2005年11月の記事
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先ずは現実的なことを！
今日の朝お客さんと電話で話していたら「ヨガしよると？」と行き成り言われてしまった。昨日書いたものを読んでくれたようだ。このブログのことは、取引先には話したことがなく、社員がこっそり？教えたのかもしれないが、これを機会にもっとオープンにするのも面白い。別に読まれて困るようなことは書いてはいないが、ただ業界の人に見られると恥ずかしい、と勝手に思っていただけのこと。これからは、業界の人にも見て欲しい？ようなブログを目指しますよ！。最近見始めた業界の方？、実は私はこのブログが縁で講演までしたことがあるんですよ。知ってましたか？。その話を聞きたかったら、直接聞いてくださいね（笑）。さて本題です。数週間前あるコンサルタントのブログに、製造業に関することが珍しく書いてあった。時々読ませて頂いているが、その見識にはいつも驚くばかりだ。その時書かれていた製造業は、おそらく中堅のメーカー（数十億～数百億の年間売上）を想定して、製造業が陥りやすい独善的なところを見事に指摘しておられた。お客様志向・市場志向・・・等々、正にぐうの音も出ない内容かと思われた。しか～～し、ちょっと待てよ、これは販売ルート持っているような製造業（メーカー）をイメージして書いてあるが、下請中心の零細製造業は、いったいどうすればいいのか。どちらかと言うと、これは強者の製造業の戦略。それに自分が持つイメージとしての製造業を元に語られているので、実践のニオイがしない。ブログ上にコンサルタントは多数おられるが、中小製造業を対象にした人を殆ど見かけないのは、こういう事が要因かもしれない。それより先に顧客として魅力がないか？（笑）。もちろん学ぶべきことも多く、素直に反省しなくてはいけない。現在、先ずやることは１０日かかる仕事を８日か９日で出来る体制にして、そして別な仕事も受注できるようにすること。次に、材料の原価の見直しやロスを減らすこと。この現実的なことを常に意識することが今は優先すべきだと思っている。そして、お客さんから喜ばれるような仕事をして、社員がこの会社にいてよかった、と思えるような会社に早くしたいものです。１９日登録したブログランキングは現在６０位。５０位突破の壁は高い？。応援のクリックよろしく！。上位にもこんなに人気がある製造業のブログがあります。現在６位『コスモテック～のぞき見るものづくりの裏側』現在１１位『【ミナログ】製造業社長の逆襲ブログ』会社のサイトです。こんな仕事をやっています。
2005/11/28
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身も心もリフレッシュ！
一昨日の夜は久々に身も心もリフレッシュしてきました。kakoさんのヨガクラブ、そして２次会と楽しんできました。エッ？鍛冶屋の息子がヨガを・・・と思われた方も多いと思うが、一番不思議に思っているのは、私自身（笑）。ヨガでウエスト55センチを維持しつつ、この時代に高級ブティックを繁盛させる手腕と元気の良さに最初は驚くと同時に呆れ果て、次にこれは敵わないと脱帽し、今や女神？となったKakoさんのお誘いを誰が断れましょうや。普段は女性だけですが、数ヶ月に一度はイケメン？に限って参加できる会です。このハードルが高く殆どの人をお誘い出来なかったのが残念でした（笑）。但し、やってみたら、とてもじゃないが周りを気にする余裕はなく・・・正確に言うと周りが気にならない、そんな体験でしたね。私の身体の構造上？できないポーズがかなりありましたが、それも気にせずマイペースで出来るのが、魅力でした。参加者の顔触れを見ると、弁護士を始め多彩なメンバーで、隣には人力車ベンチャー「人力屋」神谷さんも来ていました。不思議なもので、ジャージなどを着てやっていると、職業や老若男女に関係なく『素』になっているのが、見ているだけで楽しかったですね。その後２次会が終わり店を出た時、地元で私とイケメン？では双璧、或いは東西の横綱？と言っていい神谷さんが、数人の女性から拉致？されてどこかに行くのをただ茫然と見ていました。まるで、走り去った馬車を追いかけようと、別な馬車に飛び乗ったら、馬具が元からはずれ馬だけが後ろ足で砂をかけて走り去り、残った馬車にポツンと座っているようなものでした（笑）。そう言えば、メニューの中から『レディキラー』を見つけて、「俺の酒だっ」と言って飲んだのですが、考えてみると女性に飲ませるためのカクテルなんですね（笑）。この時すでに勝負は決まっていたようです。とにもかくにも、久々に楽しい時間でした。それではまた。１９日登録したブログランキングは現在６１位。５０位突破の壁は高い？。応援のクリックよろしく！。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。
2005/11/27
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今日は早めに帰ります。
今日も忙しくて、ゆっくり書くことは出来ませんでした。ブログランキングに登録してから、また書くのが面白くなってきたところですが、早めに帰ることにします。それではまた。１９日登録したブログランキングは現在7４位。５０位突破の壁は高いか？。応援のクリックよろしく！。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。
2005/11/24
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永く続けるこつ！
今日は暦では赤い文字の祭日だが、うちは黒い文字の出勤日。社員は、いろいろと不満はあるだろうが頑張ってくれているので有り難い限りだ。唯ここ数日は忙しかったのと、こんな時に限って予期せぬトラブルを抱え込み、ちょっといらいらすることもありました。そこで気分転換も兼ねて、昼食を取ってから理髪店へ。普段は社員が働いている時は、こんなことはしないのだが、社員も快く送り出してくれた。・・・零細企業の経営者は、なかなか大企業の社長のように余裕はないですね（笑）。そして、いつもの理髪店に。この店のご主人は話題が豊富で面白いし、商売に関してもヒントになるようなことを教えてくれる。「もし仕事が少ない時があっても焦ってはだめですよ。そんな時に無理して取ると忙しいだけで、ちっとも儲からないようになるよ」「貧乏暇なし、と言うでしょう。昔の人は良いことを言うね～～」「それと迷った時や困った時は、一服すること。そしたら良い答えが出てくるよ。但し間を空けすぎると余計悪い」などなど、その時思いついた話しなのだが、とても為にもなる。途中でイスが倒されて髭を剃ってもらっていたら、余りの気持ち良さに、短時間だが眠ってしまった。為になる話は有り難いのだが、こんな時もよく喋られるので、ちょっと困ることもある（笑）。このご主人の口癖は「髪を切るだけじゃなくて、お客さんが息抜きして癒されるような店にしないといけない」。商売を永く続けるこつを聞いているような気がしますね。書き終えて帰ろうと思ったら、見ているだけで旅に行ったような気分になる日記を発見？。全喜楽さんの『ぽかぽか紀行』。ちなみにご主人の名前は全幸福さんです（笑）。１９日登録したブログランキングは現在８８位。次は５０位突破だ！。応援のクリックよろしく！。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。
2005/11/23
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一番忙しい詩（うた）？
今日も一日中忙しくしていた。母方の祖父が、忙しい時よく節を付けて歌っていたらしい詩（うた）を紹介。記憶が曖昧だが、憶えているところだけ。一番忙しい詩（うた）？こんなこと一度に起きたなら・・。「雨が降ってくる、洗濯ものが濡れる、ご飯は焦がれる、背で赤ん坊が泣く、表に誰か客が来る、庭で焼いている魚をネコが食っている、便所に行きたくなる、便所に紙はない・・・」今日は、こんな一日だったような（笑）。それではまた。１９日登録したブログランキングは現在１１１位。１００位を切るのも目の前か？応援のクリックよろしく！。会社のサイトです。ご意見をお聞かせください
2005/11/22
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限界を楽しみたい！
一昨日ブログランキングに登録した途端に受注が重なってしまって、ドタバタしている。全てが受注生産なので、計画的な生産体制を執ることは難しい。しかし、この難しさやドタバタは慣れてくると案外楽しく思う。やはりいけないのは、仕事がなくてヒマな状況が続くこと。ヒマでなくても、仕事とは追われるくらいで丁度いい。もちろん、追うくらいでないとダメなのは分かっているが、この場合は受容力の限界すれすれの継続が会社の発展に繋がるという意味。この限界すれすれを楽しめるような意識を持ちたいものですが、まだまだそんな余裕はなく、あくせく働いている、というのが現状ですかね（笑）。今日はちょっと短めですが、また明日。一昨日登録したブログランキングは現在１６８位。１００位を切るのも目の前か？応援のクリックよろしく！。会社のサイトです。ご意見をお聞かせください
2005/11/21
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我慢の押し付け？
こちらが善かれと思ってしたことが反って仇になる、こんな話はどこにでもあるが、その当事者になると後味が悪い。仇と言えば大袈裟だが、簡単に言えば相手に期待外れと思わせてしまった。例えば、社員の昇給の問題などは、いたちごっこにならざるを得ない。こちらがこれで少しは満足してくれるだろう、などと思ってみても、どうしても前の会社と比較することになる。ここで一々腹を立てても仕方がないので、事情説明だけはしっかりやるのだが、納得してはいないと思う。この一年かなり我慢させていたので、余計反動があったのかもしれないが、再建のために誰より我慢してきたのは私だ（笑）。しかし、こんな理屈は経営者としては恥ずべきことで、納得してくれていると思い込んでいた自分の甘さを痛感した。自己満足が過ぎたのかもしれない。周りが何を考えているか、もっと真剣に耳を傾けるべきだったが、だからと言って妥協は出来ない。これは、日頃のコミュニケーション不足を露呈してくれたことなので、悪いことばかりではないだろう。馬車馬のように引っ張って行けば付いてくるだろう、などと思わずもっと話すことが大事なことを知る、いいキッカケとなったと思う。今日は、ちょっとばかし堅苦しい話になってしまったが、以前からやってみたかったブログランキングに挑戦することにしました。是非ともクリックお願いします！。それではまた。会社のサイトです。ご意見をお聞かせください
2005/11/19
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『ぼろは着ててもこころは錦』か『貧すれば鈍する』か？
人それぞれだと思うが、私の場合は周りに誰かいると日記は書き辛い。書き辛いと言うより、人がまだ仕事をしている時に日記など書けない、という後ろめたさがある。そういう訳で、ここ数日は従業員が帰ってくるのが遅く、日記は書かなかった。だからと言って、生真面目だということではなく、ただ単に無器用なだけ。いわゆる合い間を縫って何か他のことをするのが下手。今日もまだ帰ってこないのだが、今書いている？（笑）。後ろめたいなどと考えるのは、や～～めたっ、書ける時書いて楽しまないと・・・ですね。この切り替えの速さが私の特徴です（笑）。さて、話は変わるが私は買い物が苦手、と言うより好きではない。本や家電など興味があればいいが、服や食料品となると店に入ってレジに人が並んでいるだけで帰ってしまうことがある（笑）。そんな私なので、これは便利と思い通販でワイシャツを購入。ネットショップで、なんと４枚でいつも買う１枚より安い。最近は作業着の下にワイシャツ、そしてノーネクタイが殆どで、まあ～いいかっ、と思った次第。ちなみに、作業着の下にワイシャツというのは建設や電機業界ではよく見かける格好です。そして、送られて来た物を早速着てみることに・・・・。うっ～～～～～ん、シャツと言うより紙？かな・・・。それも和紙のような高級品ではなく、安いコピー用紙のような（笑）。これは、背広の下には着れんな、という感想でしたね。やっぱり、安いものはそれなりかも？ですね。その昔、たしか水前寺キヨ子が『ぼろは着ててもこころは錦』と歌っていましたが、これはこれで私は好きですね（ちょっと古いか？）。但し、下手すると『貧すれば鈍する』になってしまいますね。誤解された方もいらっしゃるかと思うが、私は元来良いもの？を永く着るタイプ。私の良いもの？と言うのは、高が知れてはいるが（笑）。とにかく、TPOに応じて服は使い分けて、メリハリをつけて気分を新たにできればいいんじゃないですかね。最後に大事なことを忘れていました。皆さん『安物買いの銭失い』と『節約』は、これまた紙一重？なので注意しましょう（笑）。それではまた。
2005/11/18
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『つうかあ』から『なあなあ』
一昨日は社員のコスト意識のことを書きましたが、他にもいろいろと課題はあります。その一つは、仕入業者との関係。もちろん安く仕入れるにこしたことはないのだが・・・。昨年会社を引き継いだ時に、仕入先のうち２社が殆ど来なくなってしまった。それまでの経営者が引退し、付き合いがなかった奴？がいきなり経営者となって現れたのだから、不安になり撤退しても当然のことだったかもしれない。ちょっと横道に逸れるが、ただ黙って来なくなるのはまだ増しで、それまで利用していたガソリンスタンドが、私の個人の保証以外にもう一人保証人を付けろ、とのたまったではないか。たった４台の車の附け払いも出来ないのか、とちょっと凹んだが、他のスタンドに行ってみると即ＯＫ！。あれから１年、忘れもしない○○石油、必ず取り引きしなかったことを後悔させてやるから覚えとけ（笑）。思い出しただけで興奮して来そうですので、話を元に戻しましょう。仕入先２社が来なくなったことは、１年前は大袈裟に言えば不幸中の幸いで都合が良かったのです。仕入先の分散は支払の時に大変なのですが、それが少しでもまとまることは、頭を痛めずにすむわけです。そして、お互いここが踏ん張りどころと頑張るので、相乗効果が出たようなものでした。いわゆる『つうかあ』の仲となり、つうと言えばかあと答えてくれるわけです。私も逃げて行かなかった仕入先に感謝しておりました。しかし、１年が過ぎここにきて『つうかあ』が変化？してきました。緊張感がなくなってきて、悪く言えば馴れ合いのような雰囲気に変わってきたように思います。『つうかあ』だったのが、いつの間にか『なあなあ』になってきたわけです。もちろん全ての面ではないのですが、『なあなあ』になってくると、ここ一番の時に簡単に妥協するようになってしまいます。特に社員は、私より接する時間が長いために尚更です。客先では常に競合になりますので、緊張感を持って仕事をしています。これと同じような或いは近いような状況が、うちの仕入に関してはない、と言うことでしょうね。ここは最後は『力関係』。仕入業者の行列？が出来て「うちから取ってくれ」と言われるような『力』をもっと着けないと相手にしてもらえないのかもしれませんね。もちろん、その前に『なあなあ』になっている点を改善しないといけません。やはり何事にもメリハリをつけることは大事なことですね。最近、痛感しています。それではまた。
2005/11/12
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ほんの少しだけの変化！
最近、社員の意識が少しずつ変わってきたように感じています。昨日書いた掃除もその一つで、汚かったトイレが少しでもきれいになってくると、不思議と誰でも抵抗なくやるようになる。最初の２ヶ月はトイレ掃除は私の役目？でしたので、それを考えると些細なことではありますが、この変化は嬉しいですね。それになんと言っても、コストを意識して仕事をするようになってきたことは、少しずつ成果が出始めている、という感触があります。最初は見積りをやったことがない、と聞いて驚きました。それまでは、ただ与えられた仕事をやるだけでよかったのですから、ある意味楽だったと思います。それにコストのことなど全く考える必要もなかったのです。しかし、見積りを自分自身でやり、その繰り返しで、少しずつ意識が変わってきました。原価を意識していれば、この物件は儲かっている、赤字になってしまう、とか段々と分かってきますので、仕事のやり方も違ってきます。全てが受注生産という仕事柄、一人一人の意識でかなり違ったものになってしまいますからね。こんなことを書くとレベルが低さが分かってしまいますが、後は高いところを目指すだけですから安心です（笑）。それではまた。
2005/11/10
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白い服の下の黒い肌？
昨年会社を引き継いで、社員にはとにかく掃除をしろ、きれいにしろ、と言い続けてきた。オトコばかりなので、細やかなことは出来ないが、この１年でトイレなどは見違えるようにきれいになったと思う。狭い事務所に狭い工場なのでなかなか片付かないが、かなり変わってきた。但し、肝心な机の上が片付けては散らかり、またその繰り返し。・・・一人を除いては。最近流行りの机の上には何も置かず、壁の棚に全て仕舞うようなハイカラ？な近代的？な造りにはなっていないので、仕方がない部分はあるのだが、・・・一人だけは違う。別世界のように整理整頓できている。工場も彼が片付け始めるときれいになる。不思議だ（笑）。会社の流しのごみ箱は、足で踏んでフタを開けるようになっているよく見かけるものだ。黒いプラスチック製だが、なぜか白っぽくなっている。そのごみ箱は私しか使わないので、社員は触ろうとしないのだが、とうとう別格？の社員が見兼ねて雑巾で拭き始めた。茫然と見守る私にひと言。「前から気になって仕方がなかったんですよ」と言って笑いやがった。拭き終わったごみ箱は、白い服を脱いで黒い地肌が見えたようにきれいになっていた（笑）。そこで私もひと言。「どうせごみ箱やけ汚れとってもよかろうもん？」と苦笑いで訳の分からぬことを口走っておりました（笑）。日頃偉そうに言ってばかりの私ですので、恥ずかしかったですね。その後、横からもう一人の社員がひと言。「ただね～～、こっちが置いているつもりでも、ごみとして捨ててしまうのには参るな～～」何事にも人の価値基準は様々のようで？（笑）。それではまた。
2005/11/09
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これぞ『敗者復活戦』！！！
一昨日、この日記のタイトル『敗者復活戦』を絵に描いたようなニュースを見た。殆どの方がご存知だとは思うが、異例とも言えるプロ棋士編入試験の六番勝負で三勝し見事合格した瀬川晶司さん。アマの強豪とは言え、元々はプロ棋士を目指していたのだから、感激もひとしおだろう。プロフィールを見ると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・瀬川さんは１４歳でプロ棋士の養成機関「奨励会」に入会。２６歳の時、年齢制限の壁を破れずに三段で退会を余儀なくされた。その後大学に進学し、アマに復帰後、アマ王将などを獲得。アマ代表として特別参加したプロ公式戦で、２０００年から今年２月までに１７勝７敗と驚異的な勝ち星を残し、同月、連盟に異例ともいえるプロ入りの嘆願書を提出。５月の棋士総会で特例のプロ試験実施が認められた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「奨励会」に入会していたということは、育った地域では彼は天才少年と言われていたに違いない。しかし、同じような天才少年ばかりが集う中で、彼は一度は競争に勝てず挫折している。それにしても、奨励会の１２年といい、その後といい、約２０年の間執念と言うか、よく気力が萎えなかったものだ。２６歳で退会した後腐ることなく、その後大学に進学しそして就職し、その間も将棋をやり続けていたのだから、そのモチベーションの強さに恐れ入る、としか言いようがない。腐ることなく、とか簡単に書いてしまったが、もちろん筆舌に尽くし難いような葛藤はあったと思う。好きだから、好きこそ物の上手なれ、こんな言葉が軽く感じられる。最近よく言われる、『好きなこと仕事にしよう』などと言われると首を傾げることがある。『好きなことを仕事にする』と言うことは２０年間諦めず努力し、そして異例ともいえるプロ入りの嘆願書を提出し、それを認めさせ『敗者復活戦』のステージを自分で創ることなのだ。好きなことを仕事にする、と言いながら嫌いなことから逃げているだけでは、好きなことを仕事に出来ない、と言うことを瀬川さんが証明しているような気がする。諦めてしまった時が、本当の『敗者』なのかもしれない。但し、これからが彼の『敗者復活戦』の本番となる。勤めを辞めてプロ棋士になっても、収入は１００万から２００万になるらしいし、今後１０年間のうちに規定の成績を上げないと公式戦の参加資格を失うようだ。勝ち抜かなければ、また挫折することもあり得るのだ。しかし、そうなったとしてもたった一度の人生、やらずに後悔するよりやって敗れることに価値があると思う。・・・検索していたら、彼が２６歳で入った大学は、私が若き日に夜学に通っていた大学であることを知りました。偉そうに書きましたが、当時私は苦学生を気取っていながらもあっさり中退してしまいました（笑）。その後もいろいろな経験をし今があるのですが、彼に比べたらあっちに行ったりこっちに来たりで、『敗者復活戦』と言えるかどうか。しかし、諦めないとう意志だけは、彼に負けないくらいあるつもりです。・・・いや、そうありたいですね（笑）。それではまた。
2005/11/08
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歩くウォームビズ？？？
昨日メルマガを書きましたが、最終回で廃刊のご挨拶となってしまいました。一昨年の８月に始めて230回ほど発行しましたが、メルマガを書いた御蔭で知り合いになれた方も多く、やってよかった、という気持ちしかありません。財産とも言える人脈が出来たので、嬉しい限りです。ただもっと続ければよかったかもしれませんが、ここにきて力不足を痛感した次第です。しかし、いつの日か『新・敗者復活戦』のタイトルでまた発行したいと思っています。さて、先日書いたこの１年見積りを出し続けて受注できなかったお客さんから、漸く注文を頂きました。昨年営業譲渡を受けてから初めてですので、我社にとってみれば新規客と同じようなものです。嬉しいのと同時に身が引き締まる想いです。しかし、競合先が減ったと思ったら、また新たな競合先が出てきて油断は全く出来ませんね。これ１回で終わったら、こんな不甲斐ないことはないですからね。７、８、９月の３ヶ月はよくありませんでしたから、頑張って挽回したいものです。今日は祭日ですが、社員は休日出勤で現場に行っていますので、私も遊んでいるわけにはいきません。ただ、たまには息抜きもしますけどね（笑）。ところで、夏場に業績があまりよくなかったせいか、食欲が落ち？・・なくて、なぜか食欲が増し、またまた横に大きくなってしまった？かもしれません（笑）。これは大変なことになってしまいました。笑っている場合じゃないですね。・・・・しかし、ちょっと待ってくださいよ。この夏はクールビズでしたが、冬はウォームビズですよね。ならば私は来るべき冬に備えて身体そのものがウォームビズになった表彰もの？じゃないですか（笑）。この冬は、歩くウォームビズ？が流行るかもしれませんね？？？。それではまた。
2005/11/03
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