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2010年08月02日
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  担当は小児外科の先生で、今までは1年に2,3回、それが6月は4回、7月2回と通いこんでいます。管理表を見てもらい、現状報告です。

  毎回お腹のレントゲンを撮ってますが、ドクターは、「なかなかいいよ」と言うんです。でも、ぶうは不満。いつも「まだある気がする」なんです。

  今、先生との意見の到達点は、日常はなるべく毎日(今の状態だったら1、2日あけても問題なくらいすかすか)普通のぬるま湯で洗腸をし、気になるようなら時間のある土・日にでも効果のあった浣腸液を作って(浣腸液+オリーブ油+温湯=500mlだと思う)出してみて、ということになりました。

  8月は部活中心になるし、これで一ヶ月様子をみます。

  本当に何年かぶりに、本人連れて頻繁にこども病院に行っていると、ぶうを見つけて、なつかしい看護士さんたちが声をかけてくれます。ぶうの変わりように、みんな驚きです。だって、みなさんのイメージは、小さくて細くてピーピー泣きわめくぶうです。先日、声かけてくれた看護士さんは、
  「オー! ぶうじゃないか?ぶうだな!! 私を覚えてる? 私は覚えてるよ。今は病棟担当だから外来はみないからねー、久しぶりだねー、もう青年の顔だね。でも、面影ある。すぐわかったよ」と、変わらない笑顔でした。
  何度、この方にぶうは注射や点滴を打つために体を押さえ込まれたでしょう。「ギャワ~!!!!」と処置室の外まで響き渡るぶうの声。でも、笑顔のまま「うーん、大丈夫だよ」と押さえ込むのが上手な方です。
  一度目撃したシーンは、処置室(診察室ではやらない医療処置をするとこ)で、まだ小さかったぶうをだっこして医師を待っていたとき、どうしても絶対体のために注射が定期的に必要らしい小学生(たぶん3~4年生)の男の子が、絶叫・大暴れで引きずり込まれてきました。もう捕まった野生動物のように、看護士さんたちと乱闘騒ぎですが、そこにあの看護士さんが登場。「やー、来たね。ちゃっちゃとやっちゃおうよ。どうしてもやらなきゃだめなんだよー」なんて、ニコニコしながら言ったかと思ったら、『えいや、それ』っと目にもとまらぬ早さでベッドに倒して、馬乗りになり、ハラリッっとネットをかけて上から押さえつけ、「今よ、先生」って。
  注射はすぐ終わって、猛獣は無事廊下に解き放たれたのです。
  もう、処置室中が「おみごと!」の賞賛の嵐でした。

  そんな猛獣使いの看護士さんにも覚えてもらえてて、光栄の元プチ怪獣です。
  今日来たのは、「便が・・・」とちょっと説明しただけで、ベテランの看護士さん、すぐ「レントゲンに、大腸に詰まるうんこのかたまり、見たんでしょ」と、正解。「ある、ある。よくあるよ。出た?それならいいや」。「おしっこは、きれい?」とこの子達特有の体調のこと、学校のこと、たくさん心配してくれて、「が、は、は・・・」と元気な笑いで母もエネルギーもらったー!

  また、すごくうまく管理できてる方(たぶん)だったので、そんなに話すことのなかった総合管理をしている看護士さんも随分心配してくれました。
  今回のトラブルの前後のぶうの状態を見てると、物理的な管理だけでなく思春期の「心」がとても大きいと、感じられたようです。
  ただ、あくまで「こども」を扱うこの病院では、思春期あたりから不得意になるのだ、と。でも、学校では欠席がとても重要視されるし、部活動もぶうとうちの生活には今ものすごく大きな部分を占めてるなど、たくさん、ぶうの「生活」の部分を聞いてくれました。

  今、私の不安は、学校の「保健」で事細かにやる「体の変化」がぶうにはないことです。それも新たな障害かもしれないし、ぶうはぜんぜんわかってない。どう折り合いをつけていくのか。
  以前泌尿器科で体の変化について質問したとき、あっさり「他行けば」と言われて大泣きしてしまった(赤ちゃんから今日までおしっこ持って通ったことが頭を巡って)ことなども、初めて病院側の人に話しました。

  誠実に「これからもっと成長して、ぶうくんが悩んだときにどこに相談したらいいか、ちょっと探してみましょう。待ってもらえますか?」と看護士さん。
  「お願いします!!」ともちろん言いました。でも、複雑。ものすごく悩んで、医師にけんもほろろに「ちょっとおかしいおかあさんだよ・・」くらいの扱い受けて、もう二度とこの病院で大人になってからのことは聞くまい、と思っていたのに、今回の不調のおかげで何人もの看護士さんと話して、先の形が何かしか見えるなんて・・・。
  元気だったら、ほったらかしだよ、このけっこう大きな悩みも。

  ぶうは、十分でかいんだけど、相変わらず道は霧がかかって、スカーっとは晴れない。でも、こんなんでも「ま、いいさ」と全然おもえるところが、年くったってことかな。






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最終更新日  2010年08月02日 10時55分25秒
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