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村山由佳原作『天使の卵』を観た。主演は小西真奈美、市原隼人、沢尻エリカ。(ネタばれあり) 物語は4年前を夏姫(沢尻エリカ)が回想する形で始まる。 一本槍歩太19歳、美大浪人生、母は小さな居酒屋を切り盛りして生計を立て、父は精神科に10年入院している。 ある日電車である女性に強く魅かれる。その女性は新しい父の担当医で偶然の再会を果たす。彼女の名前は春妃(小西真奈美)。しかし歩太が付き合っている夏姫の姉だと知る。 その後、あるきっかけで告白するが、愛する気力が残ってないと拒絶。春妃は結婚していてその相手の画家を以前に亡くしていたから。好きな人ができたといって夏姫と別れる。 父の容態が良くなり、仮退院が許される。皆で食事を取っているときに10年の歳月が流れていたことに気づき、その後飛び降り自殺。 自らを責める春妃は、謝罪をしようとするが、責任追及で訴えられる事を恐れる病院から止められる。精神科医としての自信を無くした春姫を歩太が励まし元気付ける。二人は想い合い、歩太も美大に合格し、恋仲となるが夏姫のことが気にかかる。 偶然訪れた夏姫に仲を知られてしまう。何とかしようとしている歩太だったが、突然、春妃の死を知らされる。原因は妊娠の痛みに対して投与した鎮痛剤のアレルギー副作用。 4年後、夏姫に幸せそうにしていた春妃の姿を聞かされ、4年ぶりに人物を書く。 そんな内容の映画。 原作を3年前に読んだ。たしか出版されたのはもっと前で、しばらく村山由佳の作品にはまっていた。『天使の卵』、『きみのためにできること』、『翼』、『全ての雲は銀の…』、『楽園のしっぽ』『晴れ時々猫背』『天使の梯子』『星々の船』と、読んでいた。主な理由は文章が好きだと感じたからだと思う。後読みやすいとも。しかしいつも読むときは感覚なのでたいした理由が挙げられない。きっと読んだ後いやな気分にならないからだろうか?とにかく理由が分からない。古典以外は意思を持って読んでいないから。 今回の映画、出演者は皆、役にぴったり来るいでたちだったのだけれども、(だいぶ内容を忘れていたことにも起因するが)時々台詞で違和感を感じるものが多かった。小説の言葉をそのまま日常に持ってくるとひどく違和感を感じる。その一つだろうか。夏姫の掘り下げが新たにされていた。確か書き下ろしたのではないだろうか?書店で見かけた気がする。 小西真奈美と沢尻エリカがきれいだった。 夏姫が手編みのセーターをプレゼントする場面で昔のことを思い出した。あれってすごい労力がいるんだよね。たぶん学生の恋というイベントに欠かせないアイテムなのかな?歩太の気持ちが分る気がした。そんな休日の午後。
2007/05/27
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翼氏のお友達がお気に入りの映画ということで借りてきて観ることにした。主な出演、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ。 サチエ(小林聡美)は北欧のフィンランドの町で日本食堂を開く。はじめはまったく流行らない。 物語は日本好きの青年、トンミが入ってきたところから動き出す。その関連でミドリという日本人女性と知り合い、徐々に客が来るようになり、またマサコという日本人ともひょんなきっかけで知り合いになり、二人は店を手伝うことになる。 外で睨んでいるおばさん、コーヒーの淹れ方を教えてくれたおじさん事件(?)を経て、店は徐々に広まり、繁盛するようになる。 そんな物語。 とにかく力の入ってなさ、脱力、そしてなんとも言えない間の取り方が面白い物語。 自分の中では荷物が間違えて搬送されたことから現れるおばさん、マサコさんが一番ウケた。とにかく彼女の周りだけ世界の進行が遅い。あれが普通なのだろうか?いるだけで笑える。 とにかくこまごまとしたエピソードが面白い。期待しないでみたが、面白い映画だった。原作の空気もこんな感じなのだろうか。 喜劇というにふさわしい映画だった。
2007/05/26
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テレビで偶然やっていたので観る事にした。 80分しか記憶が持たない数学者のお話。以前原作を読んだときにあらすじは書いたはずなので省略。 今回、映画を観て、観ないほうが良かったかな、という感じになった。小説というのは解釈の広い、ある程度までが読者の想像力に委ねられているものだ。映画とは表現形式も、その長所も違う。どちらがよいというつもりもない。 しかし自身の作り上げた物語の映像より映画があまりにかけ離れていて、違和感を感じたら、それは楽しめない。小説→映画という順で観ると必ずこの現象が起こる。 自分にとって小説で終わらせておくべきだったかもしれない。それは良くあること。でも原作が良かったら見たくなるのが性で、まあ、仕方ない。 だらだらと駄文を書き連ねてしまったが、映画は映像がきれいだった。でも自分の感じたメインテーマとまったく違う部分に重点が置かれ、ラストも若干形を変えていた。 自分にとってのメインテーマは愛智者の姿だった。以上。
2007/05/20
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この日はとにかく頭を使わない、笑えるものが見たいということで『デンジャラス・ビューティー2』を観た。1は観ていないけど、コメディならいいかなぁと思って。 内容は二週間前なのでだいぶ忘れた(笑)。前作で友達になったミス・アメリカが誘拐され、それを新たにコンビになったやんちゃものの黒人の女性、おかまのスタイリスト、頼りない警官という素敵な仲間とともに誘拐事件を解決してゆくというもの。 ドタバタの笑いが楽しかった。いやみな笑でないコメディ。胸大きいって言うことが美人の一つのステータスなんだね。そんなことに感心してました。
2007/05/19
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翼氏の以前よりのお勧めだった『JSA』を観た。 南北分断線の板門店を舞台にしたひとつの事件の物語。 北側の兵舎で銃殺事件が起こる。犯人は捕らえられた南の兵士。両者とも同様の陳述をしているが少しの食い違いがある。南北は中立国に調停を依頼し、韓国系スイス人である女性がその任にあたる。女性が調べてゆくうちに両者が真実を隠していることに気づく。その真実とは南北兵士2人それぞれ合計四人がふとしたきっかけで仲良くなってしまっていたこと。そこに偶然、北の上官がやってきてトラブル発生。銃口のにらみ合いとなり、結果北の上官と兵士一人を殺害してしまったというものだった。北の兵士の機転で事件の隠蔽が行われた。事件はうやむやにされてしまうが、結果としては罪の意識から南の両兵士は自殺してしまう。 事件を扱っている割には静かに物語が流れる。最初に内容が分かっているせいだろう。 南北問題、このテーマは現在進行形で50年前の由来を歴史としてしか知らない自分はどうこう言えない。まして当事者でもない。 でもこの映画は悲しい。同じ言語をしゃべり、分かり合おうと思えば分かり合える相手なのに、いがみ合わねばならない。それは悲しい。 中国某所に留学していたとき、南北両者の留学生がいた。彼らが話しているところは一度も観たことがない。偶然彼らが一緒のクラスになった話を日本人留学生から聞いた。クラスの雰囲気は険悪だといっていた。 ある無遠慮なおばちゃん中国人の教師があるトピックのとき、「あんたの国では飢え死にしている人たちがたくさんいるんでしょう?」と聞いたらしい。これは言ってはいけない一言だと思うが、この教師ならやりかねない。即座に北の一人の生徒がこう返したという。「われわれの国では誰一人飢え死にしている者などいない。全ての食料を平等に分け、平等に食しているからだ。我が国では誰一人飢え死になどしていない。」という調子の演説が始まったという。 自分は南の人としか話したことはなかった。北の人はいつも自分たちで固まっていたから、関わる機会がなかった。北の友達はいるともいえるし微妙だ。小さいときから仲のいい、沢山歴史小説などの小説の面白さを教えてくれた友達が在日朝鮮人であったことを最近になって知った。だからどうしたと思ってしまった。 どうしてそのように人の間を区切りたがるのか、別に非現実な平和主義を唱える気はないが、なぜ本来なら仲良くなれるべき人間が、そうやって区切られてしまうのだろう。 映画の話とかなりそれた。テーマは関連しているが。とにかく理で考えれば解決する問題が解決しないことが、世の中多すぎる。 この映画を観てそのようなことを思った。
2007/05/13
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「朝御飯ありがとう!!久々に元気な…に会えて良かったよ」朝、兄貴を送った後、メールが来た。帰宅報告。こういうところも几帳面でこういう几帳面さはいいと思う。 昨夜、兄から電話があり、会うことになる。品川で待ち合わせをし、兄の車でドライブ。築地の魚市場ですしをご馳走になり、せっかくだからとうちに泊まることになる。兄は内に対して強く、ほんとに遠慮がない。まさに歯に衣を着せぬ、という応酬。自分とはまったく正反対。今回もさまざま、「お前香水つけんの?」「え?つけないよ。」兄貴はおしゃれだ。自分は暗色系シンプルが趣味なのだが、兄貴は原色系派手を着る。この日、上は黒のジャケットだった(ただしブランド物!私は同じジャケットでもユニクロ)が、中はピンクのTシャツだった。 思えば兄貴は高校の頃から香水をつけていた。自分は剣道という悪臭とセットの部活をやっていたにもかかわらず、臭いは気にしなかった。理由は簡単、自分はアレルギー性鼻炎なので嗅覚が強くない。まあ、相手に不快を与えない程度はやっている。毎日風呂に入っているのだから。「つけたほうがいいんやない?」うーん。それならシャワーだけで済まさないほうがいいと思うのだが。部屋に来ての感想。「みんな、おれのモンばっかりや。」そう。大きい家具は全て兄貴のお下がり。カーテン、ソファーなど。自分は新しさなど求めないので。常に効率重視。使えればいい。布団を貸したときのこと、「お前の枕、加齢臭がする…。気をつけりぃね。知らぬまに出とうけんね。」俺は兄貴より年下なんだが…。まあ、枕はしっかり洗うようにしよう。自分は寝袋に。そんなこんなで朝を迎え、食事の用意。これが男性の常識なんだろう。まあ、客人なんだからというのもあるが、動かない。最近、翼氏と過ごすことが長かったのでそちらに慣れてしまったようだ。気をつけよう。客と翼氏は違うのだから。「お茶ないの?」「あ!ごめん。沸かし忘れた。水でいい?」「ミネラルウォーター?」「違うよ。」「じゃ、いいや。」独身男性は普通ミネラルウォーターを置いているものでしょうか?国外ならそうだと思うが…、だいぶ国際化されてきたのかな?こう書くと文句ばかりのようだが、楽しんでいる。都内を車で走るなんて新鮮だったし、築地で食事をしようとは思いもよらなかった。帰りは結果的に送ってもらったし。付かず離れずが一番いい関係。今の距離が一番。ありがとう、兄貴。
2007/05/12
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朝にエドゥからの誘いを受け、夜に飲むことに。最近、隣の市に住んでいるのでちょくちょく会うようになった。 連れて行ってくれた居酒屋は素晴らしかった。質、量とも大変満足。それを知っていたので誘いたかったらしい。ありがとう。 会社と言うものに組して一ヶ月、色々と思ったことを語り、彼がどのように考えているかを聞く。 人の粗はよく見える。特にまだ当事者に成りきれてない下っ端新人の立場からだと、こんな事言うのもあれだが、どうしてこんな単純な事に手間取っているんだろう、どうしてこんな簡単なミスを、このレベルで社会に通用するのか?そんな事を考えたりする。「『偉くなれ』っていう踊る大捜査線の言葉が分かる気がするよ。」彼はそう言った。下だとくだらない事に気を使わないといけない。気ままだが不自由だ。すべて真剣勝負で駆け引き無しに行けたらどれほどか楽な事だろう。その意味で共感だ。「いいねえ君らは楽で、て上から言われてさ、腹が立ったよ。」お互いがお互いを理解していないうちは力などあったものでないだろう。今はとにかく諸現象を無視して、与えられた事に全力を尽くそう。そこから見えてくるものがまたあるだろう。とにかく目の前の事に全力で。そんな事を考えた。
2007/05/05
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2と一緒に借りてきた。時間を置かずに見たほうが内容が分かりやすいから。 1の直前の過去、1のその後が交互に語られる。3部作の完結篇。 過去と現在の挿入の技法はかなりゴッドファーザーを意識しているように感じる。その他、なんだか技巧に懲りすぎている感じがする。1や2よりさらに難しいものにしなければならなかったのか、その辺は知らない。しかし3は最初、中文字幕で見たので何がなんだかさっぱりで、ストーリーの半分ぐらいしか理解できていなかったことに今回日本語字幕で見て気づいた。香港映画は広東語がメインだ。広東語は普通話(プートンフォア)とよばれる標準語(他にも國語、北京語などとも呼ばれる)とはかなり異なっていて聞き取れない。ある人がドイツ語とフランス語ぐらいの開きがあると言っていた。たとえば「ni hao」を広東語で言うと「ne hou」。広東語を勉強していないので正確に表記できない。標準語には4声と言われる成長があるのだが広東語の場合には6声+軽声2声で8声ある。R.M.W.ディクソン『言語の興亡』の中でははっきり違う言語だと述べている。しかしこの映画を見る限り香港人は標準語を聞いて理解できるらしい。その代わり逆は無理なようだ。大陸からやってきた人物が広東語で話している二人に対して、「おい、標準語(この場面では「國語(guoyu)」という言葉を用いていた)でしゃべってくれよ。」と言っていた。 香港人は聞くことはできるがしゃべるのは得意ではないらしい。彼らの標準語を聞いていると、多くの外国人が自分の中国語に対して自信が持てるようになる。しかし香港人の標準語習得速度は半端ではなく速い。 話が脱線した。とにかく3では標準語と広東語が混じって使われていて、そちらのほうに気を取られ、ストーリーを見失ってしまった。 「無間地獄」と言うのが表題の基になっている。たしかに人を殺したことで仕返しをされ、死ぬよりも狂いの世界の中で生き続けるほうが地獄と言えるし、輪廻を信じなくなった現代人には頷ける内容なのだろう。 あと最後の「運命は人を変えられるが、人は運命を変えることができない」という決め台詞には釈然としかねる。原作者の考えなのだろうか?自分は世界がもしそのようなら大変味気無いな、と感じた。諦感など受け入れられない。 話がかなりそれてしまったが、人物が描かれていて、しかも展開も凝っていて楽しめる映画だった。
2007/05/04
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前回、1を見て続きが見たくなって2を見ることに。 前作の10数年前から1でボスだったサムが如何にしてボスになったのか、など1で掘り下げられなかった部分を掘り下げてゆく作品。 この作品ではマフィアのボス・サム、警察側のリーダー・ウォンの二人の掘り下げが中心の感があった。 隣で見ていた翼氏が「構成がゴッドファーザーに似ている。」と言っていた。確かに。言われて初めて関連づけて考えてみると、似ている。しかし言われるまで考えなかった。舞台も違うし、出てくる人物像、お話の展開も違う。 似ている部分はマフィアと言うこと。あと、シーン構成。ゴッドファーザーで使われた構成をかなり踏襲していると言える部分がある。でも自分は別物として観ていた。 今回はサムの人間的部分、最初は普通の(?)忠実な中堅マフィアだったが運命と言われるような流れに絡められ、ボスになってしまったこと。本当は死のうと思ったがこうなってしまったことなどが出てくる。 いろいろな伏線が張られていて1でさりげなく登場していた人物が出てきたり、実はと言う部分が語られる。 前に見たときはかなり前作と時間を空けてみたのでわからない部分が多かったが、今回再度見返して理解できた部分があった。
2007/05/03
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学部時代の仲間で集まろうとの誘いを受けたので、仕事終わりに駆け付ける。行ってみると二人。意外に少ないことに少々拍子抜け。 二人とも同じ専攻の同期。二人ともクラブ活動に熱心な人間で、話したことも数えるぐらいしかない。 聞いた話で覚えているのは、過去のクラス内で起こった色恋の話の邂逅。実はこうだったというのを時効という名の下に明るみにしてゆくもの。でもまあ、たいしたものでもない。 一人の同級生の女性に片思いしている男性がいた。あまり話したことはないのだが、人づての噂では非常に好感の持てる爽やかな青年だったらしい。外見はもてるといえるようなものではなかったが、確かに雰囲気はそのようなものがあったと記憶している。 彼が好きになった同級生の娘は専攻の中でも可愛いという部類に属していた。こちらもあまり話したことがない。しかし何人かの私の友達が彼女のことを噂し、「あの子はかわいい。少し天然なところがある。」といっていたのを記憶している。 どうやら二人でいる雰囲気はかなりよかったようで、今回飲んだこの二人は彼に何度も告白するようにけし掛けたらしい。しかし彼は純で学部の間の4年間思い続けても告白はしなかった。「なんで告白せんかったの?」「わからんわ。彼の流儀なんやない?そういえばね、二人で一緒に旅行したことがあるけど、やっぱりそのときも何もなかったらしいんよ。」「彼女、かなり鈍感だったからね~。」「そうなんだ。」二人とも同時期に別の場所に留学していた。しかしちょうど夏休みで旅行先が一緒だった。連絡は頻繁に取り合っていたようで、現地で会って一緒に旅することに。 当時はまだ海外で携帯を購入して持つような時でなかったから、会うのに大変な苦労をしたことだろう。事実そうだったらしい。しかし何とか出会って一緒に旅をした。 普通ならここが恋の始まりというのが、常識な気がするのだが、男性が純情、女性が天然(鈍感)だったこともあり、何も起こらずただ旅をしてさようなら。信じがたい話だが事実であるらしい。 最後の締めくくりとして彼がそのとき一緒にとった写真を今でも大切に取っていて飾っているということを、自身の理想の色恋沙汰を語るときに女性がする表情で一人が語ってくれた。 実際の二人はそんな噂通りの一筋にいったとは私は思えない。噂はいつも表層だけを舐めてゆくから。その底にあるものを省略する。 彼のほうはさまざまな葛藤があったことは少なくとも想像ができる。女性のほうは分からない。本当に話したことがなかったから。 この日、二人に会ってこのようなことを話して過ごした。
2007/05/02
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