今が生死

今が生死

2011.04.17
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カテゴリ: 教育
昨日の新聞に韓国で最もレベルの高い理工系の名門大学、国立科学技術院で今年に入って4人の学生が自殺したとの記事が出ていた。

本来優秀な学生たちなので授業料が免除されていたが、今度一定の成績に足りないものはその足りない分のお金を納付することになり、さらに、全ての講義は英語で行うことになった。

入学試験は全教科が英語ではなかったので、英語が不得手の学生もいた。また貧乏だが学業優秀で合格した者もいた。その中で一定の成績が取れない学生は貧乏な家庭なのにどうして莫大なお金を納めることができるだろうか?死ぬしかないとなったことが想像に難くない。
一定の成績に届かないものは退学なら諦めもつくが、お金を払えば置いてやるとして半端でない金を徴収するやり方は非人道的だと思った。総長の責任を追及しているとのことだが当然だと思う。

韓国は今、ものすごい教育熱心な国である。入学試験も激烈である。そのような国だから上記のようなことも起こってきたと思われるが、教育熱心には文句はない。しかし罰金とか鞭をくれながら勉強させるのはどうかと思う。人間勉強が好きな人と体育が好きな人がいる。また遊ぶのが好きな人もいる。道を外れては困るが、それぞれ得意なところを伸ばしていくのが本来の教育の姿だと思う。勉強は強制するのではなく、勉強を好きになるような雰囲気を考えていくのが教育者のあるべき姿だと考える。





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Last updated  2011.04.17 07:48:51
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