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麻雀漫画の最高峰。麻雀漫画で有名な作者はたくさんいますが、麻雀の内容や物語、ギャンブルに対しての考え方までバランスよく調整されているのがこの作品だと思います。麻雀マガで有名どころだと、片山まさゆき先生の作品は競技麻雀として全振りしている感じがありますし、福本伸行先生の作品はギャンブル+超人的な感性に寄っているかなと。本作品の押川雲太朗先生の初期作品に「根こそぎフランケン」という作品があります。こちらはギャンブル漫画として面白いのですが、打ち手が超人レベルですので麻雀を純粋なゲームとして読みたい方には少し向いていないかもしれません。「麻雀小僧」は超人能力は一切でてきません。丁寧な読みに合わせて展開しますので麻雀が好きな方には読み応えがあります。押川先生の漫画は麻雀がメインですが、麻雀以外のギャンブル漫画もあります。ギャンブルに対する物語のキャラクターたちの人生観がすごい面白いです。押川先生の作品で一番好きなキャラは「根こそぎフランケン」に登場する竹井という人物ですがスピンオフ作品にもでていますし、この「麻雀小僧」の主人公のまー坊にも関わりがあるのではと予想してます。ただでさえマイナーな麻雀漫画という分野なのですが押川先生も認知度が低いので、書店で作品を見る事は難しいかもしれません。麻雀が好きなら一生読み返せる作品ですので、ぜひ取り寄せで購入されてみてはと思います。麻雀小僧(1) (近代麻雀コミックス) [ 押川雲太朗 ]価格:712円(税込、送料無料) (2024/2/15時点)楽天で購入
2024.02.15
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数年前にドラマ化した「ドラゴン桜」の三田紀房先生の次作。この作者は色んな作品を描いていて面白い作品が多いのですが、ビジネス本やノウハウ本のような作品が特徴的で特に面白いと思います。野球漫画の「砂の甲子園」も高校野球を変わった視点で描いていて面白かったです。ただ画風が独特なので読まない方もいらっしゃるようで残念かなと思います。これに関しては福本先生にも言える事ですが、漫画は物語が一番だと思うのです。特にバトル漫画や恋愛漫画でもなければ余計にそう思います。さて、この「エンゼルバンク」ですが舞台は「ドラゴン桜」の数年後。龍山高校の教師の井野先生が主役です。ちなみに「ドラゴン桜」は廃校寸前の高校にやってきた敏腕弁護士の桜木が再建するという物語でした。数年後、進学校として人気になった龍山高校でしたが、当の水野先生は何か悩みがある井野先生、その夜に話を聞くと学校を辞めようかと思っているとのことそして会場で前作主人公の桜木と再会この作品の特徴ですが、人に言いにくいような厳しい言葉が多くでます。私には耳が痛い事も多々ありますが、自己啓発が好きな方や日々の仕事に漠然とした思いを持っておられる方は読んでみられてはいかがでしょうか。他業界の事も知れて面白いですよ!ここまで書いて何の漫画か伝えてなかったですが笑転職代理人という職業を扱った漫画です。最近似たような設定のドラマもありましたね。エンゼルバンク ドラゴン桜外伝(1)【電子書籍】[ 三田紀房 ]価格:759円 (2024/2/10時点)楽天で購入
2024.02.10
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