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先日、昨年お電話いただいたままで、一度も行けなかった会社に行ってきた。小さな会社ではあるが、サラリーマン時代、社長を始め社員の皆さんに本当に浴して頂いた。遠方のため、その会社の方面に行く機会がなかったので、不義理をして、もう10年程経ったと思う。昨年私が近況報告の案内を出した時に、不義理をしていたにも拘わらず、社員の一人から出てくるように電話をもらっていた。言い訳ではあるが、バタバタとして忙しい日々が続いていて、漸く実現した次第。しかし、10年ひと昔ですね。もう社長は引退されていて、電話をくれた本人が社長になったと聞いていました。是非現社長と話をしてみたかったのですが、残念ながら時間が合わず会うことは出来ませんでした。但し、社員の人たちからは、10年以上経っても、以前のように親しく話をして頂いて、同窓会のようで嬉しかったですね。そして、楽しく話しているなかで聞いたのですが、前社長が膨れ上がった負債を減らすために自宅を処分し、それでも残った分を社員が返すということで、言うなれば『営業譲渡』となり、現在のようになったとのこと。状況はちょっと違いますが、私の話と似たようなことがあるんですね。そう言えば、現在は好況の会社でも社長の後継者を商工会などに探して欲しいと依頼があると聞いたことがあります。況してや、業績不振の会社の後継者など誰もなりたがらないかもしれませんが、自分なりに勝算があればチャンスと言えるわけです。テレビなどメディアが扱うのは、雲を掴むようなセンセーショナルなものばかりで、ピン?ときませんが、視点を変えれば、こんな話はゴロゴロしているんですね。もちろん、これをチャンスと捉えるかは、本人の考え方と条件次第ということにはなると思います。今回は、社長と話せず残念でしたが、次回は、お互いの都合がいい時に、是非話してみたいですね。そして言ってやりたい。今やっていることは『茨の道ではなく千載一遇のチャンス』なんだと。自分にも言い聞かせています(笑)。追記『千載一遇のチャンス』のなどと書くと、大袈裟と思われるかもしれないが、この二人の比較は面白い。岡野雅行氏は、岡野工業という社員6人のプレス加工・金型製造会社の職人経営者。大企業の下請け、孫請けだが、最先端製品の基幹部品を受託製造している。(楽天ブックスへジャ~ンプ↑)もう一人は、言わずと知れたホリエモンこと堀江貴文氏。(楽天ブックスへジャ~ンプ↑)以下は、日経ビジネス Express メールから抜粋。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡野氏は、2004年分の高額納税者番付でライブドアの堀江貴文社長より上位にランクされたという。取引の単位が千万円や億円が当たり前の不動産や金融取引ではなく、1個数円や数百円の単位のプレス加工業を営んでいるのに、ホリエモンより高所得であることに本人は首をかしげる。その疑問は自然だが、岡野氏が長者番付に載るのは、岡野工業が最先端製品の開発試作という利幅の高い事業に取り組んでいるからこそとも言える。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・納税者番付などどうでもいいことだが、やりようによっては、目の前に『茨の道ではなく千載一遇のチャンス』があるとういうことの証明だと思います。それではまた。
2005/07/30
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約一週間振りの日記です。毎年夏場は仕事量が減るのですが、今夏も残念ながらピーク時に比べると仕事量が減ってきました。原因はいろいろありますが、世間の波とは関係なく一年を通して満遍なく忙しい会社もあるので、比較すると明らかに力不足です。うちにしか出来ないもの、他には負けないものを創る努力がまだまだ足りません。次から次と課題が出て来ます。その中の一つと言えば、低次元で笑われるかもしれませんが、会社のパソコンが足りないこと。実は引き継いだ時、3人の社員用のパソコンはノートPC1台しかありませんでした(笑)。後の二人はどうしているかと言えば、自腹のパソコンを使っているわけです。ちなみに私は、パソコンオタク?の10代の遊んでいる少年に、5千円で組立てさせた4万円弱のデスクトップを使っています(笑)。これが結構優れもので、私が使う範囲くらいなら十分です。社内で使う分ならこれくらいでいいのですが、社員は会社でも工場の現場でも使っていますし、おまけに最新の物ではありません。現場では、「まだこんな骨董品使いよると?」と他の業者に言われる始末です(笑)。最近では、現場でキーの上に何かを落とされたみたいで、幾つかキーがはずれたのを、そのまま使っていました。これはいかん、とネットオークションで3万数千円で落札して『掘り出し物』と思っていたら、1ヶ月もしないうちに、画面が見えなくなってしまいました。昔から『安物買いの銭失い』と言いますが、正にそのとおりです(笑)。こんな状態ではありますが、これで食品工場の新規プラントの制御をやっているのですから、正に徹底したコストダウンであります(笑)。それに社内では、4台のパソコンのネットワークを組み、私などは3台のプリンターを使えるようにしていますが、これも社員がやりますので、費用は掛かりません。精一杯の自慢話?でしたが、そうは言っても、このままでは動きが取れなくなるので、今度思い切ってノートPCを3台買うことにしました。思い切った、と言うより『清水の舞台から飛び降りる』心境です(笑)。但し、私の保険の一つを解約して、その払戻金をそれに充てます(泣き笑い)。・・・と言っても、経営者として万が一の保険には入っています。それにしても、最近のパソコンは本当に安くなりましたね。本当は、大手のパソコンを買うつもりなどなかったのですが、今回は仕方がありませんでした。それともう一つ、いや最も大事なことは、公私混同になっている部分があり、それを改める目的もあります。自腹のパソコンを使っていれば、会社で仕事以外に使うことも多くなるのは当たり前で、これは限度がありません。会社のPCだからと言って、全て制限するようなことせず、各々に任せますが、度を越すことはなくなってくると思います。それに、どのパソコンを誰でもいつでも使えるような体制にする、ということも考えていますが、一歩ずつですね。焦らずやるつもりです。今日の日記は、業務連絡のようになってしまいました(笑)。それではまた。
2005/07/28
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今日は朝から古い名詞を整理しながら、営業に行く会社を選んでいました。以前は諦めていた会社も、今の体制なら何かしら注文をいただける可能性があると思ったのです。アポイントを取るために電話したのが某大手印刷工場の設備管理の主任。忙しい人なので、電話を繋いでもらうのに数回かかりました。会ったのが5年以上前で、数回しか会っていなかったので、覚えておられないだろうと思ったが、私の名前を言うと快く会うことを承諾してくれた。ただ私の方が顔をはっきりと思い出せない・・・。これはいかん・・・ぶつぶつ喋っていたら、社員がポツリとひと言。「社長は顔に特徴があるからいいですね、相手の人は覚えていますよ」「なんやっ~~、こんな品のいい?顔がどこにおるっ」こんなわけの分からない会話をしておりました(笑)。そして、いざ出陣。約束の時間に工場に着いて、受付を通して呼んでもらい椅子に座って待っていたら、数人の人が工場から出てきて、挨拶をして分かれていた。どうも来客があったようだ。その後、そのなかの一人が私の前に座って挨拶。ハッとして、私も慌てて挨拶。不覚にも私が気付く前に、相手の方は一目見て私と分かったようだ(笑)。なんとか失礼にはならなかったが、冷や汗ものだった。取引をしたことは一度もないが、覚えていてくれて、おまけに以前とは違う体制でやっているという案内を聞いてもらえたのは、本当に有り難かった。もちろん直ぐには受注に結びつかないが、地道に営業していこうと改めて思った次第です。それにしても、こういう営業は楽しい。昨年から今年にかけて、雑用に追われて思うように営業できなかったので、余計かもしれない。『腕に覚えあり』と決して言えるような営業力はないが、イノシシと呼ばれるような営業センス?はあります(笑)。自分らしくというより、これしか出来ないですから、出来ることをやるしかないですね。最後に、イケメン?に生んでくれた両親に感謝です(笑)。それではまた。
2005/07/20
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今日昼過ぎにお客さんが来られて、開口一番「いや~~、景気悪いね」。「いきなり何ですか・・・」と笑ってはみたが、確かに良くないようだ。しかし、景気のセイにしても仕方はなく、やはり自分のセイでしかない。この言葉で、ある名言?を思い出した。メルマガの登録ページの冒頭にも書いている言葉。「会社が悪いんじゃないと、こんな会社にしか入れなかったあんたたちが悪いと」サラリーマン時代のまだ20代後半だったと思うが、当事勤めていた会社の経理をやっていた女性の言葉です。毎日夜遅く、いや遅いどころか次の日?になることも多く、そのくせ安月給だったので、数人で愚痴っていた時言われたのですが、ぐうの音も出なかったのを覚えています(笑)。残念ながら、数年前50代の若さで急逝してしまいましたが、ほんと賢い女性でしたね。景気が悪い、会社が悪いと言うのは簡単だが、天に唾しているようなものかもしれませんね。偉そうに書きましたが、自分自身への戒めとして(笑)。それではまた。
2005/07/19
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今日、数年前に地元の勉強会で知り合った知人が入院されているので、お見舞いに行ってきました。約3年前に腎臓ガンで片方を摘出されたのですが、その後膀胱に転移して、内視鏡手術を数回やられた後、今回は膀胱を摘出する大手術だったようです。私より10歳ほど年上の方ですが、勉強会の時から妙に馬が合って、年に数回は会っていました。片方の腎臓を摘出された後も元気に仕事をされていましたし、今回の入院前にお会いした時も、驚くほど楽観的でした。以前、その方から話を聞いたことがあります。初めてガンを宣告された時より、膀胱に転移したことを聞かされた時の方が、死を意識したこと。その時は、一瞬足が震えるような恐怖を感じたそうです。それが今、腹にぶら下げた尿を溜める袋を笑って見せるほどですから、人というのは、開き直れば信じられないような気持ちになれるものだと、感心するやら呆れるやらでした(笑)。偶然ではありますが、昨日これもある勉強会で知り合った方が、初めて会社を訪ねて来られました。その方とは、普段は親交がないので、何用かな、と思ったら、特殊な装置?の宣伝でした。詳しくは書きませんが、「ガンが治る」という素晴らしい?装置のようでした。1セット60万円。私の家族もガンの摘出手術をしましたので、死を意識した人のすがるような気持ちは、少しは分かります。「溺れる者は藁をも掴むで、買う人もいるかもしれんけど、責任は取れる?」とだけは言いました。何でこんなことを書くかと言うと、腹に尿を溜める袋をぶら下げてガンと闘っている人の方が、ガンが治る?装置を売っている人より、はるかにいい顔をしているんですね。ほんといい笑顔をしていました。人と言うのは、どんな環境や境遇であっても、気持ちの持ち方で、こんなに違うものかと、つくづく感じました。お見舞いに行って、逆に元気を頂いて帰って来ました(笑)。それではまた。
2005/07/17
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ある客先で3社競合になり、言われたことが「見積価格より2割引いたところから始まる?」。ちょとばかしプチッと頭の中で音がしたような気がする(笑)。「始まる?と言うと、3割位引け、と言うことですか。どうせなら指値を言ってくれませんか。」こんな遣り取りがありました。公共事業ではないが、民間でも徹底している。「最終価格出せるなら、夕方までにまた連絡を・・・」・・・こう言われたのですが、結局連絡しませんでした。どうしても価格競争になるとうちは負けてしまう。脱下請と意気込んではみても、全てが思い通りにはなかなかいかない。まだまだ『鍛冶屋さんのところでないと』というレベルには到達していないと思う。無茶を言われて腹も立つが、同時にまだ力不足を実感。決算を終えて、数字だけ見れば良さそうだが、ただこれまでは運が良かっただけ。いかに『小さくても強い会社』にするか、これからが勝負だ。人生迫力勝ち!で頑張るが、あまり気負わずに『あっほ~~~~~~~!!』開き直って行こう(笑)。それではまた。追記今日久々にメルマガを配信しました。日記だけでなくメルマガも是非ご覧あれ!!!。***************************************************まさかと思いますがまだ登録されていない方!メルマガ 『鍛冶屋の息子の敗者復活戦』へジャ~ンプ!***************************************************
2005/07/16
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先日、長年お世話になっている得意先の社長と話していたら、「鍛冶屋さんは、パイプレンチみたいな奴やな」と言われた。工具と比較されたのは、生まれて初めてで、どう理解していいか分からないが、ひと言で言えば『泥臭く生きている』ということか?(笑)。人から見れば私の行動は、時として奇異に映るようだが、ただ無器用でいわゆる『センス』というものがないだけ。だから、パイプレンチを使ってこじ開けるような生き方、仕事のやり方、となってしまう。もっとカッコよく?生きたい、仕事をしたい、と思ったこともあるが、とっくの昔に諦めた(笑)。しかし、これは柔軟性がないということにもなり兼ねない。先日の日記に『人のために』『お客様のために』とは中々考えられない、と書いたが、皆さんの言いたかったのは、人にしてもお客様しても、『どうすれば喜んでもらえるか』ただこのひと言に尽きるようだ。最終的には、『ありがとう』と言ってもらえれば最高だろう。理屈では分かっても、行動で示すのは難しいことですが、コツコツと一歩ずつやっていくしかないですね。されど、妥協はしたくないですね。時々は、またお客様と揉めることもあるかもしれません。・・・こんなことを言うから、パイプレンチなどと言われてしまうのか?(笑)。幾つになっても大人になりきれない、と自覚した今日の日記となってしまいました。それではまた。
2005/07/15
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昨日は、よびりんさんのビルの屋上で催された好例の『追い山ならし! ビール会!!』に行ってきました。着いたのが午後6時過ぎだったので、昨年のように『山』は見れなくて残念と思っていたら、着いてびっくり!昨年より参加者が増えて大盛況でした。2回目でこれですから、来年のことを考えると怖い?くらいです(笑)。幹事役の福岡よびりん学校主催者のsfpさん、お世話ありがとうございました。来年もよろしく(笑)。よびりんさんとは、昨年の年末にお会いして以来でしたが、究極は『あっほ~~~~~~~!!』が最強であるお話は、笑い転げながら納得!納得!でした(笑)。なんかモヤモヤ?が晴れたような気がしています。それに、今年は講演、勉強会、飲み会などは殆ど参加していませんでしたので、久々に楽天仲間と話ができて、とても楽しかったですね。幹事役のsfpさんの今日の日記に詳しく書かれていますので、是非飛んで見てください。1年振りに会った福岡よびりん学校で昨年一緒だったあかだま0223さんが『いい顔になりましたね』と言ってくれたのは、本当に嬉しかったですね。昨年よびりん学校で最初会った時は、どん底のような状態でしたから、顔に出ていたのかもしれません。しかし、考えてみると、昨年より今の方が借金は増えているこの現実(笑)。やっぱ『あっほ~~~~~~~!!』になるしかないですね。・・・そう言えばもう一人いました。同じくよびりん学校で一緒だった大場久美子そっくりのパワールックMIWAKOさんも言ってくれました。『また横に大きくなってません?』ほんと奇麗な薔薇には刺がある・・・・ですね(大笑)。とにかく楽しく有意義な夜でしたので、ほんと行ってよかった、こんな気持ちですね。よびりんさんを始め皆さんありがとうございました。それではまた。
2005/07/13
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会社が6月決算なので、慌ただしくしています。昨年7月に営業譲渡の話があってから、10月に営業譲渡を受け、そして今日まで、大袈裟に言えば目が回るような忙しい毎日でした。この忙しい状況は、綱渡りのようにして資金を借り入れた身としては、非常に助かりました。何故か?。忙しくしていると、余計なことを考えずに済むからです。暇であれば、焦ったり心配になったりで、ろくなことは考えませんからね。尻に火がついたような状況でも、暇であるより遥かに良いし、有り難いことです。寧ろ尻に火がついたような状況を、無理にでも作らないと、とてもじゃないですが、前に進めません。本音を言えば、じっくりと考える余裕がない、ということかもしれません(笑)。先日、リンク先の方が『何のために仕事をするのか?』をテーマに書かれていて、私は意識的に現実的なことをコメントしたのですが、他の方の書き込みを見て驚いてしまいました。そこには、『人のため』『お客様のため』『感謝』という言葉が、ためらわずに素直に書かれていました。文面からして、決して意図的に書かれたものではないと思います。それに比べて自分は?。如何に赤字会社を黒字にするか、如何に儲けるか、が最優先で人のことなど頭になかったと言っても過言ではありません。おまけに、儲けが殆どなく足枷になっていると判断した得意先を切るようなことまでしてきました。いやはや、『人のため』『お客様のため』『感謝』など私には言う資格はないようです。しかし、こんな私でも確信を持って言えることがあります。生きていく上で、全ての人のため、全てのお客様のため、いわゆる『万人の為』というのは、私のような凡人には不可能です。先月も一度書きましたが、「本当に大切なものを守る」ために正しいものを捨てきる、正しいものを捨てる勇気が必要だと思います。(言っておきますが、残念ながら私が考えた台詞ではありません・・・笑)それに、捨てるという行為は、かなりエネルギーを要します。結婚と離婚ではないですが、起業するよりも会社を畳む方が、何倍も苦労するようです。先ず、その決断がなかなか出来ない。出来ないがために、機を逸してしまう。例えが極端だったかもしれませんが、正しいものを捨てることが、次のステップに繋がるのではと思います。偉そうに書きましたが、私自身も正しいものを捨てる、ということは非常に難しく、今後の大きな課題です。『人のため』『お客様のため』という言葉が素直に出れるようになれば、正しいものを捨てることは、寧ろ簡単なのかもしれませんね。それではまた。
2005/07/02
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