今が生死

今が生死

2014.04.22
XML
カテゴリ: 事件
飛行機事故は気象状態や機体の問題などで避けられないことが多く、列車事故でも不可抗力の点がかなりありますが、今回の韓国のフェリーの事故は、積荷の問題、操舵技術の問題、災害発生時の避難指示、沈没後の救援活動、どれをとっても人災で、空前絶後の人災事故と言ってもよいと思います。

次から次に運び出される遺体に泣き崩れる家族。前途ある高校生たちがこのような姿になってしまい、家族の心は張り裂けるばかりだと思います。見ている私たちも胸がつまっていたたまれません。後に海難事故の教訓として全世界に詳細報告されることと思いますが、2度と起こしてはならない事故だと思います。日本でもかって「ありあけ号」が沈没したことがありましたが乗員は全員救助されました。韓国船の場合も一連の流れの中のどこかが正常に機能したなら助かった人も多くいたと思われ残念でなりません。

操舵の問題や救助の問題等で船長や船会社の責任は重いですが、国の責任も重いと思います。遭難時の避難誘導や、救命具などの装着説明など十分になされていなかったと聞いています。

このような事故は人ごとではなく、自国でも起こりうることです。人命を最優先した船舶や航空機、列車などの運行体制確立のために国を上げて取り組んでいただきたいと願っています。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014.04.22 13:46:02
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: