まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2022.12.01
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カンテレのドラマ「エルピス」。

視聴者のなかには、
「政治家の息子が犯人」 みたいな予想もあるっぽいけど、
わたしは、そんなありきたりな話じゃないと思う。



瑛太が演じる謎の男は、政治家の息子じゃなくて、
「本城建託の息子」 という設定のようだし、
かりに彼が何らかの裏事情を知っているとしても、
おそらく真犯人ではない…というのがわたしの見立て。


ドラマのモデルとされる足利事件は真犯人が見つかってないし、
飯塚事件にいたっては、再捜査はおろか再審請求さえ通っていません。

したがって、この物語は、
最後まで真犯人にたどり着かない可能性もある。



一般に、
現実の冤罪事件ってのは、
たぶん「真犯人隠し」よりも、
権力の 「不祥事隠し」 の側面のほうが強いのだろうと思う。

つまり、

地元の警察が、
人事への配慮や点数稼ぎなどのために、
強引な捜査や証拠のでっちあげなどを行った場合、

それを起訴した検察、
そして有罪判決を下した司法なども、

さらには、
選挙地盤からの要請を受ける形で、
政府判断で死刑執行を強行して幕引き…
なんてところまで権力の共犯関係が連鎖しかねない。

そうやって、
地元警察から中央政府にいたるまで、
権力側の「不祥事隠し」の共犯関係が連鎖していくと、
冤罪報道や真犯人捜査に対しても隠然と圧力がかかるのでしょう。

そんな闇のカラクリを暴き出すことこそ、
このドラマの最大の主題なのだろう…とわたしは見ています。

単純に、
「政治家の息子が殺人犯」なんて話は、
ちょっとリアリティに欠けると思いますし、
そこらのミステリー小説の読みすぎじゃないかしら?



なお「本城建託」という地元企業が出てきたので、
今後は、この企業と麻生太郎 モドキ との癒着の構造が、
殺人事件とはまた別の闇を浮かび上がらせるのかもしれません。

佐野Pも、
ここからの話が《後編》になるとツイートしてましたし。

たとえば、福岡の麻生グループの、
セメント会社や学校法人なんかがモデルの可能性もありますよね。

ただでさえ福岡はヤクザが多いから、
企業体&ヤクザ&地元警察の、
三つどもえの組んずほぐれつとか、色々ありそうだし。




ってなわけで、
第6話まで来ました!!

いやー、ヤヴァすぎ…
リアルすぎて手に汗握った。

てっきり事件追及の主体と思われたBONBONチームは、
あっさり解散してしまって、
ゴードンは経理部に異動!
セクハラプロデューサーは子会社に出向!
報道復帰した長澤まさみは、忙しすぎて取材できない!


今回のマスコミの粛清劇って、
佐野PがTBSを追い出された経緯に重なってます?


梶原善は、ただのチョイ役で終わりなの?(T〇T)



…とはいえ、
事件は世間の注目を浴びたのだから、
ほかのメディアも取材に乗り出すはずだし、
トンズラした目撃証言者もメディアに追われるはず。
金を振り込んでいたアサベ商事の実態も解明されるに違いない。

しかし、今のところ、
瑛太の周辺を嗅ぎまわってるのはゴードンだけ。
そして、麻生太郎 モドキ を疑ってるのは長澤まさみだけ。

なので、今後は、
その情報を池津祥子と共有していくかが焦点になる。
セクハラプロデューサーも子会社で底意地を見せてくれるかも。

そして、わたしは、
鈴木亮平が最終的に味方に転じる可能性についても、
まだ希望を捨てていませんっ!!!ハート大笑い


つーか、
ホリプロと東宝、キスしすぎwww






ところで、
脚本の渡辺あやは、ゴードンのことを、
「ひとりでハアハア言ってるところが、必死な大型犬みたい」
と言ってました。

それって、まさに三船敏郎のことなのよ!

三船敏郎の魅力って、
あの目力もさることながら、
まさしく「ひとりでハアハア言ってた」とこなのです。
やっぱり目力ゴードンって、三船敏郎なんだわ。



それはそうと、
長澤まさみの歌った「贈る言葉」。
意外に上手なのでビックリしました。

でも、こちらのデュエットを聴くと…
(長澤&サチモス) 
やっぱり二人ともヘタww
ドラマよりもゆったりしたバージョンですね。






同一マネージャーの新旧タレント共演ww




なんか笑える。








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最終更新日  2023.02.09 23:25:46


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