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塾依存から抜ける学びを編集している、マモ~です。授業の前に必要な「学びの土台」について発信しています。今回は、高校2年生の生徒さんと親御さんとの進路面談を通して、改めて感じた「進路選びで本当に大切なこと」についてお話しします。先日、高校2年生のご家庭と進路面談をしました。もともとは、指定校推薦を目指すのか学校独自の推薦を狙うのか私立に絞るのか国公立を目指すのかこの4つの選択肢を整理しながら、一緒に方向性を決めていく予定でした。ところが、面談が始まってすぐに、ご家庭ですでに話し合いが終わっていて、「私立の一般受験に絞って、難関大学を目指します」という方向性が決まっていました。なので今回は、「何を選ぶか」ではなく、「その選択をするなら何が必要か」という話が中心の面談になりました。その中で改めて感じたことがあります。それは、進路選びで一番大切なのは、ロジックよりも納得感だということです。よく、「この学部は就職に強い」「この分野はこれから伸びる」という理由で進路を考える人がいます。もちろん、それも一つの考え方ですし、否定するつもりはありません。ただ、今はAIの進化もあって、「これを学べば安泰」という常識が簡単に覆る時代になっています。少し前にはプログラミングスクールが一気に増えました。「プログラミングを学べば就職に困らない」と言われていましたが、その後は淘汰が進み、閉鎖や事業縮小するスクールも増えました。今はAIスクールも同じ流れになりつつあります。ブームが来たと思えば、すでに淘汰が始まっている。そんな時代です。だから、「今人気だから」「今需要があるから」という理由だけで大学や学部を選ぶのは、私は少し危険だと思っています。では、何を軸に選べばいいのか。私はまず、「自分はどんな形で社会と関わっていきたいのか」ここから考えることが大切だと思っています。もちろん、高校生に「社会とどう関わりたい?」と聞いても、すぐには答えられないと思います。だから、最初はざっくりでいいんです。例えば、世界を舞台に仕事がしたい英語を使っていろいろな人と関わりたい教育に携わりたい誰かの人生に貢献したいそんな方向性で十分です。そこから、「そのためには何を学べばいいんだろう」と考えていく。これが一つの進路の決め方だと思います。もう一つは、もっとシンプルです。自分は何に興味・関心があるのか。人の心に興味があるなら心理学。教育に興味があるなら教育学。ものづくりが好きなら工学。昔から絵を描くことが好きならデザイン。そんな決め方でも十分です。むしろ、そういう方が納得感のある進路選びになると思っています。「将来役立ちそうだから」「就職に強そうだから」「食いっぱぐれなさそうだから」そんな打算だけで選ぶよりも、自分の興味や関心を軸にした方が、結果的には長く学び続けられると思います。スティーブ・ジョブズの有名な言葉に、「Connecting the Dots」があります。今学んでいることが、将来どこでどうつながるのかなんて、正直誰にも分かりません。教育というのは、すぐに結果が出るものではありません。5年後、10年後。場合によっては20年後、30年後になって、「あの経験が今につながっていた」そう思えるものなんじゃないかと私は思っています。そして、もう一つ。メリットしかない進路なんて存在しません。指定校推薦にもメリット・デメリットがあります。一般受験にもあります。私立にも国公立にも、それぞれ良いところもあれば、大変なところもあります。だから大切なのは、「どれが正解か」ではありません。それぞれのメリット・デメリットを整理した上で、自分は何を選ぶのか。ここが一番大切です。頭の中だけで考えていても、なかなか決まりません。紙に書き出して整理する。比較する。そして、デメリットも理解した上で、「それでもこの道を選ぶ」そうやって覚悟を決めることが大切なんだと思います。今回の面談では、お母さんも同席してくださいました。とても冷静で、お子さんのことも学校のことも客観的に見られている方でした。私が伝えたかったことを、お母さんもほとんど同じように考えていらっしゃって、「そうですよね」と、お互いに確認し合うような時間でもありました。結果的には、生徒さんからすると、大人二人から同じメッセージを受け取る面談になりました。でも、それは決して悪いことではありません。「この方向性で頑張ればいいんだ」そんな安心感につながったのではないかと思っています。最後にお知らせです!今回のお話は進路選びがテーマでしたが、実は成績を上げることにも共通しています。私は現在、Brainで『塾代を無駄にしない 成績が上がる子の家庭の教科書』という教材を販売しています。この教材は、「こう勉強すれば成績が上がる」というハウツー集ではありません。まず、「なぜ成績が上がらないのか」その原因を整理し、「では、何を改善すればいいのか」という着眼点を持てるように作っています。私自身が5年以上、学習塾の現場で多くのご家庭・生徒と関わってきた経験に加え、教育学、心理学、脳科学、行動科学などの考え方も取り入れながらまとめた教材です。成績だけではなく、親御さんはどんなスタンスで子どもと関わるのか。子ども自身は受験や学びをどう捉えるのか。そういった「土台」の部分まで含めてお伝えしています。興味のある方は、概要欄にリンクを貼っていますので、ぜひご覧ください。まとめ進路で迷う人ほど、「全部いいとこ取り」をしようとしてしまいます。でも、そんな選択肢はありません。だからこそ必要なのは、自分なりの軸を持つことメリット・デメリットを整理すること最後は覚悟を持って決めること進路選びも、受験も、成績を上げることも。結局はテクニックではなく、「どう考え、どう選び、どう行動するか」という土台が何より大切です。今回の面談を通して、改めてそう感じました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。良い一日をお過ごしください。
2026.07.27
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塾依存から抜ける学びを発信しているマモ~です。授業の前に必要な「学びの土台」について発信しています。今回は、「目標がブレると、努力もブレる」というテーマでお話しします。先日、担当している高校3年生の生徒と保護者の方と、進路について話す機会がありました。その生徒は当初、「医学部に行きたい。」と言っていました。ところが話を聞いていくと、「物理は苦手だから、生物受験にしようと思っている。」「農学部もいいかな。」「経済学部も気になる。」というように、受験科目から志望学部まで、少しずつ方向性が変わっていったんですね。もちろん、進路や受験科目で悩むこと自体は悪いことではありません。高校生ですし、迷うのは当然だと思います。ただ、私が気になったのは、「医学部に行きたい」という目標と、日々の判断や行動が一致していないことでした。医学部は、大学受験の中でも特に高いレベルが求められる世界です。大学によって難易度の差はありますが、どの大学であっても、生半可な努力で合格できる世界ではありません。だからこそ、本気で医学部を目指している生徒は、「医学部か、農学部か。」「経済学部もいいかな。」という発想には、あまりなりません。考えるとすれば、「どこの医学部を目指すか。」「国公立か私立か。」そういった選択です。目標が決まっているからこそ、選択肢が絞られます。そして、覚悟も決まります。一方で、「医学部もいい。」「農学部も気になる。」「経済学部も悪くない。」という状態だと、目標だけでなく、日々の勉強や判断もブレやすくなります。実際、その生徒は勉強時間だけを見れば決して少なくありません。保護者の方から見ても、「すごく頑張っている。」という印象だと思います。でも、科目を教えている先生方からすると、「時間はかけているけれど、勉強への向き合い方や学習スタンスがズレている。」という見方でした。私は科目指導の専門家ではありません。でも、多くの生徒を見てきた中で感じるのは、成果が出る人と出ない人の違いは、勉強時間だけではないということです。もちろん時間は大切です。でも、それは最低限の条件です。それ以上に、できないことから逃げる。苦手科目を避けようとする。目標を達成するために必要なことよりも、楽な選択肢を探してしまう。そうした行動が積み重なると、結果として目標から遠ざかってしまいます。だから大切なのは、「医学部に行きたい。」と思うことではなく、「医学部に行く」と決めること。つまり、覚悟を決めることです。決めるからこそ、苦手科目とも向き合える。勉強法も見直せる。自分のあり方も見つめ直せる。そして、自分に足りないものとも向き合えるようになります。もちろん、途中で目標が変わること自体は悪いことではありません。ただ、苦手なことから逃げるために目標を変え続けるのであれば、それは目標を変えているのではなく、困難から距離を取ろうとしているだけなのかもしれません。もちろん、これはケースバイケースです。それでも私は、まずは「自分は本当に何を目指すのか。」そこを決めること。それが、勉強以前に必要な「学びの土台」なのではないかと思っています。最後にお知らせです!私は、勉強法ではなく、その前提となる「学びの土台」を体系的にまとめた教材をBrainで公開しています。塾代をムダにしないための「成績が上がる子の家庭」の教科書5年以上の塾現場で、多くの生徒や保護者の方と関わる中で見えてきた共通点をもとに、心理学・脳科学・行動科学の視点も交えながら、なぜ成績が上がらないのか本人は何を意識して行動すればいいのか親御さんはどのように考え、子どもと関わればいいのかということを、一つの流れとして体系化しています。「勉強しているのに成果が出ない。」「何から変えればいいのか分からない。」「目標はあるけれど、どこか行動がブレてしまう。」そんな悩みを抱えている方には、きっと参考になる内容だと思います。今回のお話が、何か一つでも参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2026.07.24
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塾依存から抜ける学びを発信しているマモ~です。授業の前に必要な「学びの土台」について発信しています。今回は、「テスト結果の分析だけでは、本当の課題は見えません」というテーマでお話しします。私は5年以上、学習塾の現場に携わり、科目を指導する講師・生徒・保護者の間に立つ、いわば受験マネージャーのような立場で仕事をしてきました。その中で、ご家庭から「テスト結果を分析してほしい」というご依頼をいただくことがあります。特に中学受験生のご家庭に多い印象です。もちろん私も、テスト問題や本人の答案を見て、「こういうことが言えそうですね。」「今後はこういった勉強をした方がいいですね。」「授業ではここを意識していきましょう。」といった分析や提案は行っています。ただ、一つだけ補足すると、私は科目指導の専門家ではありません。実際に算数や国語を教えてくださいと言われても、できるわけではありません。だからこそ、科目を専門に教えている先生方の力を借りながら、受験全体を俯瞰して見ている立場としてお話をしています。今日一番お伝えしたいのは、テスト分析は万能ではなく、あくまで仮説に過ぎないということです。答案や点数だけで見えることには、どうしても限界があります。本当に大切なのは、本人と対話をしながら、「どう考えて問題を解いたのか。」「普段どんなことを意識しながら勉強しているのか。」そういった思考の軌跡をたどることです。だから、テスト結果だけを見て「この単元が苦手だね。」「ここが課題だね。」と決めつけてしまうのは、結構リスクがあると思っています。例えば、平面図形の問題が全然解けていなかったとします。そこで、「平面図形が苦手なんだね。」となりがちですが、本当に原因が平面図形にあるとは限りません。計算力が不足しているのかもしれない。割合や比の理解が不十分なのかもしれない。図形全体の基礎的な考え方が身についていないのかもしれない。あるいは、そもそも問題文を読み取る力が課題なのかもしれません。つまり、一つの「平面図形ができない」という結果の裏側には、いくつもの原因が考えられるわけです。だから、「平面図形だけ対策すれば成績が上がる」というほど、勉強は単純ではありません。特に中学受験生は11〜12歳。精神的にもまだ発達段階です。だから、テスト当日の緊張モチベーション親御さんをはじめとした周囲からのプレッシャー自分自身への思い込みこういったものも、点数に大きく影響することがあります。もちろん、それがどれくらい影響しているかは数値化できません。だから、「プレッシャーが原因です。」と言っても、証明することはできません。メンタルはブラックボックスなので、誰にも正確には分からないんです。例えば、平面図形を重点的に対策した結果、5問中2問しか解けなかったものが、5問中4問解けるようになった。そうなれば、「対策がうまくいった。」と分かりやすいですよね。でも実際のテストは、そんなに単純ではありません。スポーツでも同じです。例えば野球なら、スイングスピードを上げるために筋トレをしたとしても、その日の調子やピッチャーとの相性など、さまざまな要素が結果に影響します。勉強やテストも同じで、「これをやったから点数が上がった。」と単純に結論づけられるものではないと思っています。だから私は、テスト分析はあくまで仮説を立てるためのものだと考えています。その仮説が本当に正しいかどうかは、本人と対話し、実際に問題を解いてもらい、日頃の勉強や授業で思考の流れを見て、初めて分かることがたくさんあります。私が勤めている塾は1対1なので、「意外とここが分かっていなかったね。」「本当の原因はこの辺じゃない?」ということがよくあります。こうした気づきは、テスト結果の分析だけでは見えてこないものばかりです。もちろん、分析自体を否定しているわけではありません。分析が役立つ場面もたくさんあります。ただ、それ以上に大切なのは、本人がどのように考えているのか。そして、親御さんがどのように子どもを見て、関わっているのか。私はそこだと思っています。もちろん、これも数字やエビデンスで証明できる話ではありません。ただ、5年以上現場に携わる中で、本人の学習スタンスや思考回路、普段の言葉。そして、親御さんの関わり方。こうしたものの方が、成績にはるかに大きく影響していると感じています。最後にお知らせです。私は、テスト結果だけでは見えない「成績が上がらない本当の原因」を体系的にまとめた教材をBrainで販売しています。塾代をムダにしないための「成績が上がる子の家庭」の教科書この教材では、5年以上の塾現場で見えてきた共通点をもとに、心理学・脳科学・行動科学の視点も交えながら、なぜ成績が上がらないのか本人は何を意識して行動すればいいのか親御さんはどのように考え、どのように関わればいいのかということを、一つの流れとして体系化しています。もし、「塾に通っているのになかなか成績が上がらない。」「何から手を付ければいいか分からない。」「転塾を繰り返しているけれど、なぜうまくいかないのか分からない。」そんな悩みを抱えているご家庭やご本人がいれば、きっと参考になる内容だと思います。興味のある方はぜひご覧ください。今回のお話が、何かしらの参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2026.07.23
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塾依存から抜ける学びを編集している、マモ~です。普段は「授業の前に必要な学びの土台」について発信しています。今回のテーマは、「成績が上がらないから塾へ行く。その発想は少し危険ですよ。」というお話です。よくあるのが、「成績が悪くなってきたから塾に通わせよう。」あるいは、「今の塾では成績が上がらないから、別の塾に変えよう。」というケースです。実際、私が勤めている塾にも、そういった理由で来られるご家庭は多くあります。でも、そのたびに気になることがあります。そもそも、なぜ成績が上がっていないのかを考えましたか?ということです。原因を考えないまま、「とりあえず塾へ。」「とりあえず塾を変えよう。」となるのは、少し危険だと思っています。私が勤めている塾は、完全1対1の個別指導です。生徒1人に対して講師が1人つき、その生徒だけのために授業を行います。それに加えて、教科を教える講師だけではなく、「担任」という立場の人間がいて、生徒・保護者・講師の間に入りながら、学習全体をサポートする仕組みになっています。正直、この仕組み自体はかなり成績が上がりやすい環境だと思っています。だからこそ、料金も決して安くありません。それでも、全員の成績が上がるわけではないんです。むしろ、上がる生徒の方が少ないというのが正直な感想です。もちろん、塾側の力不足もあります。私自身、もっとできることはあると思っています。でも、それだけでは説明できないケースもたくさんあります。家庭での関わり方かもしれない。親子のコミュニケーションに課題があるのかもしれない。こうした原因を考えずに、塾だけを変えても結果はあまり変わりません。当たり前ですが、塾というのは成績を上げるための一つのツールです。ツールは便利です。でも、原因を無視したまま使っても、大きな成果は出ません。例えば、自学自習をほとんどしていない。勉強のやり方が間違っている。授業を受けっぱなしで復習していない。「予習→授業→復習→演習」という学習サイクルが回っていない。もし原因がこうした部分にあるのであれば、塾を変えても結果はあまり変わらないでしょう。だから大切なのは、「何が原因なのか。」そして、「その原因は、塾に通うことで本当に解決できるのか。あるいは、塾を変えることで本当に解決できるのか。」この2つを考えることです。それを考えないまま時間もお金もかけてしまうと、期待した成果にはつながりにくいと思います。最後にお知らせです!今回のお話にもつながりますが、「成績が上がらない原因を考えましょう。」と言われても、「何をどう考えればいいのか分からない。」「何を見ればいいのか分からない。」そんな親御さんや生徒さんも多いと思います。そこで私は、Brainという知識共有プラットフォームで教材を販売しています。塾代をムダにしないための「成績が上がる子の家庭」の教科書学習塾で5年以上、生徒や保護者と関わってきた経験に加え、心理学・脳科学・行動科学の視点も取り入れながら、「成績が上がらない原因」と「その対策」を体系的にまとめた教材です。正直、派手な裏技が書いてある教材ではありません。むしろ、「言われてみればそうだよね。」という内容が中心です。でも、「ここまで整理されているものは、あまり見たことがない。」そう思っていただける内容にはなっていると思います。塾に通っているのに成績が伸びない。塾を変えても、なかなかうまくいかない。そんな方には、きっと役立つ内容です。興味がある方は、概要欄からご覧いただけるとうれしいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは、良い一日をお過ごしください。
2026.07.10
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塾依存から抜ける学びを編集しているマモ~です。授業の前に必要な「学びの土台」について発信しています。今回は、「業界に長くいるほど、お客様の目線を忘れてしまうことがあるんだな」と気づいた出来事についてお話しします。きっかけは、あるご家庭との会話でした。私は学習塾で働いているのですが、本部から夏期講習に関するDMが届いたそうです。その中で、「集団塾」「個別指導塾」という言葉が使われていました。私は学習塾業界に5年以上いるので、その言葉に何の違和感もありませんでした。でも、そのご家庭は、「集団塾と言われても、個別指導塾と言われても、正直あまりピンとこないんです。いまいちイメージが湧かなくて。」と話してくださいました。その一言を聞いて、「自分は完全に業界に染まっていたんだな」と気づかされたんです。私の中では、集団塾は一人の先生が複数人を指導するスタイル、個別指導塾は一対一や一対二、一対三など少人数で指導するスタイルという明確な違いがあります。さらに個別指導塾の中でも、学生講師なのか社会人講師なのか、講師一人に対して生徒が何人なのかなど、細かな違いまで自然と考えています。でも、ご家庭からすると、そうした違いはあまり分からないかもしれませんし、場合によってはそこまで興味がないこともあります。つまり、自分にとっての「当たり前」は、お客様にとっての「当たり前」ではなかったということです。きっと今回だけではなく、日頃の説明や資料、保護者の方との会話の中でも、私は無意識に業界用語を使ってしまっている場面があるのだと思います。だからこれからは、「業界では当たり前だから」ではなく、「相手に伝わるかどうか」を基準に言葉を選んでいきたいと思いました。これは塾業界に限らず、どんな仕事でも同じではないでしょうか。自分たちにとって当たり前の言葉ほど、お客様には伝わっていないことがあります。専門知識を身につけることはもちろん大切です。でも、それ以上に大切なのは、相手の立場に立ち、相手が理解できる言葉で伝えること。今回の出来事を通して、その大切さを改めて実感しました。最後にお知らせです。保護者の方が「どこに目を向ければ成績が伸びるのか」「なぜ成績が伸びないのか」を整理できる教材として、現在Brainで『成績が上がる子の家庭の教科書』を販売しています。ご興味のある方は、こちらリンクからぜひご覧くださいませ。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2026.07.09
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マモ〜です。いかがお過ごしでしょうか。今回は、塾で提供される「カリキュラム」についてお話していこうかなと思います。これまで個別指導塾で5年以上、200名以上の家庭・生徒と接してきた経験から言えるお話になります。集団塾でも個別指導塾でも、「合格までの道筋を描いたカリキュラムがあります」「それに沿って授業を進めます」という話ってよくありますよね。保護者の方や本人からすると、自分の成績向上や志望校合格に向けて、レールを敷いてくれるものというイメージを持つと思います。ただ、実際に内部で働いている人間としては、少し違う見方をしています。結論から言うと、カリキュラムって「授業を増やすためのツール」と「授業を提供しやすくするためのツール」という側面がかなり強いと考えています。もちろん全部の塾がそうとは言いません。ただ、少なくともそういう機能を持っているのも事実かなと思っています。どういうことかというと、まず1つ目の「授業を増やすためのツール」という点です。例えば、よくあるのが「6月末までに教材Aを終わらせて、7月から過去問に入りましょう」という計画です。でも実際は、思ったように進まないことって多々あります。そうすると、「予定より進度が遅れているので、夏休みに授業を追加しましょう」という話になったりします。つまり、カリキュラムが授業追加の提案材料として使われることがあるということです。結構多いですね。というか、ほとんどの授業追加提案って、カリキュラムを基にしている印象があります。自分はあまりしませんが。もちろん、それ自体が悪いと言いたいわけではありません。本当に必要な追加授業もあります。ただ、「今の授業数が本当に必要だから増やすのか」、それとも「カリキュラムを基準に増えているのか」は分けて考えた方がいいと思います。そして2つ目が、「授業をしやすくするツール」という側面です。特に学生講師が指導している塾では、この傾向は大いにあります。学生講師って、これ当たり前なんですけれども、経験豊富な社会人講師と比べると、いきなり個別対応したり、その場で柔軟に授業内容を組み替えたりするのは難しいです。これは能力の問題ではなくて、単純に経験量が違うからです。だから、あらかじめ「次回はこの教材のこの単元」「その次はこの内容」という形で決めておくと、準備もしやすい。さらに、担当している先生がその週の授業を実施できず、代わりの先生が入ることになったとしても引き継ぎがしやすい。つまり塾側からすると、授業運営がかなりやりやすくなるんです。そう考えると、カリキュラムって必ずしも生徒のためだけに存在しているわけではなくて、塾側の運営上の都合もかなり含まれていると思っています。だから親御さんや本人には、「カリキュラムがあるから安心」だけで判断しない方がいいかなと思います。最近はどの塾も「オーダーメイドカリキュラム」を売りにしているので、その辺はあまり鵜呑みにしない方がいいかなと考えています。じゃあ何が成績向上に大きく影響するのか。個人的には、むしろカリキュラム以外の部分の方が大きいと思っています。例えば、自学自習がちゃんとできているのか。そのやり方が合っているのか。授業を受けるスタンスはどうか。思考や感情の癖、いわゆるマインドセットはどうなのか。場合によっては、親御さんの関わり方が影響していることもあります。むしろ、その辺が成績向上のボトルネックになっているケースはすごく多いです。実際、今まで成績を大きく伸ばして志望校に合格した方を何人も見てきましたけれども、「カリキュラムのおかげで受かりました」という話はほとんど聞いたことがありません。多くの場合、その子自身の行動や考え方、学習のあり方が変わった結果なんですよね。授業内容そのものというより、むしろ授業をしてくれた先生の関わり方や思いの方が大きかった印象があります。はい、というお話になります。最後に少しお知らせです。「何が成績向上のボトルネックになっているのか」「なぜ頑張っているのに伸びないのか」を原因レベルで整理した教材を、知識シェアプラットフォームのBrainで販売しています。塾代をムダにしないための「成績が上がる子の家庭」の教科書「塾に通っているけどなかなか伸びない」「何が原因かわからない」という方には役立つ内容になっていると思います。最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、良い一日をお過ごしください。
2026.07.03
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マモ~です。いかがお過ごしでしょうか。今回は、「分からないこと、曖昧さを許容する大切さ」みたいな話をしていこうかなと思います。私は学習塾で、科目を指導する講師、生徒、家庭の間に立ちながら、生徒の成績向上や志望校合格につなげる担任の仕事をしております。そういった中で最近すごく思うのが、「分からない状態を受け入れて前に進む力」これってかなり大事なんじゃないかな、ということです。典型的な例として、私が担当している高校3年生の女子生徒がいます。すごく真面目で、コツコツ勉強するタイプです。隙間時間もかなり有効活用して勉強しているし、親御さんから見ても「そんなにしなくてもいいのに」と思うくらい勉強している。科目を指導する先生からの評価もかなり高いです。ノートの取り方、質問の質、授業の受け方も良い。人柄もすごく良い。でも、成績だけがなかなか伸びないんですよね。日頃の頑張りと結果にあまりにも差がある。「これ、何でだろう」ずっと考えていました。そういった中で浮かんできた仮説があります。それが、「分からないことを一旦受け入れる力が弱い」ということです。この子は数学や物理にずっと苦手意識がありました。一番時間を使っているのも数学です。でも、伸びない。科目を指導する先生からすると、「演習量が足りない」と言うんですよ。でも本人やお母さんからすると、「いや、めちゃくちゃ勉強しているのに」となる。このズレって一体何なんだろうなと思っていたんです。話を聞いていくと、多分問題を解いていないんですよね。何をしているかというと、定義など教科書の内容を完璧に理解しようとしている。「これは何なのか」「何でこうなるのか」を全部明確にしたい。つまり、分からないことを受け入れられない。だから先に進めない。でも数学って結構逆なんですよね。最初は理解度20〜30%くらいで進む。問題を解いてみて、「あ、こういうことか」また解いて、「なるほどね」そうやって理解度を60%、80%、90%と少しずつ深めていくゲームなんですよ。でもこの子は、100%理解してから次に行こうとする。だから問題を解けない。でも問題を解かないと理解は深まらない。結果として、勉強時間は長いけれど演習量は少ない。そんなループに入っていたんじゃないかなと思っています。これって勉強だけじゃない気もするんですよね。最初はよく分からないけれど、「とりあえずやってみるか」で、後から、「あ、こういうことだったのね」となる。映画の伏線回収みたいな感じに近いかもしれません。だからもし、理系科目や、特に抽象的な概念が多い数学や物理でつまずいている人がいたら、「ちゃんと分かってから進もう」ではなくて、「今はちょっとよう分からんけれど、とりあえず進んでみる」こういう感覚も必要だと思っています。参考になれば嬉しいです。最後にお知らせです。今、私がBrainという知識をシェアするプラットフォームで、有料教材を販売しております。塾代をムダにしないための「成績が上がる子の家庭」の教科書テーマは、「なぜ成績が上がらないのか」です。私が5年以上、学習塾の担任として200名以上の家庭や生徒と関わってきた経験に加えて、心理学、脳科学、行動科学などの知見を踏まえて体系化した教材になります。今回の話みたいに、成績が上がらない原因って勉強量だけじゃなくて、思考のクセや勉強の進め方、あるいは親御さんの関わり方など、いろんな要因が絡んでいることが多いんですよね。この教材では、「なんでうちの子、あるいは自分自身の成績が上がらないのか」そして、「親としてどう関わればいいのか」「本人が何を改善していけばいいのか」が見えてくる内容になっています。塾に行っているけれど、なかなか結果につながらない。頑張っているのに伸びない。そんな方には参考になると思いますので、興味がある方は概要欄から見てもらえると嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうござ
2026.07.01
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