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先日、朝礼で社員をかなりきつく叱った。叱るというより情けないかな詰ったと言っていいかもしれない。最近は、昨年会社を引き継いだ当初のような緊張感、いや危機感が会社に無くなってきたように思う。おまけに、社員の自主性になるべく委ねて仕事をやらせ、明るく楽しい雰囲気を作ろうとしたが、それがいつの間にか、公私のけじめが無いような雰囲気になりかけていた。公私のけじめと言うより、とにかくだらけている、言ったほうが当たっているかもしれない。私のサラリーマン時代、その会社では年間にすると4千時間以上働くのが当たり前のような雰囲気で、売上は当然のように伸びるものの社員同士が怒鳴りあうことも多く、殺伐とした雰囲気の中で仕事をしていた嫌な思い出がある。やはり仕事は楽しくやりたい。笑いの絶えない会社にしたい。しかし、このバランスはとても難しい。・・・ちょっと待て?。よくよく考えてみると、私そのものが以前のような緊張感が無くなり、だらけていたのではないか。それを間近に見ていれば、社員がだらけるのは当然のこと。人を叱る前に、自分自身に『喝』ですね。お恥ずかしい限りです。こんな私が言ったことを素直に聞いてくれたのか、ここ数日は、会社が以前のようなピリッとした雰囲気になってきました。皆、朝出てくるのも早くなり、私が煽られるくらいです(笑)。まだまだ毎日が綱渡りのようなものですから、緊張感を持ったまま楽しく仕事が出来るような環境にしないといけません。それは私の責任であることを痛感したここ数日の出来事でした。追記コメント頂いてもお返事をしていませんが、間違いなく読ませて頂いておりますので、お許しください。それではまた。
2005/08/24
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今年の2月だったと思うが、メルマガ用の私の個人のサイトが社員にばれてしまって、なんか恥ずかしくなって個人のサイトは閉鎖してしまった。そして、今日分かったのだが、この日記もとうの昔にばれていた(笑)。今日も2月の時と同じ社員だったのだが、よくよく聞いてみると、中でも一番無口で真面目(のはず?)な社員が、なんと昨年私が会社を引き継ぐ前から知っていたらしいのだ。当然皆には周知の事実だったのか?。いや~~カッコ悪い、下品な表現だが急所を鷲づかみされたような気分になった(笑)。元々武骨者の私が、復活の切っ掛けを掴むために柄にもなく書き始めたブログとメルマガだったため、知人にも話したことはなかった。しかし、ネット上に公開していれば、ばれて当たり前。当たり前だが、こう見えて(見ていなくても?)私は基本的にシャイなのです。信じてもらえないか?(笑)。こうなったら、もっと開き直って書くしかありません。もう怖いものはない?(笑)。それではまた。
2005/08/18
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7月、8月と最近ど~~も気持ちがピリッとしていない。何か物足らないような?。そんな時に初めて書き込みがあったYoshimoto Yasushiさんの日記を読んで、ハッとさせられた。大口ばかり狙い、そしてそれを取り損ねたら小口も無くなったという体験談だったが、今の自分にそのまま当てはまるような気がした。私も同じようなことはあったが、喉元過ぎれば熱さを忘れる、の言葉通り忘れていた。ついつい調子に乗って直ぐ傲慢になる悪い癖が出ていた。『小さな仕事を積み重ねる事』の大事さを、改めて感じた次第。物足らないのではなく、足下を見ていないということでしょうね。それにしても、このブログという仕組は面白いというか、只で情報が仕入れられるのだから、こんな有り難いことはない。止めるのは、余りにももったいない、ということですね。それではまた。
2005/08/17
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12日の会社での飲み会は、飲むというよりたらふく食った、そんな飲み会でした。和気あいあいと楽しく飲むことが出来ましたので、ほんの少しは社員の慰労になったかな、と思っています。2次会はというと、次の日の早朝から田舎に帰るものもいて、行きませんでした・・・社員は(笑)。私はというと、やはり以前のクセ?が出て、一人とことこと馴染みの店に・・。馴染みと言っても、昨年の忘年会の時に行ったのが、数年振りだったので、もはや馴染みとは言えないかも?です。但し、その店のママさんとは20年来の付き合いで、彼女が中州(博多の歓楽街)で働き、その後独立し、私は客として、ホステスからママになる姿を見てきたわけです。逆に言えば、私の若き日の中州での醜態の目撃者であり、独立した時も激励してくれた人でもあります。彼女は、中州で独立するのに、いわゆる男には世話にならず、自力で這い上がったような女傑でしたが、商売は旨いとは言えませんでした。何しろ客に媚びることはなく、自分から電話したり葉書を出したりは一切しないし、気に食わない客だと出入り禁止にするのですから(笑)。そんな彼女が、40を過ぎて結婚し中洲を離れ、今は夫婦で小さなお店をやっているのですが、人間的に丸くなったのか、周りの人に『感謝』している、ということを口にするようになっていました。中州(博多の歓楽街)で商売をする限りは、足の引っ張り合いや嫉妬や妬みの類いは当たり前。そんな世界にうんざりした時期もあったようだが、今小さなお店なれど商売がやっていけるのは、当時のあの経験が生きていると言う。奇麗な薔薇には刺があるの『刺』が硬い鋼鉄で出来たような『刺』だった女性が、よもや『感謝』という言葉を口にするとは夢にも思っていませんでした(笑)。現在幸せだからこそ言える言葉だと思うが、素直にそう言えるのですから、素晴らしいと思いましたね。それを我が身に置き換えるとどうなのか?。色々な経験をしたなかで、「この野郎、今に見ておれっ」と思ったことは数知れず、だからと言って、今はそんな相手と会ってもそんな感情は忘れてしまった。しかし、『感謝』とまでは正直言うことは出来ず、改めて自分の未熟さを思い知った次第です。13日の誕生日で48歳になり、もうこんな年になったのか、と思いますが、未だ発展途上、やるべきこと学ぶべきことは、山ほどあるようです。今からが、人生の本番!ですね(笑)。それではまた。
2005/08/16
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今日は、久しぶりの会社の飲み会!。昨年の忘年会以来だから、かなり久しぶりになる(笑)。日頃アメとムチどころか、ムチばかりなので、たまには慰労もかねてやらないと、皆溜まった鬱憤を晴らす場所がないと思う。私自身も節制していて、今年飲み会に行ったのは、高校の同窓会とよびりんさんのビール会だけ。よびりんさんのビール会では車で行ってしまって、最後までウーロン茶だけだったので、実質外で飲むのは2回目。メルマガを初めの頃から読まれている方ならご存知だが、以前私は無茶苦茶な飲み方をしていて、Yさんとのコンビは最強?だった(笑)。その当時を知っているママさんが『今は、あんた達みたいなのはいなくなったね。やりっぱなしだったからね。忘れようと思っても忘れられないよ』と今でも笑う。そんな私がこんなに節制しているのですから、その姿は正に「欲しがりません勝つまでは」です(笑)。しかし、そうでもしないと人は付いて来てくれないでしょうね。社員の前では、以前のような飲み方は出来ないけれど、今日は久しぶりに飲む!つもりです。飲む!・・・意味を考えるとちょっと怖い(笑)。仕事柄、週末は全員が揃うのがなかなかないため、7月の予定が今日になりました。細やかな予算ではありますが、ゆっくりと楽しんできます。それではまた。
2005/08/12
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最近一時期の慌ただしさから解放され、少しは考える時間が出来たと思っていたら、貧乏性なのかどうも落ち着かない。・・・これがいけなかった。夏場は仕事量が減るのは覚悟していたのだが、いざそうなってくると、社員を遊ばすわけにはいかない、と考えてしまう。・・・ちょっと待てよ、これは昨年会社を引き継いだ時に、この考え方こそが悪循環を招く、とこの日記にも書いたほど分かりきっていたこと。それがどうだろう、ちょっとヒマになったからといって、一週間ほどで終わる下請仕事を引き受けてしまった。以前は、外注先として協力してもらったこともあり、頼まれて気軽に引き受けてしまった。別に下請が全て悪いわけではないが、今回の仕事は、相手からの支給部品が殆どで、それが予定通りに全く入らず、仕事が進まない。盆前に終わる予定が、部品が入ってこないのでどうしようもない状態。そうしていると他の仕事が入ってきて重なってしまった。正にこれこそが、悪循環になると恐れていたこと。頭では分かっていても、つい油断してこの体たらく。それにしても、しばらく取引をしていなかった会社を、長い付き合いだからと言って、簡単に引き受ける自分の甘さを痛感しましたね。幸いにも納期を延ばしてもらい、社員に盆休みまで出なくていいようにしたが、今回の件は社員に対してちょっとカッコ悪かったですね。日頃、私がしてはいけないと言っていることを、そのまま私がやっているのですから(笑)。しかし、こんなことは、今まで経験したことに比べれば、鼻歌を歌いながら出来るようなこと(笑)。ケセラセラ・・・なるようになるでしょう。こう思わんとやっとられん・・・ですね(笑)。それではまた。
2005/08/11
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先日のサッカーの東アジア選手権で、日本代表がランキングでは格下の北朝鮮に負け、次の試合でジーコ監督が選手を総入れ替えした。私は前監督のトルシエよりもジーコの方が好きだが、日頃インタビューを聞くたびに「日本に来て何年になるんだ?、もういくらなんでも日本語を覚えてもいいだろう」と思ってしまう(笑)。それは別にしても、今回の『荒療治』には「やってくれるね!」と素直に感心したし、嬉しくもあった。日本人の監督ではこんなことを出来なかったのではないか?。そう言えば、大企業の再生も外国人の手を借りている。昨日通勤途中のカーラジオで、このことを元日本代表までやった解説者が「理解出来ない」と話していたが、理解出来ないのではなく、自分にはやれそうもない、ということの裏返しではないか。八方美人では『荒療治』など出来ない。嫌われるし、人によっては恨まれるかもしれない。それでも組織のたがが緩んだ時は、場合によってはやらなければならないと思う。プロ野球の横浜の佐々木が引退を表明したけれど、既に全盛期を過ぎた選手を他の選手とは比較にならない高額年棒で入団させ、2年間活躍もしないままただ引退というのでは、選手たちの士気も低下するのではないか。組織全体のことを考えれば、佐々木に対して『荒療治』が必要だったと思うが、オーナーであるテレビ局は何もやらなかった。こんなメディアが、政界のことをとやかく言っても、所詮目クソ鼻クソ。そしてこんなことを書いている私も同じ穴のムジナか(笑)。日頃政治ネタは書かないが、今回の騒動?も今まで『荒療治』せずに何もしてこなかった付けが回ってきた結果だと思う。郵政民営化すら出来ない、そして小泉首相の遅すぎた『荒療治もどき?』。今こんなことをするのなら、いくらでもやらなければいけない機会はあったはず。それでもやらないより増しか?。先日、社員が今の小学校は生徒に草も取らせないと言っていた。先生が『何かあったら責任が取れない?』と言うらしい。そして、『草むしりに学校へやっているわけではない』と抗議する父兄の存在。それに対して先生は何も言えないのか?。『責任を取りたくない』『責任を押し付ける』上から下まで全く同じではないか。そして、自分は口だけ書くだけ、という一番無責任な存在では、と自己嫌悪に陥ってしまう。いかなる時でも『荒療治』が出来る覚悟を身に着けたいものだ。今日は、ぼやき漫才のようになってしまいました(笑)。それではまた。
2005/08/09
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今日は、会社のパソコンのネットワークを組むのに、私のパソコンを格安で組み立ててくれた10代の少年に来てもらった。うちのパソコン歴10年以上の中年オタク?が今まではやっていたが、今回はなぜかお手上げ状態。実は彼は『WindowsXPは所詮アソビのためにあるので、産業用はWindows2000の方が絶対いい!』と言っていた頑固者(笑)。ところが、今回買ったパソコンはXP。法人用といっても、今や格安の物は全てXPなので、今回は頑固者も折れたわけです。しかし、ネットワークが旨くいかない。どうも勝手が違うようです(笑)。プリンターが使えなかったり色々と不具合が・・・。そこで登場したのが、この少年です。どのくらい時間が掛かるだろうか、と訝っていたら、ビックリするほどの短時間でやってしまいました。もはやオッサンの出る幕ではない、ということかもしれませんね(笑)。余談ですが、この少年には、パソコンショップなどで働くことを勧めているのですが、人と話すことが苦手なので、無理強いは出来ません。早く彼の才能が生かせる道が見つかることを願うばかりです。・・・ここまでは、順調だったのですが???。私のパソコンだけは、今でもWindows2000のままなのですが、それもWindowsMEで使っていたハードディスクをそのまま使うようなことをして格安に組み立てた物。アプリケーションソフトは、再インストールせずに、そのまま使っているのですが、今日なぜか、そんなことしなくてもよかったのに???年賀状ソフトをバージョンアップしようと試みて、見事?失敗しました。後で聞いたら、MEの時にインストールしたものを2000で使っているからとか?。そして、色々やっていたら、レジストリ?の不正とか異常とかで、最後には、そのソフトは使えなくなってしまいました。そこで、少年に直すように言ってやらせたのですが、さすがの彼も直せない。直すとしたら、時間も掛かるし、他のデータが・・・・とかなんとか言いやがる(笑)。そのソフトが使えないと、取引先はもちろん、その他も含めてかなりの数の住所録が見れないまま。これでは仕事にならないので、横に置いていたWindows98の古いノートPCを取り出して、ソフトをインストールしようと思ったら、これが容量が足りない。こんな時は、数々のピンチ?を乗り越えてきた鍛冶屋の息子は、潔い?(笑)。不必要なデータやアプリケーションソフトを片っ端から削除して、空き容量を広げようとしたわけです。ところが・・・。古いウイルスソフトを消したあたりで『プチッ』と嫌な音・・・。あっという間に画面が真っ黒に・・・これはなんなんだ。慌てて電源スイッチを入れたら、何事もなかったように・・・立ち上がるはずがない(笑)。画面に出てきたのは、『ナントカ?エラー・・Windowsをインストールしてください』。何回やっても、同じこと。少年は、それを見て『時間を掛ければ修復は出来ますが、中のデータは?』。データ、データと月が出~た出~たか、炭坑節か?(笑)。そして、横からオッサンがひと言。『どうせそんな骨董品、もう諦めましょう』。そこで私もひと言、『中のデータは、データは・・・』。途中で考えるのをやめました(笑)。帰ってサッサと寝ることにします。それではまた。
2005/08/04
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今日は、昨年の営業譲渡の件では大変お世話になった業界の大先輩の社長に、近況報告に行ってきた。先ずは、順調に行っていることを喜んで頂いた。順調と言っても、順風満帆ということではなく、生き延びているという意味での順風ではあるが(笑)。1時間ほど色々と話をしたが、私の質問にも嫌な顔せず丁寧に答えて頂いたのには、有り難いというしかなかった。その中で、先日の日記に書いたテーマである中小企業の後継者の問題が話題になった。大先輩曰く、中小企業の3割は後継者がいないとのこと。あまりに厳しい環境で、息子は継ぎたがらず、かといって社員も引き受けない。これから益々こういう会社が増える可能性がある。しかし、そのままの組織で残ることはなくても、分散化して必ず残るはずだ。分散化とは、前向きに捉えれば、余計な脂肪がなくなるということ。今日の新聞の雑誌の広告欄に、京セラの稲盛名誉会長の言葉が載っていた。『たとえ不振の産業に従事した場合でも、精一杯全力を尽くすところから光明は見出せる』これで思い出したのがリンク先の蘇る金狼さんの日記。7月20日『一所懸命・・斜陽産業こそ宝の山』私の心に響くものがありました。皆さんも是非一読あれ。「これからが本当の正念場ですので頑張ります」と大先輩に挨拶をして帰ろうとしたら、笑顔でこう言って頂いた。「あんたならやるやろ」激励のためとは言え、身に余る言葉を掛けて頂いたので、素直に嬉しかったですね。いよいよ『斜陽産業の逆襲』の始まりです(笑)。それではまた。
2005/08/02
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