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フレームページのHPを作ったのですが、ぷららでは対応しませんでしたので自分でフレームを作ったのですが動きません。こちらでは正常ですが、インターネットでは動きません。何が悪いのでしょう。しかたないので作品のアップはこちらだけに成ります。
March 28, 2004
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パソコンコース始めました山元町なら一時間500円から多方面の方は1000円から
March 27, 2004
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http://www12.plala.or.jp/Main12345/
March 25, 2004
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トップペイジに置く積もりだったのに「華邸は華盛り人物表」
March 7, 2004
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第二話 「恋心」トクンまた夢、あの音が聞こえるトクンあの血の流れ落ちる音がトクンそして聞こえてくるとても懐かしい声トクン何故懐かしいのかは分からないトクン?・・・ただ今回は声は無く、桜姫は誰かの墓の前に佇んでいた黒い衣に身を包み静かにその墓石を見詰ていた辺りにも同じ様な石が祭られているその眼下には都の風景があったそこは何時もの賑わいは消えうせ物静かな悲しみに暮れているみなが帝の死を悼み悲しみ都は啼いていたトクン「帝」桜姫の瞳に涙が溜まって流れたトクンこの時私は思ったググゥゥゥゥ私は自分のお腹の音に起こされた。「まったく」と自分を叱り付けて起き上がった。辺りは静まり返っている都がいない?校舎に戻ったのか部屋の中に気配は無かった。代わりにベットの横の机にはおにぎりの香ばしい香りがしていた。「あっおにぎり」置時計が二時の時報を知らせる電子音を奏でた。お腹が空くわけだ私はおにぎりわほうばり考えた。 この夢を見るようになったのは、つい最近の事だった。最初は気味の悪い夢だと思って誰にも言わなかったが入学当時から同じ部屋だった都が心配して聞いてきた事で私は彼女に話す様になった。するとあの「桜姫」の話しをしてくれた。「その話しならお母さんじゃなくて学園長が詳しいわ、元々ここは華邸と呼ばれたお邸だったらしいの詳しくは知らないけど。戦後のごたごたで持ち主の事は誰も知らないわ不思議よねこれだけの邸なのに、誰もその人の事知らないなんて?」都はそう言った。桜姫の伝説は昔この土地に鬼が住んでいて色々な災害からこの町を守っていた。桜の木に住み事件が起こると女の人が現れて事件を解決して桜の木に消えてしまう。髪の長い美しい女性と言うその人がここの前の主に似ていて「桜姫」と呼ばれていた。「桜の木から現れた鬼姫で桜姫らしいけど」都は私と藤井さんが桜姫に似ていると言った。「私美人なの」「うーん何となく」なにその間はと思ったが言わない事にした都の「うーん」は何か考えている時の物だから今は聞かない事にする。人物像については学園長も知らないらしい。邸に住み伝説の鬼姫に似た人・・・コンコンとノックの音がした。私が返事をすると寮長の藤井さんだった。「大丈夫・・・元気そうね」彼女は入るなり心配そうにそう言った、その後に私はまた感じたあの視線を今度は完全に私を見ている。そう思った瞬間私は違和感を感じた、午後の柔らかな陽射しがピンク色の部屋紙に包まれた屋内を包み込んでいる。私はフリルの付いたパジャマを着て立ち長身で胸のふくらみの大きな髪の長いワンピースの女性を目の前にしていた。「見えるわね」「どうして」「ご免なさい貴女を巻き込みたくはないでも私には桜姫は答えない、だから私の力を貴女に貸すから協力して欲しいの」「都に話してもいいですか」少し考える様にしてからOKと言ってくれた。藤井さんは語った。桜の花弁に導かれここに来た事や就職難を理由にこの学園に潜り込んだ事を。「アメリカでそんな事がだから殺されたの」「確かに桜姫はここに居ない様だけど殺された」私は自分の机を真中に持って行きテーブル代わりにしコーヒーを入れた、いつもは都がしている事だが一度やって見たかった。使い方を藤井さんに聞きながら始めて入れた。「桜子でいいよ千草ちゃんて呼ぶから」私は話した夢の事を「なるほど・・・ありがとう、また何かあったら教えてそれからこの事は秘密よ」軽くウインクすると出て行った。私の目は再び闇の中を見詰る事は無かった。「私もあれ位あればな」と自分の胸を触った、小さくて固い反応が返って来る。今朝ぶつかった柔らかい物は・・・。それから顔が熱くなった、目が見えた嬉しさからか私は都にさえ話さなかった総一郎先輩への思いを話していた事を思い出していた。「共通点は恋をしている初代桜姫は帝さんに二人目は総一郎さんにそして私は総一郎先輩に恋してる」「何故そう思うの」「何となくです」私は自分の言った言葉に不思議そうに答えた。「しかも桜姫は二人居ると」「そんな気がします」「そうね、そう考えた方が分かり易いかも・・・ご免なさいねこんなこと頼んで恋とかした事がないから」桜子さんは寂しそうにそう言った。「そんな事ないです桜子さん綺麗です男の子がそう言ってました」「ありがとう千草ちゃん・・・その中には総一郎君も・・・」私は真っ赤になった、それは西日のせいばかりではない。「言ってあげようか」「そうだメールを書いたら」せっかくの提案を私は「だめです告白は手紙でないと・・・」「ふふっ」「ごめんね、思い出したの前に私も同じ事キャサリンに言ったなって思って」「キャサリンお友達ですか」「そう心配性のお節介焼きなのよ」さも困ったという表情で「桜子さん酷いです」私は大声で怒鳴りつけていた、まるで都の悪口を言われた気がした。「そうね私はそうやって人の好意を踏み躙るの、だから桜姫は私には何も言わない」「でも桜姫は桜子さんの力も必要だと思っていると思います、それに私も時々は都の事そう思います言いませんが」「優しい子ね」そういって私を抱きしめた、その為に私の顔は胸に押し付けられた。甘い香りに私がぐったりするとまた慌てて。「ああっごめんね」そういって手を放した、そんな桜子さんを私は可愛いと思う。「総一郎君とうまくいくといいね」「桜子さんも恋人が現れると良いですね」そう言って私達は笑った。 私は心の中で決めていた。もっと知りたい桜姫の事を自分の力で探そうと幸せな末来の私達を想像しながら夕暮れの残光に輝く桜に誓った。私は何時もの日課の為に制服に着替え廊下に出た。そこに見知らぬ少年の姿があったが少年は私には気付かぬ風でしきりにほころびかけた桜の花を見比べている様に見えた。何時もなら放課後先輩のピアノを聞きに丘に向かうのだがこの日はその少年の姿が気になって行く事が出来なかった。「誰だろう」「転校生よ唯原 瞬君同じクラスに越してきたの」私が廊下に立っていると都が話しかけてきた。「見えるのね聞いた、彼ね千草の事を桜姫て言ってたよ」「えっ」私が聴きたいという顔をするのを確認して話し始めた。 都が午後の授業を受け様と教室に入ると「なんだいその机」と彼の声がした。「どうかした」長身の少年が都に向き直り見下ろした、その瞳は誰と言っていたので自己紹介をするとそれがその彼だった。「その机は目が見えなくて一緒には授業は受けられないけど同じクラスの仲間として忘れない様に置いてあるの」「それって髪の物凄く長い子かいテストの日にあの丘で見かけたよ、まるでお姫様の様だった」「お姫様」「いやっ何となくそんな言葉が出ただけだ気にするな」「偶然ね」「えっ何が」彼は興味津々という風に詰め寄って聞いてきたの。「何かを捜しているみたい」「そう」都は興味なさそうに部屋の方に行ってしまった。そのとき彼は何かを見付けた様子だった、あの桜の前で瞬はため息をついた。その瞬間その視線は私に注がれた。「桜姫」瞬の唇はそう動いた、瞬間めまいが襲いその場に倒れこんでしまった。
March 6, 2004
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