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コンビニのお総菜です。ホルモン料理=牛、豚、鶏などの贓物を煮たり焼いたりしたもの。いずれも酒の肴にはおあつらえ向きです。このホルモン鍋は、冷凍食品というのでしょうか。お総菜の棚ではなく、冷蔵庫に置いてあります。ビールやペットボトルのドリンク類などと同じ場所です。調理はいたって簡単。お湯や水を足すこともなく、ふたをはがしてそのまま直火にかけるのです。弱火でグツグツ煮て、モツが茶色に変わってくると出来上がり、どういう原理かわかりませんが、焦げることはありません。ちゃんとスープが湧いてくるのです。煮すぎたせいでしょうか、味は少し濃い目でした。肉は案外やわらかく、それでいて歯ごたえがあります。モツですから、当然でしょう。この鍋、野菜はほとんど入ってません。葉ものなら、足して煮込んでもいいのではないでしょうか。実験したことはありませんが。寒い夜、卓上コンロで調理し、日本酒などでいただくと、身体も心も温まってくること請け合いです。
2006年01月31日
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巨人の高橋由伸外野手が、日本テレビの小野寺麻衣アナウンサーと結婚したことがわかりました。昨日、29日に婚姻届を提出したようです。2人は6年前に知人の紹介で知り合い、4年前から本格的に交際していたとのこと。高橋選手は慶応大学出身、巨人を逆指名し、1998年ドラフト1位で入団。1年目から主力として活躍し、プロ8年間で打率3割を6度マークしました。現在は選手会長。プロ野球選手とアナウンサー。この組合せ、実に多いですね。最近では、巨人の二岡智宏内野手とフリーの用稲千春。西武の松坂大輔投手と日本テレビの柴田倫世。昔は宝塚かスッチー。いまはアナウンサーになるのが、プロ野球の花形選手と結婚する早道のようです。
2006年01月30日
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日曜日は、東西で重賞が行われました。いずれも1番人気が敗退、中波乱の結果に。京都は予想しなかったので、ここでは府中の根岸Sを回顧します。4歳上オープン、ダート1400mの別定戦。ラップを見ると、12.2 - 10.8 - 11.6 - 12.1 - 12.3 - 12.2 - 12.5ですから、平均ペースと言えるでしょう。走破タイムは、レコードより1秒遅い1,23,7。上がり3ハロンは37秒でした。過去に35秒台で上がったことがある◎サンライズバッカスにとっては、不利がなければ、容易に突き抜けられる時計でしょう。不利はふたつありました。まずスタート。テレビ中継で見たのですが、ゲートが開いたとき、ちょっとつまずいたようなのです。後ろから行く馬ですから、この時点では、致命的な不利とは言えません。問題は道中です。向う正面、3角、4角と始終内を走っていました。私の予想では、直線大外を追い込んでくるはずなのです。内がうまくあけば好騎乗になりますが、前が空きません。せまいところを縫うように追い込みます。一瞬、2着はあるかと思いましたが、壁が邪魔したのでしょう。馬が走る気をなくしたようです。ゴール盤を通過したのは4着。サイレントバッカスより後ろにいたタイキエニグマが2着に入っているのですから、馬群をうまくさばいていたら、連対はあったでしょう。結局、位置取りが悪かったのでした。騎手の腕とはいいませんが、1番人気なのですから、もう少し上手に乗ってほしかった、と敗者の愚痴を言いたくなります。勝ったリミットレスビット、春のダート戦で2冠。フェブラリーS(G1)でカネヒキリの対抗馬に躍り出ました。1着 リミットレスビット2着 タイキエニグマ3着 トウショウギア馬連 7-12 3450円3連複 3-7-9 7990円3連単 7→12→3 58400円
2006年01月29日
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ケイタイで見る芸能人ブログの人気、というものが発表されました。この調査によると、1位 真鍋かおり2位 インリン・オブ・ジョイトイ3位 中川翔子4位 さとう珠緒5位 小明(あかり)という順位になっています。ポイントでは、真鍋かおりが2位以下を大きく引き離していました。ブログの女王といわれるだけあって、さすがです。2位のインリン、ライブドアの看板ブログです。何回か覗きましたが、ほぼ毎日更新されていました。内容もかなり充実しています。3位の女の子は、よく知りません。先日、ダウンダウンDXに出ているのを偶然見ました。そのとき、12月の一ヶ月で、900万アクセスがあった、と言ってました。天文学的数字に、驚いたものです。4位のさとう珠緒。本職はなんでしょうか。ブリッコがウリのようです。顔と名前は一致しますが、バライティ以外では、見たことはありません。5位の子は、まったくわかりません。若い子に人気があるのでしょうか。チャンスがあったら、覗いてみましょう。ところでライブドアのブログ人口、100万人を突破しているそうですが、今後はどうなるんでしょう。
2006年01月29日
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上半期、ダート3冠レースのひとつ。G1フェブラリーSの前哨戦でもあります。昨年のダート王カネヒキリがぶっつけ本番でG1へ。鬼のいぬ間に洗濯、ではありませんが、好メンバーが揃いました。先行馬が多く、ハイペースになりがちですが、こういうときはお互いに牽制しあって、意外に平均ペースになるものです。乾燥してパサパサの府中ダート。後ろから行く馬は苦しいでしょう。前残りを狙いたいところですが、ただ1頭、カネヒキリを負かしている(6)サンライズバッカス。矛盾するようですが、連軸にはあえて差し馬を抜擢しました。直線、大外から追い込んでくると信じます。■推奨馬券馬連 3-6 5-6 6-7 6-9 6-12
2006年01月28日
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人気お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史と人気セクシータレント、熊田曜子との交際が発覚しました。今週発売の写真週刊誌「FRIDAY」が、熊田の“熱愛朝帰り”現場をキャッチしたものです。 同紙によると、今月中旬、熊田が岡村の自宅マンションを訪れ、翌日の昼まで滞在したというのです。 岡村は熊田が自宅に来たものの、「2人じゃない。仲のいい友だちです。お付き合いとかはこれからですね」などと説明しました。 身長156センチの岡村が、164センチ、B92・W56・H84の熊田のボディーを独占したのでしょうか?(夕刊フジ)熊田曜子、私も好きですねえ。ナインティナインも嫌いじゃありません。ちょっと複雑な気持です。風俗好きの岡村くん、そろそろ遊びは卒業、身を固める気になったのでしょうか。
2006年01月28日
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今週から舞台は府中へ代わります。芝はDコースを使用。内外(うちそと)の有利・不利はありません。昨年の開幕週は、差し、追い込み馬の活躍が目立ちました。今年も傾向は同じと見て予想します。11Rは4歳以上オープンの別定戦。斤量差は7キロあり、獲得賞金の多い馬は不利でしょう。57キロ以上は軽視してもいいのでは。人気・実力とも伯仲しています。混戦ですが、前走、京都金杯で上がり3ハロン33,8秒を記録した(1)アルビレオを中心に見ました。連下は、例によって幅広く。■推奨馬券馬連 1-3 1-6 1-9 1-15 1-16 6-16
2006年01月27日
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寒い日が続いています。こういう時期は、暖かい鍋焼きうどんが恋しくなるでしょう。コンビににも、いろいろな種類の鍋焼きが置いてあります。なかでもよく買ってくるのが、写真の天玉うどん。具は、えび天に半熟たまご、乾燥ネギ、とシンプルです。スープをお湯、または水で薄め、そのまま直火にかけます。煮立ったら弱火にし、1,2分で食べ頃に。お好みにより、七味唐辛子をかけていただきます。決して美味ではありません。町のそば屋のほうが口に合うでしょう。量的にももの足らないのですが、自宅で手軽に食べられます。一人暮らしの中年ジュリー。外へ出るのが億劫なとき、冷蔵庫から取り出して煮込み、空いた小腹を充たしています。
2006年01月27日
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特殊部隊に10年、交渉人として7年、ベテランのジェフ・タリー(ブルース・ウィリス)でしたが、人質の母子を殺されるという痛恨のミスを犯してしまいました。これがトラウマとなったのでしょう、ロスから田舎の警察署長に転勤。犯罪のない田舎にも、チンピラは存在します。3人の若者が山のてっぺんにあるセキュリティ万全の家に侵入、車を盗もうとしました。無音通報によって警察が駆けつけ、女警官が殺されます。屋敷の中に、重傷の父親、その娘と息子の3人が人質になり、タリーは交渉を群警察に任せました。ところが覆面の男たちがあらわれ、妻と娘を拉致してタリーにあることを要求します。かくして豪邸の人質と、自分の妻子、このふた組を救出しなければならない、というややこしい展開に。「ダイハード」の逆バージョンでしょうか。原作はロバート・クレイスの同名小説です。監督はフランス映画「スズメバチ」のフローラン=エミリオ・シリ。「ホステージ」と「スズメバチ」が似たようなシチュエーションなのは、ある意味では当然かもしれません。そして出来栄えは……。決して面白くない、というわけではありません。テンポがよく、拉致の被害者が、かよわい(?)女、子供ですから、サスペンスが盛り上がります。が、脚本に穴があるのは否定できないでしょう。難攻不落、要塞のような豪邸に、簡単に侵入できるのでは、なんのためのセキュリティか疑問です。タリーの妻子を拉致した勢力が何者なのか、類推は出来ますが、結局わかりませんでした。ここも不満が残るでしょう。チンピラ3人のうち、長髪のマース(ベン・フォスター)が実に不気味でした。この男、小さいときに父が母を殺して自殺する、という地獄絵を目にしているのです。むっちりボイン色白、ローライズで下腹をさらした人質の娘ジェニファー(ミッシェル・ホーン)が、マースに迫られるシーンは、はっきり言ってこわいです。弟のトミーがケイタイでタリーと連絡をとるのですが、まことにけなげでした。ブルース・ウィルス主演にしては、全体に小粒の感は否めません。「ダイハード」シリーズ以外では、もう客を呼べないのでしょうか。ちなみに、ウィルスの実の娘が出ていますが、デビー・ムーアそっくりでした。
2006年01月26日
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ラーメンのスープには、醤油、塩、味噌の三つがあります。近年は、それにトンコツが加わりました。いや、昔からあったかもしれませんが、寡聞にして子供の頃は聞いたことがありません。私の世代では、めん類というと日本ソバですから、聞かなかったのは当然かも。味噌は北国、醤油と塩は首都圏、トンコツは九州。大ざっぱですが、このように区分けできるのではないでしょうか。学問的根拠はありません。あくまでも私的感覚です。歌舞伎町の花道通りに、東京風とんこつラーメンをウリにしている「屯ちん」というお店があります。先日、一杯飲んだ帰りに、久しぶりに寄ってみました。相変わらず、混んでいます。この店のラーメンは、並、中、大、ともに基本料金は600円。この日は、並み盛りに、煮たまご、焼きノリをトッピングしました。しめて800円です。こまかいことは省略しますが、ひとことで言うと、美味でした。とんこつといっても、しつっこくありません。東京風に、アレンジしてあるのでしょう。飲食店もサービス業と考えている小生は、職人肌の無愛想な店主は認めません。店員も、愛想がなければインネンをつけることもあります(ただし、若いときの話)その点、この店の従業員は、元気があってよろしい。一人だけいた女店員も、かなりの美形でした。今度はシラフで食べに行きたいものです。
2006年01月25日
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1月23日(月)新宿ピカデリー1にて1998年に公開された「マスク・オブ・ゾロ」の続編です。2代目ゾロのアレハンドロ(アントニオ・バンデラス)は、妻のエレナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)息子ホアキン(アンドリアン・アロンソ)の3人で、暮らしていました。モットーは‘家族愛’。だが、世に不正は絶えません。そのたびに、ゾロとなって悪を退治します。平穏な生活を望むエレナは、引退を勧めるのですが、ヒーローを捨てきれないアレハンドロは悩みます。夫婦喧嘩のあげく、エレナは家を出ていきました。このへんの悩みは、「スパイダーマン2」でも描かれています。人並みの幸せを望むか、ヒーローとして正義を貫くか、難しい選択でしょう。父親の正体を知らない息子は、ゾロに憧れ、優しい父が不満です。折からカリフォルニアは、合衆国31番目の州になるか、住民投票の真っ最中でした。アメリカが巨大な国家になることを恐れたヨーロッパの秘密結社が、それを妨げようとカリフォルニアに潜入します。この秘密結社と、ゾロの闘いが今回の見どころ。組織のボスががイギリス時代のエレナと同級生で、彼女に結婚を申し込む、というエピソードがあり、家族愛の権化であるゾロは、これに嫉妬するのです。悪の伯爵にも、人間としての良心がちょっぴりありました。子供に対する配慮が、墓穴を掘ることになるのですが、こういう甘さは、観客の心をなごませてくれます。颯爽としているわりには、精神的に情けないゾロ。これをクジラより脳味噌が多そうな愛馬トルネードが補います。息子のホアキンも、ゾロ2代の血を引いていますから、敏捷な行動や機転が効く知力を身につけていました。可愛い顔をして、父親に負けない活躍をします。問題は、アクション・シーンでしょう。いやにスケールが小さくなっているのです。剣劇も爆破も、こぢんまりとまとまっています。走る列車の屋根に馬ごと飛び降りる、これには驚きました。ここはすごかったです。それ以外は、今回のアクションは、全体にちょっと期待はずれでした。見せ場はいっぱいあり、退屈はしません。前作では新人だったキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。今回はほぼ出ずっぱりで、しなやかそうな身体をくねらせてアクションを演じています。ただ、いまは大女優ですから、サービスカットはありません。愛馬トルネードと息子の健闘も、讃えておきましょう。総評として、可もなく不可もない作品、カップルで見ても損はしない、といえることはたしかです。
2006年01月24日
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この冬の日本列島は、まれにみる寒波に襲われました。地球温暖化の影響でしょう。映画「ディ・アフター・トゥモロー」のニューヨークではありませんが、東京にも氷河期がくるかもしれません。それは大げさですが、季節の異変にかかわらず、旬の食材はたくましく市場に出まわっています。そのひとつが、菜の花でしょう。季節的に、まだ早いと思われますが、居酒屋へ行くと、菜の花の辛子和えが、メニューに載っていました。食いしん坊の中年ジュリーは、さっそく注文します。茹でた菜の花を辛子醤油で和え、たっぷりのかつお節が乗せられた、定番のおつまみです。茎の部分はやわらかく茹でてあり、グリーンアスパラのような食感で、年寄りにもおいしくいただけました。ほうれん草や枝豆などは、季節に関係なくありますが、菜の花と空豆は、限定的にしか供されません。まさに旬の食材といえます。これだけではもの足らないので、甘エビやこはだ、ピリ辛ごぼう揚げなどを併せて頼み、熱燗を3本飲んで、至福のひとときを過ごしました。
2006年01月23日
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青春映画の傑作だとか、バイブルだとかいわれていますが、20年前、映画館で観たときは、まったく感心しませんでした。生ぬるいというか、歯がゆいというか、とにかく中途半端に感じたのです。映像は流麗でノスタルジックですが、中身が薄い、という印象でした。あらためてニュープリントを見ても、感想は大きく変わりません。ただ、少年のやるせなさ、生きることの辛さは、かなり強く伝わってきました。目頭が熱くなったシーンもあります。「16歳で死ぬのは早すぎる」という悔恨も納得できました。それでも作品全体としては、あっけなく、尻切れトンボに終わっています。この映画のダイアン・レインは、いくつなんでしょうか。彼女の映画はかなり見ていますが、本作が美しさのピークにあったのではないでしょうか。こういうタイプの女性は、たとえばナンシー・アレンの例を持ち出すまでもなく、老けやすいのでしょう。マット・ディロンも、この頃が青春スターとしての絶頂期でした。その後は「メリーに首ったけ」や「ジュエルに気をつけろ」で3枚目を演じましたが、どうも馴染めません。本作では、タイトルバックに流れる主題歌に、一番感銘を受けました。♪人生はまたたく間に過ぎ去る 悲しみと優しさのはざまに この世に生きるすべてはやがて老いる されど忘れ得ぬ黄金の輝き♪スティービー・ワンダー「STAY GOLD」同じコッポラでも、この続編にあたる「ランブル・フィッシュ」のほうが、よく出来ていたような気がします。猫パンチの前のミッキー・ロークが、いい味を出していました。C・トーマス・ハウエル、ラルフ・マッチオ、パトリック・スェイジ、エミリオ・エステヴェス、ロブ・ロウ、トム・クルーズなど、当時ブラックバード呼ばれた青春スターが大勢出ています。このうち大成したのは、一番目立たなかったトム・クルーズでした。人間の運命とは、わからないものです。
2006年01月22日
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降雪で延期になった1回中山7日目。出馬再投票はせずに、土曜日の枠順のまま、施行されるそうです。従来の代替開催のように、新聞の回収、再交付はないので、お間違いないように。私的には、デリケートなサラブレッドは2日の延期でも微妙に調子が狂うと見て、馬券は休みます。馬場は稍重から、良に回復するでしょう。ダートも、日差しによりますが、重か稍重まで。参考までに、金曜日の予想を再掲しますが、自信はまったくありません。変則開催、代替開催の場合は、自重するのが私の主義です。競馬は来週以降も続くのですから。11R サンライズS市川S組と六甲アイランドS組の激突。優劣つけがたい上に、ハンデ戦なので、よけい難解なレースになりました。中山6ハロン、4戦オール2着の(9)ナチュラルメイク。そろそろ勝ち上がるか、それとも調子下降で連をはずすか、見きわめがむつかしいところです。今週の追い切りは、前を行く他厩舎の馬を一気に抜き去りました。好調持続と見ていいでしょう。中心に押します。他の馬も実力伯仲なので、ヒモは手広く流します。■推奨馬券馬連 6-9 9-10 9-11 9-12 9-13 9-14
2006年01月22日
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降雪による馬場状態が微妙です。回復しても、稍重まででしょう。今週もCコースを使用。柵寄りは、少し荒れているようです。少頭数で、紛れはないと見ました。平均ペースで、展開による有利不利もないでしょう。実力どおりの結果が見込まれます。有馬記念を除いて、昨年はすべて掲示板に載った(6)グラスボンバーが中心。渋い馬場も苦にしないので、地力で突き抜けるでしょう。1番人気は必至なので、ヒモは絞りたいところです。菊花賞5着の(4)フサイチアウステル、道悪では結果を残してないが、格は上と思われる(7)シルクフェイマス、末足切れる(11)ハイアーゲームまで。■推奨馬券馬連 4-6 6-7 6-10
2006年01月21日
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1月21日(土)の中山競馬、降雪のため中止になりました。代替開催は、1月22日(月)に予定されています。なお、京都、小倉は通常どおり開催されます。
2006年01月21日
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夜半から雪という天気予報。千葉県はどの程度の降雪になるか、わかりません。積もることはなさそうなので、良か稍重までと考えていいでしょう。市川S組と六甲アイランドS組の激突。優劣つけがたい上に、ハンデ戦なので、よけい難解なレースになりました。中山6ハロン、4戦オール2着の(9)ナチュラルメイク。そろそろ勝ち上がるか、それとも調子下降で連をはずすか、見きわめがむつかしいところです。今週の追い切りは、前を行く他厩舎の馬を一気に抜き去りました。好調持続と見ていいでしょう。中心に押します。他の馬も実力伯仲なので、ヒモは手広く流します。■推奨馬券馬連 6-9 9-10 9-11 9-12 9-13 9-14
2006年01月20日
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例の格安500円DVDで観ました。本編は1952年の制作です。マスターフィルムが古いせいか、色が薄くなっていました。プロジェクターで拡大したような色彩、といったらわかるでしょうか。映像が乱れることはありませんでしたが、テクニカラーの美しさは失われています。このへんにこだわる人は、買わないほうがいいでしょう。原作はヘミングェイの短編小説です。ごく若い頃に読みました。手法としては、‘意識の流れ’を使っています。心理描写が多く、ヘミングウェイにはめずらしく、内省的な短編でした。映画も原作と同じく、主人公の小説家ハリー(グレゴリー・ペック)の回想という形式を採っています。ただ、内容は3人の女との恋愛が中心で、原作とはちがったメロドラマに変容していました。モデルのシンシア(エヴァ・ガードナー)伯爵令嬢のリズ(ヒルデガード・ネフ)裕福な未亡人ヘレン(スーザン・ヘイワード)と、3人3様の恋愛模様です。この中で、一番激しく愛し合ったのはシンシアでしょう。初恋に敗れてパリへ渡ったハリーは、エミールのバーでシンシアと出会いました。酒場の片隅で、お互いのタバコに同時に火をつける、という有名なシーンがあります。これはヘレンと2度目に会うところでも使われました。場所はセーヌの橋の上。なんともロマンチックです。特筆すべきは、エヴァ・ガードナーの美しさでしょうか。典型的なハリウッドの美人女優、というタイプです。ラテン系の血が混じっているのでしょうか、ややつり上がった目が魅力的です。「裸足の伯爵夫人」の彼女も、ミステリアスで素敵でした。小説家になりたかったら狩りをしろ、と叔父から猟銃をプレゼントされたハリーは、執筆の合間を縫って、アフリカへ出かけます。撮影当時は、CGはありませんでした。ここに描かれた動物の生態は、ほとんどロケでしょう。カバの大群の水浴び、大地に群れる野生の動物たちと咆哮、真正面から突進してくる犀。死臭をかぎつけて空を舞うハゲタカ、闇を徘徊するハイエナ。この映画の見どころのひとつです。女は冒険よりも、都会での落ち着いた生活を求めます。現実的な選択でしょう。それに対し、男は永遠のロマンチスト。この違いが、しばしば破局を招きます。シンシアとの別れも、それが原因でした。再会したのは、スペインの戦場。二人とも内戦に巻き込まれたのです。重傷を負ったシンシアは、戦場の花と散りました。ここはちょっぴり泣けるシーンです。原作と違うラストは、この作品がメロドラマであることを証明しているでしょう。監督はヘンリー・キング。職人肌のベテランです。手慣れた演出で、カットバックなども、音楽を使ってわかりやすく切り替えています。往年のハリウッド映画らしく、パリやアフリカのロケにはお金をかけているようです。3人の女のキャラクターも、わかりやすくていいでしょう。メロドラマとして、すれすれの合格、と評価しておきます。
2006年01月19日
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最近、本屋さんで古い映画のDVDが売られています。作品は戦前から戦後の名作が中心ですが、製品は新しく作られたものでしょう。このDVD、1作500円の値段がついています。版権がどうなっているのかわかりませんが、激安、といっていいでしょう。格安DVDはコンビニでも売っています。コンビニのものはわりと新しい作品が並んでいて、価格は999円と、千円以下に設定されていました。これでもまだ安いといえます。500円DVDは、出版社から発行されているようです。観たい作品が多いのですが、安かろう悪かろうでは、無駄遣いになりますから、とりあえず1作だけ買ってきました。作品は1952年に制作されたアメリカ映画「キリマンジャロの雪」です。パッケージに、「クラシック作品のため、一部画像の乱れ、ノイズがあります。ご了承ください」と小さな字で注意書きがありました。これは欠陥品ではないでしょうか。激安だからといって、欠陥品を売ってはいけません。モラルに反します。未見なので、どの程度の乱れかわかりませんが、鑑賞したら、映画の感想と共にこのブログで報告しましょう。
2006年01月18日
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1月16日新宿ミラノ座にて男女雇用機会均等法によって、職場における男女の差別はなくなりました。しかし、これは立前であって、実体は依然として、採用、昇進、給与、などに差別が存在します。人は法のもとに平等ですが、人種、性別、国籍、家柄、学歴など、さまざまな要因が理想を拒んでいるのは、誰でも知っているでしょう。社会はユートピアを実現するほど成熟していないのです。まして男社会に放り込まれた女性は、必然的に従属した存在にならざるを得ません。本作「スタンドアップ」は、実話をもとにした社会派ドラマです。男30人に対し女1人という鉱山会社に、ジョージーは炭坑夫として就職しました。父も働いている炭坑です。彼女は二人の子持ちですが、長男はレイプされて生まれた子供。長女の父親は乱暴者で、夫の暴力から逃れるために離婚しました。女手ひとつで、二人の子供を育てているのです。これだけでも壮絶な人生、と小市民の私などは慄然とするのですが、新しい職場は、想像を絶する世界でした。差別というにはあまりにも苛烈なセクハラが待っていたのです。ジョージーは美人であるだけに、よけい男たちの注目を浴び、セクハラの対象にされたのでしょう。職場だけではなく、あらぬ噂をたてられ、町の人たちも敵にまわります。ホッケー部の長男は、パスを回してもらえない、という嫌がらせを受ける始末でした。ジョージーは闘う決心をします。彼女はウーマンリブの闘士でもなければ、組合活動の先鋭的分子でもありません。ごく普通の主婦です。この映画が、多くの人の共感を呼ぶのは、こういうヒロインの造形にあるのではないでしょうか。ストーリーは法廷場面をアクセントにして、一種の回想という形で進行します。登場人物は多彩ですが、簡潔な描写の中に、それぞれの性格が描きわけられていて感心しました。監督のたしかな手腕が伺われます。「モンスター」でオスカー女優になったシャリーズ・セロン。ここでも平凡ながら芯の強いシングルマザーを演じていい味を出しています。単なるお飾り的美人女優の域を完全に脱しました。監督は「クジラの島の少女」のニキ・カーロ。共演はフランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、シシー・スペイセク、ショーン・ビーン、リチャード・ジェンキンスなど、芸達者な連中ばかりです。全編にボブ・ディランの曲が流れるのも、われわれの世代にとっては、うれしい限り。ストレートな選曲ですが、「時代は変わる」というメッセージを伝えたかったのでしょう。ラストもベタながら感動的でした。あまり期待していなかったので、得した気分になったものです。働く女性はもとより、独身の青年も見る価値はあるでしょう。秀作、とお薦めします。
2006年01月17日
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日曜日、中山のメーンレースは1点予想でした。頭は実力断然のジャリスコライト、2着は逃げるニシノアンサー。これで鉄板のはずでした。ヒモは他に2,3頭考えられましたが、頭が固いので、何点も買えません。だが、マイペースで逃げるはずのニシノアンサー、半完歩出遅れました。前半5ハロン62秒ですから、平均ペースといえるでしょう。この2番手につけて直線で追い出せば、ジャリスコライトに交わされても、2着はあったはずです。が、行きっぷりが悪く、始終4番手を追走。マイペースどころか、走り方が本来のものではありません。ここでニシノアンサーの目はなくなりました。勝ったジャリスコライト、上がり3ハロン35,7秒ですから、力を出し切っていません。このメンバーなら、もっとぶっちぎってもよかったでしょう。ただ、着差以上に強さは感じられました。朝日杯FSでは、直線でデザーモ騎手がムチを落としたアクシデントがあり、あのレースは参考外と考えてもいいでしょう。
2006年01月15日
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具がたくさん入ったラーメンは邪道、という人がいます。ラーメン本来の味を尊重したい、ということでしょう。そういう人は、日本そばも、‘かけ’か‘もり’しか食べないようです。しかし、天ぷらそばや鴨南蛮が邪道、とはあまり聞いたことはありません。ラーメンに関しては、昔はシンプルなものしかありませんでした。すなわち、江戸前の醤油ラーメンです。麺、焼き豚、シナチク、のり、時にはナルト、できればキヌサヤ、簡素なものでした。いやラーメン屋そのものが、日本そば屋に較べると、少なかったのです。現代は、中華そば屋は乱立の様相を呈しています。戦国時代、といってもいいでしょう。東京には、全国のご当地ラーメンが集まっていて、商売にシノギを削っています。ご当地ラーメンの特徴は、スープと具にあるようです。かくして江戸前の質素なラーメンは、片隅に追いやられる運命となりました。栄養学の見地からいうと、具が多いラーメンは理にかなっています。炭水化物と塩分が多い片寄った食べ物ですから、肉や野菜で他の栄養素を補充するのは、健康に寄与するでしょう。野菜あんかけラーメンは、野菜不足になりがちな現代人にとって、必要なアレンジではないでしょうか。邪道などと粋(イキ)がらずに、こういうラーメンをどんどん食しましょう。
2006年01月15日
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土曜日の中山、馬場が急速に悪化し、メーンレースでは重馬場に。これがレースに微妙な影響を与えたようです。スタートからのハロン・タイムを見ると、12.6 - 11.1 - 11.6 - 11.7 - 11.7=1000mを58,7で通過。このハイペースを一番人気ベニーホイッスルは先団につけて追走。4角でかかり気味に仕掛けました。当然のごとく、直線では失速。それでも5着に粘ったのですから、きょうは展開と馬場に殺された、といってもいいでしょう。1着から3着までは、いずれも外側を追い込んできた馬が占めました。Cコースですが、内側はそろそろ痛んできたのかもしれません。1着 ロードマジェスティ2着 オーゴンサンデー3着 フジサイレンス馬連 12-14 38980円★日曜日 11R 第46回 京成杯 3歳オープン・芝2000mここは(5)ジャリスコライトの力が抜けています。2着も先に行ける(7)ニシノアンサーで決まりでしょう。■推奨馬券 馬単 5→7
2006年01月14日
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変則開催の前半4日間が終わりました。馬券的には、関東は比較的順当だったようです。西のシンザン記念は荒れましたが、予想も馬券もお休み。買わなくて正解でした。中山・土曜日のメーンは、オープンのハンデ戦。距離は1600mです。天候は雨の予報ですが、渋っても稍重まででしょう。今開催はCコースを使用。それほど痛んではいないようです。前半4日間のメーンレースは、すべて関西馬が制しました。本レースはどうでしょうか。メンバーを見渡したところ、久々に関東馬が勝ちそうです。格よりも近況を重視して、(13)ペニーホイッスルを中心に。混戦ですので、ヒモは手広く流しました。■推奨馬券馬連 2-13 4-13 6-13 8-13 13-14 13-15
2006年01月13日
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最近の日本人は、一億総健康志向と化しているようです。新聞、雑誌、テレビでは、身体にいい食材やサブリメントが、連日のように紹介されています。日本が世界一の長寿国になった原因は、和食にあるのは周知の事実でしょう。ただ、食のグローバル化で、若い人は欧米型の食事を好む傾向にあるのも否定できません。その影響でしょうか。昔の成人病、いまは生活習慣病といわれる病気が、若年層にも広がっているようなのです。長寿国の座から転落するのは時間の問題で、昭和50年代でしたか、いまの若者の寿命は42歳、と唱える学者もいました。マスメディアで、健康志向の過剰な報道が目立つようになったのは、そのころからでしょうか。あるテレビ番組などは、連日、身体にいい食材を取り上げています。手を代え品を代え、よく続くものだと感心するほどです。眉に唾をつける視聴者がいるかもしれません。批判めいたことを書きましたが、実をいうと、私もそうした記事や番組には敏感なほうなのです。年のせいでしょう。先日も、新宿のある店で、ヘルシーな和食を見つけ、さっそくいただきました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、簡単に説明すると、前列左から、黒米のごはん、とろろ、じゃことひじきとキャベツのサラダ。後列は黒いものコロッケ、胡麻豆腐、五穀豆と昆布の煮物。いかにも身体によさそうです。多品目を少量ずつが健康食の基本。目安は1日に30品目だそうですが、この一食で何品目摂取できたでしょうか。本当は、焼き肉やステーキ、とんかつなど肉食が好きなのですが、最近は胃腸が受け付けなくなりました。これも年のせいでしょう。別に長生きしたいとは思いませんが、寝たきり老人になって、人に迷惑をかけたくはありません。ストレスが溜まらない範囲で、これからも安くて美味しく、身体にいい食事を心がけたい、思う今日この頃でした。
2006年01月13日
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1月9日(月)新宿グランドオデオン座にて去年の「ローレライ」や「亡国のイージス」には失望しました。戦争映画なのに、戦闘シーンは貧弱で、人間ドラマとしても薄っぺらでした。原作者もあまりの出来の悪さに、切歯扼腕したことでしょう。本作「男たちの大和」はどうでしょうか。日本映画にはめずらしく、30億の制作費をかけたそうです。戦艦大和のセットだけでも、6億円を要しました。お金をかければいい映画が出来る、いうわけではありません。が、潤沢な資金があれば、大がかりなセットやCGが、ふんだんに使用できます。映像にも迫力が出るでしょう。そういう点で、この映画は前記の2作を超えています。もうひとつの特徴は、主要な登場人物の背景が点描されていることでしょう。ここが何を隠そう、この映画の核になっているのです。泣けました。敗色濃厚な日本帝国、それでも勝利を信ずる軍国少年たち。彼らは誰に強制されたわけでもなく、祖国のために命を投げ出すのです。肉親や恋人との別れ。千切れるほど手を振って送る女。赤ちゃんを抱き、遠ざかる夫の名を叫び続ける妻。生きては帰ってこないことがわかっていながら、銃後で待つ女たち。涙なくしては鑑賞できません。戦争がいかに残酷なものか、これらのエピソードだけでも理解できます。特に反戦思想を強調しているわけではありませんが、自然な感情として、厭戦気分が湧いてくるのでした。戦闘シーンも、血や肉片が飛び散り、ハリウッド映画に迫るものがあります。爆撃機に襲われる大和の俯瞰は、CGでしょうが、よくできていました。沈没する場面、ここはジェームズ・キャメロン「タイタニック」に較べると、ややスケールが落ちます。予算が尽きたのでしょうか。主演は反町隆史と中村獅童ですが、出番が多いのは、松山ケンイチ扮する神尾克己という少年兵です。この人物は戦後も生き残って漁師になり、映画はこの人の回想という形で進行します。年老いた漁師役が仲代達矢ですから、俳優の格からいっても、この人物が主人公でしょう。いちいち名前は挙げませんが、豪華なキャストも見どころのひとつです。キラ星のごとく並ぶビックネームの中で、一番おいしい役が長嶋一茂だった、と思うのは、私だけでしょうか。監督と脚本は、ベテランの佐藤純弥。全体にオーソドックスな演出です。古めかしいところもあり、この点は惜しまれます。ただ、莫大な制作費を回収するためには、斬新な映像やテクニックの冒険を避け、正攻法に頼らざるを得なかったのでしょう。成人の日の2回目でしたが、お客はよく入っていました。子供から年寄りまで、年齢層も幅広く、そして館内からはすすり泣きの声も……。エンドロールが終わるまで、立ち上がる人が皆無だったのは、涙が乾くのを待っていたからでしょうか。万人向きの娯楽戦争映画として、水準に達しています。戦争を知らない世代にも、アピールするでしょう。大ヒット中なのが理解できる作品でした。
2006年01月11日
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ファイナルということで、正月の3日から3夜連続で特番が放映されました。以下はその感想です。第1話「今 甦る死」出だしは、鮎川哲也「鬼貫警部シリーズ」みたいでした。桑畑や家屋消失が出てくれば、完全にパロディになりますが、ストーリーは違う展開に。古文書や小説の草稿をお手本にする殺人は、推理小説でもお馴染みです。ヴァン・ダイン「グリーン家殺人事件」や、エラリー・クイン「Yの悲劇」がその代表でしょうか。ミステリー・ファンなら、何も驚くことはありません。ゲストは石坂浩二。容疑者に藤原竜也が扮していますが、始終ニヤけた笑い顔で、こいつは犯人ではない、と誰もが疑うでしょう。裏の裏をかいて、やっぱりこの若造がホシだった、とくればお見事ですが、話は予想どおりに進みます。石坂浩二があまり存在感がなかったのは、構成上、仕方がないでしょう。トリックも平凡で、すれっからしの中年ジュリーには、もの足りません。テレビドラマですから、これ以上のものを望むのは、無理でしょう。第2話「フェアな殺人者」これは見ませんでした。ビデオデッキの調子が悪いので、録画も出来ず残念。イチローがいい芝居をしていた、という評判なので、DVDが出たら、そのときに。第3話「ラスト・ダンス」このシリーズ、散発的にしか見ていません。実はあまり評価していなかったからです。先人のパクリが多く、三谷幸喜というスパイスも、薄味でした。着眼点はいいのですが、独創性に欠けていたのです。本家の「刑事コロンボ」と較べても、そのお粗末さは歴然としていました。刑事たちの三枚目的キャラには、作者の才気を感じましたが……。が、本編は、いままでの危惧をいっぺんに吹き飛ばすような快作でした。シリーズ最高の出来ではないでしょうか。売れっ子の女流脚本家。双子の姉妹で、妹が本を書き、姉が渉外係という役割分担です。姉は取材や助言をしますから、一種の合作でしょう。推理作家なら、エラリー・クイン、トーマス&ナルスジャック、パトリック・クエンティン、日本ではコンビを解消したかっての岡嶋二人、といったところ。冒頭、古畑任三郎のパロディ・ドラマが出てきて、大いに笑わせてくれます。作者の余裕のあらわれでしょう。大丈夫か、という心配もなんのその、その後の展開は実に見事、の一語に尽きます。さりげなく散りばめられた伏線。最後の素晴らしいどんでん返し。これには、あっと驚きました。ファイナルを飾るに相応しい内容です。松嶋菜々子。この人、美人の上に華があります。彼女が主役でなかったら、本編の魅力は半減したでしょう。最近では、出色のテレビドラマでした。推理小説で類似の作品といったら、何があるでしょうか。例によって物忘れが激しいので、とっさに思い出せませんが、強いてあげれば、リチャード・ニーリーの「仮面の情事」でしょうか。これは叙述トリックの傑作です。第3話の視聴率は、関東地区で29,6%でした。ファイナルということもあったのでしょうが、稀にみる高率です。中身が面白ければ、視聴者もついてくることを実証したのではないでしょうか。
2006年01月10日
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ここ数年、荒れることが多い成人式。今年も一部で若干のトラブルがあったようです。身体は大人でも、精神的に未熟な現代の20歳。公徳心に欠け、感情を抑制できないいびつな青春像は、日本の将来を暗示しているようです。廃墟の中から立ち上がった戦後の日本。アジアはもとより、欧米からも奇跡の復活と畏敬されましたが、いまやその面影はありません。アジアの覇権は、中国に移りつつあり、このまま行けば、日本は落日の島国になることは避けられないでしょう。それでも若者たちは成長し、毎年100万人単位で成人を迎えます。女性は振袖に着飾って、街を闊歩。彼女たちの行く手には、どんな人生が待っているのでしょうか。幸せになって欲しい、と年寄りは虚心に願っているのですが……。♪泣いているのか 笑っているのか 後ろ姿の素敵なあなた ついていきたいあなたのあとを 振り向かないで東京のひと♪(ハニーナイツ「ふりむかないで」より)
2006年01月09日
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1月8日、日曜日の中山11R、ガーネットS(G3)1番人気のブルーコンコルド、馬体重がプラス15キロでした。冬場は身体が絞れないので、体重が増えることはよくあります。しかし、この馬、+6 +4 +2 +5と増え続けてきました。そして今回の15キロ増。明け6歳馬ですから、成長ということは考えられません。調整過程に問題があったのでしょう。馬体増に59キロの斤量は、明らかにマイナス材料です。結果は5着でした。しかし、体重は当日にならなければわかりません。前日予想は、常にこういう危険が伴いますから、過信は禁物です。これは専門誌も同じでしょう。彼らは想定で印をつけ、枠順が決まると急いで予想を変更確定し、印刷に回すという手順で新聞を発行しています。一刻も早く店頭に並べるのが、専門誌の命ですから、生き残るためには仕方がないのかもしれません。新聞やネットの前日予想はあくまでも参考にとどめ、馬券は自己責任で買う、という当たり前の結論が導き出されるのでした。
2006年01月08日
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ダート1200mのハンデ戦。59キロのブルーコンコルドから49キロのボタンフジまで、10キロの斤量差があります。ハンデ戦というのは、いうまでもなく、全馬が同時にゴール出来るように斤量に差を付けるレースです。日本のハンデキャッパーは優秀と言われていて、度々ゴール前の接戦を演出してきました。が、結論的には、重いハンデの馬、すなわち強いと想定された馬が、ほとんど勝利を収めてきました。軽量馬が付け入る隙は、きわめて狭き門なのです。というわけで、ここも最重量馬、4連勝中の(8)ブルーコンコルドを本命にしました。59キロは極量ですが、地力で克服してくれるでしょう。■推奨馬券馬連 5-8 7-8 8-9 8-10 8-11土曜日 アレキサンドライトS馬連 2-11 1440円(的中)
2006年01月07日
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中山金杯は、吉例どおり完敗でした。勝ったのは6歳馬、2着、3着に8歳馬がきて、高齢馬が穴をあけるという私の仮説は実証されたのです。しかし、本命に指名した7歳馬カンファーベストは、道中1番人気の4歳馬キングストレイルと中団やや前を併走、絶好の位置取りでしたが、4角を回ったところで失速。惨敗でした。土曜日、中山11R 準オープンのダート別定戦です。初日のダート戦を見ると、昨年同様、力のいる馬場のようです。狙ってみたいのは、人気にはなりますが、ダート3戦、負け知らずの(2)タガノゲルニカ。準オープンの壁は厚いですが、奥があると見て、4連勝も夢ではないでしょう。ヒモは以下の通りです。■推奨馬券馬連 2-4 2-7 2-11 2-13 2-15
2006年01月06日
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今年の初詣は、新宿の花園神社に行って来ました。1月3日、映画のあと、午後5時過ぎです。黄昏が迫ってきて、靖国通りには、屋台が2,3台、出ていました。境内へ入ると、本堂の前には、善男善女の長い行列が……。といっても、100人くらいでしょう。この神社、初詣の宣伝はしていません。明治神宮はもとより、そのほかの有名神社に較べると、はるかに参拝客は少ないのです。酉の市の賑わいとは、大違いでした。順番を待ってお賽銭を上げ、健康と賭け運を祈願、おみくじは小吉でしたが、まずは満足して居酒屋へ寄り、新酒の振舞酒をいただいて帰ってきました。
2006年01月06日
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1月3日新宿オデオン座にてオリジナルは1933年に制作されたようですが、観ていません。リメイク版では、1976年のジョン・ギラーミン監督、主演女優ジェシカ・ラング版を劇場で観ました。この作品でジェシカは一躍有名になり、のちの「郵便配達は二度ベルを鳴らす」の主演に繋がるのです。今度のピーター・ジャクソン監督版は、何度目のリメイクになるのでしょうか。ヒロインは「マルホランド・ドライブ」「リング」のナオミ・ワッツ。共演は「マーズ・アタック」のジャック・ブラック、「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ。時代は不況下の1930年代アメリカ。ストーリーは、オリジナル版と同じです。野心家の映画プロデューサー、デナムは地図にもない伝説の島で映画を撮ろうと、女優のアン、脚本家のドリスコル、その他スタッフを連れて、航海に出ます。苦難の末に到着したスカル・アイランド(髑髏島)では、巨大なキングコンガが、島を支配していました。コングに誘拐されたアンを救おうと、一行は島を探索します。さまざまな恐竜に襲われ、多数の犠牲者を出しますが、やっとアンの救出に成功、キングコングも生け捕りにして、ニューヨークへ帰りました。見せ物にされたコングは、鎖を千切って逃走、エンパイア・ステートビルの天辺へ……。「ジェラシック・パーク」もそうですが、怪獣に追われて逃げる人間たちが、実にタフなのです。アンも逃げ回りますが、疲れて倒れることがありません。心身共に疲労困憊しているはずなのに、ダンスを踊ったり、お手玉でキングコングを癒したりします。ヒロインとキングコングの精神的交流は、涙ものでした。単なるスペクタクル映画ではありません。恋愛映画としても、よく出来ています。封切りは昨年12月ですが、アクション映画好きの小生にとって、本年度ベストワンは間違いありません。この映画は、絶対に映画館の大画面で観ることをお薦めしましょう。とにかく見せ場の連続です。その迫力は大画面と大音響でこそ満喫できるもの。面白さも超弩級ですから、自信を持って推奨します。
2006年01月05日
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毎年、「金杯で乾杯」と張り切って予想するのですが、ほとんどは「金杯で完敗」となってしまうのは、なぜでしょうか。今年こそ、ワインで乾杯といきたいものです。出馬表を見ると、5歳馬が一頭も出走していません。4歳馬と古馬の闘いになっています。どちらの世代が強いのか、ここがまず迷うところでしょう。去年の後半、重賞で3歳馬は苦戦しました。あのディープインパクトでさえ、有馬記念では2着。この流れは、明け4歳になっても続くのでしょうか。中山金杯、歴史的に見ると、高齢馬が穴をあけています。4歳不利の流れと過去の経過を踏まえて、7歳馬の(13)カンファーベストを中心に取り上げました。相手は、以下の通りです。■推奨馬券馬連 3-13 5-13 9-13 10-13 12-13
2006年01月04日
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1990年制作のフランス映画です。監督はパトリス・ルコント。この頃、ルコント作品が立て続けに公開されました。「仕立屋の恋」「タンゴ」「タンデム」「イヴォンヌの香り」などを観た記憶があります。中でもジョルジュ・シムノン原作の「仕立屋の恋」は、傑作でした。小説もよかったですが、映画もそれに劣らぬ秀作です。雷鳴に浮かび上がる若い女性の顔が、印象的でした。子供の頃から床屋が大好きで、女理容師の亭主になりたい、と念じていたアントワーヌ(ジャン・ロシュフォール)は、中年になって、やっと理想の女性を見つけます。小さな理髪店を独りで経営するマチルド(アンナ・ガリエ)でした。結婚を申し込むと、マチルドは承諾します。それから10年、二人は幸福な生活を送ってきました。喧嘩は些細なことで一度だけ。アントワーヌは髪結いの亭主として、至福の時を過ごし、マチルドも満ち足りた日々を送ります。ストーリーは、いたって単純と言えるでしょう。男の回想、という形式をとっているので、カットバックが多用されていますが、それによって、話が混乱することはありません。子供の心を持ったまま中年になった男と、生い立ちのわからない謎の美女との不可思議な恋。ひょっとして、これは男の夢物語、幻想だったのでしょうか。ルコント監督特有の官能美が、この映画のすべてでしょう。少年があこがれる赤毛の女理容師。中年男を虜にする若い美女。彼女たちが存在しなかったら、この物語は成立しません。終局は、いささか唐突、と言えます。二人が理髪店の前の店主を養老院に訪ねるシーンがあり、あるいはこれが伏線になっているのかもしれません。ラストで男が踊るアラビア風の珍妙なダンスが、人生の虚しさ、儚さを象徴しているようでもあります。「仕立屋の恋」には劣りますが、ルコントらしさが発揮された作品として、一見の価値はあるでしょう。蛇足ですが、<髪結いの亭主>とは、妻の稼ぎで暮らす夫、という意味があります。
2006年01月02日
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