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5年以上のお休み期間を終え、再び日記を書くことにした。その間に起こった変化:仕事が変わった。(現在はサラリーマン)住所が変わった。(韓国では2年ごとに引越しは普通)家族が増えた。(子どもが生れた)白髪が増えた。^^変わっていないことの方が少ないかも。^^とりあえず、再び冬眠状態にならないためにも、力を抜いて、綴って行きたい。
2010.10.11
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久しぶりに書くと…なかなか力がいる。^^毎日のように書いていると習慣となるが、一度中断すると、書き始める以上のパワーが必要と見える。昨日は出張翻訳で例の翻訳ソフトの監修作業をしたが…前から指摘したメニューの文字化けや間違いが直っていない!(旧正月を入れると、もう2週間も過ぎるぞ!)さらには、また新たな監修や翻訳まで出てくる始末…「全然、整理されていない!」韓英から英日への変更で問題となりそうな翻訳内容を質問しても「それは必要なくなるはずだ」とか、「まだ分からない」というあいまいな返事が返ってきて、こちらのほうが心配になる。韓国のベンチャー企業にはよくあるようだが、海外進出を先走っていて、綿密な検討作業や会社内での連係がうまくいっていない。その作業に関わって、翻訳部門を担当しているが、企業経営の面では素人の私から見てもいろいろな問題点が見えてきた。さっそく、バージョンアップ版をもらって翻訳内容を監修したが、確かに、翻訳メモリーがしっかりとしていれば、作業の効率は大きくアップする。監修作業の場合は、同一画面で自動的にスクロールされ、また文ごとに分かれて表示されるので便利である。だが、何百万も払って買うとなると、正直なところ今の段階では「No」である。マニュアル翻訳が非常に増えるか、あるいは、翻訳メモリーデータが提供されるとしたらまた話は別であるが…
2005.02.17
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今日は末っ子の満2歳の誕生日だった。数えでは3歳になるので、とりあえずケーキを買うときには3本のロウソクをもらっておいた。そして、いざケーキにロウソクを立てるとき、妻が「ロウソクは何本立てるの?」と聞かれて困ってしまった。韓国では最初のトル(満1歳、数えでは2歳)の時には1本のロウソクを立てて祝うようであるが、いつの頃からか数え年の本数を立てるようになることもあるらしい。(すると、ある年は急に二つロウソクが増えることになる。)去年は1本立てて、今年は3本立てるのも変なので2本立てて祝った。さっそく、ネイバーで検索すると、あるある…知識検索の質問に、トルの時は1本、いつの頃からか数え年の数を立てているが、本当はどうなのだろう?という質問がいくつかあった。論理的に考えると、満で数えるのが納得がいくが、韓国なのだから韓国式にという意見も合ったり、満でやるべきという意見もあった。韓国人でも人によって意見が違っており、いざロウソクを立てる時に問題になることもあるらしい。^^それで、結論…若く見られたい人は満で、早く年を取りたい人は数えでやればいいだろう…^^(と、無責任な発言で終わる)
2005.02.05
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久しぶりにある会社に出勤して直接翻訳の監修を行った。何と!隣には翻訳を担当した韓国女性も同伴だった。翻訳者がいる前での直接の監修ということで、ちょっと緊張気味!でも、年連も私より若かったせいか、静かに見ながらメモを取っていた。また、分かりにくい文章や単語などは直接会社の人に尋ねたが、単語ごとに担当者が違うのか次から次へといろいろな人がやって来た。週に2日ずつ、数週間通うことに成りそうだが、思わぬ報酬は、その会社が作っている翻訳環境プログラム!現在、その日本化作業をしているが、実際に使いながらモニタリングしてほしいということで、丸々1セットをもらった。^^家に帰ってインターネットで調べてみると…何と翻訳環境プログラムセット(3つのソフト)は4●●万ウォン!韓英・英韓プログラム(これは私には必要ないが…)7●万ウォン!しめて、500万ウォンをはるかに超える。^^これなら、監修料をもらわなくてもお釣りが来そうだ。でも、この翻訳環境プログラムを使いこなすには、時間がかかりそうだ。
2005.01.28
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韓国で再びネット関係の事件が起こった。何と今回流出したのはトップスター119人関連の資料である。そのニュースを読んで数時間後…翻訳会社の担当者からメッセンジャーで問題のファイルをゲット。冗談半分?(本気かな)で、「これで一稼ぎしようかな」といっていた。たしかに、どういう内容なのか気になる人は多いだろう。日本語に翻訳してネットを通して販売できるかもしれない。^^(韓国ではなく、監獄に行くことになるかもしれないが…)全部読むのもたいへんなので、気になる人物の部分に目を通したが、なるほど、うわさなどがそれらしく書かれている。記者などの実名も掲載されているので、実際に高いお金を払って調査した内容ではあるのだろう。ただ、どこまで信憑性があるのかは誰も分からない。事実もあれば単なるデマもあるだろう。その判断がしにくい内容である。それにしても韓国に住んでいて偶然に手に入れたが、そのような事件が起こるのも韓国らしいといえば韓国らしい。驚くべきネットの発展とともに、セキュリティやデータ管理に対する意識の低さ。以前は住民登録番号を検索ウィンドウにタイプすると個人データが出たりとか、公共機関の個人データが簡単に検索に出てきたりしていたこともある。他人の個人データがネットを通してこのように手に入るということは、私のデータも同様に簡単に流れていることであろう。
2005.01.20
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駐車場や建物の前に掲げられている掲示物に必ずといっていいほど最後に書かれているのは「管理者 ペク」「主人 ペク」という表示。初めて見た時は「管理者が白(ペク)氏か」と思っていた。ところが、二回三回と立て続けに見て…「韓国はペク氏が多いのかな?」「ペク氏は管理者が多いのか?」と不思議に思った。さすがに4回、5回と続くと「これは変だぞ」ということでようやく辞書を引いてみた。^^すると、「マルスム トゥリダ(申し上げる)」という意味があるではないか!なるほど、「管理者ペク」は「ペク氏」ではなくて、「管理者曰く」「管理者より」というような意味だったのだ。そのような翻訳が来ていたら自信を持って誤訳をしていたことだろう。誤訳する前に気づいてよかった。^^
2005.01.15
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韓国語で「箸」は「スッカラク」、「さじ」は「チョッカラク」。「箸とさじ」は「スジョ」。「スッカラク」の「ス」と「チョッカラク」の「チョ」が合わさって「スジョ」と覚えていた。ところが、翻訳をしていて文脈上どうしても「箸とさじ」と訳すとおかしい部分があった。辞書を引いてみると…やはり「スジョ」の意味として「1:さじの敬称2:箸とさじ」と出ていた。「スジョ」は「箸とさじ」の場合もあれば、「さじ」だけの意味を持つ場合もあるのである。こういう単語は文脈で判断しなければならず、場合によってはどちらの意味にもとれる場合もあるので注意が必要である。よく知っていると思っている単語でも、やはり基本に戻って辞書を引くことの重要性を実感した。
2005.01.12
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教保文庫で「冬のソナタ完全版」を購入し、さっそく韓国語の台本を手に入れて比較してみた。韓国はインターネットを通して台本はもちろん、ドラマ自体も無料で?見ることができるのでいい。以前、日本語の台本が手に入るかなとインターネットで探してみたが、ダメだった。日本のドラマでは毎回10分程度の分量がカットされているそうだが、読んでみると、後々重要な意味を持つ内容までもカットされているということ。監督とともに吟味したのを考えると、すべてが重要であり、仕方が無いのだろう。ところが、完全版と韓国語の台本においても、カットされている部分がある。韓国のドラマも後半の少ししか見ておらず、日本語版のドラマは全然見ていない立場では何ともいえないが、翻訳を見るとかなりの創作が見られた。映像を見ながら、韓国の台本にない部分を入れたり、あるいは大幅にカットしたりと苦労の跡が見られる。面白い表現やなるほど!というような上手な訳などがあったら、紹介したいと思う。
2005.01.06
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はいわゆる、「新年あけましておめでとうございます。」にあたるが、直訳すると「新年・福を・たくさん・受けてください」である。日本のあいさつと違うのはクリスマスを過ぎてから使えることと、旧正月を過ぎて旧暦の1月のあいだは使えるということである。すなわち、12/26~2月中・下旬ころまで通用するということである。日本では年が明けてから、仕事始めで始めて会う場合に使うことを考えても、使える期間は1/1~1月上・中旬くらいであろうか。それを考えると、韓国では2倍以上の期間使えることになる。それで困るのは翻訳者。年末に「セヘ・ボク・マーニ・パドゥセヨ」というあいさつから始まる手紙の翻訳が来た。その場合、手紙がいつ出されるのかを確認しないと自然な翻訳はできないことになる。
2005.01.02
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フィットネスクラブに通ってもうすぐ三ヶ月になる。韓国では「ヘルス」ということも多いが、「ヘルス」と書くと、日本では変に誤解されることがあるようだ。初めて通った頃、「初めてのヘルス」と日記を書いたが、誤解して訪れた人がいたかも知れない。^^先日、ふとテレビを見ていたら、人気女性タレントが数名の男性タレントの中からお気に入りの男性を選ぶという番組があった。どういうタイプがいいかと聞かれるや、「たくましい人」と答えた。そこで数人の男性が片手腕立て伏せを我先にと行ったが、一度もできなかった。それを見て、私も十数年ぶりに?片手腕立て伏せをやってみた。学生の頃に「ロッキー」を見た日から毎日のように片手腕立て伏せをした記憶がよみがえった。たしか、その頃は20回ずつくらいはしたと思う。ところが、驚いたことに・・・右、左ともに30回!両手では100回!日頃、運動不足で体の衰えを感じてばかりいたが、フィットネスクラブのお陰で腕立て伏せでは学生の頃の状態に回復したようだ。(それ以上かも?)来年は片手腕立て50回、普通の腕立て伏せ200回を目標に頑張ろう!
2004.12.28
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韓国ではよく夢について話すことが多い。特に妊娠をしている場合には、「胎夢(テモン)」といって男の子か女の子かを夢で占うのはよくある話。リンゴの夢は女の子、大きな貝は男の子・・・いろいろな説があるが、どれだけ信憑性があるかは分からない。また、この胎夢も妊婦が見る場合も多いが、夫や家族、親戚、友達が見る場合もある。ところで、韓国では夢を売り買いする習慣がある。ドラマや映画を見ていても時々出てくる。男の子が願われる場合が多いため、縁起のよい男の子を象徴する夢を見たら、妊婦がそれを1,000ウォン、1万ウォンで売ってくれといって、買ったりする。入試や宝くじ、何かある時に縁起のよい夢を買ったりもする。日本では思い通り夢を見られるおもちゃ?が販売されたそうだが、どれだけ効果があるだろう?実際、思い通りの夢を見ることができたなら、韓国ではそれでお金を儲けられるかもしれない。^^
2004.12.24
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「冬のソナタ」の爆発的人気の後…最近の韓国ドラマのキーワードは「病気」、「死」、「海外」、「莫大な製作費」である。KBSの「ミアナダ、サランハンダ」SBSの「ラブストーリー・イン・ハーバード」「最後の踊りは私と一緒に」MBSの「12月の熱帯夜」いずれも主人公が不治の病にかかったり、事故で死んでしまう。また、「オール・イン」や「パリエ・ヨイン」のように海外へ海外へと進むと同時に製作費も大幅に増加している。以前は10億ウォンを超えるのはまれだったそうだが、「大長今」が80億、「ラブストーリー・イン・ハーバード」が50億、「土地」が150億・・・というように桁が違うほどに急上昇している。「冬のソナタ」が日本で大ヒットし、関連商品や旅行、企画イベントなどを含めるとその波及効果はものすごく、国家間のイメージまで変えている。すなわち、文化に影響を与えるほどの効果があった。ドラマ一つでこれほどの効果があることを考えると、二匹目のドジョウを狙う各テレビ会社やドラマ作家の意図は分かるが、こうも同じような展開のドラマが出てくると「またか・・・」となってしまう。見るものの琴線に触れるドラマというのは、そのような商業主義に走る安易な発想からは生まれにくいのではないだろうか。
2004.12.21
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外国語を学ぶにはどうしても単語をたくさん覚えなければならない。ルート2を「ヒトヨヒトヨニ・・・」と覚え、「いい国作ろう鎌倉幕府」と覚えたように、誰もが自分なりの記憶法を持っているだろう。そこで、今回は私が勝手に作った韓国語の覚え方を紹介したい。すなわち、「名前で覚える韓国語」名前 発音(韓国風) 韓国語の意味東 アジュンマ おばさん浜 ハマ かば原 ハラ ~しろ森 モリ 頭登美 トミ 鯛佐藤 サト 下のものが上の者を高めて呼ぶ呼称(時代劇によく出る)東風平 コチンダ 直す三木 ミッキ えさ野茂 ノモ 越えて百合 ユリ ガラス香織 カオリ エイ(魚)恵美 エミ かあちゃん(方言です)織田 オダ 来る木田 キダ はめる、抱える島田 シマダ ひどい熊田 クマダ 禁じる今田 イマダ 臨む神田 カンダ 行く我謝 ガジャ 行こう近藤 コンド コンドミニアム日本の姓は「田」が付くのが多く、それは韓国語では動詞を表す「~ダ」にあたるので、探してみるともっといろいろとあるだろう。東風平(こちんだ)と我謝(がじゃ)は沖縄の名前である。注意:通じるかどうかは責任を持てない。^^
2004.12.17
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韓国ではチング(友達)は年齢が同じ場合にのみ使用される。したがって、年が違えばチングとはいわず、男性同士の場合はヒョン(兄)やトンセン(弟)、女性同士の場合はオンニ(姉)、トンセン(妹)となる。男性が年上の女性に対してはヌナ(姉)、女性が年上の男性に対してはオッパ(兄)となる。すなわち、呼ぶ側の性によっても呼び方が異なってくる。それが親戚関係になるとさらに複雑である。結婚しているかどうかによっても変わる場合があるし、今では韓国人ですらあまりに複雑すぎて分からないこともある。よっぽど礼儀にうるさい家庭でないかぎり、呼称も簡略化されていく傾向にあるようだ。韓国では親しくなると、誰にでもヒョン、トンセン、オンニ、オッパを使う。年がかなり離れている場合はイモ(おばさん)、サムチョン(おじさん)が使われるし、それほど親しくない場合にはアジョシ(おじさん)、アジュンマ(おばさん)が使われる。すなわち、すぐに家族という枠組みに含まれる呼称が用いられるため、それだけ人間関係も非常に近くに感じられる。複雑で覚えることすらたいへんであるが、自分に関する呼称や夫(妻)側の親戚関係の呼称を知らない場合は、誤解を招きやすいので気をつけたい。実際、韓国に来たばかりの頃のある女性は、交際している頃、夫から人を紹介されるたびに「ヌナ」「トンセン」、「ヒョン」と言われて、「兄弟が多いのだ」と思ってお土産を買っていったら、一人っ子だったり、^^電話がかかってきて誰かと尋ねて「ヌナ」と言われ、「お姉さんはいないはずだ」と怪しんだり…電話で「チェスシ(弟嫁のこと)」といわれて、間違い電話と思って切っていたという話もある。^^私も妻に電話がかかってきて長く話している時、「誰から」と尋ねると・・・ほとんどが「オンニ」と答えるので、「どのオンニなんだ?」というケースが少なくない。^^
2004.12.15
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韓国には「室内釣堀」というのがある。(日本にもあるかな?)たいていは地下に存在し、暗闇の中で電気のついた浮きを頼りに釣りを行う。だいぶ昔、韓国人に連れられて一度行ったことがあるが、地下の暗い部屋の中で、煙草のにおいが漂う異様な雰囲気に、釣りが好きだった私ももう一度行きたいとは思わなかった。魚が見えないように暗くするのはいいが、地下なのだから換気にはもっと気を配って欲しかった!その時は30cm位の二匹釣って、その日のうちにメウンタン(辛いスープ)となった。最近は景品付きの室内釣堀が登場した。チラシを見ると、鯉やフナなど2,000匹を放流し、景品として、Goldのカギ、キムチ冷蔵庫、カラーテレビ、掃除機、デジタルカメラ、ビデオ…などがある。景品名が魚につけられており、それを釣ると景品がもらえる。金額は1時間当り、男性1万ウォン、女性・子供は5,000ウォンである。雰囲気一新、子供や女性も楽しめる美しく、広い空間!チラシの文句にだまされたつもりで一度行ってみようかな。
2004.12.13
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翻訳・通訳の仕事というのはいつ依頼が来るか分からない。数日間一件の電話もかかってこないこともあれば、1日に5社から10件近くの依頼がくることもある。12月に入って…これは前から感じていたことだが、フリーランサーのマーフィーの法則を体験した。12/1、12/2と、私には珍しく外出する予定があった。12/1めったに来ない通訳の依頼が、しかも私の住んでいる仁川であるという。泣く泣く断った。(TT)さらに、バスに乗って数分もしないうちに携帯のベルが立て続けになる。「急ぎの翻訳があるんですが…」なぜ今日に限って…12/2この日もソウルに出かけるということで、午後4時まで仕事をして、午後5時には出かけようと思っていた。すると、午後3:50知合いの韓国女性からメッセンジャーが、「急ぎの仕事があるんですが、私の代わりにどうですか?」この女性の依頼は単価が非常に高い。自分が忙しいときに回してくれるということだっただけに、非常に残念。一ヶ月に1回来るかどうかの依頼なのに…(TT) 12/3はそれなりに忙しかったが、土日は別にして、12/6、12/7と仕事の依頼がプツリと途絶えた。特に、12/7は山登りの同好会で妻と一緒に山登りする予定があったのだが、連日出かけて断ってばかりいると、仕事が来なくなる。^^それで、ずっと家に待機していたのだが、その日に限って仕事が来ない。印象の強さも影響するだろうが、どう考えても出かけた時に限って、貴重な、重要な仕事が来て、待機していると来ないように感じる。一度統計でも取ってみようか?^^
2004.12.10
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昨日テレビである日本人の大学教授と韓国人の教授が合同で日本語と韓国語の類似性について研究している様子を紹介していた。その教授によると、日本語と韓国語の語幹が似ている言葉を5000個以上発見し、しかもそれが日常一般に使われる言葉であるということである。その例として、「転ぶ」と「クルダ」の他にもいくつか挙げていたが、忘れてしまった…。私の知らない日本語もあったが、それは古語らしい。それくらい語幹が同じということは言語学的にみると、同じ言葉であるといってもいいくらい近い言葉であるらしい。さらに、その教授は中国の大陸言語と、韓国の半島言語、日本の島嶼言語というように、ある一つの言葉が中国→韓国→日本と伝わっていくに連れて変化していったという学説を立ててもいた。確かに、似たような言葉や表現は多い。しかも、最近の韓流によって文化の交流も盛んになっている。韓流を「ハンリュウ」と読むことを実は今日初めて知った。まさに、これこそ新しい韓日語ではないだろうか。数百年、数千年したら…日本語と韓国語は一つになって新しい韓日語ができるかもしれない。韓日語と呼ぶか、日韓語と呼ぶかで争うのは避けたい…^^
2004.12.08
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日本語と韓国語は語順も同じで、使われる漢字もほぼ同じであり、お互いに一番学びやすい外国語であるといわれている。それは確かにそうではあるが、似ているということが、かえって翻訳者においては落とし穴となることもある。いわゆる、日本語にもあり、韓国語にもある言葉であるが、そのニュアンスやイメージが異なる言葉があり、また、韓日辞書には載っているが、日本語ではあまり使われないという言葉も少なくない。例えば、「アパート」日本ではアパートというと一般庶民が住むもので、どちらかというと高級な感じはしない。ところが、韓国では「アパート」は日本でいう「マンション」かそれ以上のような高級かつ施設の整った住みやすい所というイメージが強い。「八方美人」日本ではどちらかというと悪いイメージの方が強いが、韓国では「何でも上手にこなす人、どこから見ても美人」というように良いイメージの方が強いのである。辞書を引くと日本も韓国も同じようなことが書かれているが、一般的に感じるイメージは微妙に異なる。「モーテル」実は今日、モーテルのサイトの翻訳を納品したのだが、「モーテル」という言葉に引っかかった私は辞書を引いてみた。すると…日本では(1)自動車旅行者用の簡易ホテル。(2)(特に日本で)異性を同伴して自動車で乗りつける仕組みの宿泊・休憩施設。なるほど、(2)のように「特に、日本で」と説明されているように、日本ではラブホテル的なイメージがあるのである。韓国ではホテルよりは小規模のホテルというイメージで、(1)の意味が強い。これは非常に重要な問題である。日本人に対するサイトなので、日本人が感じるイメージを無視することはできない。サイト全体のイメージが左右されるからだ。サイトのメーンページからいたるところに「モーテル」という言葉が使われているので、担当者にその旨を伝えて「モーテル(ホテル)○○○」と処理して納品した。クライアントの判断に任せることにしたのである。また、漢字語では例えば、アモ(暗号)→パスワードパルオン(発言)→コメントチックブル(直払)カード→デビッドカードのように外来語を用いたほうがよい単語もあれば、スジョン(修正)→変更キョヨク(交易)→貿易キジョン(既存)→従来のように日本語の言葉にもあるが、他の言葉で代用した方がよいものある。これらは本当によほど気をつけないとうっかり見過ごしてしまうので、その意味では韓国語日本語の翻訳は難しいといえる。
2004.12.06
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韓国語の発音で難しいものに激音と濃音がある。激音はいわゆる「激」という文字から見ても分かるが、強く発音する音である。よく韓国語の本では口の前にティッシュなどをぶら下げて、ティッシュが口から出る息でゆれるように発音すると説明している。また、濃音はのどに少し力を入れて口の奥から声を出すようにするが、その時に口からは息を出さないようにする。ある講師は濃音を理解しやすいようにと、「トイレに行って大きい方をするのになかなか出ないで踏ん張るでしょ。その時にやっと出た瞬間に出す音だよ」と説明して、実際にやって見せた。「う~~~ん」と力を入れた後に「カ」といえば、そのときの「カ」は濃音になっている。さあ、一緒に「う~~ん、、、カ」その時は教室の皆が大爆笑だったが、なるほどイメージするのにはいいかもしれない。^^何しろ、平音、濃音、激音を区別できないと、たいへんなことになる。例えば…(実際に聞いた話である。)ある女性は子供を連れて外出した時に、子供が転んでしまった。ビックリして駈け寄ると、子供は「アッパー、アッパー(痛い、痛い)」(注:このアッパーの「パ」は激音)と痛がっているが、母親は、「アッパー(お父さん)じゃなくて、オンマでしょ!」(注:このアッパーの「パ」は濃音)と痛がっている子供に教えたということである。^^子供はどう思っただろう?もう一つ。ある女性は子供にお乳をあげながら、子供が出始めた歯でお乳を噛んでしまう。その度に、「アッパー」(注:「パ」を濃音でいうべきなのに、激音でいっていた)と叫ぶ。すると、テレビを見ていた夫がビックリしてやって来て、かえってビックリしたそうだ。^^
2004.12.04
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上の子がようやく乳離れをした頃、妻は魚の目は食べにくいだろうからと、先に目を食べて、肉の柔らかいところは子供にあげようとした。ところが、子供はそれを見て、魚の目を食べようと必死である。^^それ以来、上の子は魚が出ると、まず目から食べるようになった。^^二番目の子も上の子が食べるのを見て、競い合って食べるようになった。また、韓国では(どこでもそうかは知らないが)、リンゴを食べるときに、丸いのを半分にして…というのではなく、リンゴから食べやすい大きさに切り取るようにして食べていく。すなわち、最初は二回切り込みを入れて、リンゴを切り取る。その後は、その横から順々に切り取っていくという風である。(言葉では表現しにくい。分かるだろうか?)すると、最後にはリンゴの芯だけが残るようになるが、妻は少し残った甘みのある部分をかじって捨てようとしたが…それを三番目の子が見てしまった! ^^それ以来、リンゴの芯の部分は三番目の子供の担当となった。^^
2004.12.03
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昨日はアジアチャンピオンズリーグの決勝戦を見に行った。韓国・城南一和対サウジアラビア・アルイテハド一和はサウジアラビアでの試合で3-1で勝っており、この日は2-0で負けても優勝という有利な状況だった。しかも、ホームでの試合であり、寒い天候もアルイテハドには不利な状況だった。が、しかし、何と!5-0 という信じられないスコアで完敗した。点差は離れたが、ゴールポストにあたったりと、不運な面も多かった。ちょっとした流れの違いで大きく点差が開いてしまったゲームだった。どのチームもホームでは負けるという不思議な結果となったが、やはりスポーツの世界は精神的な面が大きく結果を左右する。久しぶりに大勢の観客が見守る中で、しかも絶対的有利な状況の中で、がむしゃらにぶつかってくる相手チームの気迫に押されてしまった。後半の終了寸前には「1点でもとってくれ~」というような悲壮な応援が響いていたが、結果は惨敗だった。ホイッスルが鳴るや、くずれるように座り込んだ一和の選手が気の毒だった。でも、あのワールドカップで英雄となったヒディング監督を思い出して欲しい。5-0で負けることが重なり、あだ名がオ・デヨン(韓国語で5対0という意味)と呼ばれたこともあった。昨日の負けをバネにして、さらなる成長と活躍を城南の選手に期待したい。
2004.12.02
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今日は髪を切りに「ブルークラブ」へ行ってきた。ブルークラブは男性専用美容室のフランチャイズである。ブルークラブが5000ウォンという低価格で勝負することにより、その後、次々に似たようなチェーン店ができたが、やはりこのブルークラブが韓国では一番大きく、有名である。運がよく?ブルークラブの800号店記念ということで、メモ帳とペンのセットと、バーガーキングの割引券をもらった。^^ところで、美容室(理容室)は韓国には非常に多い。ブルークラブは家から歩いて10分もかからないくらいの距離にあるが、今日はどれくらい美容室が多いかを調べるために、行きながら道の両脇にある美容室(理容室)を数えてみた。すると、何と予想をはるかに超えて10件もあった。しかも、向かいあってとか、数件を隔ててというように近くにある場合が多かった。美容室が多いのは、昔は「手に職」というと「美容師」という感じで、どちららかというと簡単に資格を取れたためであろうか?大きなファッショナブルな店も増えたが、アジュンマやアジョシが一人でぽつんとやっている小さな店もまだ見られる。そのほかに、韓国に来て「たくさんあるなあ」と驚いたのは教会と不動産一時期ブームのようにビデオレンタル店がたくさん出没したことがあったが、今はだいぶ減ってしまったようだ。ブームが起こるとすごい勢いで便乗する韓国人のパワーはすごい。教会が多いのは、いろいろと困難な時代にキリスト教信仰が韓国国民に希望を与えたのと、そのようなキリスト強勢力が根付き、政治をするにしても事業をするにしても、あるいは友達を作るにしても教会を利用することがよくあることも一つの原因であろう。不動産が多いのは、どちらかというと楽してもお金を儲けられるというイメージが強いからであろう。韓国は引越しが多いし、また、投資の面でも不動産の取引きが活発である。(あった?)しかし、あまりにも不動産が増えたため、前回は試験を非常に難しく出して、それが問題となった。再試験を求めてデモをしていたくらいだ。これもまた、お粗末な話である。^^
2004.11.30
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最近、韓国では修能試験(日本の大学入試センター試験に相当)で携帯電話を用いたカンニングの話題が連日報道されている。昨日の特集番組を見てビックリしたのは、学生たちの罪意識のなさ。「運が悪かっただけ」「みんながやっている」「なんであんなに騒いでいるんだ」学校ではカンニングは日常茶飯事、見つかっても大目に見てくれることが多いらしい。その証拠に試験の前に学校関係者にも知らされ、何度も注意したそうであり、関係当局にもメールで不正行為が行われることが知らされていたそうだ。その割には事件が起こった後に大騒ぎするのはよくあること。前もって、携帯電話をすべて没収するとか、通話ができないように処置すべきであったと思う。このような事件の背後には有名大学を出ただけで人生に成功したような認識を持たせる一流企業の有名大学嗜好傾向がある。地方の大学というだけで就職には相当な不利益を被るそうだ。ほとんどの学生が不正な方法でいい点を取るので、自分だけが真面目に勝負していると何か不利な思いを抱くのであろう。テレビではドイツ学生が韓国では教材の不法コピーが堂々と行われているのにビックリしたとのこと。でも、今ではその学生の机の前にも不法コピーの本が置かれている。「不法」ではありながら「現実」では堂々と行われていることが韓国には非常に多い。そのため、「不法」でありながらも「罪意識」を感じにくい社会になってしまっているのではないか。
2004.11.29
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妻は帰って来ると一言、「キムチ冷蔵庫注文しといたから…」「えっ?」「昨日話したやつ…」そうだった!昨日何でも知合いが工場に勤めているため、小さな傷がある新品のキムチ冷蔵庫が50%引きの50万ウォンで買えるとのこと。キムチ冷蔵庫の普及率は急速で、今やどこの家庭にもあるくらいである。わが家は私が日本人のためか、特にキムチがなくても文句を言わないのと、経済的にも余裕がなくて買っていなかったのだ。その時は「ふ~ん」と聞いていただけだったが、翌日には注文したのである。そろそろ必要かなと考えはいたが、すでに注文したというのにはビックリした。今さら「ダメだ!」ということもできず、まあしようがないかと思った。事後報告はよくあることである。韓国人の妻を持つ日本人の話を聞くと、何も私だけではない。知合いのM氏は奥さんがTVショッピングを見るとつい買ってしまうと嘆いていた。しかも、奥さんが頭がよく「○○万ウォン」と実際の値段をいうとビックリするから、割引いた値段をいうらしい。(妻を通して実際に聞いた話)夫婦喧嘩になるといけないので、私もM氏には黙っている。(ごめんなさい^^)さっそく、その日はキムチ冷蔵庫を置く場所を空けるために水槽を動かし、タンスを動かし、テレビを動かしと大忙しだった。5~6万のプリンターを買うのにもインターネットで価格比較サイトを調べ、オークションを調べ、知り合いに尋ねたりした後に数日間考えてようやく買うのを決める私と、価格は関係なくいいと思ったらその場で決める妻…周りをみると、韓国の女性は非常に積極的に行動し、どちらかというと日本人男性は慎重なケースが多いように思われる。前のM氏の場合も、家に帰ってみると家の壁紙がすっかり変わっていて驚いたという。奥さんが急に気分転換に模様替えをしたくて壁紙を一人で張り替えたのである。私の妻も似たところがある。以前は、妊娠中でも私が仕事がから帰って来ると、部屋がガラリと変わっていたことがあった。急に思いついたということで、タンスや机の位置を変えたのである。^^まあ、そういう性格の違う二人が夫婦になったからうまくいっているのかもしれない。両方とも迷ったり、あるいは何でもすぐに買うタイプだったらもっとたいへんかもしれない。^^
2004.11.27
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昨日は妻と一緒に久しぶりに二人だけで出かけた。ナグォン商店街に太鼓を買いに行ったのである。子供なしに夫婦だけでの何年ぶりかの外出である。バスに乗って30分くらいでソウル駅に到着、そこから地下鉄に乗って10分くらいだった。ちょうど12時すぎ、ナグォン商店街に入る前のところに1500ウォンのウゴジクッパプがあった。「ウゴジ」とは白菜や大根の茎や葉の部分をいい、「クッパプ」は「おつゆとご飯」という意味。古くて小さな店だったが、店にはいっぱいの人がいて、入りきれない人は外のテーブルで食べていた。古い扉には「Daumおいしい店選定」のシールが貼られている。中に入って席につくや5秒くらいで「ウゴジクッパプ」が出てきた。その早さの秘密はメニューが一つであり、入り口でおばあちゃんはひたすらウゴジククをお椀に入れており、おじいちゃんは座ってお金をもらっている。中ではひたすらご飯を盛っている人と、それをひたすらテーブルに配るおばちゃんがいた。完全な分業と決められたメニューのなせる業。長年にわたる深みのある味だった。二人で食べても3000ウォン!何か得した気分だったが、間食で食べた「おでん」「ホットック」「クレープ」を合わせると、かなりの出費となった。^^「ペボダ ペッコビ クダ(お腹よりもおへそが大きい、主なるものよりも付録のものが大きいという意味)」という韓国のことわざを思い出させた1日だった。
2004.11.25
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韓国語を話す中で難しいものの一つにパッチムの発音がある。ときどき、「日本語にはパッチムがない…」というように説明する人がいるが、実際は日本語にもパッチムはある。ただし、韓国語のように区分されているわけではなく、また、韓国語ほどに多様なパッチムはない。どういうことかというと、日本語には発音する上で自然に発声できるようなパッチムがあるのであり、それを意識して発声しているわけではないのである。そのため、パッチムはないと考えたり、難しいと思うのである。日本語のパッチムは文字で表すと、「っ」と「ん」である。いわゆる、「べっぷ」「ベット」「べっこう」という単語をいうつもりで「べっ」で一時停止させると、それぞれ、「ピウプ」「ティグ」「キヨク」のパッチムの音となる。その時の舌の位置や唇の形が異なり、それを韓国語は区別して表現できるが、日本語では同じ表現である。「ピウプ」のパッチムは唇が閉じた状態であり、「ティグ」は口が開いた状態で舌先が上の歯の裏についた状態、「キヨク」は同じく口が開いた上体で舌は中間に浮いたような状態である。同様に、「ん」の場合は、「べんめい」「べんとう」「べんがく」といういうつもりで「べん」で一時停止すると、それぞれ「ミウム」「ニウン」「イウン」のパッチムとなる。舌や唇の形は上の「っ」の場合と同様であるが、息は鼻から抜けるようになる。この対応が分かれば、リエゾンするときの音の変化も理解しやすい。すなわち、ある音の後に来ると…ピウプ → ミウムティグ → ニウンキヨク → イウンと変化するが、これらも発声しやすいように変化したものなのである。そのため、日本語にもある自然なつながりの単語は発音しやすいが、日本語では不自然なパッチムのつながりになると発音しにくいし、聞き取るのも難しくなる。
2004.11.24
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そろそろキムジャンの季節である。韓国ではその冬を越えるためのキムチをまとめてたくさん作るが、それを「キムジャン」という。韓国の文化を変えた「キムチ冷蔵庫」の普及と核家族化も進み、キムジャンもあまりみられなくなったようであるが、それでも市場に行ったり、奉仕活動として区役所などで大々的に「キムジャン」をするのが見られる。以前は「キムジャンボーナス」ということでこの時期には給料1ヶ月分くらいのボーナスを支給する会社もあったそうだ。(今はどうなのだろう?)先日、テレビでも「桜前線」ならず「キムジャン前線」を紹介していた。ソウル○月○日、江原道○月△日、仁川○月□日…という風にキムジャンをするのにいい日を紹介していた。うちのアパートでも妻が婦人会長をしているので11/30日にキムジャンをするらしい。「キムジャン」それはただの婦人たちの重労働というよりも、近所の婦人たちが集まって、話に花を咲かせ、苦労をともにしながら共同意識を築ける貴重なコミュニティの場でもあったようである。また、家庭においては「一人前の嫁」として認められたという意味で、シオモニ(義母)から代々伝わるその家独特のキムチの味を伝授する場でもあったようだ。一人前と認められるまではただのお手伝いしかさせられないが、ともに暮らし、いろいろなことを覚えていけば、いつの日か直接キムチの漬け方を伝授するのである。それは「うちの立派な嫁」として認められた一種の合格賞なのかもしれない。
2004.11.23
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昨日、妻が日本語試験を受けに行った。満6歳の子供が「お母さんはどこにいったの?」と尋ねてくるので、「シホム バドゥロ カッソ(「験を受けにいった」のつもりで)」といったら、「???」もう一度繰り返すと、「シホムル チロヨ?」(試験を受けに?)そうだった!試験を受けるは、「シホムル パッタ」ではなく、「シホムル チダ」だったのだ。受ける=パッタという単語があるので、つい「試験を受ける」を日本の発想で韓国語に訳してしまったのだ。いわゆる「日本語のにおいがする韓国語」である。息子に直されると、何ともいえない気持ちになる。まだまだ、韓国人の道は遠い・・・・^^
2004.11.22
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やはりヨン様の人気はすごい。先日のアクセス数が、何と桁が違うというほどに増加した。韓国にいるとニュースを通して触れるだけで、実感できなかったが、この日記を通して少しは実感することができた。^^韓国と日本…文法や顔立ち、文化にも似たような点は多い。先日も翻訳者の集まりで日本語で話している女性二人を見て、韓国人と日本人を間違えたくらいだ。日本に長く住んでいた韓国人と韓国に長く住んでいる日本人、どっちがどっちかは見た目では分からず、言葉でも判断を誤ったのである。ところで、日本の硬貨と韓国の硬貨もそっくりである。500ウォンと500円、100ウォンと100円は大きさや重さもそっくりで、自動販売機でも区別ができないくらいだ。以前、それを利用して500ウォンを何万枚も日本に持っていてグループがつかまった。自動販売機に入れるだけで10倍の価格になるのだから、両国を行き来したことのある人ならば誰でも一度は考える手段ではないだろうか?私も好奇心から試そうかと思ったことはあったが、実行はしなかった。(幸いにも^^)昔は自動販売機の性能もよくなく、5円玉の周りにペンチで傷をつけ、ハンマーで満遍なく叩いて100円玉の大きさに延ばして、それを自動販売機で使ったのを見たことがある。その頃に比べると自動販売機も発達し、今ではそのようなことはできないだろうが、それでも韓国の500ウォンは識別できないのが多いだろう。ニュースによると、韓国の500ウォンを識別できるように整備したということだが、どれくらい整備されたのかは未知数である。硬貨はどのようにしてサイズや重さなどが決められるのだろう?何もこれほどそっくりに作らなくてもいいのではないかと思う。(それとも、わざわざ同じように作っているのだろうか?)
2004.11.20
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「ヨン様」が2004年の流行語1位になったと、韓国でも大きく報道されたが、先日、ある新聞社で翻訳をしている同業者から聞いた話である。その人は経済欄を担当しているのだが、翻訳をしていても日本でのヨン様の人気がどれほどすごいか分かるという。すなわち、ヨン様関係の記事を翻訳すると、アクセス数がぐんと伸びるというのである。ヨン様の1つの記事に10個の経済記事のアクセス数でもかなわないということだ。以前なら、「北朝鮮」関係の記事などがアクセス数のトップ10に入ったそうであるが、最近は経済関係の記事がトップ10に入ることすら難しいということである。「ふ~ん、そんなにすごいのか」とういことで、私も今回「ヨン様関係」の日記を書くことにした。果たして、「ヨン様」ブームによって、この日記のアクセス数が激増するか楽しみである。^^
2004.11.18
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韓国に来た頃、「韓国人っておせっかいだなあ」と思うことがよくあった。季節の変わり目などに子供を連れて出かけると、ある人は、「あらあら、風が冷たいのだから帽子も被せて、きちんとマフラーを巻いてあげないと…」といいながら、子供の帽子やマフラーをきちんと整えてくれる。また、しばらく行くと…「こんなに天気がいいのに、暑くてあせもができたらたいへんじゃない…」といいながら、子供の帽子を浅く被せたり、マフラーを緩めたりしてくれる。また、あるときは、妻がO脚になるといけないといって、子供の靴を左右反対に履かせて出かけるた。お店で店員に1回、中のお客に1回、帰り道で見知らぬおばさんに1回と、わずかの距離なのに3回も「靴が反対だよ」と教えられた。最初の頃は「ほっておいて欲しい」と感じたのだったが、長く住んでいるとそれが韓国人の情の表現であることに気づいた。すなわち、韓国人は本当に「自分の家族」のように考えて、心配してアドバイスしてくれるのである。子育てをしていると、各自のいろいろな「子育て論」を聞かされることになり、時にはそれがストレスになることもあるが、本当に「子供のことを」思っての親身なアドバイスなのである。実際、韓国では外国人と分かると非常に親切にしてくれる場合が多い。「外国で見知らぬ土地に来て、どれほどさびしく、心細いだろうか?」それを共感してくれて、いろいろと助けてくれるのである。「愛することは関心を持つこと」から始まると何かの本で読んだことを思い出した。すなわち、「愛する」の反対は「無関心」ということになる。そういう意味では「おせっかいな韓国人」は裏を返せば、「愛に満ちた韓国人」なのかもしれない。
2004.11.17
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韓国に来た当事、オートバイに2mくらいの荷物を積み、横断歩道や歩道も関係なく縦横無尽に走っている姿を見て驚いた。また、ミニバイクに4人乗りする人もいる。「韓国では交通規則が緩やかなんだ」道端では1000ウォンくらいの値段で流行の音楽がテープで売られている。大学の前には本を丸ごとコピーしてくれるお店がある。「ふ~ん、韓国って著作権がないのかな?」ある日、すっかり韓国生活に慣れた頃、車の来ないのを見計らって道を渡った。すると、「ピーピー」という笛を鳴らす警官!何と目の前に派出所が!「ここは横断してはいけないよ。信号も守らないと!」こういうときは、得意の「日本人謝り作戦」…^^「なるほど、交通規則はあるらしい」観光客の方に伝えたい。韓国にも道路法規はきちんとあるし、著作権もあります。時々、本当にあるのかな?と疑いたくなることも目にしますが…
2004.11.16
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前に全州に観光)に行った時、全州酒博物館で「ケヤンベ(戒盈盃)」なるものを初めて見た。盃の底には穴が開いているが、お酒を7割くらいを注げばお酒はもれずに飲むことができる。しかし、それ以上注ぐと下の穴からすべてこぼれてしまう不思議な盃である。「いっぱいに満たすことを警戒する杯(盈)という意味である。過欲を戒める象徴物でもある。周の国の桓王やあの孔子もいつも傍らにおいて、自らの過欲を警戒したと伝えられている。実はちょっと前から亀関係の物を集めたいと思っていたが、この戒盈盃も置物が亀の形になっており、一つ欲しくなった。でも、値段が30~50万ウォンするので手に入れるのは当分先のことになるだろう。
2004.11.14
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え!まだ続くのって? すみません。調子に乗りすぎですね。^^ 2回で終わるのもなんですから…付き合ってください。 m(..)mこのシリーズは今回で一休みします。(ネタもないし…)「何人(なにじん)だろう」と悩む瞬間1.納豆にキムチを混ぜて食べている時(結構うまいですよ、これが)2.サシミにわさびと醤油をつけてサンチュで包んで食べている時(やったことあります^^)3.「前略 アンニョンハシムニカ」と手紙に書いた時(そんな人いるかな?)4.韓国人には「韓国語上手ですね~」といわれ、日本人には「日本語上手ですね~」といわれた時(実話)5.お店では「中国人?」、ガソリンスタンドでは「フィリピン人でしょ?」、警察官には「アフリカ人だろう」といわれた時。(実話)6.「モリが痛くてヌジョッスムニダ」と訳の分からない言葉を発した時(^^; 経験ありますね)7.韓日戦で韓国がゴールすると「アッサー」と叫び、日本がゴールしても「やったー」と叫んでいる時8.オンドルの部屋でコタツに入っている時(見たことないが…)9.朝食にトーストと納豆とシッケが並んでいるのを見た時10.警察に捕まってビックリして「I am イルボンサラム です」といってしまった時。(6と重複しますが)
2004.11.12
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今日11/11はペペロ(日本のポッキーのようなお菓子)DAYですね。ペペロDAYに関する日記を書こうと思いましたが、急遽変更。調子に乗って、第二弾行きます!「やっぱり日本人だなあ」と思う瞬間1.お店で店員が説明すると断りきれなくてつい買ってしまう時2.携帯がなると、とにかく小さい声で話してすぐに切ってしまう時3.子供に韓国語をなおされる時4.妻に「韓国人の男性なら…」と教えられる時5.韓国のサイトに加入できない時6.お腹をこわした時、無性に梅干しが食べたくなる時7.キムチがなくても生きていける時8.出入国管理事務所にビザの更新に行く時9.サッカーの韓日戦でひそかに日本を応援している時10.交通違反で捕まった時(思いっきり日本人と分かるように、「あんによんはしむにかあ」といってからひたすら謝る。I’m sorry…)これで何度許してもらったことか。^^ すみません。これから気をつけます。^^);11.足を踏まれたのに「すみません」と謝っている時
2004.11.11
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1.夢の中でも韓国語を話している時 2.停車中のバスのドアを叩いて乗り込んだ時3.乗客が乗っているタクシーに手を挙げている時4.残りもののおかずはとにかくコチュジャンを混ぜてビビンパにして食べる時5.日本で月曜日9時にドラマを見て、火曜日にも同じ時間にドラマの始まるのを待っている時6.カレーをぐちゃぐちゃに混ぜて食べている時7.日本語の「ん」の発音に迷っている時8.会う人ごとに「食事しました?」と尋ねている時9.久しぶりに日本に行ってカルチャーショックを受けたとき10.「日本語がおかしいよ」と言われた時
2004.11.10
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韓流の起爆剤となった「冬のソナタ」 原作は「キョウル・ヨンガ(冬の恋歌)」であるが、このドラマがこれほどにブームとなった理由にはもちろん、ドラマの内容や俳優の演技力などもある。 また、「日本では消えてしまった恋愛と家族愛、高齢者を敬う伝統を思い出させる」ことで、日本人の心をつかんだとプロデューサーも語っている。 しかし、ここで忘れてならないのは台本を翻訳するにおいてセリフを手直ししたということである。 元々のセリフは20~30代のスタイルであるが、日本の20~30代はドラマを見ないということで、セリフを40代以降の感性にあわせて「再創造」したというのである。 題目も日本の感性にあわせて「冬のソナタ」とした。私だったら「冬のラブソング」くらいしか思いつかないだろう。ダサい?すみません。^^ 私も翻訳家のはしくれとして、その点に関心が行く。「翻訳は第二の創造」とよく言われるが、「冬のソナタ」はドラマを見るターゲットを見越して、それにあわせて再創造されたドラマだったのである。 そのお陰で視聴者からの反響もよく、「久しぶりに素晴らしい日本語に触れた」という手紙も来たそうだ。 韓国語と日本語の対訳テキストも登場した。 翻訳の勉強ということで、ぜひそのテキストを手に入れたい。
2004.11.09
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「白衣民俗」とは韓国人指す言葉である。白衣を着るようになったのは太陽崇拝の信仰によってその光明の象徴である白を崇めたからであるという。白い服は経済的な面では望ましくないということで1894年以降は色付きの服が奨励され、1906年には法令で白の服の着用が禁止されもした。日帝時代には官庁によって半強制的に白の着用を禁止したが、かえって民衆の反感を買い、色付きの着用は定着しなかった。しかし、光復節以降には白の着用は禁止されはしなかったが、自然に色付きの服を着るようになったという。そういう歴史があるためか、韓国人は本当に白にこだわる。道を歩いていると、道にはごみが散乱し、穴が開いていたり、ゆがんでいたりして、「韓国は汚いなあ」と思うが、いざ家庭にあがるとびっくり!ぴかぴかにきれいなのである。(わが家は例外だが。^^)たいがい、でかい記念写真が飾られ、大きな鏡があるため非常に広く見える。汚い道と、ぴかぴかの部屋が存在する韓国!街は汚くても家の中はきれいなのである。^^どれくらいきれいにするかというと、日本人の感覚を越えている。例えば、白いタオルや服などはただ漂白するだけではなく、ぐつぐつと熱湯で煮ながら洗濯する。したがって、よれよれの使い古した雑巾でさえも白さは保っている場合もある。洗濯機もぐつぐつ煮ながら洗える洗濯機というのがあった。(今もあるかは知らないが…)田舎のアジュンマなどは洗濯機があっても、そんなもんで白くなるか!と思って、ごしごしと手洗いする人もいる。知合いのある韓国人女性に「日本人はなぜ掃除が下手なのか?」と尋ねられた。話を聞くと、弟が日本人と結婚したのだが、母が弟の家に行く時は前日にその女性が弟の家に行って掃除をするという。母親が弟の家に行くと、「息子のために…」ということで、一日中掃除をするハメになる。玄関の靴から、お風呂場、トイレ、台所…隅々を真っ白にするのだ。そのため、母が大変だから自分が前もって行ってきれいにするとういことだった。韓国はオンドルのため、確かに掃除をしやすい環境であるし、「白衣民俗」といわれるほど、白さにこだわるため、韓国人から見たら日本人が掃除してきれいにしたとしても、まだ掃除する部分が残っているのである。
2004.11.08
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●チョンアル・タクシー(弾丸タクシー)電車がなくなった深夜の時間帯、高速道路や幹線道路を中心に出没する。非常に速いスピード(120-200?km)で突っ走るタクシーで、普通料金の約2~3倍の料金をとり、信号違反やその他の違反を犯すことも多い。ニュースによると、運転手自身も恐怖心を感じるようで、中には麻薬を打ってその恐怖心を紛らしている場合もあるそうだ。深夜に駅前や酒場通り、人通りの多い所で待機しており、「どこどこまででいくら」というように交渉し、メーター料金では計算しないことが多い。●助手席に座るのがマナー韓国ではタクシーに乗る時に助手席に座る人も多い。いわゆる運転手に対する礼儀として、一人で乗る場合でも助手席に座るのである。韓国語も話せて、いろいろと楽しく話しながら旅をしたいという人は積極的に助手席に乗ってもいいだろう。しかし、女性が一人で乗る場合にはやはり後席に座る方がよいかもしれない。●相乗り相乗りは不法ではあるが、よく見られる光景である。運転手も客が乗っていても道端で待っている人がいたらスピードを落としてどこまでかを訪ねる。客の方もそれをよく知っているので、客が乗っていても「○○○まで」と言って「OK」だったら乗り込む。運転手の立場では料金をたくさんもらえ、お客の立場では待ち時間が減るというWIN-WIN戦略?である。ここで気になるのが途中から乗った人の料金であるが、いわゆる「どんぶり勘定」である。基本料金でいける近い所なら基本料金を払うし、少し遠くなれば運転手の言われた通りに払うか、それを少し値切って払うことになる。韓国でタクシーに乗っていて、見知らぬ人が乗ってきても驚かないように…●割増料金メーターによる割増料金のことではない。タクシーは地域ごとに活動領域が決まっている。それでソウルのタクシーが仁川まで行った場合、仁川からソウルまでは空席で戻ることになる(もちろん、運がよくて仁川でソウル行きの客が見つかる場合もあるが、それはごくまれである)。その分の料金を+アルファで要求されるのである。距離によっても違うと思うが、2000~3000ウォンくらい要求されるらしい。かなり遠くの場所になると最初からメーター料金ではなく「○○○ウォン」と契約して乗る。●運転席の写真と顔が違う。韓国ではタクシーの運転手も仕事としてはやりやすい仕事のようである。どこでも募集しており、事故などの経歴がなければわりと簡単にできるようだ。会社と契約して一定料金を払ってタクシーを時間性で借りるわけであるが、時にはそのタクシーをまた他の人に貸すこともある。(もちろん、不法である)私もタクシーに乗った時、運転席の写真はどう見ても40代のおじさんであるが、実際の運転手は20代のお兄ちゃんだった。すっかり韓国に慣れてしまった私は、少々のことでは驚かず、「ああ、アルバイトかな?」と思いながら、「ふ~ん、こんなこともあるのか?」とまた面白い体験をしたと喜んだのだった。^^
2004.11.07
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韓国ではもうすぐ大学入試試験である。合格を祈願する方法もいろいろある。「大学にくっつくように」と「飴」や「餅」をあげるかと思えば、某S大学に合格するようにとSM5やSONATAのように「S」がつく自動車のネームの「S」を盗んでプレゼントするのが流行ったりもした。今回登場したのは四角いリンゴ(別名「大学リンゴ「」!大学を象徴する四角い帽子と合格の文字が刻まれた四角いリンゴである。1個6000~8000ウォンと普通のリンゴの4-5倍くらいの値段であるが、人気を呼んでいるそうだ。忠州で作られたこのリンゴ、農家では四角いリンゴの実用新案の登録も済ませたという。http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/10/21/20031021000050.html味も申し分ないということであるが、植物も音楽を聴かせたりすると成長がよくなるということを考えると、果たして、四角い箱の中で自由に成長できず、限られた空間で人工的に形を変えられたリンゴ。どれほどのストレスを受けることであろうか?農家の立場からすれば、一つひとつのリンゴがある程度成長した段階で四角い箱を被せ、また、文字を刻むのも手作業でシールを貼るのであるから、その作業もたいへんである。四角いリンゴ。その農家の人々の苦労と真心を理解しておいしい実を実らすのか?あるいは、四角い空間の中でストレスを受けたため、味は落ちるのか?食べても分かるほど舌の感覚が鋭くもないので判断は難しいだろうが、話のネタに一度は食べてみたい気もする。
2004.11.05
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韓国に住んでいて避けられない話がコーヒーについての話題である。韓国には大きく分けて3つの種類のコーヒーがある。(個人的見解)まず一つ目は300ウォンくらいで飲める自動販売機の「紙コップコーヒー」である。ちょっと大きな飲食店に行ったらサービスで飲めるやたらに濃いインスタントコーヒーだ。知合いのグルメの日本人紳士?はそのコーヒーを「どぶ水」と表現したが、なるほどやけに甘ったるくて、濃いだけのコーヒーである。二つ目はいわゆる普通のコーヒーショップで出される3000-4000ウォンの「喫茶店ドリップコーヒー(別名麦茶コーヒー)」である。これを初めて飲んだ時はその薄さにビックリした。まるでコーヒーの香りがする水を飲んでいるかのようで、しかもメニューにはちゃんと「アメリカンコーヒー」もあるからまたまたビックリ!これ以上薄くなるのだろうか?三つ目はスターバックスに代表されるような、「おいしいコーヒー」である。こちらも価格は3000-4000ウォン程度である。韓国でおいしいコーヒーが飲めるようになった時は本当に感激して、とても幸福感を感じたのを覚えている。その時、「人間って、コーヒー一つでも幸せになれるんだなあ」を我ながら驚いた。^^ビックリするくらい濃いインスタントコーヒーと、ビックリするくらい薄いドリップコーヒーが存在する韓国!改めて面白い国だと思う。本当かどうかは知らないが(無責任)…まず、「紙コップコーヒー」は食堂でサンギョプサルやメウンタンなど、非常に脂っこい、あるいは辛い料理を食べた後にはそれくらい濃いコーヒーでないとコーヒーの味がしないのではないだろうか。韓国人同様に自己主張する韓国の料理。その韓国料理の味に対抗するために注ぐ湯を半分くらいにして濃いコーヒーにしていると思われる。次に「喫茶店の麦茶コーヒー」は単に利益追求のためではないか?薄くすればするほど豆は節約できる。喫茶店はコーヒーを飲みに行くところではなく、おしゃべりを楽しむ所なのである。その証拠に?(今はどうか知らないが)、喫茶店にはテーブルごとに電話機が設置されていて市内通話なら無料でサービスしていた。電話をして友達を呼んだり、ゆっくりとおしゃべりを楽しむのである。中にはブランコのように工夫を凝らしたセッティングをしている喫茶店もある。私も喫茶店に行く時はおいしいコーヒーを飲みに行くのではなく、静かに話したいときや待ち合わせで行くことが多い。3000ウォンというコーヒーの値段のほとんどは場所代だと解釈している。ところが、国際化の波が押し寄せ、ついに韓国にも「おいしいコーヒー」が登場するようになる。最近では移動式のコーヒー販売も登場し、1000-1500ウォンという格安の値段でおいしいコーヒーが飲めるようになった。TPOにあわせて、フトコロに相談して、韓国のコーヒーを味わえる時代になったのは非常にうれしい。次に期待したいのはラーメンとカレーかな?
2004.11.04
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先日初めて会った日本人に「韓国人みたいな日本語を話しますね」と言われた。ガーン! 韓国語が上手で韓国人に間違われるのはいいが、日本語が下手で韓国人と思われたのである。実はこれが初めてではない。通訳で日本に行った時にも名刺を渡すと「日本人ですか?」とビックリされた。その時も日本語が少し変だったというのである。 翻訳会社で集まりがあった時にも、ある韓国の女性が会社のファクス番号が言えないということでからかわれていた。日本に長く住んでいたためか、○○○-○○29の「29(韓国語ではイークー)」の「ク-」を口をすぼめて言わなければならないが、2(イ-)といったのにつられて口をすぼめないで言ってしまうというのである。 そのため、外国人と間違われるそうだ。その話を聞いて人事ではないと思った。 このままでは…韓国語も下手で日本語も下手になってしまう。どうしよう!といっても、これは沖縄から出たときにも経験したことがある。東京や大阪に住んで、久しぶりに沖縄に帰ってきて友達に会うと、「何、ナイチャームニー(内地の言葉使い)しているんだ?」と冷やかされる。といって、東京でもやはり訛りがあるのはすぐにばれる。 東京でも訛りがあるといわれ、沖縄でもナイチャームニーと言われる。 韓国人には日本人というのがすぐに分かり、日本人にも韓国人と思われてしまう。これが外国語が上手でそうであればうれしいのであるが、どちらの言葉も上手でないから外国人と思われてしまうのは悲しい。 そういえば、この前娘に日本語を教えようと、カードを見せながら「ミカン」といったが、無意識に「みかん」の「ん」が「イウン」なのか「ニウン」なのか「ミウム」なのか、どういう風に発音したらいいのか迷ってしまった。これは相当な重症なのでは…! 韓国語が上手になる以上に日本語が下手になるスピードが速くなってきているようで、少し危機感を感じた瞬間だった。
2004.11.02
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昨日はフィモリの無料韓国旅行に参加した。 「フィモリ」というブランドを広げるために、農産物流公社がバックアップしている日本人を対象にしたツアーである。http://www.seoulnavi.com/area/area_r_article.html?id=738 「冬のソナタ」のロケ地を回る亀尾・春川ツアーと全州・扶余を回るツアーの2つがあった。私は知合いにあわせて全州・扶余に参加した。「冬のソナタ」の影響が大きく、春川ツアーは大型バスで時間通りに出発したが、全州ツアーは小型バスだった。フィモリのパプリカ工場を見学した後、パプリカを試食し、お土産にパプリカももらった。お昼は有名な全州ビビンパに舌鼓を打ち、全州韓屋村で韓紙、陶磁器、地酒作りも見て回った。名前は忘れたが、お酒を70%くらい注ぐとそのまま飲めるが、それ以上注ぐと自然と全部が下に流れてしまう盃があった。話のネタになると思いながら一つ欲しかったが、それは展示用だった。扶余では百済滅亡の時に3000人の宮女が飛び込んで自殺したという「落花巌」の見学。2-30人乗りの漁船?のような小さな船に乗って5分の小さな島に渡って歩いて10分くらいの所である。紅葉も美しく、そこから見渡す景色も素晴らしかった。また、途中で1杯飲んだら3年若返るという湧き水を2-3杯飲んだ。(ということは3-9歳若返った?)小型バスに満杯だったが、その代わり和気藹々とよい雰囲気での旅行だった。しかも、バスの中でのクイズに答えて「フィモリ」のVIPサービスカードまでゲットしたのだった。^^)Y韓国に観光に来る日本人、韓国在住の日本人、お勧めです。先着順なのでスケジュールの合う人は急ぎましょう。
2004.10.31
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今日は久しぶりに江南に出かけた。翻訳会社主催で食事会があったのだ。花金(我ながら古い表現^^)だけあって、すごく人が多かった。家でコンピュータとにらめっこしながら仕事をすることが多いだけに、外で人と会うのは楽しみであり、とても刺激になる。日本語のフリーランサーを中心に7人の食事会であったが、翻訳事務所の事情も聞けてよかった。もう11:35分…残り時間もわずかだし、疲れていることもあって今日はこれで終り。
2004.10.29
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撮影場所:ソウル仁寺洞(たぶん)説明:「ゐ」→「る」これもよくある間違いの定番。かえって難しいように思えるがわりと目にする。韓国人のために説明すると「ゐ」は昔使われた「い」です。旧文字なので、今は一般的には使われません。がルビ、えいにまぜてくるたべもの…何かホラー映画に出てくるようで怖い。^^海物を「かいぶつ」と呼んだのは私だけだろうか?どふさけ…「どぶさけ」か「どふざけ」にしてほしかった。(目的が違うって?^^)
2004.10.28
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ここ最近、沖縄の方の日記への訪問が続いた。「かりゆし」という名前の効果がようやく出てきたようでうれしい。^^でも、沖縄の人で韓国語が話せる人は少ないらしく、私が誰なのかばれてしまった。ところで、私は韓国に初めて来たとき、空港に降りた瞬間に「沖縄と似ている」と感じ、韓国人に触れることによってますます韓国が好きになり、ついには韓国人と結婚してしまった。市場の様子や、人情的な面、時間や約束にルーズな面…など、似ている点が多く、とても馴染みやすかった。韓国人には必ず「沖縄はいい所ですよ。韓国とすごく似ています。」といって宣伝している。でも、韓国から沖縄への直通便は週に3~4回しかなく、他の地域に比べて料金が高い。以前、「ちゅらさん」というドラマがあって、沖縄と日本の違いを面白く描いていたが、沖縄と韓国もまた少し違う。日本と韓国の中間に位置するのが沖縄のように私には思える。日本と韓国の文化の違いで大きなカルチャーショックを受ける前に、日本人は一度沖縄を経験してから韓国文化に触れるのもいいかもしれない。沖縄と韓国というと、いろいろ書きたいことはもっとあるが長くなりそうなので、今日はこの辺で終わることにする。
2004.10.26
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韓国では10月24日は「サグァデイ(りんごの日)」である。りんごを意味する「サグァ」が「謝る」という意味を持つことから、趣のある10月に2人が4(韓国では「サー」)サグァ(謝る)しようということから24日に決められた。学校暴力対策国民連合が提案した記念日で、りんごを贈りあいながら和解しようという日である。 現代デパートでは先着1万人に「サグァはがき」を配り、ロッテデパートでは「ミアネ(ごめん)」文字メッセージが刻まれたりんごが注目を集めているそうだ。 そのりんごの日にわが家の長女は4回目の誕生日を迎えた。りんごのようにかわいらしい笑顔をいつまでも持ち続け、過ちを素直に謝ることのできる謙虚な娘に育ってほしい。
2004.10.24
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ソン・スンホンさんが兵役逃れで「悲しい恋歌」の出演が中止になりそうだ。個人的にはソン・スンホンさんは私の好きな俳優のうちの一人である。なぜかというと沖縄出身の私と似ていて、眉毛が太くりりしいからである。他には何も似ていないが…^^。そのため、兵役逃れを聞いた時は非常に残念だった。制作中の「悲しい恋歌」の撮影を終えてから入隊させてほしいというファンの要望が殺到したが、それもかなわなかったようだ。ドラマに参加させたいという思いもあるが、もしそうなったとしたら、またそれに反対する人からの抗議が来て騒がしくなるのは目に見えている。例外を作ったら今後何かと問題になりやすいという軍の立場も分からないではない。交代を前提に慎重に検討しているということだが、また別のSBSドラマ「남자가 사랑할 때(男が愛するとき)」ではパク・チョンアの演技が下手だということで抗議が相次いでいる。主演女優を代えるべきだという主張が多く、視聴率も1ケタに低迷している。また、視聴者によるドラマのリストラが起こるのか?このドラマを見たことはないが、今後の動向が気になるので、一度見てみようかなと思っている。韓国では演技が下手だと主演女優も脇役になる?ので、本当に厳しい世界だと思う。
2004.10.23
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ちょっと固い、つらい話で、すみません。 中学生殺人事件の捜査をしていた刑事が自殺した。実は数日前から様子がおかしいということで妻が携帯電話の会社に居所を教えてほしいと何度も頼んだそうだ。しかし、携帯から居所を教えるのは警察の捜査令状のようなものがないといけないらしい。 必死に頼んでも断られ、ついには「奥さんは一人の命の大切さを訴えているが、法律を犯したら部署全員の首が飛ぶんだ」と言ったらしい。 その後、調べてみると自殺する直前に奥さんの勤め先の近くに現れたとのこと。非常に胸が詰まると同時に、法律によって、救えたかもしれない命を救えなかったことに対してどこに向けたらいいか分からないいらだたしさを感じる。 実はそのような事件は今回が初めてではない。前にも遺書を書いて行方不明になった子供の居所を探してほしいと電話会社に懇願したが、断られ、結局は間に合わなかったということがあった。 だいぶ昔の話であるが、日本でも神戸地震の時に命令系統でもたついて救助活動が遅れたと報道された。「合理化の中の不合理性」ということで、人命以上に大切なものがあるかと報道されていたが、韓国でも同じようなことが起こっている。 以前は、法律はこうでも「人情」で大目に見るというようなことがあったが、最近は極度に「法律」を先立てて「人情」は通用しないという何となく殺伐した雰囲気になったのを感じる。 事件が起こるたびに法律を変えようという動きがあるが、いつになったら実現するのだろうか。法律というのは完璧なものではない。本来の法律の目的というのを大前提にして、時には法律に触れるとしても人間としてやるべきことがあるのではないか。自分の肉親が同じような立場に立っても、その電話会社の担当者は「法律なので・・・」とあきらめるのであろうか?
2004.10.22
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韓国語に触れるとやたらと「우리(ウリ:我々の、私たちの)」という言葉を使うことに気づく。ウリ銀行、ウリモール、ウリ党・・・数え上げたらキリがない。 日本語ではあまり使われない言葉であるが、韓国ではいたるところに出てくる。なるほど、そのような言葉の背景を見ても韓国の国民に流れる一体感の深さを感じられる。国が危ないとあれば、全国民が持っている金(Gold)で外貨を稼いだ「IMFの金(Gold)集め運動」やワールドカップの「プルグン・アンマ(赤い悪魔)」で見せた一体感もすごかった。特に、赤い悪魔は全世界に報道され、注目を集めたものだ。 また、現在の与党であるヨリン・ウリ党(開かれたウリ党)も改名当時、「ウリ党」にしようとしたら、「ウリ党」と「ウリ党(わが党)」という表現がまったく同じになり、どこの党のことをいっているか分からないというハンナラ党の反発もあって、苦肉の策としてヨリンというのを前につけたのである。 もちろん、翻訳をしていてもよく出てくる単語である。ウリ会社、ウリ協会、ウリ商品、ウリ社長、ウリ国・・・というように。 このウリをすべて「我々の」「わが」と訳したらしつこい感じがするので、うまく処理しないといけない。ほとんどはただ省略するだけでいい場合もあるが、「ウリ国」のように、読み手のことを考えて「韓国、大韓民国」にした方がいい場合もある。 ところで、ウリ家族、ウリ会社などはまだいいが、ウリ・アネ(妻)という表現はやはりまだ親しめない。どうしても直訳してしまい「私たちの妻」となって、「私の妻」でもあり「あなたの妻」でもあるように感じてしまうからだ。^^
2004.10.20
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