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吾妻橋の水上バス乗り場は大にぎわいでした。久しぶりに会う友達と伝法院の庭園を見た後、隅田公園の桜の下を歩きました。暖かな日の夕方、マジックアワーの始まりの時刻にスカイツリーを眺めながら並木が続き、平日なので程よい混み具合。場所取りをしている様子はほとんどなく歩くのも、立ち止まって眺めるにもなかなかイイ感じ。向島側の桜を眺めながら、岩手銀河プラザで買ってきたお菓子を食べてから駅へと向かいました。5時提灯の明かりが灯ったあたりから少しずつ、シートを広げて座る人が増えてきました。のんびり楽しい休日はおしまい。
March 31, 2015
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ひょんなことから 演舞場へ。うれしいことに、初「藤山直美さん」です。新派プラス澤瀉屋さんの面々で心から寛げる楽しい 楽しい 舞台でした。かぐや姫のお父さん役で上条恒彦さんの美声も久々に堪能。やっぱりいいなー、変わらないなーと聞きほれていると歌が終わった途端、猿弥さんが「どーこかで~」だって個人的に(*'▽')ツボ!直美さんはテレビでたくさん見ているので初めてという感じは全くありませんが舞台を拝見して改めて、客席をぎゅーっとひきつける一流さ加減がやっぱり違うなーと改めて感心いたしました。あちこちに笑いが仕掛けてあって、さすがです。お隣に座った長年の澤瀉屋ファンのおかあさん澤瀉屋は全員好きよ、と言いながらも月乃助さんの大ファンでした。澤瀉屋さんのこと、いろいろ説明してくださってイヤホンガイドのようでした。(*'▽')かぐや姫と仲良しのカエルやサル達。新派のベテランの方が演じているそうです。笑也さんがまた素敵な役で、この方の落ち着いた声が大好きです。少しずつ澤瀉屋さんの役者さんも覚えてきましたよ🎵月乃助さんは長身で二枚目がピッタリの役者さんですね。直美さんといると、直美さんの可愛らしさが増すような気がします。平成中村座試演会以来気になっている喜太郎さんと20期の喜楽さんも、見っけ!ラストの宙乗りで、ハートがついた素敵な輿?に乗った直美さんと猿弥さんがすぐ近くまで飛んできて、ドキドキ♡♡♡カーテンコール。監修の猿翁さんをはじめ澤瀉屋さんへ謝辞を述べていた直美さん。驚いたことに團子ちゃんの名前まで出してお礼を。天真爛漫なかぐや姫で思いっきり楽しませてくれた女優さんの真摯で、まじめなお人柄が垣間見えた気がします。この拍手も歓声も、自分の力でなく、澤瀉屋さんのお蔭、と思う謙虚さのある方なんだなと、今更ながら感じ入った次第。演舞場を出ると暖かな日差しと桜。心も足取りも軽やかです。写真は楽屋口のお隣の公園の桜と椿。
March 31, 2015
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お花見に行きたいという友達を案内して伝法院に行きました。たぶん、桜が見ごろなはず。天気予報では、桜は開花期間が長いので、今、ほぼ満開でも今週いっぱいは見られますってテレビで言っていたのでちょうどいいだろうと思ったので。私自身も桜が満開の時の伝法院は久しぶりです。伝法院 浅草寺幼稚園側 posted by (C)kikimimiya案内 posted by (C)kikimimiya 3月31日の伝法院庭園 posted by (C)kikimimiya伝法院寺宝展示(庭園公開)の入り口 posted by (C)kikimimiyaいま満開です posted by (C)kikimimiyaしだれ桜 posted by (C)kikimimiya書院前のしだれ桜 posted by (C)kikimimiyaしだれ桜 2 posted by (C)kikimimiya水仙と椿が見頃です posted by (C)kikimimiya水鳥にも憩いの場 posted by (C)kikimimiyaお休み処 posted by (C)kikimimiya絵葉書みたい♪ posted by (C)kikimimiya庭園内 posted by (C)kikimimiya出口 posted by (C)kikimimiya
March 31, 2015
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伝法院を出た後、明日が初日の平成中村座はどんなかしらと足を延ばしてみました。浅草寺境内はどこも桜が見ごろで春爛漫。3月19日に通ったときは、こんな感じでした角を曲がったら、あら!今日まではバスの駐車場なんですね。平成中村座の期間中だけ、お借りている感じかな。絵看板が見たいなー。でも、バスでいっぱい。無理かな。あ、一台移動しました。だけど、まだまだ無理。ずーっと待っているわけにはいかないし。と、思ったら、バスの運転者さんがバスはまだどかないけれど、バスの中に入って、うしろの窓からどうぞ!近づいて撮れるでしょ って。はとバスの運転手さん達、ありがとうございました!喫煙コーナーができていました。スロープがちらっと見えたのはバリアフリーに対応していると平成中村座の紹介で読んだ車いすのためのものでしょうか。明日にはいよいよ、全貌を表す平成中村座。桜は今週いっぱいはどうにかもちそうです、とテレビで言ってました。明日が 初日、おめでとう!の平成中村座です。
March 31, 2015
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浦安市民プラザWave101に初めて行きました。音楽座にいた野口綾乃さんの久しぶりのステージ。見逃す手はない!《でか☆ぷりん公演第2弾‘‘THE挑戦!”》去年、最初で最後と銘打ってやりました「でか☆ぷりん」の公演。有り難くも「もっかいやって!」のお声をいただき実現しました第二弾。私も超久し振りに踊ってます。、、、踊って、、いるかな?、、、喋って、、、いやぁ、もはや《ゆるキャラ》ポジションかも(笑)でか☆ぷりんメンバーはモチロン、子供も、ママも、芸人さんも、ダンサーさんも、みーんなで「でか☆ぷりん」やっちゃいます!(ご本人のコメント)可愛くて、楽しくて、元気が満載のステージでした。きっとお稽古は大変だったろうけれど、それだけの感動はしっかりと伝わってきたよ!器用な綾乃さん手話歌、手の動きがキレイでしたなかなかの熱演(/_;)綾乃ちゃん、オモシロ過ぎ!それはそれでいいんだけど綺麗なところも見たいなーと思ったら白いドレス姿で踊ってくれた can you cereblateが最高だった。満面の笑顔の綾乃ちゃん、でか☆ぷりんの皆様第三弾、please!そして、素敵なオマケ\(^o^)/私の前の席は、美しいこの方。秋本みな子さん。「メトロに乗って」その他の音楽座の作品に出演し、心に沁みる演技と歌声で魅了してくれた大好きな女優さん
March 28, 2015
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虎の門、詳しくないな、と思いつつ、ニッショーホールは一度行ってみたかったし、不安と期待半々。ほんとは他の映画の試写会を狙っていた。でも、お目当ての作品はなくて、代わりに見つけた「ジヌよさらば」出演者を調べたら豪華松田龍平 松たか子 西田敏行 プラス 大人計画の皆様わー、なんで知らなかったんだろう。行こ! 行こ!ジヌよさらば posted by (C)kikimimiyaこんなところに金毘羅さんがあるんだ!と気になるけれど試写会、試写会。「ジヌよさらば」」ジヌって友達と別れる話?と思ったら東北弁で「ジヌ」は「ゼニ」だった!訳あってお金が怖くなって、一銭も使わないで田舎暮らしをしようと村にやってきた若者を松田龍平が演じるでも、容易くはいかない その度、「田舎をなめんなよ」と毒づかれるそれは、さ、都会を離れ、田舎暮らしに憧れる私にも耳が痛いセリフ松田龍平君になって阿部サダヲさんが村長の村に住みはじめたつもりで観ていると楽しい出演者は「大人計画」の人が多い、「あまちゃん」でおなじみの顔ばかり(*'▽')そうして笑っていると、なんだか、いろいろと大変なことが起こってくるけれど基本 肩の力抜いて 寅さんの映画を観るように笑って観ていられる映画です。後半、ちょっと苦いこともあって、松尾スズキさんだなってうーん、わかったような わからないようなコメントだな~。女将さん役の人、美人だけど棒読みみたいな、妙に癖のある人ですが印象に残る、気になって仕方ない、この人は誰?と思ったら受賞歴の多い女優さんだったのでビックリ。東京ガスのCM「ピピッとコンロ アヤノグリル」で綾野剛さんには満面の綾小路きみまろさんには微妙な微笑を浮かべるあの美女でした。この映画でも不思議な魅力。そうそう。二階堂ふみさんも出てました。圧倒的な存在感。私は大好きな松さんが、「夢売るふたり」でも夫婦だった阿部さんの奥さん役で見られて満足!昔の消防車 posted by (C)kikimimiyaニッショーホールは日本消防会館にあるホールなので一階には昔の消防車がたくさん展示してありました。
March 27, 2015
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三月歌舞伎。通しの菅原伝授。今日は夜の部。良く観えてゴキゲン\(^o^)/四幕目 車引(くるまびき) 梅王丸 愛之助松王丸 染五郎桜丸 菊之助杉王丸 萬太郎藤原時平公 彌十郎時平公は上の方にいるので、3階から見ると見きれちゃってその迫力を味わい憎い。そこだけ残念。五幕目 賀の祝(がのいわい) 桜丸 菊之助松王丸 染五郎梅王丸 愛之助春 新 悟八重 梅 枝千代 孝太郎白太夫 左團次孝太郎さんがいるだけで嬉しくなる。どうして、この人はこんなに巧いんだろう。話し方と声も好き。 六幕目 寺子屋(てらこや) 寺入りよりいろは送りまで 松王丸 染五郎武部源蔵 松 緑戸浪 壱太郎涎くり与太郎 廣太郎菅秀才 左 近下男三助 錦 吾春藤玄蕃 亀 鶴園生の前 高麗蔵千代 孝太郎左近ちゃん、大きくなったね~。三幕とも染五郎さんを観られて シアワセ❤第四期歌舞伎座の開場時に誂えられた絵柄を再現した緋色の絨毯。ここから歌舞伎の世界へ入って行きます。
March 26, 2015
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2月のおはなし会が終わった後、館長からお話ってことで奥のお部屋に通されました。おはなし会のこと、聞かれたのでせっかく機会をいただいているのでこれからも頑張っていこうと思うと話した後で「4月からは職員がおはなし会を担当することになりました」っておもむろに。私たちだけでなく、今までボランティアに来ていた人達は皆、3月までなんですって。確かに毎年3月、翌年度の契約を更新していましたが、こんなに間際になって、更新しない話をするのはちょっとひどいんじゃないかとたいそう、ガッカリ。それに、さんざん話させる前に、きちんと趣旨から先に伝えてくれたらいいのに。少ないお休みを講習会や勉強会に充てて勉強したのは無駄にならないとしても、スミレさんなんて、高い教材を注文したばかり。入院中にお休みした分、楽しいおはなし会にしようと張り切っていたのだから。確かに忙しい中、毎月のおはなし会の準備が負担ではなかったと言えばウソになる。徹夜で支度したことも一度や二度じゃないものね。「ぜひ、お願いします」と委託されていたので(途中で民営化されてしまったけれど、継続だったので)全力投球だったんだけどな。とは言え、ちょっと肩の荷軽くなったの事実、その分の時間が他に使える!ではあるが、それでも赤ちゃんと遊べる時間も、若いママたちの相談に乗れる時間が無くなるのも寂しい!方針が変わるのは仕方ないけれど、もう少し早めに教えてくれたっていいのにね。公の施設だから、そんなに急に決まるわけじゃなく新年度のことって、前もって話し合われるものじゃないのかな。スミレさんは気落ちしながらも、最後のおはなし会のポスターを作ってくれた。私も「最後のおはなし会」のチラシを作った。3月はいろんな行事で忙しいから、少ないだろうなと思っていたけれどその中、集まってくれた赤ちゃんとママと最後のおははし会。今までスミレさんと二人三脚で頑張った日々は楽しかったから愚痴らずに気持ちよくさよなら!しないとね。出会った子供たちがみんな元気に成長することを心から祈っています。
March 26, 2015
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今月の国立劇場 「髪結新三」梅雨小袖昔八丈 ポスター posted by (C)kikimimiya3月7日のレクチャー付観劇会。小道具 posted by (C)kikimimiya観劇後のバックステージ見学では、花道を歩いたり、回り舞台に乗って回ってみたり、吉原のセット posted by (C)kikimimiya楽しかった。盆の上です。回ってます posted by (C)kikimimiya国生君 posted by (C)kikimimiya勘三郎と三津五郎、二人の兄の当たり役なので自分が演じるとは思っていなかった新三役。初役の不安を取り除いてくれたのは、病床から細々と教えてくれた三津五郎さんだったと橋之助さんの話が印象深かった。キリリと素敵でしたよ、橋さん。橋之助さん posted by (C)kikimimiya子どものころ、上総無宿の入れ墨新三の真似をして腕にマジックで線を描いて、先生から「中村、それはなんだ」と叱られた可愛いエピソードも披露してくれ、参加者ニッコリ。髪結新三 posted by (C)kikimimiya「髪結新三」では威勢のいい鰹売り。新三と絡みながら、鰹をさばく重要な役どころ。その橋吾さんの「なりきり歌舞伎体操」へ参加。21日。お彼岸のお墓参りと重なったので躊躇したけれど以前からお連れしたかった紳士を紹介するためもあり東銀座駅で待ち合わせ。しばらくぶりなので、参加者は知らない人ばかり。とは言え、どんどん新しい人が増えることは橋吾さんにとっても 歌舞伎にとってもいいこと。なにより、橋吾さんの同郷である紳士が楽しんでくれたので、お誘いして良かった♪橋吾先生は、爽やかさは変わらないけれど、一段と指導ぶりが頼もしい。来月から始まる平成中村座も楽しみ。
March 21, 2015
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いつも歌舞伎の催しのために訪れる淡路町のワテラス。今回は珍しく「文楽」吉田玉女(たまめ)さんという人形遣いさんが人間国宝だった師匠を継いで、二代目吉田玉男さんになるのを記念したトークと実演です。吉田玉女改め 二代目吉田玉男襲名記念企画 『轉女成男(てんにょじょうなん)〜玉女から玉男へ〜』詳しくはこちら文楽は、まだ二度しか観たことがない私ですが、関心はあったのでお祝い事だし、ワテラスだしこれは良い機会と参加を決めました。玉女さん、登場の仕方も、講演に入り方も自然。大仰な挨拶は抜きで、この機会に人形のこと、文楽のこと知ってほしい、親しんでほしいという想いなのでしょう、飾らない言葉で語りかけ、文楽の世界に触れる時間をたくさん取ってくださいました。玉翔さんが左手を遣う左遣い、玉延さんが足を遣って三人で実際に動かしてくれるのですが、普段の上演ならば、手摺りという仕切りがあるので見えないし、見せない 足の動きがよくわかりました。玉翔さんとそして右手と胴体を扱う主遣いの玉女さんが、舞台下駄という高い下駄を実際に履いているところも良く見えました。履いて動くのは楽ではないと思うのですが、足を遣う人が動きやすいよう、身長差を出すための下駄なんだそうです。三人で呼吸を合わせないと動かせない人形。玉女さんは、入門して46年。もっと早くから玉男襲名の話があっても時期尚早とお断りになっていたそうです。気の遠くなるような年月の修業をしても、まだ高みを目指し、努力を絶やさずにいる玉女さん。技術だけでも、人柄だけでも成立しない文楽の深い世界を垣間見られ、貴重な体験をさせていただいたことに感謝です。参加者人形遣い体験中記念のファイルをいただきました。二種類の中から選ぶのですがあんまり素敵なので両方ほしくなって、迷いました。この後の懇親会にも参加しましたが、常連の文楽ファンの方と談笑されているのでなかなか機会を得ず。いったん、あきらめて腹ごしらえをしっかり先に済ませ、出直しました(*^^*)玉翔さんは玉男さんのお弟子さんなので玉女さんとは兄弟弟子であることなど三人のお話をそれぞれ伺えました。クールな話し方の玉翔さんも、玉女さんの一番新しいお弟子さんで玉女さんへの憧れの気持ちを素直に話してくださる玉延さんも表現の仕方は違っても、文楽と玉女さんへの強い想いを感じました。玉延さん「参加したのに、つまらなかった」と帰るのはモッタイナイ!一期一会、勇気出して良かったです。顔を見て、話すのが一番伝わるのは言うまでもないこと。下の写真は、主催の神森真理子さん。和服姿は優雅ですが「日本の文化を通じて人々の生活を豊かにすること」目的達成のため、日々精力的に活動されている方。彼女のパワーには到底及びませんが(^^;)ステキな人に出会えたら、オコボレ頂戴して、自分磨きに努力しないとね♪神森さん、素晴らしい企画をありがとうございました。5月の東京・国立劇場での襲名披露公演が楽しみです。
March 21, 2015
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特別公開中の庭園を見終わって伝法院を出たら浅草寺が見えました。!!!! ちょっと様子を見に寄ってみようと足を延ばしたのは浅草寺裏あ~ なつかしい中村座の櫓 はとバスと櫓 posted by (C)kikimimiya仮設小屋 posted by (C)kikimimiyaお知らせ posted by (C)kikimimiya九代目の團十郎さんが工事の様子を見守ってくれてくれているようです。「しばらく!」「お待ちください」なんてね(^o^)/團十郎像 posted by (C)kikimimiya帰りに通った弁天山 河津桜がキレイです弁天山の河津桜 posted by (C)kikimimiya
March 20, 2015
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庭園公開の情報が知りたくて、アクセスしてくださる方が多いようなので、今年の様子をチェックしてきました。看板 posted by (C)kikimimiya3月19日木曜日 曇り 時々 雨の日のことです。他の予定があったし、雨もパラパラ降っていたのでポイントだけ、ササッとまわりました。入り口 posted by (C)kikimimiya2015年 伝法院公開 チケットとチラシ posted by (C)kikimimiya二つの塔 posted by (C)kikimimiyaまだまだ、しだれ桜はかたい蕾。大島桜かな、白い花びらの桜は三分から五分咲き準備中 posted by (C)kikimimiya今は水仙と椿が見頃です。椿 posted by (C)kikimimiya寺宝、名画の展示は配置も料金も例年どおりだと思います。昨年までの案内を参考にしてくださって問題なしです。花 posted by (C)kikimimiyaどうかつかの間、江戸時代から続く名園でのひと時をお楽しみくださいませ。2012年3月27日 桜満開2014年4月15日 桜以外
March 19, 2015
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Beauty うつくしいもの製作年:2007年製作国:日本 監督:後藤俊夫信濃路を舞台に、戦争に翻弄されるふたりの村歌舞伎役者の半生を描いたヒューマンドラマ。長野県伊那路村の少年・半次(孝太郎)は、村に伝わる舞踊を舞う役者・雪夫(愛之助)に心を奪われ、歌舞伎の道へ導かれます。数年後、村の看板役者となったふたりの下に、召集令状が届いて…久しぶりに観ました。DVDなのでユックリ観られました。公開時は、雪夫役の愛之助さんが半沢直樹でブレイクする前。上映館が少なく東京では2館だけでした。少しは地理がわかるかしら、と銀座を選びました。三越のある4丁目の交差点から歌舞伎座へ向かう時に何度も通っていた通りの地下にありました。おそるおそる、古ーい映画館に入ったことを想い出しました。歌舞伎で孝太郎さんを観るたび、つくづく上手な役者さんだなと感心することしきり。以前は、いつも愛之助さんと一緒でしたが最近は愛之助さんとの共演が少なくて寂しいです。歌舞伎を通して絆を強くする二人を描いたこの映画をまた観たくなったのは、そのせいかもしれません。大鹿村で撮影された映画は、村の四季の美しい風景と歌舞伎に惹かれた若者たち。ドキュメンタリーのように淡々と物語は進んでいきます。戦地での生活も、村歌舞伎の舞台裏も丁寧な描写、女形の孝太郎さんの男性役ですから、その意味でも貴重な映画です。歌舞伎のお化粧をする少年の横顔その時期だけの中性的な美しさ(もちろん本人は全く意図しないところの)言葉にしないけれど、その表情が歌舞伎への憧れ、戸惑いと不安など多くを物語っていた少年半次が強く心に残ります。そして、言葉少なに,二人を見守る麻生久美子さんの好演が光ります。(13代仁左衛門さんが村歌舞伎に興味を示されて、二度ほど村にいらしたことがあるそうで)この映画は大鹿村とご縁のある松嶋屋さんの孝太郎さんと愛之助さんが主演し、当代の仁左衛門さんも最後に一瞬、ご出演。村の人に混ざって観客役。そこで見せてくれる穏やかな笑顔にキュン。映画の題字も仁左衛門さんで、バランスのとれた文字通りBeauty うつくしい文字です映画を観ていたら、また大鹿村へ行きたくなりました(^^)/銀座のシネパトスで観た映画でした。この映画を観たさに、初めて(でも、最後でもありましたが)その映画館にはいりました。時代をつなぐトンネルのような古い地下街にあって、その耐震性の問題で2013年閉館となりました。ありがとうシネパトスおまけ。あの子役たちは、今、大きくなったんだろうなとちょこっと検索してみたら、半次と歌子は俳優さんとして活躍。なんと雪夫は、インドネシア国立芸術大学でガムラン音楽を専攻していますとFacebookにありました。上伊那郡出身だから、ご本人だと思います。この子たちは戦争のない世の中で青春を謳歌できて良かった。2009年公開時の日記日本一美しい村サイト”大鹿村”
March 18, 2015
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浦和へ行った帰り、友達からLINEでお知らせ。「すみだ水族館」のホワイトデーのイベントで手嶌葵ちゃんが来るよ!お家へ帰る前にちょっと寄り道。スカイツリーのところにある水族館。ちょうど8時、2回目のライブに間に合ったので、ステージ近くに座って(階段に座れるようになってます)天使の歌声に聴き入りました♪ホワイトデーだから愛の歌中心の選曲、実際のカップルは2階の手摺りにもたれながら、家族連れや一人で来た人はステージ近くが多かったかな。この前のimageのコンサートでは遠くに見えた葵ちゃんが今日はこんなにすぐ近くで嬉しいけどこのステージは奥が舞台、その前に階段。なので、階段に座る人は半身ひねって振り返らないと観られないのが難点。いえ、年間パスポートを買ってから、はじめての来館。入場料だけで聴けるコンサートに会員ゆえ無料で聴かせてもらえるのですもの。しっかり活用させてもらったんだから文句は言いますまい。ソフトドリンクも100円ですしね(^^)/* * * * * * * * * * * * * * * * * *The Rose (Miss AOI - Bonjour Paris!)デビューのきっかけになった曲と紹介してくれました Que Sera Sera (Miss AOI - Bonjour Paris!) 「ねえ、私きれいになれる?」と子ども達がいろいろたずねても「そうねぇ なるようになるわ」とママが答えると歌詞を説明してくれました ちょっとしたもの (Ren’dez-vous)大貫妙子さんが曲を作り、詩はなんと!手嶌葵ちゃん 1000の国を旅した少年 (Ren’dez-vous) 愛を探しに行った少年、愛はそばにあった。ホワイトデーにぴったりの歌 さよならの夏 (コクリコ坂から歌集) ジブリの映画の主題歌 お話してくれる間にもペンギンが鳴くその度に フッと笑みがこぼれる葵ちゃんI Wanna Be Loved By You (Miss AOI - Bonjour Paris!)ププピドゥ♡ 葵ちゃんが歌うとよりカワイイ歌になる。ちょっと曲順は違ったかも。メモしてなかったので、順番はあいまい。右手にマイクを持って、左手は伴奏に合わせて調子をとったり、ヒラヒラ優雅によく動いてそれがとっても、可愛かった!歌の前にペンギンの「はなび」くんを触らせてもらったととってもウレシそうに話してくれた。ホワッホワ、それで羽のところは厚紙みたいって。シューっと泳ぐのに適しているカンジって。ラストの曲が終わってもペンギンのホー!という声がいい感じのハーモニー声が聞こえるたびにフニャーって破顔一笑。葵ちゃん、ゴキゲンでもう一曲歌ってくれました。 I Can't Help Fall In Love プレスリーとはだいぶ、違ったアレンジギター一本の演奏だけど、いろんな弾き方で曲にあった表現をしてくれるからゴージャス * * * * * * * * * * * * * * * * * *最後に握手会アリ。imageの時はCD(Miss AOI - Bonjour Paris!)を買ったので、今日はハンドタオルにしました。一緒にお写真も撮っていただきました。膝を折って、そっと合わせてくれるの、葵ちゃん、やさし(♡˙︶˙♡)スカイツリーはホワイトデーのスペシャルライティング。上のほうがオレンジで下が紫らしいのですが、どうも薄くてイマイチかな~
March 14, 2015
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第二土曜日なので、浦和の「うらんじサンアイ」へ。今日は、あいマイさんの腹話術があるからランチタイムの集まりの参加者の方、皆さん、いつもよりもっと うれしそう♪上の写真、まなびぃちゃんは生涯学習のゆるキャラ。この日浦和駅で活動中。 あいマイさんのネタは、聞いているお客様に合わせて笑ったり、すねてみたり、当意即妙、臨機応変で、さすが!マスターの歌う「ルイジアナ・ママ」は、カッコよくて黄色い声の応援がたくさんでしたよね。認知症の方や介護のご家族の笑顔が見たいから、毎月第二土曜日のランチタイムの集まりだけでなく、麻雀の効果があると知れば、すぐさまお店の2階を提供することも始めたマスターお食事の時よりも、顔が近い分、親密さも増し会話も増え、なかなかいいみたいです。そして、今日もヘルシーでバランスの良いメニューが並びました。毎月、いらっしゃるお客様のお一人が本を出されました。患者さんの立場で書かれているので、同じ症状で困っている人にとって、心強いと思います。「失った機能を嘆くのでなく、今ある機能に感謝して生きること」認知症の人の可能性を示す内容になっているので、患者さん以外の人も、読んで理解できるようになったらいいな。【楽天ブックスならいつでも送料無料】認知症になった私が伝えたいこと [ 佐藤雅彦 ]
March 14, 2015
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12日「風に立つライオン」試写会「良い映画だから、きっと観てね」と託されて行きました。このところ、身近な人とのお別れが多く、お通夜や告別式で亡くなった方の残した想いや、人が一人亡くなっただけでここに集まった人、事情で来られなかった人、どれほど多くの人の胸に悲しみを宿すのか、痛感したばかりなのに。この映画の中の子供たちの命がなんて軽く扱われているのかと驚かされます。手をつないで歩かされるアフリカの少年たち。振り返りった一人の男の子の切ない瞳。背中が遠ざかると、爆発音だけのショット地雷を踏んだのです。アクシデント?いいえ彼らはどこに地雷があるか探るために歩かされている。同じ人間なのに戦争で孤児になると、麻酔を打たれ少年兵にされます。罪悪感を感じないのまま殺人者になる。それは遠い国のことでしょうか。撃つのが私の息子かもしれないし、撃たれるのが私の娘かもしれないこの映画は確かに泣けるし、泣くところも笑うところも少しずつ、異なります。私は始まってすぐから、ずっと涙をためた状態で、泣くポイントは右隣の女性と笑うポイントは左の男性とほぼ一緒だったかな。大沢さんの場面では、彼の患者さんである少年たちの気持ちで画面の中の大沢さんを追いかけてたかな。ほんとはバイオレンスの監督が撮ると知って、一度はやめようかなって。でも「風に立つライオン」の歌もさださんも大好きだったし、「生さだ」で井上さんが「映画を観てると大沢さんじゃなくて島田航一郎に見えてくるって」試写会で観たらほんとうにそうだった。三池監督が撮ってくれて良かったと思った。大好きな石橋蓮治さんや大沢さんはもちろん、石原さとみちゃんも真木よう子さんも今まで観た中で一番ステキだった。「風に立つライオン」30年前に作られた歌は好きだけど、震災のことまで加えたら盛り込みすぎ?と懸念。でも、そうじゃなかった。三池監督苦手、はお詫びして訂正いたします。さだまさし苦手な人も後悔しないように♡私は、グレープの頃からずっとさださんは好きだけど世の中には嫌いという人もいるでしょう。真逆のように見える三池さん、さださん戦争のない世の中を望むなら、まず自分から知ろう、理解しようと アプローチすることからまず始めないといけないかもね。そう思うとむしろ、真逆の人が一つのメッセージを送ってくれることに対して深いものを感じます。さだまさしさんが作った「風に立つライオン」好きな歌でしたが、映画の最後にかかるこの曲を聴く時、胸の中に去来するものは若い頃、初めて聞いた時よりずっと重いです。絶望的な出来事ばかり起こる今希望を探すのは難しいかも知れないけれど、あきらめなかった人がいます。ガンバレは自分に向けて言う言葉 と。泣くだけじゃなく、考えなくちゃいつかは倒れるとしても、前を向いて出来ることは必ずある私たちは希望の種になれる(映画のラスト、予告などでご本人が話している通り、 エンドロールで「風に立つライオン」の歌が流れます。 最後まで静かに聴きたい人も多いと思うので、 それが終わる前に帰る方は妨げにならないようにと 最初に注意がありましたが 帰りの電車の時間が気になる方でしょうか 小走りに立つ方が何人か見られました それは仕方がないことだけど 無神経に画面の前に立ちはだかり、ユックリ帰り支度する人が。 大きくスクリーンに映し出されて、ガッカリ。 私の隣のおじさん、貧乏ゆすりするから、ちょっとイヤだったんだけど 右隣の女性ともども、最後のクレジットまで映画の中にいてくれました。 いい人だ!貧乏ゆすりがなんだ!心を広く、ね。ガンバレ!私)
March 12, 2015
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暖かな昼下がり車の窓から見えた桜に引き寄せられて青空の下 歩きましたは る 桜の季節がはじまります
March 11, 2015
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「太陽がいっぱい」「ロミオとジュリエット」「ゴッドファーザー 愛のテーマ」と数々の珠玉の名曲を作曲したニーノ・ロータ。映画音楽の作曲家と思いきや、クラシックの方でした。その美しいメロディーに、抱腹絶倒のストーリーなんとも心惹かれるオペラを観に国立音大へ。すみださくら歌劇団の方とご一緒(久々の再会)でとっても楽しい時間でした。前の方の席で、歌手の方の表情もよく見えゴキゲン♪♪タイトルは『フィレンツェの麦わら帽子』19世紀、フィレンツェの麦わら帽子は、伝統工芸品として人気のあったそうです。その麦わら帽子が発端となった騒ぎの顛末。ほんとに楽しいオペラで、ドタバタ、コントのよう。私のような初心者にも親しみやすい内容でした。なかでも好きだったのは、帽子作りのお針子さんがズラッと並んで歌うシーンがとっても可愛かった。終演後、約束があるので、すぐ帰れるようにと今度は後ろの席に座ったら、なんと!音楽を聴くには、こちらの方がいい音でした。すみださくらの皆様、ありがとうございました。ぜひ、またお誘いくださいませ(^^♪抱腹絶倒のオペラ笑劇「フィレンツェの麦わら帽子」
March 6, 2015
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今月は、仁左衛門さんの菅丞相が観たい人が多いと見え昼の部のチケット、私の手が届くランクのお席がなーい。あきらめかけていたら、3月4日未明、二等席のチケットをお安く譲っていただけることになって、歓喜に満ち、3月5日、歌舞伎座へ。菅丞相を演じられる役者はなかなかいないため、『道明寺』は、たまにしか 上演されないのだからこの機会は逃したくなかったんだ。「筆法伝授」染さんの武部源蔵はもちろん楽しみだけどこの場は何かとちょっかいかける兄弟子の「希世」の出来で決まるんだとか。今月は橘太郎さん。巧くないわけがない!チラッと「決闘!高田馬場」を思い出しちゃう、お二人(^^♪「道明寺」上手のニザ様の頬に涙が一筋。下手に静かに控える輝国の菊之助さんが美しい。秀太郎さんの覚寿、壱太郎さんの苅屋姫に涙を誘われ…帰りに見かけて、つい買ってしまった「道明寺」道明寺粉で作られるから「道明寺」最初に作られたのが、お話に出てくる「道明寺」ここで保存食として使われたのが道明寺粉の起源。現在、主な用途は上方風桜餅であり、保存食として用いることは少ないそう。大阪の道明寺一帯は「土師の里」と呼ばれ、土師氏の氏寺だとか。イヤホンガイド、菅原氏の祖先の土師氏、その名の由来等解説してくれて、借りて良かった!と思ったけれど最後の最後まで説明が入ってうるさく感じた。感動のラストは静かなほうが好きです。
March 5, 2015
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Mr.レディ Mr.マダム製作年:1978年製作国:フランス/イタリア原題:LA CAGE AUX FOLLESジャン・ポワレの人気舞台劇を映画化した作品。南フランスのサントロペ。ゲイ・クラブの経営者レナートは女房と別れ、中年男アルバンと愛の巣を作っていた。が、ある日、息子が突然結婚話を持ち出してきた。話を聞けば相手は何とお堅い政党の書記長の娘で、しかもその一家を招待することになるが……。そうです。ラ・カージュ・オ・フォール市村さんと鹿賀さん共演の舞台の予習のために映画を借りたのですが、市村さんと鹿賀さんのイメージで想像が膨らんじゃったのでどうしても、集中することが出来ず、最後まで見ないうちに返却。もったいないことをした。別の機会に観たら、気に入ったかもしれないのにね。1979年 ゴールデン・グローブ【外国映画賞】受賞作品。30年以上前に、これを撮った頃は、今よりずっとマイノリティーだった人たちの話。日本での初演も、まだまだ理解してくれる人は少ない頃。長い間愛され続ける作品になると思った人はいなかったでしょうね。
March 4, 2015
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プログラムが充実しているから事前学習していったほうがいいよという情報を得て、劇場があるキャロットシアターの26階展望台の喫茶室でお勉強。お、『もっと泣いてよフラッパー』で観た酒向芳さんも出てる♪♪晴れたら富士山も、が謳い文句、入場無料の展望台の喫茶コーナー。あいにくの曇天。ゴマ豆乳モンブランと珈琲。13時半。開演時間なのに、まだおしゃべりが聞こえる。客電、落ちる。静かになる。非常口の案内も消える。真の闇。目を閉じても開けても同じ。これが主人公の杉の市と同じ状況。もう一度目を開ける。非常灯はついていたけれど、まだ闇。右前方からギターの音。後ろと左前方から咳きが聞こえる。目を閉じていると感覚が研ぎ澄まされるというのは本当だ。音と気配に敏感になる。盲人がつたう導き綱という紐が四方に張られたシンプルな舞台。初演の美術、朝倉摂さんの時から踏襲されている由。津軽三味線のように激しく、時にはささやくように優しく奏でられるギターそればかりか、擬音としても大活躍。そうそう、同じ激しさでも場面によりフラメンコギターと弾き分けていたしね。萬斎さん、初演の時に「なんで引き受けたのか」といぶかしがられたそう。ところが、いざ上演されたら観に来た演出家や映画監督が(出来の良さを)悔しがり、はまり役と評したそうで、それを今一度極めたいという思いが今回の再演を了承した理由とのこと。確かに舞台の上に立っているのは、いつもの清々しい萬斎さんでなく(もちろん声も軽やかな身のこなしもまぎれもなく、ご本人なのですが)顔つきからして主人公の杉の市として存在して。萬斎さんの前には古田新太さんが演じていた杉の市。こちらはいかにもってカンジ。十分興味が湧きますが、一見見えない分、萬斎さんのクールなワルは迫力あり。一幕観終わって休憩。クールダウン、とばかり冷たいリンゴジュース。目が見える人より、事故で亡くなる人は実は少ないんだと狂言回しの役の山西惇さんが語る導入。視界に頼れない分だけ細心の注意を払っているから。それなのになぜ。膨大なセリフを、それと感じさせないくらい自分のものとして過酷な盲人達の歴史が語られ、そして杉の市誕生と続く。!!!!が絶え間なく、怒涛のように押し寄せるのでちょっとリフレッシュしないと2幕目に突入できない。ダダダダ!と押し寄せる情報についていくのがタイヘンだけど辻萬長さん、萬斎さんだけでなく、皆さん滑舌がいいのでスルスル言葉が頭に入ってくる。どのセリフも深い。無駄なセリフはひとつもない。5尺一寸、座頭の持つ杖や舞台いっぱいに張られた導き綱が効果的に使われている。そういえば杖の5尺一寸、検校になれば13人扶ち。何度も繰り返される数字の用い方も巧み。原作、脚本、演出、演技、どれもが素晴らしく、かつバランス良く。杉の市が江戸に出てきて初めて知る都会である日本橋、音に溢れるシーンもほんとに良く出来ていた。舞台の良いところが詰まった作品。そうでなければ己の出世のため、人を殺すのも厭わない主人公の話にこれほど惹き付けられる事はないだろう。歌舞伎好きが観ると一幕目は「斧定九郎」二幕目は「不知火検校」を思い浮かべてしまう。杉の市は「色悪」そのもの。杉の市と密通する市を中越典子さん。『W』で観て以来、テレビより舞台のほうが魅力的な人なので期待して拝見。「栗山さん(演出家)曰く『エロスの象徴』」という役。「豊満な肉体を持っていないので演技で表現しなくてはならない」と苦心の甲斐があって、難役の破滅的なヒロインを大熱演。「豊満な肉体」のイメージって太地喜和子さんみたいな人?と思ったら、初演で市にキャスティングされていたと知り納得。その市に浮気をされるけれど、憎い相手の杉の市を破門できない春海四方さんの演技も印象に残った。最後に。世田谷パブリックシアターは建物自体も好きな劇場。この日は2階席。前から3列目、やや右より。前の人の頭が邪魔になることもなく快適。引いて観ているので、舞台全体が良く見えるから俳優さん一人、一人の演技も、照明や美術の良さも余すことなく堪能。
March 3, 2015
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前回、とても有意義だったので、附け打ちさんのワークショップに参加してまいりました♪やまさきとおるさんは、前回にも増して、充実した「附け」についての資料を用意してくださっていて歌舞伎をご覧になったことがない方も多くいらっしゃる中わかりやすい説明で歌舞伎の歴史にふれてくださいました。今回も得ることがたくさんありました。そうそう、開口一番、三津五郎さんのお話が出ました。告別式のすぐ後だけに、お名前が出るだけでもまた涙が浮かんでしまいそうでしたが、三津五郎さんとの関わりが多い分、私などよりずっと、お辛いはずなのにだからこそ、なのでしょうね。「限りある命だから、出来ることをする」と力強くおっしゃいました。その想いは、三津五郎さんのところまで、きっと届いたような気がします。歴史のあと、セリや花道など舞台のいろいろな場所、附け打ちさんのいる場所、それから附木の材質、打ち方、そのコツなど実演して見せてくださいました。まーるくお尻の部分をカットした附木をスナップをきかせ、タ・タンと心地よく響かせて。初めて見る(聞く)方は、ほほうっという感じでいつも遠くの席からしか、附けを聞くことができない私は間近で聞く音にゾクゾク!しながら。六本木のd-laboの時は、望月 太左成さん(太鼓)と中村橋吾さんが実演をしてくださり、「神田de歌舞伎」の時は、プロジェクターが活躍。今回は「むすめ歌舞伎」の市川阿朱花さんの実演、毎回、アプローチの仕方も変え、臨んでいる様子を見ているととおるさんの歌舞伎に対する真摯な想いを強く感じます。阿朱花さんと会場のお客様で「だんまり」の実演もありました。実際の「だんまり」を観たことがないお客様達、やまさきさんの説明を聞いただけなのに、すっごく上手に出来ていて、ビックリ。次は、このイベントのために書き下ろされた台本に基づき阿朱花さんと一緒にお芝居をすることに。阿朱花さんが主役の若者。お姫様、コロス(黒衣さんの役。背景で活躍)は参加者から。「だんまり」があんまり楽しそうだったので、ちょっと勇気を出して、私もナレーター役で参加しました。「むすめ歌舞伎」女の人の歌舞伎ってどんなだろうと不思議な気がしましたが、阿朱花さんが主役を演じる姿は凛として麗しく、もっとずっと観ていたい気持ちになりました。その市川阿朱花さんと一緒に謡まで初体験。この想い出は私の宝物(*^_^*)やまさきさんはどの役割の人にも、丁寧に時間をかけてお稽古をしてくれたので歌舞伎に親しんでほしいという想いと、やまさきさんの誠実さが伝わって、少しずつ、お客様の気持ちもほぐれてきた様子。この台本が素晴らしくて、ストーリーとしても、役者の魅力を引き出しつつ、スポンサー?のスルガ銀行さんにもウレシイ、ウェルメイドの歌舞伎になっていました。徹さん、脚本家としても演出家としてもブラボー♪実演が終わった後の質疑応答の盛んだったことこんなに参加者が積極的なのって珍しいと思います。今回のワークショップは、スルガ銀行のお得意様向け。なので、スルガ銀行のファンであっても、特別歌舞伎が好きとは限りません。それが、今は瞳を輝かせて話に聞き入っているのですから2月28日は徹さんのお誕生日。ワークショップのご指導の感謝を込めて参加者が贈る「Happy Birthday♪」に耳を傾ける徹さん。大向こうの堀越さんが、客席にいらして、いい塩梅に声をかけてくださいました。歌舞伎を観る時、役者がスゴイ、附けが効いていると感心することは多いですが、ここぞ!という時の仕上げの一声のすばらしさを実感しました。機をとらえた大向こうは画竜点睛。dラボ、dバンクのコンセプトは誰もが想い描く、未来の夢を自由に描いてみること。一人ひとりの夢をカタチにすること。d-bankはそのお手伝いをするための銀行です。まさに夢をカタチにしてくださってありがとうございました。参加したのは【d-labo 二子玉川開催セミナー】 14:00~16:00音で楽しむ歌舞伎~歌舞伎舞台を支える附け打ち~「附け」は、歌舞伎には欠かすことの出来ない大切な技術。その「附け」から発せられる音は、観客と舞台をつなげる大切な役割を担います。過去から現在、そして未来へ。先人たちが切磋琢磨して生み出した技術を受け継ぎ、平成のいまの歌舞伎をより楽しんでいただこうと、日々、音の質を極み、そして打つ間合いの感覚を磨き続ける附け打ち達。そんな附け打ち職人の活動背景や技術の奥深さに触れていただき、日本伝統芸能“歌舞伎”の世界へ一歩踏み出すキッカケをつくりませんか?d-laboは、スルガ銀行の提供するサービスの一つです。d-laboとは
March 2, 2015
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わー、遅れちゃう!とバス停まで走っている時ちょこっと見えたので ふと立ち止まるこんなところにも 春! それだけで 元気になる! いってきまーす!
March 1, 2015
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