オトキチ日記

2006年07月30日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
黒い親猫と白い子猫。子猫は大きいほうと小さいほうと2匹。
デカとチビと呼んでいる。
わが庭の現在の常連である。
親猫は鳴かない。鳴いたのを聞いたことがない。黙ってこちら
を見る。
けなげな眼差しでうるうるとこちらを見るのかというと、そう
ではなくて、むしろ恨みがましげな目つきでじっと睨みつけて
くる。
この親猫は以前のシャム猫のようには顔に品がない。

それで恨みがましげな目つきで睨むのだから可愛くはない。

デカはこちらを見るとすぐに逃げる。

チビは逃げない。
逃げないというか、逃げられないというか。
小さく丸くなってふるえている。目に力がない。
もしや見えていないのかと、指で確認したほどだ。
見えてはいた。
後ろ足が特に細くて、お尻から後ろ足にかけてただれている。
猿の尻のように赤く腫れている。
ろくなものが食べられずに慢性的な下痢が続いた結果なのだろう。

で、そのチビが。

んで、見る見るうちにふっくらとしてきた。
いつもちぢこまってふるえていたのに、いまではデカを相手にとっ
くみ合いをしている。
跳びまわり、走りまわり。
親猫のしっぽにじゃれつく。

そのしっぽにじゃれついている。
なにが楽しいのか。

私は飽かずに眺めている。





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最終更新日  2006年07月30日 18時55分43秒
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