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2026.07.23
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カテゴリ: 教育
​塾依存から抜ける学びを発信しているマモ~です。
授業の前に必要な「学びの土台」について発信しています。
今回は、
「テスト結果の分析だけでは、本当の課題は見えません」
というテーマでお話しします。
私は5年以上、学習塾の現場に携わり、科目を指導する講師・生徒・保護者の間に立つ、いわば受験マネージャーのような立場で仕事をしてきました。
その中で、ご家庭から
「テスト結果を分析してほしい」
というご依頼をいただくことがあります。特に中学受験生のご家庭に多い印象です。
もちろん私も、テスト問題や本人の答案を見て、
「こういうことが言えそうですね。」
「今後はこういった勉強をした方がいいですね。」
「授業ではここを意識していきましょう。」
といった分析や提案は行っています。
ただ、一つだけ補足すると、私は科目指導の専門家ではありません。
実際に算数や国語を教えてくださいと言われても、できるわけではありません。
だからこそ、科目を専門に教えている先生方の力を借りながら、受験全体を俯瞰して見ている立場としてお話をしています。
今日一番お伝えしたいのは、
テスト分析は万能ではなく、あくまで仮説に過ぎない
ということです。
答案や点数だけで見えることには、どうしても限界があります。
「どう考えて問題を解いたのか。」
「普段どんなことを意識しながら勉強しているのか。」
そういった思考の軌跡をたどることです。
だから、テスト結果だけを見て
「この単元が苦手だね。」
「ここが課題だね。」
と決めつけてしまうのは、結構リスクがあると思っています。
例えば、平面図形の問題が全然解けていなかったとします。
そこで、
「平面図形が苦手なんだね。」
となりがちですが、本当に原因が平面図形にあるとは限りません。
計算力が不足しているのかもしれない。
割合や比の理解が不十分なのかもしれない。
図形全体の基礎的な考え方が身についていないのかもしれない。
あるいは、そもそも問題文を読み取る力が課題なのかもしれません。
つまり、一つの「平面図形ができない」という結果の裏側には、いくつもの原因が考えられるわけです。
だから、
「平面図形だけ対策すれば成績が上がる」
というほど、勉強は単純ではありません。
特に中学受験生は11〜12歳。
精神的にもまだ発達段階です。
だから、
テスト当日の緊張
モチベーション
親御さんをはじめとした周囲からのプレッシャー
自分自身への思い込み
こういったものも、点数に大きく影響することがあります。
もちろん、それがどれくらい影響しているかは数値化できません。
だから、
「プレッシャーが原因です。」
と言っても、証明することはできません。
メンタルはブラックボックスなので、誰にも正確には分からないんです。
例えば、平面図形を重点的に対策した結果、
5問中2問しか解けなかったものが、5問中4問解けるようになった。
そうなれば、
「対策がうまくいった。」
と分かりやすいですよね。
でも実際のテストは、そんなに単純ではありません。
スポーツでも同じです。
例えば野球なら、スイングスピードを上げるために筋トレをしたとしても、
その日の調子やピッチャーとの相性など、さまざまな要素が結果に影響します。
勉強やテストも同じで、
「これをやったから点数が上がった。」
と単純に結論づけられるものではないと思っています。
だから私は、テスト分析はあくまで仮説を立てるためのものだと考えています。
その仮説が本当に正しいかどうかは、
本人と対話し、実際に問題を解いてもらい、日頃の勉強や授業で思考の流れを見て、初めて分かることがたくさんあります。
私が勤めている塾は1対1なので、
「意外とここが分かっていなかったね。」
「本当の原因はこの辺じゃない?」
ということがよくあります。
こうした気づきは、テスト結果の分析だけでは見えてこないものばかりです。
もちろん、分析自体を否定しているわけではありません。
分析が役立つ場面もたくさんあります。
ただ、それ以上に大切なのは、
本人がどのように考えているのか。
そして、親御さんがどのように子どもを見て、関わっているのか。
私はそこだと思っています。
もちろん、これも数字やエビデンスで証明できる話ではありません。
ただ、5年以上現場に携わる中で、
本人の学習スタンスや思考回路、普段の言葉。
そして、親御さんの関わり方。
こうしたものの方が、成績にはるかに大きく影響していると感じています。
最後にお知らせです。
私は、テスト結果だけでは見えない「成績が上がらない本当の原因」を体系的にまとめた教材をBrainで販売しています。
この教材では、5年以上の塾現場で見えてきた共通点をもとに、心理学・脳科学・行動科学の視点も交えながら、
なぜ成績が上がらないのか
本人は何を意識して行動すればいいのか
親御さんはどのように考え、どのように関わればいいのか
ということを、一つの流れとして体系化しています。
もし、
「塾に通っているのになかなか成績が上がらない。」
「何から手を付ければいいか分からない。」
「転塾を繰り返しているけれど、なぜうまくいかないのか分からない。」
そんな悩みを抱えているご家庭やご本人がいれば、きっと参考になる内容だと思います。興味のある方はぜひご覧ください。
今回のお話が、何かしらの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。





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最終更新日  2026.07.23 09:40:28
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