。何だか切ない感じがして、表紙の裏側を手で擦ったりしてしばしながめていた。 自分も手作り製本をやるので興味津々。表紙は多分、共紙を芯にして折り返してあるのだろう。ソフトカバーの具合は上々で、そこそこに腰があって良い感じに仕上がっている。 ずいぶん前から製本の革命は起っていて、絵本の作りも根本から改良されて簡素化されている。図書館の製本ボランティアの人たちはそれをヒシヒシと感じているようで、ベテランと新人ではその技術的な部分に差が出ていくことになる。 なかなか良い本で興味深く読んでいるが、短歌の本なんてそうそう売れるものでもない。品を保ちながら省略できるところは省いて、何とか貴重なファンに失礼のないように提供しようとする出版業界の心意気を感じる。 JR高島屋にあった三省堂は、2019年6月からゲートタワーモール8階にできた本店と統合している。田舎に引っ込んでいて知らず、以前の場所に店がなくてまごついた。東海地区最大級というだけあって、短歌の本もたくさん置いてあるのがうれしい。拡大します 「三省堂書店ブックス&カフェ」という名前が示すように、カフェが併設されていて、未購入本を2冊持ち込み可能というからありがたい(ちょっと高いが)。
2020.03.04
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♪ 行く先をふいに絶たれて子ども等は耳の後ろに熱を帯びゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ わが家には関係ないと思っていた一斉の休校要請。 嫁さんが、ECCジュニアの英語教室も休みにしろと言われたと報告してきた。まさかそれは無いだろうと思っていたが、世間の評判を気にしないわけにもいかず、やむを得ないのだろう。 2週間だけだが孫を面倒見る必要が無くなった。カミさんはそれなりの準備はしているのでちょっと拍子抜けしている。♪ しんかんと風そよぎおるまひるまの空をマスクがながれゆく夢♪ 生活のリズムを切られ何もかも狂いはじめる無人の電車
2020.03.03
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♪ 熱狂なき冷たいバブルが音もなくこの足元に膨らんでいる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今、北海道のニセコが飛んでもないことになっている。英語が公用語となり店の看板はすべて英語で、中国語がたまにある程度らしい。ホテルのフロント係りもレストランの店員もほとんどがオーストラリアやニュージーランド人とか。 2000年代になって口コミでオーストラリアやニュージーランド人客が増え、オーストラリアや香港などの外資によるホテルやコンドミニアムの建設ラッシュが起きた。地価の上昇も異常で19年は前年比42%という。 高額物件を香港やシンガポール、タイ、台湾人が買い、最近は中国人も増えているという。 *1億2000万~1億8000万円 80~90㎡の2DK *2億~3億円 120~150㎡の3DKなどをすべて一括払いで買い、ローンを組む人などいないという。 そんな外国人の外国人による外国人のための日本のリゾート地。それが今のニセコの現状らしい。北海道の隠れ名所、ニセコひらふ散策で海外旅行気分を満喫! Expediaより 1月のホテルはほぼ満室だったとかで、開いている部屋は1泊100万円を超えるところも有る。ゲレンデのレストランは、カニラーメンが2800円、担々麺が1900円。街のコンビニにはドンペリが2万6180円で売られていたりする。そんなところには、不動産情報の冊子が置いてあり、土地や別荘、コンドミニアムに¥560,000,000という価格が付いて載っているとかで、5億6000万円という殆どバブル状態だ。 以前、北海道の土地をオイルマネーに買い占められる時が来るんじゃないかと言うような事を書いたことがあるが、まさしくそんなことが現実に起こっているわけだ。アラブの金持ちには日本は遠すぎるので土地を買っても行き来出来ないが、アジアやオーストラリアなら時差もあまり無いので好都合なわけだ。 こんな風光明媚で水は豊富で美味しいし、紛争もなければ治安も良く時間も正確だ。ニセコのパウダースノーは海外にも人気が高い。こんな居心地のいい国で金持ち相手の商売が出来るのは僥倖というもの。放っておく手はないというわけだ。 日本は今、冷たいバブル「熱狂なきバブル」だという。はじけそうではじけない、不気味なバブル。それは「国債バブル」というもの。1100兆円の借金は国内総生産(GDP)の2倍にもなる途方もないもの。税収の不足を毎年新たに30兆円の国債を発行し続けて、元本と利息の返済が年間20兆円を超え、返せないのでまた借金をする。 なのに日本国債を欲しがる人が多く、国債の価格が上がって金利が低くなり、10年物までマイナス金利になっているという。途中で売って利ザヤを稼ぐ。金持ちの金がダブついて行き場を求めている。それがバブルを呼んでいるのだ。 日銀が「異次元の金融緩和」をつづけ、国債残高の半分を持つ状況のなかで永遠に借り換えをつづけ、市場に出さない。政府の借金が半分消えたことと考えられていて、金利が下がり国債の姿をゆがめているという。それは。為替も株価も不動産価格もゆがんでいることを意味するという。 日本の低成長、低インフレ、低金利の「3低セット」が欧州、米国、中国にも波及しマイナス金利がつづけば民間の銀行預金金利もマイナスになりかねないという。 株価暴落から始まった世界恐慌は、世界的な通貨安競争や保護主義政策、経済のブロック化につき進み、第二次世界大戦の一因になった。 今、日欧米の金融緩和、トランプ大統領の誕生、米中貿易摩擦、英国のEU離脱など、リーマン・ショック後の世界が、当時とよく似ていると危惧されている。 紙幣という紙っぺらを大量に刷って、国債という紙っぺらを大量に買っているが、実際には紙すら刷らず、帳簿上の数字を変えているだけに過ぎない。 朝日新聞GLOBEより引用
2020.03.02
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♪ 一億人の総ひきこもる年度末やよいに満ちるマスクの花々‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 罹患者の一人もいない北朝鮮 国交なきを誇りおるらん♪ 無観客のドームに何も響かざりせめて金属バットに替えて♪ 予防には役に立たぬと知りながら挙るマスクにひとり違和もつ♪ COVID-19(コビッド)やスペイン風邪のトラウマかやけに恐れているが哀しき♪ 重症も死亡の率も低いのにおそれ過ぎとは思わざりしや♪ 突然の休校要請お得意のコントロールをして見せており♪ 安倍リスク日本リスクが株を下げ慌てる様を世界が嗤う♪ 総理こそマスクをすべしその顔の半分見えねばあり難きかな♪ 間抜け面を晒す議会の大臣席ずっとマスクを掛けているべし♪ 出回りしデマ情報に消えてゆく商品棚のトイレットペーパー♪ マスクする人の眼鏡の曇らねばこの暖冬のありがたきかな
2020.03.01
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