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Nスペ「法医学者の告白」を見ました。司法解剖にかんして、日米のシステムに違いがあるようです。◇米国の場合は、法医学者が現場を捜査し、解剖の必要性を判断し、他殺か否かを判定し、警察が犯人探しをするのはそこからになる。◇日本の場合は、警察官(検視官)が現場を捜査して、解剖の必要性を判断する。警察からの依頼を受けて、法医学者が解剖をし、死因の判定をし、裁判でも検察側の証人として出廷するようです。捜査に貢献した法医学者に対して、警察から感謝状が贈られるという習慣も異様です。◇逆に、法医学者が被告人側の弁護に立つと、解剖の依頼が途絶えてしまう実態もあり、その結果、検察側に好都合な医師へ解剖の依頼が偏っていく。また、司法解剖の必要なケースは増えているにもかかわらず、効率化(少人数作業や時間短縮?)ばかりが求められ、> 検視官は3倍に増えたのに、法医学者の数は増えない。…という話もありました。◇ただ、今回の番組を見ても、全体的な仕組みはあまり分からない。たとえばドラマ「朝顔」の場合は、監察医が解剖を行ってますが、Wikipediaによれば、刑事訴訟法229条によって、検察官が変死者又は変死の疑いのある死体(変死体)の検視を行うこととされている。しかし、同条2項によって、検察事務官または司法警察員にこれを代行させることができるとされており、一般的に司法警察員である警察官が検視を行っている。https://ja.wikipedia.org/wiki/検視官監察医は、死体解剖保存法第8条の規定に基づき、その地域の知事が任命する行政解剖を行う医師の事である。犯罪の疑いのある死体を解剖する司法解剖は、刑事訴訟法に基づいて行われ、監察医本来の業務ではなく、一般に司法解剖は、裁判所が大学の法医学教室に嘱託して行われる(ただし、東京都の監察医務院では、例外的に司法解剖も行っている)。監察医制度は、2016年現在、東京23区・大阪市・名古屋市・神戸市の4都市で運用されている。監察医制度が置かれていない地域では、警察から依頼を受けた一般の医師により検死が行われているのが現状である。横浜市では「監察医務院」という組織や建物がなく、個人の資格で監察医が担当しているため、統計を取れないなどのデメリットがある。また、名古屋市では制度が形骸化し、監察医が担当している行政解剖の実質はほぼゼロである。https://ja.wikipedia.org/wiki/監察医…ということのようです。◇いずれにしても、日本の殺人事件において、医学者の立場は不安定なのかもしれません。#NHKスペシャル#法医学者たちの告白語り #國村隼7/14(日)午前0時50分〜(土曜深夜)再放送予定です。https://t.co/Mq0Y8nQ2uN※放送時間は変更になる場合があります。最新情報は番組HPでご確認ください— NHKスペシャル(日)夜9時(土)夜10時 (@nhk_n_sp) July 3, 2024
2024.07.14
エルピス最終回。なるほどね。わりと現実的な落としどころだった。◇まあ、レイプ事件を隠蔽するために、殺人まで犯してしまうところからして、政治家の末期症状は示されていたわけだけど、政権にとって、あまりにも隠さねばならないことが増えた結果、「本城彰を守ること」のプライオリティは相対的に下がり、さまざまな選択肢が検討された末、有力支持者の本城建託と、その息子の本城彰は、政権からも司法からも警察からも完全に切り捨てられた、ってこと。それもこれも政権を維持するため。斉藤は、わずか10分間でその判断をしたのですね。そして、本城彰は国際指名手配され、まもなく逮捕されて日本に送還され、DNA鑑定の結果、起訴されるに至る。もともと警察には、本城彰を逮捕するだけの証拠など全部揃っていて、逮捕しようと思えば、いつでも出来るわけでしょうし。そうやって、今日も権力は維持される。◇こういうことって、現実にもあるんだろうな。たとえば、韓国なんかで政権が変わるたびに、前政権の周辺の犯罪が全部バラされたりしますが、それと似たような話だろうと思う。あるいは、現在の日本の五輪疑獄もそうですよね。以前の政権からは守られていたはずの人たちが、現在の政権からはプライオリティが低いと見なされ、切り捨てられてしまっている状況。いっときの権力に擦り寄って、甘い汁を吸ったり、悪事をはたらいてる連中も、政権にとってのプライオリティが下がってしまえば、いとも簡単に切り捨てられるってこと。のみならず、嘘の上塗りによって辛うじて維持されている政権自体も、いずれどこかの時点で限界値を超えたら、支持者もろとも瓦解せざるを得ないのでしょう。◇ちなみに、エルピスの放送と連動させてるのかどうかは知らないけど、28日深夜(29日早朝)には、NHK総合でジョンFケネディ暗殺事件にかんする番組が、Eテレでは飯塚事件にかんする番組が放送されるようです。いずれにしても、ときの政権の関与が疑われている事件ですね。牛丼食べるとこが可愛くて泣けた。おつかれさま。
2022.12.26
あと一回では決着しそうにありません。叩けばホコリが出るわ出るわ…。このまま何も解決せずに終わるのでは?それとも、いっきに2022年10月24日まで話が進んで、回想のかたちで結末が語られるとか?…解決すべきなのは、もはや連続殺人だけじゃない。レイプ事件に、病死を装った娘婿の殺人。きっと「嘘の上塗り」があるのと同じで、いわば「罪の上塗り」ってのがあるのよね。レイプ事件を隠すために人を殺してたら、最初の罪より上塗りした罪のほうが重くなるんだけど、嘘や罪は、上塗りすればするほど、隠すためのコストやリスクも増えて、罪そのものもどんどん増えていくものですよね。それでも隠さずにはいられない悪循環の論理。◇警察組織の犯罪も、いったいどこまで深いのか計り知れない。岸本は「ハメられた」と言ってましたが、それは平川刑事の単独プレーではなく、おそらく警察の組織ぐるみの策略だったのだと思う。岸本は、テレビ局内での聞き取りに、「金で情報を買った」と証言したはずですが、この場合は贈収賄が成立します。しかし、警察の側は、「金銭の授受はなく、ただの脅迫」と主張したのでしょう。どちらにしろ岸本には違法性があるので、まあ、解雇する理由にはなるのでしょうけど、テレビ局は、警察側に忖度して、あくまでも「脅迫で解雇」って形で処理している。こういうことって現実にもありそうです。なお、テレビ局内では、両者の食い違う情報がゴッチャになって広まってた感じ。◇政治家の罪と、警察組織の罪と、マスコミの罪。それらがあまりに膨大であることを知って、途方に暮れたまま物語が終わりそうな予感。斉藤はそこから戻ってこれるの?浅川も村井も壊れてきたけれど、EDの映像と音楽もどんどん壊れてきてます。物語の焦点は、事件を解決できるかどうかではなく、完全にパンドラの箱を開けきれるのかどうか。その点に絞られてくるのかもしれません。
2022.12.23
瑛太が犯人みたいでーす。ごめんなさーい。予想がハズレっぽい…。ドラマの結末には、3つの可能性が出てきました。1.真犯人の本城彰が逮捕される。2.風俗店長が犯人に仕立てられる。3.松本良夫の死刑が執行されてしまう。どうなるんでしょうか??そして長澤まさみが闇落ち??!ちなみに風俗店長の苗字が、弁護士と同じ「木村」なのは、ただの偶然だよね…◇いまさらながら言い訳をすると、わたしが「瑛太犯人説」をミスリードと疑ったのは、真犯人が、訪ねてきたジャーナリストにむかって、なにか思わせぶりに話そうとするのは変だし、いずれ身元が割れることも分かってるのに、シャッターを閉じて、そのまま店もやめて、行方をくらましてしまうなんて、そんないかにも怪しげな行動をとるのも、すごく変だな~と思ったからです。しかし、今にして思えば、あのとき本城彰は、シャッターを閉めた密室で、浅川恵那のことも殺そうとしたのかもしれませんし、それでも絶対に捕まらないという自信があって、ヤバくなったら、また海外にでも逃亡すればいい、という考えだったのかもしれませんね。…ただ、後述するように、本人のDNA鑑定とか、誰かの証言などがないかぎり、本城彰が犯人とはまだ確定できないし、ドラマ内でさえ、最後まで犯人が確定されずに終わる可能性もあります。◇さて、第8話の内容は、かなり不可解な点が多かったのですが…その内容を、わたしなりに《脳内補完》すると、次のようになります!目撃証言が虚偽であることも判明し、弁護側のDNA鑑定も「不一致」の結果が出たので、松本死刑囚が無罪になる可能性が高まっています。警察側も、それを見越して、あらたに「風俗店長を犯人に仕立てる方針」を固めた??平川刑事が、岸本に風俗店の顧客情報を売ってきたのも、(まるで単独での内部告発のように装っていましたが)じつは警察組織の方針に沿ったものではないでしょうか?もちろん、その顧客情報からは、本城彰の情報だけが抜き取られていました。しかし、岸本は、あっさり本城彰にたどりついてしまったのですね。これは警察側にとって誤算だったろうと思います。しかも、岸本は、金と引き換えに内部告発をした事実をバラすと言って、平川刑事に「本城彰の情報を出せ」と要求した。これに対して、平川刑事は、「録音の元データと引き換えに」という条件で、その要求に従うしかなかったのだと思います。ところが、岸本は、そもそも録音などしていなかったわけです。警察側も、それが分かるやいなや、あらためて「風俗店長を犯人にする計画」を推し進め、こんどは逆に、>風俗店の顧客情報が漏洩したのは、>金と引き換えの内部告発などではなく、>岸本が刑事を脅迫したからだみたいな言いがかりをつけてきた。岸本は、これに反論できる証拠をもっていません。その結果、岸本はテレビ局を解雇されました。◇ところで、岸本は、弁護士にも新聞記者にも相談せずに、いきなりニュース8にスクープを持ちかけました。つまり、彼は、弁護士とか新聞記者ではなく、だれよりも浅川恵那を信頼していたってことですね。しかし、その浅川恵那に裏切られました…じゃあ首都新聞でスクープすればいいじゃん!と思うけど、新聞社も報道を自粛してしまったのかもしれないし、あるいは、首都圏だけの新聞報道よりは、全国区の週刊誌で報道するほうがいい、という判断だったかも。しかし、こんどは、「風俗店長逮捕」の報道を受けて、週刊誌までがスクープを取りやめ。あわせて遺族会も、ほかの被害者まで風俗嬢と見なされるのを恐れて、会見を中止してしまいました。◇いまのところ、2つの事件が同一犯によるものだと証明できるのは、岸本によるDNA鑑定の結果しかありません。むろん、本城彰は海外に逃亡していますから、彼のDNAと照合することは難しい。かといって、岸本の鑑定したDNAが風俗店長のDNAと一致するはずもない。なので、警察は、あらたな証拠をでっちあげないかぎり、「風俗店長を2つの事件の犯人に仕立てる」ことは出来ません。はたして警察側は、すでにそんな証拠まで用意しているでしょうか??…一方、本城彰を容疑者と見なす理由としては、「ひきこもり友人の証言」「本城彰が風俗店の顧客のひとりだった事実」「事件の空白期間と海外の逃亡期間が一致する」の3点がありますが、いずれも決定的な証拠とはいえません。上述したとおり、本城彰を海外から連れ戻してDNA鑑定をするか、誰かの有力な証言を得ないかぎり、彼を犯人だと確定することはできません。◇ここまでの流れからすると、松本良夫の死刑が執行される可能性は少ないと思います。むしろ無実になるんじゃないでしょうか。けれど、一方で、EDの映像にかんする以下の考察があって、・ケーキは「刑期」の暗喩・賞味期限の「10月24日」は飯塚事件の死刑執行命令の日付これを読むと、ちょっと寒気がします…。— 蒼士 (@aoshi151) December 5, 2022 — iiboshi kyoko (@kizdki) November 20, 2022 ◇それはそうと!今回の内容で気になったのは、池津祥子が「本城建託の怪しい海外事業」に触れていたこと。これって、やっぱり麻生セメントがモデルじゃないでしょうか?麻生セメントの「怪しい海外事業」といえば、なんといっても北朝鮮の巨大ホテル建設があります。もともと麻生セメントは、過去の徴用工問題を抱えているので、南北朝鮮とは敵対関係にあるはずなのですが、なぜかフランスのラファージュと組んで、北朝鮮もふくむ朝鮮半島での事業を展開しています。表でケンカしながら、裏で手を組んでいるという図式。麻生太郎が、北九州を起点とする日韓トンネル構想に賛同していたのも、やはりセメント利権が念頭にあったからでは?…と噂されています。すでに80年代から90年代にかけて、麻生事務所には統一教会員の秘書がいたとのことで、じつは、安倍晋三よりも、麻生太郎のほうが統一教会に近かった可能性がある。なぜ自民党政権が、北朝鮮への融和路線をとる統一教会と関係を断ち切らなかったのか。その理由については、いろいろと取り沙汰されていますが、上記のようなことも背景として見え隠れします。たとえば、政権支持率を上げなきゃならないタイミングとか、防衛予算を増額しなきゃならないタイミングで、都合よく北朝鮮からミサイルが飛んでくるのも、じつは裏で手を結んでるからじゃないの?…みたいな話がたえず出てくるのは、そのためです。
2022.12.15
いやいや、瑛太は犯人じゃないって!名前も身元も分かってて、接触しようと思えばすぐ接触できる人間が犯人なんて、いくらなんでも話が簡単すぎるでしょ!…と思うのはわたしだけ??もし瑛太が犯人だったら、お詫びします(笑)。◇今週は演出家が代わったらしいけど、あいかわらず緊張感はビシビシで、やっぱりあっというまの一時間。12年前の事件から、1年前の事件へと焦点が移りましたが、かえって不気味な要素が増した感じ。またイチから調べなきゃなりませんし…。そして、被害者の会も結成されたのですが、希望が見えてきたというよりは、むしろ不穏な雰囲気が強まった気がする。大友良英も、不快な音響をキーキー奏でてました…。◇それにしても、あらためてゴードンの変貌ぶりはすごい!まったく別人です…。ちなみに、今週はサックスを吹いてたそうで、意外にお洒落なことが出来るんですね!
2022.12.10
カンテレのドラマ「エルピス」。視聴者のなかには、「政治家の息子が犯人」みたいな予想もあるっぽいけど、わたしは、そんなありきたりな話じゃないと思う。◇瑛太が演じる謎の男は、政治家の息子じゃなくて、「本城建託の息子」という設定のようだし、かりに彼が何らかの裏事情を知っているとしても、おそらく真犯人ではない…というのがわたしの見立て。第一、ドラマのモデルとされる足利事件は真犯人が見つかってないし、飯塚事件にいたっては、再捜査はおろか再審請求さえ通っていません。したがって、この物語は、最後まで真犯人にたどり着かない可能性もある。◇一般に、現実の冤罪事件ってのは、たぶん「真犯人隠し」よりも、権力の「不祥事隠し」の側面のほうが強いのだろうと思う。つまり、世間的な関心の高い重大事件において、地元の警察が、人事への配慮や点数稼ぎなどのために、強引な捜査や証拠のでっちあげなどを行った場合、それを起訴した検察、そして有罪判決を下した司法なども、いわば共犯関係になっていくわけだし、さらには、選挙地盤からの要請を受ける形で、政府判断で死刑執行を強行して幕引き…なんてところまで権力の共犯関係が連鎖しかねない。そうやって、地元警察から中央政府にいたるまで、権力側の「不祥事隠し」の共犯関係が連鎖していくと、冤罪報道や真犯人捜査に対しても隠然と圧力がかかるのでしょう。そんな闇のカラクリを暴き出すことこそ、このドラマの最大の主題なのだろう…とわたしは見ています。単純に、「政治家の息子が殺人犯」なんて話は、ちょっとリアリティに欠けると思いますし、そこらのミステリー小説の読みすぎじゃないかしら?◇なお「本城建託」という地元企業が出てきたので、今後は、この企業と麻生太郎モドキとの癒着の構造が、殺人事件とはまた別の闇を浮かび上がらせるのかもしれません。佐野Pも、ここからの話が《後編》になるとツイートしてましたし。たとえば、福岡の麻生グループの、セメント会社や学校法人なんかがモデルの可能性もありますよね。ただでさえ福岡はヤクザが多いから、企業体&ヤクザ&地元警察の、三つどもえの組んずほぐれつとか、色々ありそうだし。◇ってなわけで、第6話まで来ました!!いやー、ヤヴァすぎ…リアルすぎて手に汗握った。てっきり事件追及の主体と思われたBONBONチームは、あっさり解散してしまって、ゴードンは経理部に異動!セクハラプロデューサーは子会社に出向!報道復帰した長澤まさみは、忙しすぎて取材できない!もしかして、今回のマスコミの粛清劇って、佐野PがTBSを追い出された経緯に重なってます?梶原善は、ただのチョイ役で終わりなの?(T〇T)◇…とはいえ、事件は世間の注目を浴びたのだから、ほかのメディアも取材に乗り出すはずだし、トンズラした目撃証言者もメディアに追われるはず。金を振り込んでいたアサベ商事の実態も解明されるに違いない。しかし、今のところ、瑛太の周辺を嗅ぎまわってるのはゴードンだけ。そして、麻生太郎モドキを疑ってるのは長澤まさみだけ。なので、今後は、その情報を池津祥子と共有していくかが焦点になる。セクハラプロデューサーも子会社で底意地を見せてくれるかも。そして、わたしは、鈴木亮平が最終的に味方に転じる可能性についても、まだ希望を捨てていませんっ!!!つーか、ホリプロと東宝、キスしすぎwww◇ところで、脚本の渡辺あやは、ゴードンのことを、「ひとりでハアハア言ってるところが、必死な大型犬みたい」と言ってました。それって、まさに三船敏郎のことなのよ!三船敏郎の魅力って、あの目力もさることながら、まさしく「ひとりでハアハア言ってた」とこなのです。やっぱり目力ゴードンって、三船敏郎なんだわ。…それはそうと、長澤まさみの歌った「贈る言葉」。意外に上手なのでビックリしました。でも、こちらのデュエットを聴くと…(長澤&サチモス) やっぱり二人ともヘタwwドラマよりもゆったりしたバージョンですね。◇同一マネージャーの新旧タレント共演wwなんか笑える。
2022.12.01
すごかったー。なんかもう、魑魅魍魎すぎる。鈴木亮平が敵なのか味方なのか分からない。つーか、かぎりなく敵っぽいんだけど…(T_T)え~、鈴木亮平、敵なの??味方になってくんないの?結局、セクハラプロデューサーが最大の味方になって、BONBONチームが結束して権力に立ち向かう感じ?隣のお客さん、長澤まさみをガン見w重大な証言を手に入れたまではよかったものの、同じやり方でVTRを差し替えようとするゴードン。頭悪すぎwでも、あのタイミングでゴードンに萌えたBONBONガールの直感は正しい。長澤まさみも、部屋に連れ込んだりして、ちょっと今週のゴードンには萌えちゃいました?ただし、一連の取材が、チェリーとBONBONガールの共謀に始まったことを考えると、きっと彼女たちも目をつけられているだろうし、チェリーの飛び降りや、BONBONガールの動きにも、裏からの作用が働いているかもしれません。…そこまで深読みすべきでしょうか?◇このドラマは、現実の冤罪事件をモデルにしてるけど、じつは、いじめのほうにも現実のモデルがあるのかもしれません。学校のいじめも、子供の問題じゃなくて、大人の問題だってこと。実質的には、大人たちが子供を殺している。こちらの闇も深いです。◇今週も、エンディング曲はまた別の人が歌ってましたね。先週の長澤まさみも下手っぴだったけど、今週の歌もちょっとビミョー?※サチモスの人だそうです。
2022.11.22
長澤まさみ!せっかく断捨離したのに、またベッド買ってんじゃねーよ。つーか、やまだかつて鈴木亮平がこんなにカッコよかったことはない。デブってた頃の西郷どんとはまるで別人(T_T)そして、エンディング曲が長澤まさみの歌に変わったっぽいのだけど、あんまり歌は上手くないのよねw◇ところで、どうして梶原善にだけは、事前にゲリラ放送のことを報告したのでしょうか?二人にどういう信頼関係があるのかよく分からない。放送に圧力をかけてたのは、じつはチーフのディレクターだけで、局の上層部は圧力かけてなかった…って話でしたが、でも、それなら局をあげて本格的に取材をして、まともな報道番組でも取り上げりゃいいのにね!そもそも、鈴木亮平が放送を止めさせようとしてたわけだから、やっぱり何らかの圧力はかかってるんだろうと思う。それはそうと、セクハラプロデューサーの立ち位置は、いまだによく分かりませんねえ。一体どういう立場でゴードンに説教してるわけ?>自分が何に負けてきたのか、ちゃんと向き合え。>それができねえ限り、お前は一生負け続けて終わるぞ。…って、その言葉、そっくりそのままあんたに返す!そして、元カレの手紙ってのは、ほんとにガセだったんだろうか?◇自転車を目撃した証言者は、いかにも怪しげな人物。じつは、飯塚事件にも自動車の目撃証言者がいて、その人は捜査後によその町へ引っ越していました。最後に転落したのはチェリー?自殺なのか、それとも消されたのか。ってことで、今回もあっという間の1時間でした。
2022.11.16
長澤まさみ、カッチョいい。ゲロ吐いた後と、タバコ吸った後のキスシーンもすばらすい。◇第3話です。今回も気合い入りまくりの内容で、目力ゴードンの一人語りとともに、1時間があっという間に終わってしまった。※ちなみに、第9回の東宝シンデレラも決まりました長澤まさみも、沢口靖子も由貴ちゃんも授賞式には来ないけど。それはともかく、ゲロ吐いてる間に、あんなお洒落な音楽を流すんですねえ。かえって吐きにくいわw◇容疑者に自白を強要するだけでなく、被害者遺族も捏造したストーリーで丸め込む警察。得点稼ぎのためなら手段を選ばない。FRIDAY BONBONのセクハラプロデューサーは、そろそろ味方になるかと思いきや、なんだかよく分からない意味不明な態度。そして梶原善の役どころも、いまだに分からない。 …また殺し屋ですか?元カレは元カレで、「被害者遺族も取材しろ!」などとけしかけておきながら、どうやら取材をやめさせにマンションへ来たらしく、インタビューがお蔵入りになったと聞くと、キスだけして何も言わずに帰って行って、…麻生太郎モドキと密会しています。そして、若手は賛同してるのに、上は圧力をかけるというマスコミの現実。つーか、冤罪事件を掘り返してることが、すでに麻生太郎の耳に届いちゃってるのかしら??ほんとうにろくでもねえなあ。◇まあ、瑛太がチョイ役で終わるわけはない…ってのはあるんだけど、もしかして釣り??つい、瑛太が出てきたとたんに、日テレの『anone』のことを思い出しました。つまり、池津祥子の背後にクドカンの影がちらつき、瑛太の背後には坂元裕二の影がちらつくという構成。◇このドラマは飯塚事件をモデルにしています。飯塚事件の最大の問題は、異様なまでに死刑の執行を急いだ、ということ。安倍麻生政権が、《不都合な資料》をことごとく隠して廃棄したのは周知の事実ですが、その最たるものが冤罪死刑囚だったのです。だから、消した。例によって「都合の悪いものは廃棄する」という発想で消した。かたや、国連では、日本の入管の人権問題も指摘されている。入管では3人も死んでいます。これもまた権力による殺人。自白の強要と同じように、精神的に追い詰められて、鬱病を発症して、廃人同然になる。そういうことを公権力が密室でやっています。この4ショットも凄いけど、沢口、由貴、長澤の3ショットはもっとすごいはず!見たことない!
2022.11.08
ドラマ「エルピス」は飯塚事件をモデルにしています。▼飯塚事件の概要はこちら。https://www.nichibenren.or.jphttps://www.keiben-oasis.comそして、この事件に麻生太郎が関わっているのではないか、と言われています。第1話の放送では「森友」などの言葉が出てきたり、麻生太郎にソックリな政治家も登場したりしましたが、政治家の実名までは出てきませんでした。しかし、昨夜の第2話では、安倍晋三の実際の動画が使われ、(Tverの配信では静止画ですが、オンエアでは動画でした)福島原発事故やオリンピック誘致の話も出てきました。これは、この物語が、近年の日本の現実と無関係ではないことを意味しています。◇飯塚事件の問題は、すでに死刑が執行されているということ。これは「権力による殺人」と言えるかもしれません。坂元裕二が、日テレの「初恋の悪魔」で冤罪をテーマにしたのは、おそらく佐野Pからこのテーマを聞いていたからでしょう。五輪疑獄を見ればわかるとおり、アベトモたちは自分に追及がおよばないのをいいことに、公然と贈収賄などの悪事をはたらいてきました。しかし、安倍晋三が死んだとたん、その悪事が次々と明るみに出るようになりました。もし飯塚事件の真相が明らかになれば、これは旧安倍派最大のスキャンダルになる。パンドラの箱を開けたのは、山上徹也の安倍晋三銃撃なのですが、その箱に残った最大のスキャンダルがこの飯塚事件なのだろうということ。それが希望なのか厄災なのかは分からない。◇所詮、テレビドラマではあるのですが、わたしが思い出すのは、Netflix が制作した「アンという名の少女」のことです。このドラマが放送された後、カトリック教会による先住民ジェノサイドの事実が明らかになりました。たかがテレビドラマ、されどテレビドラマ…なのです。Netflix の作品がそうであるように、この種の作品は国外放映を視野に入れることがとても重要で、今回の「エルピス」の場合も、すでに海外のドラマ市場へ向けて発信されています。
2022.11.01
エルピス第1話。長澤まさみと眞栄田郷敦に釣られて見ました。何の話かも知らないままに見始めましたが、意外にぐいぐい引っ張られて、あっという間の1時間弱。このフジ月曜10時の枠は、3つ前に浜辺美波が出て、2つ前に由貴ちゃんが出て、いよいよ今回は本丸の長澤姐さんって感じ?しかも、眞栄田郷敦を引き連れた元東宝マネージャーと組んだ、とのことです。◇脚本家は朝ドラ「カーネーション」の渡辺あや。プロデューサーは、TBSで「カルテット」、フジで「大豆田とわこ」、つまり違う局で坂元裕二作品を2つ作った佐野亜裕美。主題歌をプロデュースしてるSTUTSも「大豆田」の人。音楽は大友良英ですが、松尾スズキや池津祥子なども出演していて、ここらへんは、おもにクドカンにゆかりの人たち。演出の大根仁は、秋元康の系統というイメージですが、大河「いだてん」にもちょっと参加してたし、最初の映画が長澤まさみの「モテキ」ですね。かなり強引に集められた座組にも見えますし、第一話があまりに気合入りすぎてて、尻すぼみになってしまわないかが今から心配(笑)。◇タイトルの「エルピス」とは、"パンドラの箱に残ったもの"のことで、それが希望なのか厄災なのかは分からない。はたして物語は、政権批判の内容なのか?マスコミ批判の内容なのか?麻生太郎みたいな政治家が出てきて「森友」がどうたら言ってました。脚本家の話によれば、構想に6年もかかったとのことで、長澤まさみも、「なんでこれをすぐにやれないの?」とけしかけたらしいけど、奇しくも安倍派が壊滅したタイミングでの放送になった。アベトモは次々逮捕されていて、統一教会も法人格を失いかけている。坂元裕二も日テレで「冤罪」にかんするドラマを書いたばかりです。— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) June 30, 2021 参考文献もかなり気合が入ってます(笑)◇いまのところ、メインのキャラは、長澤まさみ、眞栄田郷敦、鈴木亮平、三浦透子、岡部たかしの5人でしょうか?眞栄田郷敦の目ヂカラはまだ弱っちいけど、これから三船敏郎ばりにギョロギョロし始めるのかな?余談ですが、眞栄田郷敦の家は、「この男は人生最大の過ち」の速水もこみちの家と同じでしたね。
2022.10.26
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