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今日は久しぶりにヘミシンクネタです。
私が初めてヘミシンクの基礎セミナーに行った時(2007年の11月でした)、同じ参加者の中に、「地球コアまで行きました。」という人がいました。
私、当時はかなり疑り深くて(今でもそうですが(笑))、絶対うそだと思いました(笑)。
初心者で、初めてヘミシンクを学びに来た人が、地球コアまで行くなんて・・・
ちなみに、地球コアとは、地球の中心部分にあるとされる核の部分です。
http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/jp/gakubu/geoph/solid/core.html
この非物質的な地球コアについては、ブルースモーエンさんの『死後探索』シリーズにわりと詳しく出てきます。
ヘミシンクの世界では、結構こういうパターンが多いです。
科学的な研究成果に基づくと、こういうものがあった。じゃあ、非物質的にはどうなんだろう・・・というので、いろいろ非物質的にも調べてみた結果、面白いものが見えてきた、みたいな感じです。
普通の社会生活を送っていて、地球コアがあるなんて思いもしませんよね?大学等で専門的に学んでいるような場合は別として。
何を言いたいかというと、普通の主婦の方が初めてヘミシンクセミナーに来て、もし何の予備知識もなければ、「地球コアまで行きました。」ということ自体、ありえないことなんです(笑)。
でも、そういう人がわずかですが実際にいます。
それは、本なんかで事前に勉強してくるからなんでしょうけれども、体験というのは常にこういうことが伴ってくるように思います。
つまり、そこにそれがあると思うと、実際にあるように「見えてくる」ということです。
なぜなら、現実は自分で作り出しているからであり、非物質界ではそれが如実に現れてくるからです。
もちろん、想定外のものも見えてくることはありますよ。
ですが、それは潜在意識等も含めた広い意味での「自分」が作り出したものに他ならないわけです。
ここに、体験を深めるカギがあるように思います。
つまり、現実とは(現実世界であろうと非物質界であろうと)広い意味での自分が作り出したものに他ならないことを知ること。
そして、その上で、「想いは現実化する」を積極的に利用すること、です。
つまり、体験がないという人は、体験がないという現実を作っているにすぎません。
ただ待っているから何も体験できないんです。
そうではなくて、自ら「想像」することで実際に「創造」されていきます。
おそらく、この辺が現実世界とはえらく感覚的に違うと感じられるがために、なかなか受け入れられないところなのではないかと思います。
「え~それじゃあ、単なる妄想でしょ?それは現実じゃないよ。現実とは、誰が見たってそこにすでにあるものなんだから。」こういう具合です。
今私が述べたことに強く同意された方。
ヘミシンクでまだ体験をしたことがないのではありませんか?
あるいは、ヘミシンク体験など所詮、空想の産物にすぎないとどこかで疑っておられませんか?
繰り返しますが、現実とは、それがいかなる次元のものであったとしても、より広い意味で自分自身が作り出したものにすぎません。
それが、多くの人の共有思念によってより強固に形成されているだけです。
このC1という現実世界であったとしてもです。
ですから、当然、非物質界においてもこれが成り立ちます。
なので、「自分がどのような体験をしたいのか(どんな世界を見たいのか、どんな人と出会いたいのか)をまずは明確にして、具体的にイメージすること」がとても大切になってきます。
「え~そんなこと言ったって、イメージできないよ~。わたし、イメージするの苦手~」という方(笑)。
練習してください(笑)。
たとえばこんなやり方が有効です。
普段、家でよく使うコーヒーカップがあるとします。なければ、湯のみでも、茶碗でも、お椀でもかまいません。とにかく毎日使うものです。
それを、まずは見ないでどんな形だったか思い出してみます。
思い出せますか?
結構難しいと思います。
と言いますのも、私達は普段、何気なくそれらを使っていますから、細部まで観察しないのです。
ですが、知覚能力を高めるためには、より細部まで描きだすクセをつけることが大切になってきます。
なぜなら、非物質的な情報というのは、そのような自分が望む現実世界で自らを投影することによって、また、その世界にガイド等の人物が入り込むような形で見えてくることが多いからです。
仮に顕在意識でしていなくても、よく見えるという人はそれを無意識にしていることが多いです。
つまり、「想像は創造」をうまく利用できる人、なおかつ素直に見えたものを受け入れる人、こう言う人は体験が加速するタイプです。
どちらも重要だと思います。「想像は創造」をうまく利用できることと、見えたもの感じたものを素直に受け入れることの二つです。
そうやって、現実世界は自分自身が作り出しているというのを逆にうまく利用することで、ヘミシンク体験というのは今まで以上に深まっていくはずです。
これは、誰かに会ってメッセージをもらうような場合でも一緒です。
その人に会ったフリをして(実際に会っているような気持ちになってみる)、会話しているフリをします。
「え~実際に会ってもいないのに、そんなの無理だよ~」ではなくて(笑)。
人間には想像力というものがあります。それをフル活用することによって、右脳の回路を働かせます。非物質的な情報というのは、左脳ではなく右脳に降りてきますから、そうやってメッセージなり体験なりを受け取るのです。
つまり、
1非物質的な情報 → 2右脳で変換 → 3左脳で認識
という流れです。大まかに言えばですね。
1から2への変換ができるのは、我々が多次元的に存在していて、複数の身体が次元に応じて存在しているからです。
非物質的な体というものがちゃんとあるために、非物質的な情報を非物質的な感覚器官によって受け取ることができます。
霊眼、霊耳に相当する部分です。あるいは第六感として直観的に情報等を受け取ったりもします。それは、非物質的な松果体の部分なんかがそうです。
このように、非物質的な情報をいったん非物質的な感覚器官で受け取ったあと、2から3の変換によって物事を我々に理解できる形で認識します。
これは物質的なものですね。右脳で見えたものを左脳で理解しないと認識できませんから。
ただ、この2から3への変換に多少のコツがあります。
ブルース・モーエンさんは、「知覚者」と「解釈者」という言い方をしました。
右脳で見えたものをずっと見つめていると、そのうち消えていきます。
それではだめなのです。
じっと見据えずに、「ちら見」します(笑)。
その直後、見えたものが何を意味しているのか瞬時に左脳で認識します。
これが、2から3への変換のコツです。これを素早く連続に行って情報をつかみ取っていきます。
つまり、非物質界の知覚というのは、このような1から2、2から3の流れをひたすら繰り返すことで成り立っているものなのです。
私の体験というのはすべてこのような流れによって行ってきました。
一見面倒なようですが、慣れてくると無意識にできるようになります。
私だけではなく、ほとんどすべての方がこのような認識をされているはずです。
意識されているか否かに関わらず。
もし、体験がないという方。
今回ご紹介したようなやり方をまずは受け入れてみて、素直に実践してみてください。
すると、今まで単なる妄想と切り捨てていたものが実は体験だったことに気づかれることと思います。
体験とは、自分で作り出しているものだということ。
ですから、体験が何もないという人は、何もないという体験を自分で作り出しているというだけです。
逆に言えば、「何もなくても、それが体験なのだ」ということをお忘れなく。
そこに気付けるかが、体験を深められるかに直接的にかかわってきますから。