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会社解散が決まったウエダのロッドが、市場から急激に姿を消している。多くのマニアが飛びついているのだろう。わずかな在庫を、定価販売している店もあるほどだ。 ただ、こともあろうに格安価格で市場流通しているものも、まだあった。取り扱っているショップは、どちらかというとマイナーで、駆け込み購入に走る釣り人には見つけにくいのか。ともあれ、誰も買わないなら僕が買ってしんぜよう。 定価の50%off。魚を釣るよりも、買い物の方が上手ではないかと自分でも思う。
2012.08.31
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カウンター専門の僕が月イチ程度で訪れる居酒屋Sは、美人店員揃いで誉れ高い。ただ、店主のI君の経営方針なのか、これまでに数人の店員が入れ替わっているが、それぞれにファンが付くらしい。 今回、初のお目見えになった女性は、同席したD製作所S君によると「先輩好みです」とのことだった。が、残念ながら僕が注目したのは彼女の指先。原始人が見たら腰を抜かすような細工がしてあった。 根掘り葉掘り聞いてみると、彼女は軽井沢でネイルアートサロンをやっているとのこと。住んでいる場所と、仕事場の中間にあるこの店がアルバイトに都合が良いのだそうだ。 で、彼氏はいないが「バツは1つです」という。次回入店の際は、バツの理由について問いただしたいと思っている。
2012.08.30
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新しく僕のタックルに加わったウエダのシーバスロッドではあるが、前回はハヤのしっぽにルアーを掛けた感触しか得ていない。誉れ高きロッドに申し訳ない。 「2人で行くと釣れない神話」を築きつつあるS君と、新潟に向かったのは、神話崩壊への期待と、釣った魚を自慢したかったからであった。 現地の朝は、予想以上に早くやってきた。釣れないから。 朝焼けだけは美しい。 その後場所を移動。待望のアタリはここで来た。が… シーバスならぬ「ニーバス」だった。誉れ高きロッドに申し訳ない。そして今なお、「2人で行くと釣れない神話」は健在である。
2012.08.26
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たまには家族サービスをと、白馬村にやってきた。 きょうばかりは釣りは控え、お買いものやお食事に時間を費やそう…なんて考えてはいない。 朝の数時間は、魚と戯れる。 引き続き、道の駅へ。 鼻がツーンとするようなワサビ商品の群れ。特性おろしワサビを購入。日本酒と相性がよさそう。 帰り道は、長野市の新鋭ラーメン店へ。 2つの味が楽しめる器に感動。 半日の行程はこれで終了。結果、生ビールもすすんだ。
2012.08.25
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昨日届いたばかりのウエダのロッドのテストに行く。 軽さといい、しなやかさといい、キャストの調子も上々。これで釣れないわけがない。 と、思うのは素人。竿がどんなに素晴らしくても、釣れるか否かは時の運。ググッとアタリがあったとしても… こんな魚が、こんな状態で釣れてしまった。 魚にとっては、時の不運であろう。
2012.08.24
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釣りは、一昔前まで盛んに言われていた「レジャー」の一種。高度経済成長の道端に堂々と咲き始めた庶民の楽しみで、「例え経済状況が悪くなろうとも、そんなこと関係なく釣りに行くし」などと自分では思っていたのだが、昨年の大震災と製造業の海外シフトなどの影響が、まさか自分の身の回りに押し寄せてこようとは予想できなかった。というか、予想もしたくなかった。 僕が大好きな「ウエダ」というロッドメーカーは、原材料から製造まで唯一「made in japan」を通していたのだが、その原材料の国内確保が難しくなって、遂には会社解散という道を選んでしまったのだ。今後は、シナの国とかアラーの国、アミーゴの国々産が幅を利かせるのか。いずれにせよ残念無念。ほしいロッドがたくさんあったのに。 で、何となく故障から復帰したばかりのパソコンで「売れ残り」を検索してみると、「在庫なし」「売り切れ」ばかり。駆け込み需要が横行している。それでなくても商品は少ないし、納品が遅れていたメーカだけに、ウエダのロッドをほしがる釣り人はたくさんいるようだ。 と、「定価」や「20%off」で殿様商売をしている釣具屋の中に、「在庫限り50%off」に踏み切る釣具屋を発見。僕は、世の中の動きにあえて逆らうような商売人が大好きだ。敬意を表し、さっそく購入。 いい買い物をしたと思っている。
2012.08.23
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「会頭一人だと釣れるのに、二人で行くとなぜか釣れない。どうしてっすかね?」。 昨日、魚の反応さえなかったS君の言葉は、ここ最近の僕らの状況をするどく指摘している。その理由を分析すると… まず、二人で行く場合、僕は基本的に助手席で缶ビールかワンカップを飲んでいる。結果、酔い気分になって寝てしまう。 S君は、運転席でパクパク食べる。で、眠くなってしまう。結果、釣るタイミングを外してしまう。要は、油断してしまうのだ。 で、「果たして、一人で行けばまた釣れるのか」という仮説を証明するため、今夜は単独で新潟に向かってみた。 ほどなく、「一人だったら釣れる」ことを証明した。 ただ、お祝いの乾杯ができなければ、自慢する相手もそこにいない。心中複雑である。
2012.08.19
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このところ、新潟でシーバスとの出会いが急増している僕だが、一人で楽しみを独占してしまうのも気が引ける。そこで、釣果に恵まれない人生を送っているS君を誘ってみた。 未明から始めた釣りは何の反応もないままに、周囲は明るくなってきた。釣り場は、僕とS君で独占しているのに、魚までは独占させてくれない。 ふと、S君の気配がなくなる。さすがに精神的スタミナが切れてしまったのか。背後からイビキが聞こえてきた。 釣り場を寝室に替え、S君の独占朝寝が始まっていた。
2012.08.18
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高校の同級生から「今居酒屋Hにいるのだけど、来れる?」との電話が入った。偶然、隣のレストランで飲んでいたので、2分で到着。その後、スナックOで久しぶりの再会を歌った。高校時代は普通科に通っていた僕だが、同級生は普通科のキャリアは不要だったのではないかと、今になって思う。 左から2番目。僕の隣にいるN君は、某C電力に高校卒業後に入店。あちこちの支店を回り、最近は近くの営業所に配属された。一度訪問したことがあったけど、年下の、いかにも出来の悪い所長の下で働いていた。原発問題もあって大変だとのこと。ただ、再稼働が必要なのは社員の頭の中だと思った。普通科よりは「電気科」が近道だったかも。 中央にいるT君は、塗装業を営んでいる。普通科よりも「ちょい悪か」に属していたといっていい。高校時代はカミソリで「ソリ」を入れていたが、仕事を始めてからは塗装用のシンナーを吸い過ぎてか、今は頭全体にソリが入っている。 右端のM君は、高校時代に年上の女性と付き合い、その夫に追い回されて東京に脱出。普通とはいえない高校時代を渡り歩いた。今は、そのフットワークを生かして外車の販売会社の部長に就任。外車購入者を追いかける立場に転身した。 で、みんなで高校時代に流行った「白いページの中に」を歌った。長い、長い坂道を上ってきたのだな、と思った。
2012.08.16
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一夜明け、ラジオは槍投げの放送に熱狂している。82mが勝負のポイントだという。僕の投げるルアーはせいぜい50m。メダル獲得には距離が足りないか。 …ってなことはない。 およそ70cm。メダルでいえば銅あたりか。 その後も5回、魚とのやり取りを楽しむが、足元でバラすなどのミスを繰り返す。まあ、それでも楽しいのは、「オリンピックは参加することに意義がある」の心境に近いかも。 で、最後に釣れたのは30cmほどのセイゴ。いわゆる未青年。 未来の金メダリストになるべく、そっと流れに返してやろう。
2012.08.12
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短い夏休みの使い方を考えた挙句、シーバスを釣りに行くことにした。昼間は暑いので、夜になってから新潟に向かう。 それにしても、新潟の海は蒸し暑い。じっとしていても汗が出てくる。本来であれば缶ビールで涼をとりたいところだけど、今回は1人で釣りに来ているのでそうもいかない。 河口域で小さな魚がうじゃうじゃしているので、そこにルアーを通してみると… ボラの子どもがかかった。が、あせることはない。この小さな餌を狙うシーバスが、そのうち釣れるだろう。 ベストに入れている小さなラジオが、日本の女子バレーが銅メダルをとったと大騒ぎしている。「このために頑張ってきた」とのコメントは、新潟に釣りに来ている僕と同じ思いを語っている。 と、ブルブルという感触。沖のほうで待望のシーバスがルアーに食いついた。「ジーッ」というドラグ音を新しいリールが発して間もなく、シーバスは大きなジャンプをしてから去って行った。 ああ、くやしい。僕のメダルはいつ来るのか。
2012.08.11
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今年の夏も、千曲川の鮎は芳しくない。 その理由を考えてみる。 川の状態が悪い。鮎がいない。だから釣り人もいない。スポーツ新聞に情報提供しているおじさんによると、「書いてある数字よりも、実際はもっと悪いんだぜ」だそだ。そんな話を聞いているので、僕は解禁日以降1回も川に入っていない。 では、今後の対策を考えてみたい。 鮎釣りをするならば、千曲川はパスすべきだ。魚釣りの大原則は、「そこに魚がいること」。鮎がいる川を探すしかない。 次に、鮎じゃない魚を狙うこと。夏を楽しませてくれる魚はほかにもいる。 で、そのための対策をとるべく、行き着けの釣具屋さんに相談して道具を発注。それが届いた。 前から欲しかったリール。釣れない千曲川が、僕に与えたプレゼントといってもいい。
2012.08.10
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