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私にとって、2014年のつくばマラソンから数えて、30回目のフルマラソンへの挑戦になります。
予想通り、朝から雨です。
体感も寒さを感じますので、昨夜のうちに準備した通りのウエアーなどを着込んで出発します。
電車の中は、ランナーの姿で一杯です。
久しぶりの横浜マラソンに、気持ちが少しずつ高まってきます。
会場であるパシフィコ横浜は、多くのランナーで賑わっています。
荷物を預け、スタート地点のランドマークタワー付近までの移動も時間がかかりましたが、何とか間に合いました。
8時30分、雨の中スタートしました。
過去から何回かコースが変更になっているので、様子を見ながら走っていきます。
スタートしてすぐに暑さを感じたので、3km過ぎに手袋とアームカバーを外してポケットにしまいました。
雨除けのゴミ袋は防寒にもなるので、当面は被ったままです。
横浜らしい景色を堪能できるのは、スタートから7kmほどです。
その先は国道や倉庫街、物流や貨物など、横浜の産業を支えるエリアが続きます。
雨なので少しペースが抑えめになると思いましたが、前半は5分20〜30秒ペースで着実に刻めています。
勝負は中間点以降の首都高ですので、足を残して走ります。
神奈川マラソンで走るコースも過ぎ、南部市場のあたりで右足裏に痛みが出てきました。
雨で擦れてマメになったのか、地面に当たると痛みを感じます。
やむを得ず、鎮痛剤を飲んで進みます。
しばらくすると、痛みは和らぎました。
中間点から勝負の首都高に入ります。
ここもコースが変わったようで、本牧方向に少し進んだ後、折り返して1kmほど戻り、また本牧方面に向かうという、首都高折り返しを経験しました。
首都高は相変わらず硬い道路に、雨でやや滑りやすく、風も吹いて寒いという、厳しいコンディションです。
このあたりになると、前の方を走っていた人が、かなり立ち止まったり、歩いたりしています。
私は再びアームカバーに手袋をはめて、寒さ対策をします。
これが良かったのか、後半も快調に走れました。
首都高で力を使い果たさないようにセーブして、長い首都高を降ります。
昔は32kmほどの地点でしたが、今回は36kmまで首都高を走るコースでした。
ここから先は、一気に力を振り絞っていきます。
いつもは苦しいあたりですが、今日は快調にペースを上げていきます。
終盤のラップで、37km以降は4分台を刻めています。
もう一気に走り抜けるしかありません。
マリンタワーやニューグランドホテルが見えてからのラスト3kmは、とにかく疾走しました。
物凄い応援も力になり、一気にゴールまで突き進みました。
フィニッシュの時は、30回目のフルマラソン完走ということで、左手で指を3本掲げてゴールしました。
最後までペースは落ちずに走り切りました。
時計を止めるのを忘れてしまうほどのテンションでした。
後で見ると、手元タイムは3時間46分01秒でした。
30回目のフルマラソンも、サブ4で走れました。
コンディションの厳しい中でしたので、ランナーとしての総合力を試されるようなレースでした。
大会関係者の皆様、応援していただいた皆様、ありがとうございました。
これからも走り続けたい、走ることはやっぱり素晴らしい、と再認識した横浜マラソンでした。
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